とにかく映画が好きなんです

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています



私がかつてコレクションしていた映画パンフレットをメルカリで販売することになりました。

日々「メルカリ」に出品した商品をツイッターで紹介しているのですが、こちらにも掲載していきます。

「ハリウッド大作映画」「ミニシアター系映画」「日本映画」の3ジャンルに分けてご紹介します。
(そのうち、それに当てはまらない作品が出てくるかも)

このページは「ハリウッド大作映画」のページです。

どのパンフレットも直射日光の当たらない部屋で保存していましたので、色落ちなどはしておりません。

このパンフレット欲しかった!という方はメルカリの販売ページよりご購入ください。
(掲載しているツイッターのコメントの中に販売ページへのリンクが記載されています。)



映画パンフレット販売 ハリウッド大作映画編


現在販売中のパンフレット

 フィラデルフィア / メンインブラック / ハムナプトラ 失われた砂漠の都 / パーフェクト・ワールド

シン・レッド・ライン / シックス・センス / エンド・オブ・デイズ / NEW エビータ

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フィラデルフィア


1993年日本公開作品。 アメリカ映画

サイズ:A4版

監督:ジョナサン・デミ

出演:トム・ハンクスデンゼル・ワシントンアントニオ・バンデラス

先日亡くなられたジョナサン・デミ監督作品。

エイズにかかってしまった男性の苦悩を描いています。

トム・ハンクスがアカデミー賞主演男優賞を受賞しています。

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メン・イン・ブラック


1997年日本公開作品。

サイズ:A4版

監督:バリー・ソネンフェルド

出演:ウィル・スミストミー・リー・ジョーンズ
このパンフレットは、メルカリ出品第一号商品です。

若かりしウィル・スミス(笑)が懐かしい映画ですね。

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ハムナプトラ 失われた砂漠の都


1999年日本公開作品。

サイズ:A4版

監督:スティーブン・ソマーズ

出演:ブレンダン・フレイザー、レイチェル・ワイズ
ブレンダン・フレイザーは元気にしてるかなぁ…。

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パーフェクト・ワールド


1993年日本公開作品。

サイズ:A4版

監督:クリント・イーストウッド

出演:ケビン・コスナーローラ・ダーン
裏表紙に折れがある商品です。
詳しくは ↑ のメルカリページでご確認ください。

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シン・レッド・ライン


1998年日本公開作品。

サイズ:A4版

監督:テレンス・マリック

出演:ショーン・ペンジム・カヴィーゼルベン・チャップリンエイドリアン・ブロディジョージ・クルーニジョン・キューザックウディ・ハレルソン


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シックス・センス


1999年日本公開作品。

サイズ:A4版

監督:M・ナイト・シャマラン

出演:ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント、トニ・コレット
ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント来日時のインタビューが掲載されています。


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エンド・オブ・デイズ


1999年日本公開作品。

サイズ:A4版

監督:ピーター・ハイアムズ

出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、ガブリエル・バーン、ロビン・タニー


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エビータ


1999年日本公開作品。

サイズ:A4版

監督:アラン・パーカー

出演:マドンナ、アントニオ・バンデラス、ジョナサン・プライス


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ウィノナ・ライダー主演の海外ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」<シーズン1>第6話『怪物』をNetflixで観た。

ゲートをくぐり異次元に入ってしまったナンシーは鹿を食べる怪物を見てしまう。

そこから無事、逃げ出すことができるが、それがバーバラを探す手がかりとなる。

011(イレブン)は「異次元とのゲートを開けたのは私」だと告白する…。

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」予告編 動画

(原題:Stranger Things)




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〇「ストレンジャー・シングス 未知の世界」<シーズン1>第4章 観ました!!

感想はこちらから →海外ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」<シーズン1>第4章『遺体』国家機密レベルで隠さなければならない「何か」とは?ウィノナ・ライダー主演【感想】

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キャスト&スタッフ


出演者

ウィノナ・ライダー
…(「ブラック・スワン」、「スター・トレック」、「シザーハンズ」など)

〇デヴィッド・ハーバー

マシュー・モディーン
…(「バーディ」など)

監督・脚本・製作

〇ザ・ダファー・ブラザーズ


製作総指揮
ショーン・レヴィ
…(「あなたを見送る7日間」、「ナイト・ミュージアム」、「ナイト・ミュージアム2」、「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」、「インターンシップ」など)


2016年制作 アメリカ 海外ドラマ

ストレンジャー・シングス


感想(ネタバレあり)


怪物が住む異次元とこの世をつないだのは011だった!?

さて、シーズン1もこの第6章を含めて、あと3エピソードになったところで、ちょっと分かってきた事実がある。

ウィルを奪ったのは、私たちの世界の裏側にある異次元の世界かもしれないということ。

その異次元の世界には、私たちの世界の物を食べる怪物が住んでいるということ。

実際に、今回は怪物が鹿を食べている姿をナンシーが目撃している。

どうやらウィルはその怪物から見つからないように、どこかに身を潜めているらしい。

そして、011(イレブン)は怪物を見つけることができる才能を持っており、怪物がこの世と行き来できるきっかけを作ってしまった可能性がある。

011(イレブン)は、母親がホーキンス研究所で実験に参加している時に身ごもった子供らしい。

011(イレブン)はブレナー博士を「パパ」と呼んでいるが、本当にブレナー博士の子供なのかは不明。

ブレナー博士は011(イレブン)の居所に気付いてしまったようだが、彼女は連れ戻されてしまうのか…。


ストレンジャー・シングス1-6-1

深夜、怪物の狩りの時間が救出のチャンス!?

ここまでくると、やっぱり011(イレブン)はX-MENにしか見えなくなってきた(笑)

ウィルが助けられるかどうかというのは、今回のナンシーの脱出劇にヒントが隠されているように思う。

ナンシーも言っていたけれども、怪物はこの世で狩りをする時に、深夜ゲートを開けてこの世にやって来る。

そのゲートが開いた瞬間にウィルとバーバラを助け出すことができるのではないかと思う。

しかし、ウィルはお母さんとコンタクトをしたので、ついこの間まで生きていたことが分かっているけど、バーバラについては不明。

もしかしたら、もう餌になってしまった可能性だってある。

うーーーん。じれったい(笑)

そして、そのゲートを開ける時に011(イレブン)の力が必要なんじゃないかと思う。

例えば、011(イレブン)が怪物の気をそらしている間にウィルとバーバラを救出するとか。

そんなことができるんじゃないかと思ったり。

それはやっぱり「X-MEN」の見過ぎなんだろうか…(笑)

このドラマの良いところは、これまでまだ誰も死んでないところなんだよね。

だから安心して楽しんでいられるんだから、最後までお願いしますよ…(笑)

残り2話かぁ…。どうなるんだろう…。


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フランス映画祭2017で上映されていた「夜明けの祈り」を観た。

1945年 第二次世界大戦が終結した年のポーランドの田舎町にある修道院で起きた実話の映画化。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

これまで語られることのなかった戦争の犠牲者たちの衝撃の事実に胸が締め付けられた。

あまりにも酷い話で唖然としてしまうけれども、主人公のマチルド医師が希望と光となったことがせめてもの救いだった。

「夜明けの祈り」予告編 動画

(原題:LES INNOCENTES / 英題:THE INNOCENTS)





キャスト&スタッフ


出演者

ルー・ドゥ・ラージュ
…(「世界にひとつの金メダル」など)

