パク・ヘイル主演の韓国映画「提報者~ES細胞捏造事件」をWOWOWで観た。

「核移植ES細胞の第一人者である科学者の論文は、捏造されたものである」という情報を入手したテレビ番組のプロデューサーが捏造の構図を暴くというお話。

満足度 評価】:★★★★☆(4.5)

面白かった!!!

日本のSTAP細胞事件と構図がとてもよく似ていて、グイグイと引き込まれた。


「提報者~ES細胞捏造事件」予告編 動画

(原題:제보자




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キャスト&スタッフ


出演者




〇パク・ウォンサン

〇リュ・ヒョンギョン


監督

〇 イム・スルレ


2014年製作 韓国映画



あらすじ


テレビ局でドキュメンタリー番組を制作しているプロデューサーのユン・ミンチョル(パク・ヘイル)は、ある時、1件のタレこみ情報を入手する。

それは、将来ノーベル賞を期待される科学者のイ・ジャンファン博士(イ・ギョンヨン)のES細胞に関する論文は捏造されたものだというものだった。

その話を初めて聞いた時、半信半疑だったミンチョルだったが、取材を進めていくうちに、それが捏造であるという確信を持ち始める…。



提報者



感想(ネタバレあり)


内容がSTAP細胞の事件と酷似していてビックリ


面白かった!!!!!

この映画は、ES細胞の権威と言われる科学者が、実は論文を捏造していたというお話。

それが、日本のSTAP細胞の話と酷似していてビックリ。

どうも、韓国でも似たような事件があって、それを元に制作された映画らしい。

あまりにも話が似過ぎているため、「なぜ、日本のSTAP細胞事件が起きたのか」を考えるために、この映画を参考にしても良いと思う。

それぐらい似ている。

捏造の内容も、当事者が最後まで「ES細胞はあります」と言い続けるところも。



提報者2



ノーベル賞にかける韓国のプレッシャー


ただし、事件の背景として、日本と韓国では大きく違う点がある。

韓国では、これまでノーベル賞を受賞した人が1人しかいない。

それも、ノーベル平和賞を受賞した金大統領のみ。

隣の日本では何人も受賞しているにも関わらず。

だから、「ノーベル賞を受賞する可能性がある研究や科学者」に対する国からのプレッシャーはハンパない

この映画の中でも、捏造をスクープしたテレビ局に対し、大統領府から圧力がかかるシーンがある。

今さら、「ES細胞はなかった」なんてことになったら、韓国の国民の希望がなくなると言っても過言ではないからだ。

日本のように、それなりに自由な環境で研究に没頭できるのとは、ワケが違う。



提報者4



圧力がかかっても、取材をゆるめない報道がすごく爽快!!


それでも、圧力に屈せず、とことん事件を追及し続けるのが、すごく爽快で、思わず「そうだ!そうだ!もっとやれーーー」と叫んでしまった(笑)

その徹底的に追求する精神が、この映画の醍醐味であり、見どころである。

始め大半の国民は国民的な科学者の味方だった。

彼は、韓国の、いや世界の医療界の希望だと信じていた。

しかし、テレビ局側のスタッフの1人が、ネットの掲示板にあまりにも似過ぎている二つの論文を並べて指摘したことで、ネット民に火が付いた。

これは、日本でもSTAP細胞の論文の画像の一部に、稚拙なコピペがあったことから捏造が発覚したのと全く同じ構図だ(笑)

すごいなぁ。科学者は考えることが一緒なんだなぁ。

論文を書いている人たちは、みんなすごく頭がいいのに、なんでそういうところは適当なんだろう…ってすごく不思議になる(笑)

そんなことしたら、絶対ばれるのに

一箇所、ほころびが見つかると、あとは一気に総崩れ。

もう、何を言っても信じてもらえない。

そこまで、STAP細胞事件と一緒だった。



提報者5



出演者は、「殺人の追憶」のパク・ヘイル


捏造事件をとことん取材し続けるプロデューサーを演じるのは、パク・ヘイル

最後までしつこいところが良かった!!(笑)

いつも、その役に身体ごと入り込んじゃうパク・ヘイルが良いんだなぁ。

頭の回転が速く、次から次へと的確な質問が飛ぶインタビューのシーンが特に良かった。



提報者3



揺るぎない信念があるなら証明してほしい


私は、この映画の科学者や日本のSTAP細胞事件について思うけど、本当に科学者で信念があって、自分の信念を信じているなら、研究を続ければいいじゃないかと思う。

もしも、国内で研究をする場所がないのなら、海外に行ってでも研究を続けるべきだと思う。

結局、第三者の前で証明できないなら、何を言っても負け犬の遠吠えにしか聞こえない。

本当に悔しいと思うのなら、ゼロからやり直すべきなんじゃないかなぁ。

そうしないと、何を言い訳しようが、一生、嘘つきのレッテルがはがれることはない。





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