リーアム・ニーソン主演の映画「ラン・オールナイト」をWOWOWで観た。
タイムリミットは24時間。マフィアのボスの息子を殺してしまった父子が、マフィアと警察から一晩かけて逃げ回るお話。
【満足度 評価】:★★★★☆
逃げる!逃げるけど、やっぱりつえぇぇ親父!!
この映画を観たのは2回目だけど、やっぱり何度観ても面白いと思った~。
一人の人間としての生き様を考えさせられた。
◆「ラン・オールナイト」DVD【Amazon限定版】
酒に溺れた元殺し屋のジミー・コンロン(リーアム・ニーソン)は、マフィアのボス、ショーン・マグワイア(エド・ハリス)の息子を殺してしまう。
ショーンは、自分の部下と買収している警察を全員動員して「24時間以内にジミーとその息子のマイク(ジョエル・キナマン)を探しだせ」という指令を出す。
ジミーは、マフィアとは関係のないマイクを連れ、逃げ始めるのだが…。
2回観たけど、両方とも楽しめた。
っていうことは、先の展開を知っていても楽しめるということ。
というのは、なんと言っても、「リーアム・ニーソンの戦いっぷり」がカッコイイんだなぁ~。
ついさっきまで、酒に溺れてグデグデしてたのに、「息子に命の危険が迫ってる」と知った瞬間に、シャキーーーーンと覚醒しちゃうところがメチャクチャかっこいい。
その直後、親友のショーンに電話で話した内容がまたカッコイイ。
「なぜ、お前の息子を殺したかって??俺の息子を殺そうとしたからだ」
しつこいけど、さっきまでアル中で、半分腐りかけた人間だったのに。
なんだかんだ言って、ジミーにとって人殺しは天職だったなぁと思う瞬間だった。

そして、そこからジミーとマイクの逃避行が始まる。
ジミーは、ひたすら息子を守り、安全にマイクとその家族を逃がそうとする。
元殺し屋であり、誰よりも強く、たとえ撃たれようと、刺されようとも、マフィアや警察たちには決して屈しない男。
最後の血の一滴まで殺し屋のジミー。
そんなジミーを見ていて感じたのは、「人としての生き様」
若い頃は、友達のショーンを守るために殺し屋になった。
しかし、そんな姿は、妻や息子たちに見せたくなかったんだろう。
彼は、家族を守るつもりで距離を置くが、それが、息子との心の距離になってしまった。
だから、酒に溺れ、片足を棺桶に足を突っ込んでいるような男、ジミーであっても、息子に何かしてやりたいと思う気持ちは心のどこかにいつもあったはず。
その思いが、この「命がけの逃避行」につながり、「ジミーを覚醒させた」んだと思う。

だから、ジミーが最後に「殺した人間リスト」を作って、命と共にマイクを守れて良かったと思う。
その「殺した人間リスト」が、ジミーがマイクに残せた唯一の遺産だった。
それで、ようやくマイクがジミーを「父」として認めたことになったになったので、良かったと思う。
そんな機会も与えられずに、もしもジミーが死んでいたら、ジミーの印象は、ただのアル中マフィア親父のままで終わってしまっていたと思う。
ジミーの最後を観ていたら、生き様について考えさせられた。
「友達の用心棒をやればいいや」「人生がうまくいかないから酒を飲んでしまえ」という、人生の節目、節目で適当な生き方をすると、誰でもジミーになる可能性がある。
どうせ生きるなら、ジミーのように後悔ばかりの人生ではなく、胸を張る人生を歩きたいと思った。
でも、ジミーは最後の最後に、マイクに家族として認められて良かったね。