〇アガタ・ブゼク

〇アガタ・クレシャ

〇ヴァンサン・マケーニュ

監督

〇アンヌ・フォンティーヌ


2016年制作 フランス・ポーランド合作映画

夜明けの祈り

あらすじ


1945年、第二次大戦が終結した年のポーランド。

医師のマチルド(ルー・ドゥ・ラージュ)は赤十字の施設で負傷兵を治療する仕事に従事していた。

ある時、そんなマチルドの元を1人のポーランドの修道女が訪ね、彼女の修道院に病人がいるから来て欲しいと言われる。

始めは断っていたマチルドだったが、寒い雪、マチルドを待ち続ける修道女の熱意に押され、その修道院を訪ねてみると、出産間際になって苦しんでいた修道女がいた。

その修道女は帝王切開で救うことができたが、その修道院には彼女だけではなく、他にも出産を控えた修道女たちがいることに気付く…。

夜明けの祈り5


感想(ネタバレあり)


第二次大戦が終結した年、ポーランドで起きた実話の映画化


この映画で描かれるのは、これまで描かれなかった戦争の犠牲者たち。

1945年 第二次大戦が終結した年のポーランドではドイツ軍が撤退し、ソ連軍が占領していた。

山奥にある田舎町の修道院で慎ましく暮らしていた修道女たちは、進軍してきたソ連兵により連日暴行され、その結果、多くの修道女たちが妊娠してしまう。

赤十字によってフランスからポーランドへ派遣された医師のマチルドが、その修道院で暮らす修道女から助けて欲しいと言われ、その痛ましい現実を知ることとなる。

彼女はそのことを日誌に記して残していたものが、最近になって発見され、映画化されたのだという。

これは明らかにソ連兵による集団レイプ事件であり、もっと早く明るみになって加害者は罰せられるべき出来事だった。

しかし、第二次大戦後にポーランドがソ連の大きな傘に下に入ってしまった歴史を考えると、表ざたになるはずもなく。

泣き寝入りするしかなかった彼女たちを思うと、無念でしかない。

そんな悲惨で絶望的な気持ちになる出来事の中で、当時はフランスでも数が少なかったという女性医師のマチルドが彼女たちの近くにいたことが奇跡であり、修道女たちにとって唯一の希望となった。

この映画は、そんな修道女たちと医師マチルドの心の交流の物語である。


夜明けの祈り4

修道院を存続させるために行った院長の悲しい決断


この事実が表に出てこなかった理由は他にもある。

そもそも、修道女は神にその身を捧げ、貧しい人たちのために祈り続けて暮らしている人たちである。

そんな彼女たちが「妊娠する」などあってはなならないことであり、レイプされたなんてことは恥ずかしいことであると考えられた。

そのため、院長は「もしも、その事実が世間に知られたら、修道院が閉鎖されてしまう」と恐れるようになる。

助産婦を呼べば世間に知られてしまうし、どうしたらいいのか分からないまま、出産の時を迎えてしまった。

マチルドは「フランス人で赤十字の人間だから」修道院に入ることができたのだ。

そんなマチルドでも、「夜明けに行われる祈りの時間は、みんなが出払っているので、お祈りが始まったらこっそりと入ってきてください」と言われていた。

さらに、生まれた子供は院長が「親戚の家に届けます」と言っていたが、実際には、院長が山中に遺棄していた。

しかし、院長はその子供が憎くて、殺したかったわけではない。

あくまでも、修道院を存続させるために、そうした方が良いと考えたのだ。

良かれと思ってした行動だった。

恐らく、院長自身もこの事件に大きく傷つき、混乱していたのではと思われる。

悪いのは院長ではなく、こんな事態を引き起こしたソ連兵たちなのだ。



夜明けの祈り3

暗闇に覆われた修道女に差し込む希望の光となった医師マチルド


このどうにもならない出来事の中に、希望の光を与えるのはフランス人で女医のマチルドである。

マチルドが外国人であること、赤十字の医師であることが、修道女たちを安心させ、院長も渋々認めざるを得ない存在になった。

もしかしたら、神が窮地に立たされた修道院を見て、マチルドを遣わしたのではないか。

毎朝決まった時間に神に祈りを捧げ、慎ましやかに暮らしている彼女たちを襲う恐怖の出来事。

しかし、彼女たちは「信仰と居場所を守りたい」がゆえに、外の人々に助けを求めることができない。

そんな状況を見兼ねた神様が、マチルドという医師を彼女たちに遣わしたのではないか。

実際、彼女が修道院を訪ねてから多くの命を救い、修道女たちの心の拠り所となる。

もしも、マチルドがいなかったら、彼女たちはどうなっていたのだろうか、想像もつかない。

出産に失敗していたかもしれないし、生まれて間もなく殺されてしまったかもしれない。

彼女たちが生まれた子供たちを慈しむ姿は、マチルドがいたからこそだと思った。

そんな当たり前のことも許されないような厳しい生活環境。

妊娠した状況はどうあれ、生まれた子供に罪はない。

マチルドはただ子供の出産に立ち会っただけでなく、彼女たちの精神面でもこの修道院にもたらした功績は大きい。

夜明けの祈り2

現在も世界のどこかで起きている蛮行


残念ながら、この修道院で起きたような出来事は、現在も世界中の戦争や紛争が起きている地帯で起きている。

この映画の上映会の後、監督と主演女優によるティーチインがあった。

そこでも、監督がそのことに言及していた。

「知って欲しいのは、この映画の中で起きているような事件が、現在も戦場や紛争地帯で起きているということです」

と監督は言っていた。

慎ましく、真面目に生きている人たちに、こんな悲しい出来事が襲いかかり、加害者は罪の意識もなく日常を生きているという不条理。

どうしたら、そのような蛮行をなくすことができるのか。

どうしたら、世界中の人々の意識を変えていくことができるのか。

こういう事件は中々表に出にくい性質のものだけれども、こうして映画などのメディアで何度も繰り返し描き、拡散していくことで、少しずつでも意識が改善できるものだと思いたい。



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「ムビチケ」ってご存じですか??

ネットで買えて、座席指定もできる前売り券。

その「ムビチケ」が、最近、Amazonでが買えることを知った。

しかし!その使い方がよくわからない><

そこで!その「ムビチケ」の使い方を調べてみた。

「ムビチケ」の使い方と、現在発売中の映画一覧



1.チケットを購入する


Amazonの「ムビチケ」特集ページ で「ムビチケ」を購入

・「ムビチケ購入番号」「ムビチケ暗証番号」が書かれたメールがAmazonから届く。

2.座席予約をする


<ネットで座席予約をする場合>

・「ムビチケ」公式サイトにあるムビチケ対応劇場から、自分が行きたい映画館を選ぶ。

「ムビチケ」対応劇場。全国一覧

・映画を見たい日時と、座席を指定して予約する。

・予約番号が発行される。


<劇場で座席指定する場合>

・Amazonから届いたメールにかかれている「ムビチケ購入番号」「ムビチケ暗証番号」を使って、劇場で直接座席指定をすることもできる。


3.当日劇場へ


・あとは発券するだけ。
(ネットで座席予約をした場合は、その時の予約番号が必要。)



以上。

かんたーーん。らくちーーーん。

なんて、素晴らしいんだ~。これで交通費分が浮くわ~\(^▽^)/

と思い、私が日頃使っている劇場(シネコン)を調べたら、対象外だった… (ーー;)おぃ…

頼むよ。仲間に入れてくれよ。

いつも行っている映画館の周辺に、ムビチケ対象の映画館もあるので、映画によってはムビチケ使って、映画館を変えようかなぁと考え中…。


それでは、現在「ムビチケ」発売中の映画はこちら
▼ ▼ ▼

4.現在「ムビチケ」発売中の映画一覧

6月30日公開


『兄に愛されすぎて困ってます』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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¥1,400から
(2017/4/3 15:41時点)



7月1日公開


『それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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(2017/4/18 23:43時点)



『それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!』映画前売券(小人券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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(2017/4/18 23:44時点)



『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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(2017/6/6 23:58時点)



