エリザベス・モス主演の海外ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」<シーズン1>#1『オブフレッド』をWOWOW
で観た。

子供を産むことができる女性たちが減っている未来を舞台に、「女性は子供を産む機械」として政府から強制的に奉仕させられる世界を描く。
主人公のオブフレッドは、夫と子供を奪われ、ある司令官と不妊の妻の家庭に侍女として仕え始める…。
「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」<シーズン1>予告編 動画
(原題:The Handmaid's Tale)◆原作本:「侍女の物語」
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キャスト&スタッフ
出演者
〇エリザベス・モス…(「最後のランナー」など)
…(「かごの中の瞳」など)
〇アレクシス・ブレデル
〇マデリーン・ブリューワー
…(「へレディタリー 継承」など)
製作総指揮
〇ブルース・ミラー
感想(ネタバレあり)
「女性は子供を産む機械」となった未来…
かつて「女性は子供を産む機械」と言って批判された政治家がいたけれど、その世界観を文字通り映像化したのが、このドラマだった。
舞台は、女性たちが子供を産むことが難しくなってしまったディストピア。
女性たちの中でも、子供を産むことができる人は司令官と不妊の妻の家庭に侍女として仕え、司令官の子供を産むことを強要される。
それは、まさに「女性は子供を産む機械」そのものである。
映画でいえば、アルフォンソ・キュアロン監督の「トゥモロー・ワールド」の世界観にとても近い。
そして、侍女として仕えることが嫌になり、その場を逃げ出したり、子供を産めない女性たちは汚染物質処理施設へ強制的に連れて行かれる。
そこでは、汚染物質の処理をするのだが、環境汚染がひどく、数日で死亡してしまう。
このドラマは、「このまま出生率が下がり続け、環境汚染が進み続けた世の中」を描いている。
それは、あまりにも極端のように見えるが、地球温暖化、出生率の低さ、男尊女卑などの問題は、実際に身近で起きている問題である。
それでも、このドラマで起きているようなことが「絶対にない」と言い切れるのだろうか。

幸せな日々が一転、悪夢のような世界へ
主人公のオフブレッド(エリザベス・モス)は、元の名前をジューンという。
ジューンは、黒人の夫ルーク、二人の間に生れた娘ハンナと共に、幸せな家庭を築いていた。
しかし、ある時、夫を撃たれ、娘を奪われ、目が覚めると、侍女オブフレッドになっていた。
そして、強制的に一人前の侍女になるための教育を受けさせられていた。
その後、オブフレッドはウォーターフォード司令官(ジョセフ・ファインズ)の侍女になることが決まる。
それ以来、「儀式」として司令官との性交が行われ、それ以外の日は、司令官の家で家事をして過ごす。
そんな「逃げ出したくなる」ような世界の中で、オブフレッドは娘ハンナが生きていて、「いつか会える」ことを希望に、侍女として生きる続けることを決意する。
まだ第1話しか観ていないけれど、その独特な世界観を食い入るように見入ってしまった。
とても暗い話ではあるけれど、個人的にディストピアものは好きだし、これから先、どんな風に展開していくのかが分からないので、この先がとても楽しみだ。
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◆原作本:「侍女の物語」
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