主人公のジミーを演じるのは、リーアム・ニーソン。
最近では、アクション俳優としてのイメージが強いけど、イギリス出身の演技派の俳優さん。
でも、この映画の中でおかしかったのは、ジミーを追いかける暗殺者とバトルする場面で、火のついた棒切れを持って戦うシーンを見ながら、「それは、ライトセーバー??クワイ・ガン??もしやフォース??」とか思っちゃった(笑)ごめんなさい(笑)
すごい真面目なシーンだったのに(笑)
他の出演作には、「トレイン・ミッション」、「オペレーション・クロマイト」、「沈黙-サイレンス-」、「96時間」、「96時間/リベンジ」、「96時間/レクイエム」、「フライト・ゲーム」、「キングダム・オブ・ヘブン」「誘拐の掟」「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」など

ジミーの息子マイクを演じるのは、ジョエル・キナマン。
現在、注目度が急上昇中の若手俳優。
この映画も、かっこよかったよねぇ。
まだ、若くて、お父さんの想いを理解できないんだけど、一晩過ごすうちに、少しずつ理解してく感じがとても良かった。
今年は、超大作の「スーサイド・スクワッド」が公開待機中。
他の作品には、「ロボコップ」など

ジミーの親友であり、彼と対立することになるマフィアのボス、ショーンを演じるのはエド・ハリス。
エド・ハリスって、じいさんになってもかっこいいよね。
すごく色気の漂う方。すごいよねぇ。
やっぱり良いなぁ。この人好きだなぁと思った。
こんな風に年を取りたいもんだなぁとつくづく感じた。
他の出演作には、「ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金」、「ザ・ロック」、「アポロ13」など

ラストシーンを観ながら思ったことがあるんだけど、多分、マイクは、あの街では暮らせないよね??
1年経ったら、以前と変わらない平和な日常って感じのラストだったけど、それはないよね。
恐らく、FBIの証人保護プログラムかなんかで、一生追手に怯える毎日を過ごすことになると思うよ(笑)
アメリカのしかもニューヨークを牛耳っているマフィアはそんなに甘くはないよね(笑)
まぁ、そういうファンタジーな終わり方もいいけど。
ちょっと現実味がなくて、しらけちゃったな。
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タイムリミットは24時間。マフィアのボスの息子を殺してしまった父子が、マフィアと警察から一晩かけて逃げ回るお話。
【満足度 評価】:★★★★☆
逃げる!逃げるけど、やっぱりつえぇぇ親父!!
この映画を観たのは2回目だけど、やっぱり何度観ても面白いと思った~。
一人の人間としての生き様を考えさせられた。
「ラン・オールナイト」予告編 動画
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あらすじ
酒に溺れた元殺し屋のジミー・コンロン(リーアム・ニーソン)は、マフィアのボス、ショーン・マグワイア(エド・ハリス)の息子を殺してしまう。
ショーンは、自分の部下と買収している警察を全員動員して「24時間以内にジミーとその息子のマイク(ジョエル・キナマン)を探しだせ」という指令を出す。
ジミーは、マフィアとは関係のないマイクを連れ、逃げ始めるのだが…。

感想(ネタバレあり)ジミーにとって殺し屋は天職
面白かったなぁ。2回観たけど、両方とも楽しめた。
っていうことは、先の展開を知っていても楽しめるということ。
というのは、なんと言っても、「リーアム・ニーソンの戦いっぷり」がカッコイイんだなぁ~。
ついさっきまで、酒に溺れてグデグデしてたのに、「息子に命の危険が迫ってる」と知った瞬間に、シャキーーーーンと覚醒しちゃうところがメチャクチャかっこいい。
その直後、親友のショーンに電話で話した内容がまたカッコイイ。
「なぜ、お前の息子を殺したかって??俺の息子を殺そうとしたからだ」
しつこいけど、さっきまでアル中で、半分腐りかけた人間だったのに。
なんだかんだ言って、ジミーにとって人殺しは天職だったなぁと思う瞬間だった。