7月7日公開


『ジョン・ウィック:チャプター2』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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(2017/4/25 10:32時点)



7月8日公開


『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章- 第3章「やくそく」』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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(2017/6/20 20:07時点)



『ライフ』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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7月14日公開


『銀魂』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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7月15日公開


『カーズ/クロスロード』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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『カーズ/クロスロード』映画前売券(小人券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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『パワーレンジャー』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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7月21日公開


『怪盗グルーのミニオン大脱走』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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『怪盗グルーのミニオン大脱走』映画前売券(小人券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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7月22日公開


『劇場版 お前はまだグンマを知らない』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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『心が叫びたがってるんだ。』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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7月28日公開


『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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7月29日公開


『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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8月4日公開


『トランスフォーマー/最後の騎士王』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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8月11日公開


『スパイダーマン:ホームカミング』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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8月12日公開


『フェリシーと夢のトウシューズ』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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『フェリシーと夢のトウシューズ』映画前売券(小人券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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8月19日公開


『ダイバージェント FINAL』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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8月25日公開


『ワンダーウーマン』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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9月9日公開


『散歩する侵略者』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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9月15日公開


『エイリアン:コヴェナント』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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9月公開


『スキップ・トレース』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

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以上が、現在発売中の映画一覧。


いいねぇ。これ。

個人的に映画カレンダーとして、すごく便利(笑)

こういうの欲しかったんだ。

観たい映画いつからだっけ??

って時に、チェックしよう!!

それにしても、観たい映画がいっぱい\(^▽^)/

タイトルにリンクがはってある作品は、私がその作品について書いていて、予告編なども載っているので、是非、ご参考に。



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Netflixオリジナル映画「オクジャ okja」を試写会で観た。

スーパーピッグのオクジャと飼い主ミジャの冒険物語。


満足度 評価】:★★★★★

最後の方は泣きっぱなし。

「嫌だ、お願いだからオクジャをミジャの元に返してあげて!!」と願いながら、引き裂かれてしまう巨大動物ミジャとオクジャの愛情に完全に感情移入していた。

自分たちの食欲のために、多くの動物を犠牲にしている人間はつくづく傲慢だなと思うけど、その反面、食べることが大好きな自分もいて、じゃぁ、動物のために肉食を辞めることできるのかと言われれば、それもできず、なんとも言えない気持ちになる映画だった。

その「なんとも言えない気持ち」で今の飽食の時代をどう見るのか。

私たちは本当に贅沢すぎる生活をしていないのか…。なかなか身につまされる作品だった。

「オクジャ okja」予告編 動画

(原題:okja)





キャスト&スタッフ


出演者

ティルダ・スウィントン
…(「ドクター・ストレンジ」、「ヘイル・シーザー!」、「フィクサー」、「コンスタンティン」など)

ポール・ダノ
…(「グランド・フィナーレ」など)

〇アン・ソヒョン

〇リリー・コリンズ

ユン・ジェムン
…(「少女は悪魔を待ちわびて」、「海にかかる霧」、「ブーメランファミリー」、「私は公務員だ」など)

〇ピョン・ヒボン

〇チェ・ウシク

ジャンカルロ・エスポジート
…(「ポーカーナイト 監禁脱出」など)

ジェイク・ギレンホール
…(「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」、「プリズナーズ」、「エヴェレスト3D」、「ミッション:8ミニッツ」、「サウスポー」、「ムーンライト・マイル」、「遠い空の向こうに」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」、「ブロークバック・マウンテン」)

監督

〇ポン・ジュノ

製作総指揮

ブラッド・ピット
…(<出演>「マネー・ショート」、「フューリー」、「ワールド・ウォー・z」、「イングロリアス・バスターズ」、<製作総指揮>「ムーンライト」など)


2017年制作 アメリカ、韓国合作映画

オクジャokja

あらすじ


韓国の山奥でひっそりと暮らしていたミジャ(アン・ソヒョン)とスーパーピッグのオクジャ。

しかし、ある時ルーシー・ミランド(ティルダ・スウィントン)が経営するミランド・コーポレーションがオクジャをNYへ連れ去ってしまう。

スーパーピッグはミランド社がより安く、より美味しい食肉を消費者に提供するために遺伝子組み換えをして作り出された動物だった。

世界中の農場で育てられたスーパーピッグの中でも、最も理想的な成長をしたオクジャをアメリカで「世界一のスーパーピッグ」として表彰し、宣伝に利用しようと思ったためだった。

幼い時からオクジャと共に姉妹のように過ごしてきたミジャは、オクジャを取り戻すためにNYへと向かうのだが…。


オクジャokja2

感想(ネタバレあり)


より安くておいしい肉を追及して生まれたスーパーピッグ


この映画の見どころは、スーパーピッグの「オクジャ」と家族のように暮らす飼い主の少女ミジャの胸が締め付けられる愛情物語である。

巨大動物?スーパーピッグ??と言われると、イマイチ、ピンと来ないかもしれないが、共に姉妹のように育ったペットと少女の関係のようなものだと考えると分かりやすい。

毎日共に遊び、助け合いながら育ち、言葉を交わさなくても分かり合える。

そんな彼らの観ているだけで心が温まるような愛情関係が、人間の強欲によって引き離されてしまう。

そこから、私たちは人間の愚かさや、自己中心的な生き方を教えられるのである。

それでは、そのスーパーピッグとは一体何なのか??

その名の通り、「ただの大きな豚」である。

アメリカの大手食肉製造会社のミランダ社が「より安く、より安全でおいしい食肉を、より多くの人に提供するため」に遺伝子組み換えして製造した豚である。

しかし、「遺伝子組み換え」と言うと消費者が寄り付かないので、表向きは南米のチリで発見された「奇跡の豚」だということにしている。

遺伝子組み換えによって生まれたスーパーピッグは世界26か国の農場で飼育され、最も優秀な豚は10年後にアメリカの本社で表彰されることになっていた。

そして、スーパービッグ誕生から10年後、その「最も優秀な豚」にオクジャが選ばれ、NYへと連れて行かれることになってしまった。

国産牛で例えるなら、最も優秀な松坂牛が品評会で表彰されるようなものか。

店先に「〇〇の品評会で優秀賞をもらいました」と賞状が飾られ、それが店の宣伝になるように、オクジャはミランダ社にとっての「看板豚」だったのだ。


オクジャokja3


人間にとって豚はただの家畜なのか、それとも家族なのか


オクジャはミジャにとっては家族でも、ミジャの保護者であるおじいちゃんにとっては、初めから売り飛ばすための家畜だった。

そのことをミジャに隠していたから、話がこじれてしまう。

ミジャは大切な妹を悪者たちに奪われたと思い、おじいちゃんお制止を振り切り、オクジャ奪還のために行動を開始する。

おじいちゃんからすれば、ミジャがペットの豚のためにそこまでするとは思わず、「ソウルに連れて行かれた」と言えば諦めると思ったのだ。

ところが、ミジャは決して諦めなかった。

このミジャの意思の強さは、この映画の魅力の1つである。

ミジャの目の前にあるのが強化ガラスだろうと、言葉の通じないアメリカだろうと、電流の通った有刺鉄線だろうと、その向こう側にオクジャがいるのであれば、そんなものが彼女を止めることはできない。

