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ジョン・キューザック主演の映画「2012」をWOWOWで観た。

2012年(もう過ぎちゃってるけど)に、マヤ文明が予言した世界の終わりがやってくるというお話

退屈だったなぁ~。私には何を楽しめばいいのかよく分からない映画だった

「2012」予告編 動画

(原題:2012)




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あらすじ

売れない作家のジャクソン・カーティス(ジョン・キューザック)は、離婚した妻との間にいる子供たち二人を連れ、イエローストーン国立公園へキャンプにでかける

しかし、いつも行っているキャンプ場が立ち入り禁止になっており、それでも中に入ったジャクソンたちは、軍隊に連れ出されてしまう

何かがおかしいと感じたジャクソンは、イエローストーンのラジオ局でDJをしているチャーリー・フロスト(ウディ・ハレルソン)に会うと、彼は「イエローストーンの池が干上がっているのは、世紀末の始まりだ」と言い、その日、LAの湾岸沿いの街に地割れが起き、ジャクソンたちは、急いでLAへ戻るのだが・・・

2012

感想(ネタバレあり) 地球崩壊!映像は本当に素晴らしい

世界中が崩壊していく映像は、本当に素晴らしかったと思う

目の前の地面に地割れが起きているみたいな錯覚を感じるぐらいリアリティあったし、マグマの噴出も怖かった

ヴァチカン宮殿やホワイトハウスが崩壊していくのもすごいと思ったよ

でもね、その映像以外の部分が、どうにも気に入らなかったんだよね

2012_2

ノアの方舟に乗れるのは、政府関係者かお金持ちのみ

何よりもまず、気に入らないかったのは、世界の終わりが近づいているっていうときに、「助かる資格」があるのは、政府関係者、もしくは、スゲー高い金を払って、「世紀末の方舟」の乗船券を変える人のみ

で、また、その人たちが、まるで当然のような顔をして舟に乗り込むわけ。

「は??あなたたちは何様ですか??」

いや、本当に地球と人類の未来を考えるのであれば、あなたたちのような年配者よりも、血気盛んな若者たちを乗せた方が、将来の糧になりますよ。マジで(笑)

種の保存を考えるのであれば、世界中の各国で優秀な遺伝子を持つものを選抜するぐらいの気合でやってくれないと困るよね(笑)

2012_3

津波で地球は海の下?いつ海水が増えたんだっけ??

さらに、気に入らないのは、世界中が津波で海に覆われるって話

そこのところ、物理学的に何が正しいのかよく分からないんだけど、私が知っている知識では、

地球の表面積の割合は 海:陸=7:3 だよね

でね、どんだけデカい津波が来ようが、海の量が増えない限り、この割合は変わらないはず

だからね、とてつもなくデカい津波が来たとしても、一面が海の下ってことは無いワケ。

どう考えても

東北の地震の時だって、海のしたに埋もれちゃった町なんか、一つも無かったでしょう~

もしも、物理学者の人が、「いやそれは、マグマ活動が活発になって、地殻変動が起きたら、そうなることもあるんです」って言うのなら、ごめんなさい。私が間違っていました。

でも、そのことに関して、この映画は全くの説得力無し

2012_4

パニック映画にありがちなパターン。「邪魔者はどさくさに紛れて消してしまえ」

さらには、主人公のジャクソンは、離婚した奥さんに未練タラタラ。

できることならやり直したいと思っているけど、奥さんには新しい旦那がいるから無理って思っていたら、

なんとも都合よく、このパニックのどさくさに紛れて、奥さんの新しいパートナーが死んでしまう

この「邪魔な奴は消してしまえ方式」、パニック映画とかではありがちなパターンで、

しかも、映画のラストには、ジャクソンと元奥さんが当たり前のように夫婦面してるの

こういう、なんとも浅はかな人間関係の描き方。

好きじゃないんだよね

2012_5

ジョン・キューザックじゃなくても良かったよね・・・。ウディ・ハレルソンはインパクトあり

主人公のジャクソンを演じるのは、「ニューオーリンズ・トライアル」「コン・エアー」のジョン・キューザック

正直、この映画「2012」のジャクソンは、誰でもできる役だったので、ジョン・キューザックは、ジョン・キューザックにしかできない役を選んでやって欲しいなと思う

この映画「2012」の中で美味しいなと思ったのは、ちょっとクレイジーなDJをやったウディ・ハレルソン(「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」、「ハンガー・ゲーム」シリーズ、「ファーナス/訣別の朝」)だな~

ウディ・ハレルソンは、真面目な役よりも、こういうちょっとイカレた役が良く似合う人だよねぇ

あのイエローストーンのシーンは面白かったわ。

是非、殺さないで生かして欲しいキャラだった

監督は「デイ・アフター・トゥモロー」、「インディペンデンス・デイ」「ホワイトハウス・ダウン」のローランド・エメリッヒ

あの~、監督はホワイトハウスを壊すのは何回目ですか・・・??って思わず質問したくなっちゃうぐらい、ホワイトハウス壊してる(笑)

それぐらい、スケールの大きな作品が好きだし、よく似合う監督さんだよね

2012_6

スケールが大きいのは結構だけど、人間描写も忘れずに

さて、さて、いろいろと文句を言ってしまったけれど

これだけスケールの大きな映画を作れてしまうのも、ハリウッド映画の凄さだよね。

もう、そこは誰にもマネできないところ

だからこそ、もっと人間模様とか、その内面とかに気を配ってもらえると、もっと良い作品ができるのになぁ



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