ジミーが覚醒する瞬間がかっこいい
そして、そこからジミーとマイクの逃避行が始まる。
ジミーは、ひたすら息子を守り、安全にマイクとその家族を逃がそうとする。
元殺し屋であり、誰よりも強く、たとえ撃たれようと、刺されようとも、マフィアや警察たちには決して屈しない男。
最後の血の一滴まで殺し屋のジミー。
そんなジミーを見ていて感じたのは、「人としての生き様」
若い頃は、友達のショーンを守るために殺し屋になった。
しかし、そんな姿は、妻や息子たちに見せたくなかったんだろう。
彼は、家族を守るつもりで距離を置くが、それが、息子との心の距離になってしまった。
だから、酒に溺れ、片足を棺桶に足を突っ込んでいるような男、ジミーであっても、息子に何かしてやりたいと思う気持ちは心のどこかにいつもあったはず。
その思いが、この「命がけの逃避行」につながり、「ジミーを覚醒させた」んだと思う。

ジミーの生き様に思う
だから、ジミーが最後に「殺した人間リスト」を作って、命と共にマイクを守れて良かったと思う。
その「殺した人間リスト」が、ジミーがマイクに残せた唯一の遺産だった。
それで、ようやくマイクがジミーを「父」として認めたことになったになったので、良かったと思う。
そんな機会も与えられずに、もしもジミーが死んでいたら、ジミーの印象は、ただのアル中マフィア親父のままで終わってしまっていたと思う。
ジミーの最後を観ていたら、生き様について考えさせられた。
「友達の用心棒をやればいいや」「人生がうまくいかないから酒を飲んでしまえ」という、人生の節目、節目で適当な生き方をすると、誰でもジミーになる可能性がある。
どうせ生きるなら、ジミーのように後悔ばかりの人生ではなく、胸を張る人生を歩きたいと思った。
でも、ジミーは最後の最後に、マイクに家族として認められて良かったね。

出演者はベテラン俳優と注目の若手俳優
主人公のジミーを演じるのは、リーアム・ニーソン。
最近では、アクション俳優としてのイメージが強いけど、イギリス出身の演技派の俳優さん。
でも、この映画の中でおかしかったのは、ジミーを追いかける暗殺者とバトルする場面で、火のついた棒切れを持って戦うシーンを見ながら、「それは、ライトセーバー??クワイ・ガン??もしやフォース??」とか思っちゃった(笑)ごめんなさい(笑)
すごい真面目なシーンだったのに(笑)
他の出演作には、「トレイン・ミッション」、「オペレーション・クロマイト」、「沈黙-サイレンス-」、「96時間」、「96時間/リベンジ」、「96時間/レクイエム」、「フライト・ゲーム」、「キングダム・オブ・ヘブン」「誘拐の掟」「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」など

ジミーの息子マイクを演じるのは、ジョエル・キナマン。
現在、注目度が急上昇中の若手俳優。
この映画も、かっこよかったよねぇ。
まだ、若くて、お父さんの想いを理解できないんだけど、一晩過ごすうちに、少しずつ理解してく感じがとても良かった。
今年は、超大作の「スーサイド・スクワッド」が公開待機中。
他の作品には、「ロボコップ」など

ジミーの親友であり、彼と対立することになるマフィアのボス、ショーンを演じるのはエド・ハリス。
エド・ハリスって、じいさんになってもかっこいいよね。
すごく色気の漂う方。すごいよねぇ。
やっぱり良いなぁ。この人好きだなぁと思った。
こんな風に年を取りたいもんだなぁとつくづく感じた。
他の出演作には、「ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金」、「ザ・ロック」、「アポロ13」など

能天気なラストシーンに思う
ラストシーンを観ながら思ったことがあるんだけど、多分、マイクは、あの街では暮らせないよね??
1年経ったら、以前と変わらない平和な日常って感じのラストだったけど、それはないよね。
恐らく、FBIの証人保護プログラムかなんかで、一生追手に怯える毎日を過ごすことになると思うよ(笑)
アメリカのしかもニューヨークを牛耳っているマフィアはそんなに甘くはないよね(笑)
まぁ、そういうファンタジーな終わり方もいいけど。
ちょっと現実味がなくて、しらけちゃったな。
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