何があってもオクジャを韓国の家に連れて帰る。

その目的に向かって猪突猛進な彼女の姿に心が打たれる。

彼らの間にある愛情は、男女の愛情や、親子の愛情を超えるかもしれないと思えるぐらい、強い絆で結ばれていた。


オクジャokja4

企業 VS 動物愛護団体 「食肉」を巡る消費者不在の争い


しかし、ミジャは所詮子供だ。

結局、彼らは利益優先を促進しようとする食肉産業の思惑と、それを阻止しようとする動物愛護団体との争いに巻き込まれていく。

それはオクジャとミジャには何の関係もないにも関わらずだ。

彼らは共に暮らしたいだけで、家畜になった気もなければ、動物愛護を訴えるつもりもない。

ただただ、見事に「大人の事情」に踊らされていく。

さらには、食肉産業と動物愛護団体の戦いには、肝心の「消費者」が不在である。

食肉産業は会社の利益ばかりを重視し、消費者は「安ければ何でも買う」と言って見下している。

動物愛護団体は「どんな動物も殺してはいけない」という自分のエゴを貫き通し、食肉を必要としている多くの消費者を無視している。

消費者は遺伝子組み換えを望んではいないが、できれば安くて美味しい食肉を食べたいのだ。

オクジャとミジャは、その狭間で見事に翻弄されていたのだ。

オクジャというスーパーピッグは本来、誰のために作られたものだったのか。

消費者のためでもなく、ましてや貧しい人たちのためでもない。

ただ、自分たちの利益のために作られたクリーチャーだったのだ。


オクジャokja5

それが傲慢だと分かっていながらも自分の中でモヤモヤする矛盾


そんな薄汚い人間の愚かな争いの中で翻弄されるオクジャとミジャの純愛から、私たちは人間の傲慢さや自己中心的なものの考え方を教えられたように思う。

しかし、そこで自己矛盾が生まれる。

例えば、焼き肉を食べに行った時に、高級なカルビと安いサムギョプサルがあったら、迷わず安いサムギョプサルをたくさん注文してお腹を満たしていないだろうか。

ちょっと生活費が大変な時は、安いハンバーガーで済ませる時だってあるのではないか。

その私たちの「安い物嗜好」が、食肉産業の「より安くて、美味しい食肉の開発」につながっていく。

その中で、オクジャのような被害者が生まれるのである。

オクジャとミジャの愛情に涙を流し、「お願いだから引き離さないでくれ」と言ったところで、その責任の一端は自分自身にある。

このなんとも言えない皮肉さが、この映画のすごいところである。

「オクジャを助けてくれと言うなら、明日から豚肉を食べるな」と言われたら、私だったら「ごめんなさい」と言ってしまいそうだ。

だから、私たちにできることは、「より安い物をお腹いっぱい食べる」ことではなく、なるべくなら、より体に良い食べ物を適度に選ぶことなのだ。

うーーん。すごく難しい。

しかし、そう意識をしていかないと、いつか本当にオクジャのような犠牲がでるかも(いや、もう既にどこかでそんな犠牲が出ているかも)しれない。



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キム・ミニ主演、パク・チャヌク監督の韓国映画「お嬢さん」を試写会で観た。

日本統治下の朝鮮で、ある詐欺師が富豪の日本人令嬢をたぶらかして結婚し、財産を奪い取るという計画を立てる。

その計画に乗った1人の孤児が、令嬢の侍女としてお屋敷に入り込んだのだが…。


満足度 評価】:★★★★☆(4.5)

変態たちが集う豪邸を舞台にした痛快なエンターテインメント作品だった。

その変態も見せかけの表面的なものであり、その裏側では抑圧された世界に閉じ込められた女性たちがうめき声をあげていた。

エロティックな女たちにドキドキし、滑稽な男たちに笑い、先の読めない展開に何度もダマされた。

そして最後には、檻を飛び出した彼女たちの幸せな開放感に溢れていた。


「お嬢さん」予告編 動画

(原題:아가씨)




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キャスト&スタッフ


出演者

〇キム・ミニ

〇キム・テリ

ハ・ジョンウ
…(「トンネル 闇に鎖(とざ)された男」、「群盗」、「テロ、ライブ」、「ラブ・フィクション」、「ベルリンファイル」、「チェイサー」など)

チョ・ジヌン
…(「悪魔の倫理学」、「最後まで行く」など)

ムン・ソリ
…(「悪魔の倫理学」、「ザ・スパイ シークレットライズ」、「オアシス」など)

キム・ヘスク
…(「トンネル 闇に鎖(とざ)された男」、「ソウォン/願い」、「カンチョリ オカンがくれた明日」など)

監督・脚本

〇パク・チャヌク
…(「JSA」、「オールド・ボーイ」、「親切なクムジャさん」など)

原作

〇サラ・ウォーターズ著・「荊の城」


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お嬢さん


あらすじ


日本統治下にあった1930年代の朝鮮。

孤児で詐欺師一家に育てられたスッキ(キム・テリ)は、藤原伯爵を名乗る詐欺師(ハ・ジョンウ)と手を組み、日本人の令嬢・秀子(キム・ミニ)から莫大な財産を奪う計画を立てる。

そこでスッキは、秀子が叔父、上月(チョ・ジヌン)と共に暮らす豪邸で秀子の侍女として住み込み、伯爵は秀子をそそのかし、ゆくゆくは秀子と結婚し、日本へ連れて行ってから財産を奪った後、精神病院に入れてしまう計画だったのだが…。



お嬢さん2



感想(ネタバレあり)


なぜ、昭和初期の日本が舞台だったのか


映画の舞台は1930年代、昭和初期の日本。

朝鮮の人里離れた豪邸に富豪たちが集まり、夜な夜な朗読会が開かれる。

ここで読まれるのは普通の小説ではない。

エロティックな描写が満載の官能小説だ。

それを一家の令嬢・秀子に読ませ、男たちはジッと聞いている…。

まさに、官能小説フェチな変態のための朗読会だ。

私はその変態ぶりを観て、この当時に活躍した日本を代表する小説家、谷崎潤一郎や江戸川乱歩を思い出した。

彼らの世界観が、この映画にはふんだんに溢れて出ている。

みずみずしい桃に「ぶしゅっーー」っと音を立てながらかぶりつく伯爵、地下室でうごめく大ダコ、秀子の口に指を入れ出し入れさせながら歯を磨くスッキ。

その全てのエロティシズムが、谷崎潤一郎であり、江戸川乱歩の世界観を感じさせていた。

彼らの世界観を表現するために、時代背景を彼らの活躍した昭和初期にし、わざわざ日本語のセリフを多用したのではと思う。

谷崎潤一郎や江戸川乱歩の香りに導かれながら、ここにはめくるめく変態の世界が広がっている。

この映画は、世界各国の映画祭や映画賞で非常に高い評価を得ている作品ではあるけど、もしかしたら、日本人が最もこの世界観を受け入れやすい国民なのかもしれない。



お嬢さん5


観客をダマすための三部構成


この映画は、人をダマすための三部作で構成されている。

第一部は、「お嬢さん」の侍女になったスッキの視点から描かれ、「えっ??この先どうなるの??」というところで終了している。

そこで、第二部は、その続きから新たな世界が展開されるんだろうな…と期待する。

ところが、その期待はあっさりと裏切られる。

第二部が始まったところで、物語は、また最初に戻る。

第二部はお嬢さんからの視点で、物語の裏側が描かれる。

また、同じことの繰り返しかと思いきや、この映画は、この第二部が異常に面白い。

第一部は前菜でしかなく、第二部がお腹いっぱいのメインディッシュだった。

全ての事柄には裏があったのだ。

豪邸という家に閉じ込められ、夜な夜な変態な伯爵たちのために読書をしていた「お嬢さん」。

「お嬢さん」は、そんな変態の館を出たいと思っていた。

そこへ現れた救いの天使「スッキ」と、良いカモの「藤原伯爵」。

彼らのおかげでお嬢さんに脱出のチャンスが巡ってきた。

これは、「お嬢さん」の性奴隷からの解放を描いていたのだ。

そしてついに、お嬢さんがスッキの手を握り初めて家の敷居を越えた時、彼女の顔に現れた満面の笑みが何よりも印象的だった。

それだけでは終わらない。

第三部では、「お嬢さん」が叔父様と伯爵への復讐が描かれる。

ただ脱出するだけではなく、最後には落とし前をキチンとつけている。

第一部で始まった物語が、第二部で全部覆され、「あ~騙された」と思っていると、第三部でこれまで恵まれなかった彼女たちに幸せが訪れた。

この三部までの構成が、全く想像がつかなくて、先の読めない展開に最初から最後までドキドキしっぱなしの映画だった。

お嬢さん4


虐げられて育った女性たちの復讐の物語


さっきもちょっと書いたけど、この三部作を通して思ったのは、「抑圧された女性たちの解放」だった。

常にエロティックな描写がある本の朗読を強制させられる秀子。

彼女は、官能小説フェチたちの性奴隷だった。

そして、孤児であり、幼い頃から人をダマすことを教えられて育ったスッキ。

詐欺師たちの道具のように扱われていた彼女も、まるで奴隷のような生活を送っていた。

そんな彼女たちが出会い、愛し合い、男たちをダマす計画を立てる。

力で戦ったら負けてしまう彼女たちは、色気で勝負する。

ここでは、【秀子版】「うまい男の落とし方」が描かれる。

キスをする、触らせる、伯爵の前で裸になる。

でも、最後まではいかせない。

そこは徹底的にじらす。じらす。じらす。

とことんじらした末、伯爵が自分に夢中になった瞬間が、復讐の機が熟した時。

そこから全てが急展開する。

あの口移しのワインのシーンは、ドキドキしっぱなしだった。

韓国にしろ、日本にしろ、女性の地位がまだまだ低く、家庭にしばられ、自由な生活を送れない女性たちがまだまだたくさんいる。

そんな女性たちへのメッセージのような映画だった。

どんな状況下であっても、勇気を持って自分の喜びを追及すれば、超えられない壁はない。

その向こうには、誰にも邪魔できない幸せがある。

だからこそ、抑圧された世界から立ち上がれ!

そんなポジティブなメッセージを感じた作品だった。

いや~すごい映画だった。


お嬢さん3

女性たちを解放したいと思ったのは、パク・チャヌク自身なのか


監督は「オード・ボーイ」のパク・チャヌク。

常に唯一無二の存在であり、誰にも真似できない世界観を持っている。

インタビュー記事を読んだところでは、パク・チャヌクは、原作「荊の城」を読んだ時に侍女がお嬢さんの歯を磨く場面を読んで映像化したい!と思ったそう。

ところが、この映画「お嬢さん」と「荊の城」では、ラストが違うのだという。

この「お嬢さん」では、パク・チャヌク監督自身が「こうなったらいいなぁ」という願望を込めてラストを書いたらしい。

だから、完全な原作というよりも、インスパイアされたと言った方が近いらしい。

なる程、虐げられて育った女性たちが解放されたら良いなぁと思っていたのは、パク・チャヌク自身だったのか。

そんなことを言われたら、「荊の城」のラストが気になり、原作が読みたくなってしまった。

そして、これまでパク・チャヌクといったら、痛いとか、グロいというイメージが先行していた。

(もちろん、「オールド・ボーイ」のせいだけど…)

それが今回は、そのイメージを払拭し(多少痛いシーンはあるけれど)、痛快で、爽快な作品に仕上がっていたのが、パク・チャヌクの新しい魅力かと思った。

これまでの「暗」のイメージが一転して「明」に変わったぐらい、ガラリと変わった世界を観た気分になった。

となると、この「お嬢さん」を経たパク・チャヌクが次に見せてくれるのは、どんな世界のなのか…。

次回作が、早く観たくなってきた…。


原作本「荊(いばら)の城」上

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チョン・ウソン主演の韓国映画「アシュラ」を試写会で観た。

汚職にまみれた市長と、それに飼われている悪徳刑事。市長を引きずり下ろしたい検事。

彼らの闘いを描く。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

豪華な俳優陣の演技は、文句なしに面白かった。

しかし、あまりにも暴力シーンが多すぎて、途中でうんざりしちゃた作品。

最初から最後まで、悪しか出てこないという設定も残念だった。

悪の中にも一筋の善があれば良かったのに…と思う。


「アシュラ」予告編 動画

(原題:아수라(阿修羅))




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チョン・ウソン X キム・ソンス「MUSA 武士」

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キャスト&スタッフ


出演者

チョン・ウソン
…(「監視者たち」、「グッド・バッド・ウィアード」など)

ファン・ジョンミン
…(「哭声/コクソン」、「国際市場で逢いましょう」、「ベテラン」、「甘い人生」、「ユア・マイ・サンシャイン」など)

チュ・ジフン
…(「コンフェッション 友の告白」、「結婚前夜~マリッジブルー~」)

クァク・ドウォン
…(「哭声/コクソン」、「悪魔の倫理学」など)

チョン・マンシク
…(「7番房の奇跡」など)

監督・脚本

キム・ソンス
…(「FLU 運命の36時間」、「MUSA 武士」など)

2016年製作 韓国映画

アシュラ

あらすじ


刑事ドギョン(チョン・ウソン)は、アンナム市の市長(ファン・ジョンミン)から賄賂を受け取り、市長の身辺整理の仕事を裏で行っていた。

しかし、ある時、市長を告発する裁判で、市長を糾弾する側の証人を高跳びさせる際、その仲介者との間にいざこざがあり、同僚の刑事を死なせてしまう事故が起きる。

その件以来、市長を糾弾するチャイン検事(クァク・ドウォン)がドギョンに急接近し、ドギョンに市長を引きずり下ろす決定的な証拠を出すように迫って来る。

ドギョンは、市長の仕事を後輩の刑事ソンモ(チュ・ジフン)に任せ、距離をおくフリをするのだが…



アシュラ2

***********

〇 「アシュラ」試写会終了後にトークイベントがありました

トークイベントのレポはこちらから →韓国映画「アシュラ」の上映後トークイベントに行ってきました。ゲスト:キム・ソンス監督、橋本マナミ。トーク再現レポ掲載【レポート】

***********

感想(ネタバレあり)


最近の韓国映画で定番の(公務員=悪)の構図


韓国といえば、現在、大統領をめぐる前代未聞の様々なスキャンダルがニュースをにぎわせている。

あまりにもいろんな方面に大統領の手がのびていて、いろんなところで大金が動いているんだなぁと思う。

しかし、それ以前から韓国映画の中では、公務員の悪徳ぶりが映画化されてきた。

数え上げれば切りがない程、そういった「公務員=悪」の有様が映画の中で描かれてきたので、韓国では警察官や刑事は皆、賄賂をもらっていて、ヤクザな人たちが仕事がしやすいように世の中できている。

私の中では、そんなイメージが定着していた。

そして、この映画「アシュラ」もまた、公務員の悪徳ぶりを描いている。

なので、正直、またか。またこのネタかと思わずにはいられなかった。

この映画は、公務員たちを主人公に「悪」について描かれた物語である。

アシュラ3

市長が周りを引きずり込む泥沼


「悪」の中心にいるのは市長である。

市長は様々な企業から金をもらい、その金を刑事に横流しして犬のように扱う。

刑事も金が貯まりだすと、仕事を辞めて市長のボディガードに転職する。

市長は悪の沼を作り出し、周りの人間は市長に近づけば近づく程、ずぶずぶと沼の深みにはまっていく…。

一旦はまってしまうと、もうそこから抜け出すことはできない。

自首したら最後、刑務所行きは確実で、裁判なんてことになったら、自分の命すら危うい。

だから、そこから抜け出すことができない沼なのだ。

市長の犬になった刑事に気付いた検事は、彼を通じて市長を告発しようとする。

しかし、その検事は検事で「市長反対派」という沼に足を沈めており、どっちに転がってもそこには沼しかない。

つまり、この映画の登場人物は、全て「悪」である。


アシュラ5

次第に形相が鬼へと変化していくチョン・ウソンの表情に注目


私がこの映画を観ていて面白かったなぁと思ったのは、主人公の刑事ドギョンが悪の沼にはまればはまる程、その顔がドンドン歪んでいくところ。

この表情の変化を観ているのが非常に面白かった。

そもそも、この映画の面白さは、ストーリー展開とか、描かれているテーマよりも、豪華な俳優たちの演技にあると思った。

その中でも、チョン・ウソンファン・ジョンミンの対決が面白いわけだけど、さらに言えば、そのチョン・ウソンの人間性の変化と合わせて表情の変化が非常に面白かった。

初めは金が欲しくて始めた市長の裏稼業。

しかし、自分のミスで先輩刑事を亡くしてしまう。

そこから、歯車が狂い始める。

初めはクールだったドギョンが、次第に焦り始め、そして発狂し、ボコボコに殴られ、もう全てがどうでも良くなる…。

いつかは抜け出せると思っていた沼から、抜け出せないことに気付き、妻も余命が短く、もう失うものは何もないと気付いた瞬間。

まさに、ドギョンは鬼の形相をしている。

その極限の状況が、キム・ソンス監督の描きたかった「アシュラ」だったんだろうと思う。


アシュラ4

こんな社会でも変われるという希望が欲しかった


しかし、私にとって残念だったのは、ここには悪しか出てこないこと。

市長、刑事、検事と公務員たちが揃っていながら、誰一人として市民の生活を考えていない。

それはちょっとやり過ぎなんじゃないかなと思った。

ドギョンが裏稼業をしながら、病気の妻を気遣うように、100%の悪じゃない、20%の善がいても良かったと思う。

その僅かな善が、この先に希望を持てるような終わり方にしてくれないと、結局、このまま利権社会は変わらない。

それとも、韓国は、このまま利権社会で良いと思っているんだろうか。

どこかに希望を持たせてくれないと、絶望のままという気がする。

この後、検事が持っているレコーダーがうまく機能してくれると信じたいが、でも、このままだと、この後に立った市長もまた、利権の泥沼を作っていくような気がしてならない。

私は、この泥沼の社会構造をガラリと変えるような希望の光が観たかった。

そこが残念なところだった。

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〇 「アシュラ」試写会終了後にトークイベントがありました

トークイベントのレポはこちらから →韓国映画「アシュラ」の上映後トークイベントに行ってきました。ゲスト:キム・ソンス監督、橋本マナミ。トーク再現レポ掲載【レポート】

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6月24日にWOWOWで放送された「Hollywood Express」の全米映画ランキングをご紹介。

「ワンダーウーマン」のV2を破って初登場で1位に登場したのはピクサーの人気アニメシリーズ第3弾「カーズ/クロスロード」

それ以外に、2Pacの伝記映画「All eyez on me」や、夏の風物詩サメが人間を襲うホラー映画「海底47m」、スカヨハ主演、独身さよならパーティでの悲劇を描くコメディ映画「Rough Night」の3本が初登場でランクイン!!

全米 映画ランキング ベスト10(6月16日~6月18日)


1位 「カーズ」

) (日本公開未定)




カーズ/クロスロード




2位 「ワンダーウーマン」

) (8月25日 日本公開予定)



3位 「All eyez on me」

)(日本公開未定)



4位 「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」

)(7月28日 日本公開予定)



5位 「海底47m」

)(8月12日 日本公開予定)



6位 「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」

)(7月1日 日本公開予定)



7位 「Rough Night」

)(日本公開未定)



8位 「Captain Underpants: The First Epic Movie 」

)(日本公開未定)



9位 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

)(現在公開中)



10位 「It comes at night」

)(日本公開未定)




今週は、以上でございます~。

強敵「ワンダーウーマン」を倒し、初登場で1位に輝いたのは、ピクサーアニメーション制作の「カーズ/クロスロード」

大スターだったはずのライトニング・マックイーンが若いレーサーにその場を奪われる。

果たして、彼は引退するのか…。

アメリカの批評家サイト Rotten Tomatoesでは、支持率66%であり、興行成績は1位を取ったものの、収入は過去3作品の中で最低だったとか。

日本での成績が気になるところ。

7月15日公開予定。



3位に初登場したのは「All eyez on me」

ヒップホップMCであり、俳優でもあった2Pacの伝記映画。

当時、2Pacのことを力を入れて観ていたわけではないので、映像を見ても「あぁなんとなく似てるかもぉ」ぐらいの感想しか持てないけれど、Rotten Tomatoesの支持率は22%と残念な結果に。

作品の善し悪しに関わらず、日本にもある一定数の熱狂的なファンはいるので、日本でも公開したらいいのになぁと思う。


5位に初登場したのはサメが人間を襲うホラー映画「海底 47m」

主役を演じるのは、歌手であり、女優でもあるマディ・ムーア。

共演はマシュー・モディーン。

夏になると定番のような、このサメもの。

Rotten Tomatoesによれば、批評家の支持率は54%と賛否両論

日本では、8月12日より公開予定。



7位に初登場したのは、「Rough Night」

結婚を控えたスカーレット・ヨハンソンのために集まった大学時代の友人たち。

しかし、独身さよならパーティ中に呼んだストリッパーの男性が急死してしまって…というコメディ。

んーー。どうかなぁ~。笑えなそうだなぁ

Rotten Tomatoesnの支持率48%とこれも残念な感じ

とても日本では売りにくいコメディだし、日本では公開されないのかなぁ…。


今週は以上です~。




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韓国映画「哭声/コクソン」をティーチイン付き上映会で観た。

山奥の小さな村に住み始めたよそ者の日本人。彼が来てから、その村では連続殺人事件が起きていて…。

***********

韓国映画「哭声/コクソン」ティーチインに行ってきました!!

ティーチインの様子をほぼほぼ書き起こし →韓国映画「哭声/コクソン」の特別上映会&ティーチインに行ってきました。ナ・ホンジン監督、國村隼登壇。Q&A詳細レポ【レポート】

***********

満足度 評価】:★★★★★

これまでかつて、こんな映画を観たことがない作品だった。

恐ろしくて、ずば抜けて独創的、そして個性ほとばしる。

映画の中で描かれる何もかもが素晴らしく面白かった。

「哭声/コクソン」予告編 動画

(原題:곡성(コクソン)




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キャスト&スタッフ


出演者

クァク・ドウォン
…(「アシュラ」、「悪魔の倫理学」など)

國村隼
…(「アウトレイジ」、「天空の蜂」など)

ファン・ジョンミン
…(「アシュラ」、「国際市場で逢いましょう」、「ベテラン」、「甘い人生」、「ユア・マイ・サンシャイン」など)

チョン・ウヒ
…(「愛を歌う花」、「ビューティ・インサイド」、「明日へ」など)

監督・脚本

〇ナ・ホンジン
…(「哀しき獣」、「チェイサー」)

2016年製作 韓国映画



哭声コクソン


あらすじ


田舎の山奥にある小さな村・コクソン。

いつもは平和な村にある時、連続殺人事件が起きる。

いずれも、犯人は家族の身内。

村の警察官・ジョング(クァク・ドウォン)は、住民たちに聞き込み捜査をしていく中で奇妙な噂を耳にする。

最近、この村で暮らし始めた一人のよそ者の日本人(國村隼)がいた。

その日本人が村に来てから、殺人事件が起き始め、村人は彼を悪魔だと噂し始めており、初めはいぶかし気に聞いていたジョングも、その日本人が怪しいと思い始める…。

哭声コクソン2

感想(ネタバレあり)


映画の解釈は、観客それぞれの判断にゆだねる


韓国映画のサスペンスやミステリーのジャンル映画は圧倒的に世界一の面白さを誇り、他の追随を許さない程に突出してレベルが高い。

と、私はこのブログの中でも常々言ってきた。

そして、その韓国映画のミステリーの中で、またしてもとんでもない傑作が生まれた。

この映画「哭声/コクソン」である。

サスペンス映画であり、ホラー映画でもあり、「殺人の追憶」のようであり、「エクソシスト」のようでもある。

これまでに観たことがない特異な世界を観てせてくれたこの映画。

本編上映後のティーチインでは、監督ご本人が

「この映画の解釈は観客それぞれの判断にゆだねたい」と言っていた。

ということなので、この感想では、私の勝手な解釈でこの映画を語らせていただく。

私がこの映画を観て、とにかく強く感じたのは、人間の思いこみ、勝手な決めつけの恐ろしさ。

差別や、偏見、いじめなどはその人間の思い込みに潜む闇が生み出すものであり、そこから、人間自身の心の中にいる悪魔がさらなる悲劇を生むという悲しさだった。

悪魔も天使も、人間の思い込みと想像から生まれた創造物であり、本当に恐ろしいのは、人間一人一人の心の中にあるんだと思った。

哭声コクソン3

勝手な先入観が人を悪魔にする


山奥にある小さな村に暮らし始めた一人のよそ者の日本人。

ちょうどそのタイミングで、その村では殺人事件が起き始める。

すると、住民たちは彼について

「あの日本人が来てから殺人事件が増え始めた」と言い出し、

しまいには、「ふんどし姿で鹿に食いついている姿を見た」という都市伝説のような話まで飛び出す。

初めのうちは、「何をバカのことを言ってるんだ」と言っていた主人公の警察官も、やがてその話を信じてしまうようになる。

そして、都市伝説と現実の区別がつかなくなってしまった結果、「あの日本人は悪魔で、村人たちに悪さをしている」と確信してしまう。

住民たちに公平であるべき警察官が。

ここで非常に巧みなのは、この日本人が何も語ろうとしないこと。

「どうせ君たちは何を言っても信じないだろう」と言って、自分は何者かを一切語ろうとしない。

ここで、日本人特有の「下手な言い訳はしない」という美徳が描かれ、その国民性がさらに噂を大きくしてしまう。

結果、誰もその日本人が何の目的でそこに住んでいるのか真相を知らないまま、噂話が独り歩きしていく。

小さな村だけあって、そのちょっとした都市伝説があっという間に広まり、いつの間にか「その日本人は悪魔だ」という認識に変わってしまう。

真っ白い生地にポツンと落ちたシミがどんどん広がって、気付いた時には何をやっても落ちない時のように、村人たちの頭の中に一度張り付いた先入観を消し去ることは難しい。

これは、私たちの日常でもよくあることだ。

本人(Aさん)は何も悪いことをしていないのに、そのAさんに対し悪意ある人が「Aさんは、実は不倫しているんだって」と根拠のない噂を立てる。

すると、周りの人たちは、Aさん本人に確認もしないうちから「えぇ~、Aさんて不倫しているんだって」と、あっという間にデマが広がる上、さらに「外に子供まで作っているんだって」といつの間にか尾ひれまでつくことすらもある。

そして、Aさんがそのことに気付いた時には、時すでに遅し。

事態の収拾を図ろうと、身の潔白を証明しようとしても、既にAさんにはダーティなイメージがこびりついてしまっている。


哭声コクソン4

好きな人の言うことは何でもよく聞こえ、嫌いな人の言うことは何でも悪く聞こえる人間の悪しき習性


この映画でもそうだった。

連続殺人事件が多発し、村人たちは悪魔(=日本人)の仕業だと信じ切った頃、

警察から「幻覚作用のある毒キノコが加工食品に使われ、それを食べた市民による殺人事件が相次いでいる」という発表がある。

しかし、時すでに遅し。

そんな科学的根拠に誰も耳を傾けようとしない。

人々は日本人が悪魔だと信じ込み、祈祷師が助けてくれると信じている。

日本人が悪魔で、祈祷師が本当に悪魔を退治してくれるのかなんて、誰も真相を知らないのに。

本当は毒キノコの副作用かもしれないのに。

ここに、冤罪やいじめを生み出す人間の思い込みの恐ろしさを見る。

人間はとても自分に都合の良い生き物で、好きな人の言うことは何でも好意的に聞こえ、嫌いな人は何を言っても悪く聞こえてしまう。

だから、この映画の日本人が「お前たちに何を言っても信じないだろう」と言った時、それは主人公の警察官には、「俺は悪魔なんだ。そんなことを言ってもお前らには理解できないだろう」と聞こえてしまう。

いかにも怪しくて、インチキそうに見える祈祷師だって、「ソウルでも有名な祈祷師なんだよ」と言われたら「すごい先生なんだ」と信じ込んでしまう。

人々は目の前にいる人に対し、その人が良い人か悪い人かを判断するのは、「噂による先入観」で決まってしまっているもんなんだと改めて思い知らされる。

私自身の人生の中でも、初めて会った時には、「この人はこういう人なんだろうなぁ」と思ったことが、追々話をしてみると実際は全然違う人だったなんてことがよくある。

この映画では、その「こういう人なんだろうなぁ」という思い込みが、その人を勝手に悪人にしてしまうんだということに気付かされる。


哭声コクソン5

人は「何を言っているのか分からないよそ者」に対しレッテルをはりたがる


この映画で巧みだなと思ったのは、その肝心なよそ者を日本人にしたということ。

逆に、日本の山奥の田舎町にフラッと訪ねてきて住み着いた人が韓国人だったり、中国人だったら、私たちはどんな反応をするのかを考えてみたらよく分かる。

最初はきっと、「変わった人だなぁ」と思うだろう。

でも、その人が言っている言葉が分からないから、きっと話しかけずにそっとしておくんじゃないだろうか。

そして、その人が移り住んでから急に平和な村に殺人事件が多発するようになったら、「あのよそ者が何かしたんじゃないだろうか」と考えるに違いない。

事件の真相は、全く別のところにあるのにも関わらずだ。

そんな思い込みが全く起きないとは考えにくい。

日頃から私たちは、「何を言っているか分からないよそ者」に対し、全く根拠のないレッテルをはりがちだ。

「あの人は外人だから」とか、「あの人は中国人だから」とか、「あの人は韓国人だから」とか、自分の頭の中で仕分けしやすいようにラベルを貼っている。

そして、常に自分の立場を脅かされるのではという心配から、日頃からフラグを立てておけば、何かあった時に対応できると信じ込み安心している。

それ以前に「同じ人間」というラベルは存在しない。

しかし、そんな思い込みが対立を生み、その裏で悪が順調に育ち、いつしか人殺しや報復活動に発展する。

悪魔は、ある特定の人間に備わっているものではなく、1人1人の心の中に潜み、その集合体が次第に大きくなっていくもの。

この映画を観て、そんな人間の心の奥底に潜む悪の恐ろしさを感じた。

そして、私自身の心の中にもそんな悪魔が潜んでいるのを感じ、思わずゾッとしてしまった。



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韓国映画「哭声/コクソン」ティーチインに行ってきました!!

ティーチインの様子をほぼほぼ書き起こし →韓国映画「哭声/コクソン」の特別上映会&ティーチインに行ってきました。ナ・ホンジン監督、國村隼登壇。Q&A詳細レポ【レポート】

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私がかつてコレクションしていた映画パンフレットをメルカリで販売することになりました。

日々「メルカリ」に出品した商品をツイッターで紹介しているのですが、こちらにも掲載していきます。

ハリウッド大作映画」「ミニシアター系映画」「日本映画」の3ジャンルに分けてご紹介します。
(そのうち、それに当てはまらない作品が出てくるかも)

このページは「ミニシアター系映画」のページです。

どのパンフレットも直射日光の当たらない部屋で保存していましたので、色落ちなどはしておりません。

このパンフレット欲しかった!という方はメルカリの販売ページよりご購入ください。
(掲載しているツイッターのコメントの中に販売ページへのリンクが記載されています。)




映画パンフレット販売 ミニシアター系映画編


現在販売中のパンフレット

百貨店大百科 / フープ・ドリームス / 野生の夜に

めぐり逢ったが運のつき / マルコムX / ポンヌフの恋人

ブコバルに手紙は届かない / 秘密と嘘 / 日の名残り / ビッグ・リボウスキ

ピーターズ・フレンズ / 橋の上の娘 / ハーモニー / 太陽と月に背いて

ソウル・フード宗家の三姉妹スリング・ブレイド

スウィンガーズシュウシュウの季節シャンドライの恋シェフとギャルソン、リストランテの夜

しあわせはどこにNEW カストラート

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百貨店大百科


1992年制作。フランス映画 

サイズ:B5版

監督:セドリック・クラピッシュ

出演:ファブリス・ルキーニ



「スパニッシュ・アパートメント」シリーズの監督、セドリック・クラピッシュによる百貨店の人間模様を描くコメディ映画です。

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フープ・ドリームス


1996年日本公開作品。アメリカ制作 ドキュメンタリー映画。

サイズ:B5版変形(横幅が通常のB5版よりも狭いです)

監督:スティーブ・ジェームズ



NBAを目指す少年たちを追ったドキュメンタリー映画です。

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野生の夜に


1993年日本公開作品。フランス映画

サイズ:B5版

監督・脚本:シリル・コラール

出演:シリル・コラール、ロマーヌ・ボーランジェ


エイズの青年の苦悩を描いた作品ですが、監督・脚本・主演のシリル・コラールもこの映画の完成直後にエイズで亡くなりました。

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めぐり逢ったが運のつき


1993年日本公開作品。フランス映画

サイズ:B5版

監督:ピエール・サルヴァドーリ

出演:ジャン・ロシュフォール、マリー・トランティニヤン、ギョーム・ドパルデュー



出演者の1人、ギョーム・ドパルデューはフランスの名優ジェラール・ドパルデューの息子さんですが、2008年に37歳の若さで亡くなっています。

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マルコムX


1993年日本公開作品。アメリカ映画

サイズ:B5版

監督・脚本:スパイク・リー

出演:デンゼル・ワシントン、アンジェラ・バセット



デンゼル・ワシントンが若かりし頃、実在したマルコムXを演じた作品。

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ポンヌフの恋人


1992年日本公開作品。フランス映画

サイズ:B5版

監督・脚本:レオス・カラックス

出演:ジュリエット・ビノシュ、ドニ・ラヴァン



ジュリエット・ビノシュが世界的な女優になるきっかけになったような作品です。

日本にもとてもファンが多い作品で、私も大好きな映画です。

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ブコバルに手紙は届かない


1994年日本公開作品。アメリカ、イタリア、ユーゴ合作映画

サイズ:B5版

監督:ボーロ・ドラシュコヴィチ

出演:ミリヤーナ・ヨコヴィチ


「政治状況が激変する地域で制作された映画は面白い」と強く信じていた時期があって、この当時は東欧の作品ばかり観ていました。

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秘密と嘘


1996年日本公開作品。イギリス映画

サイズ:B5版

マイク・リー監督のインタビューが掲載されています。

監督:マイク・リー

出演:ブレンダ・ブレッシン


1996年カンヌ国際映画祭 パルムドール受賞作品

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日の名残り


1994年日本公開作品。アメリカ映画

サイズ:B5版

監督:ジェイムズ・アイボリー

出演:アンソニー・ホプキンスエマ・トンプソン




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ビッグ・リボウスキ


1998年日本公開作品。アメリカ映画

サイズ:B5版

監督:コーエン兄弟

出演:ジェフ・ブリッジスジュリアン・ムーアジョン・グッドマン




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ピーターズ・フレンズ


1994年日本公開作品。イギリス、アメリカ合作映画

サイズ:25.7㎝ X 20.7㎝(A4変形)

監督・製作・主演:ケネス・ブラナー

出演:エマ・トンプソン、ヒュー・ローリー




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橋の上の娘


1999年日本公開作品。フランス映画

サイズ:A4版

監督:パトリス・ルコント

出演:ダニエル・オートゥイユヴァネッサ・パラディ


パトリス・ルコント監督のインタビューを掲載しています。

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ハーモニー


1997年日本公開作品。オーストラリア映画

サイズ:29.6 X 17cm(A4変形版)

監督:マーク・ジョフィ

出演:ベン・メンデルソーントニ・コレット、レイチェル・グリフィス




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太陽と月に背いて


1996年日本公開作品。イギリス、フランス、ベルギー合作映画

サイズ:A4版

監督:アニエスカ・ホランド

出演:レオナルド・ディカプリオ、デヴィッド・シューリス、ロマーヌ・ボーランジェ


ディカプリオが22歳の時に出演した作品です。

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ソウル・フード


1998年日本公開作品。アメリカ映画

サイズ:B5版

監督:ジョージ・ティルマン・Jr

出演:ヴァネッサ・L・ウィリアムス、ヴィヴィカ・A・フォックス、ニア・ロング、マイケル・ビーチ、メキー・ファイファー


懐かしのブラックムービー!

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宗家の三姉妹


1998年日本公開作品。香港・日本合作映画

サイズ:B5版

監督:メイベル・チャン

出演:マギー・チャン、ミシェル・ヨー、ヴィヴィアン・ウー


メイベル・チャン監督のメッセージが掲載されています。

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スリング・ブレイド


1997年日本公開作品。アメリカ映画

サイズ:B5版

監督・脚本・主演:ビリー・ボブ・ソーントン

出演:ドワイト・ヨーカム、J・T・ウォルシュ、ルーカス・ブラック


裏表紙にやや汚れがあります。詳しくは↑ の写真を参照してください


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スウィンガーズ


1997年日本公開作品。アメリカ映画

サイズ:B5版

監督:ダグ・リーマン

出演・脚本:ジョン・ファブロー

出演:ヴィンス・ヴォーン、ヘザー・グラハム


淀川長治さんの映画評が掲載されています。


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シュウシュウの季節


1999年日本公開作品。アメリカ映画

サイズ:B5版

監督:ジョアン・チェン

出演:ルールー、ロブサン


ジョアン・チェン監督からのメッセージが掲載されています。


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シャンドライの恋


2000年日本公開作品。イタリア映画

サイズ:B5版

監督:ベルナルト・ベルトルッチ

出演:サンディ・ニュートン、デヴィッド・シューリス


ベルナルト・ベルトルッチ監督のインタビューが掲載されています。


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シェフとギャルソン、リストランテの夜


1997年日本公開作品。アメリカ映画

サイズ:B5版

監督:キャンベル・スコット、スタンリー・トゥッチ

出演:スタンリー・トゥッチ、トニー・シャルーブ、イザベラ・ロッセリーニ、イアン・ホルム、ミニー・ドライバー





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しあわせはどこに


1997年日本公開作品。フランス映画

サイズ:A4版

監督:エチエンヌ・シャティリエーズ

出演:ミシェル・セロー、エディ・ミッチェル


エチエンヌ・シャティリエーズ監督のインタビューが掲載されています。

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カストラート


1995年日本公開作品。フランス、イタリア、ベルギー合作映画

サイズ:B5版

監督:ジェラール・コルビオ

出演:ステファノ・ディオジニ、エルザ・ジルベルシュタイン、エンリコ・ロー・ベルソ



ジェラール・コルビオ監督のインタビューが掲載されています。

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