エリザベス・モス主演の海外ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」<シーズン1>#2『出産の日』をWOWOW
で観た。

侍女のオブウォーレンが「出産の日」を迎え、司令官妻たちと、侍女たちはその時に備えて準備をする。
その一方で、オブフレッドは司令官から呼び出しを受けてしまい、心中穏やかではいられなくなってしまう…。
「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」<シーズン1>予告編 動画
(原題:The Handmaid's Tale)◆原作本:「侍女の物語」
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〇 「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」<シーズン1>第1話 観ました!!
感想はこちらから →海外ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」<シーズン1>#1『オブフレッド』子供を産むことが難しくなってしまったディストピアで…。エリザベス・モス主演【感想】
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キャスト&スタッフ
出演者
〇エリザベス・モス…(「最後のランナー」など)
…(「かごの中の瞳」など)
…(「へレディタリー 継承」など)
〇マックス・ミンゲラ
製作総指揮
〇ブルース・ミラー
感想(ネタバレあり)
あまりにも残酷な「出産の日」
「子供を産む機械」として司令官の家に仕える侍女が、実際に「出産の日」を迎えたらどうなるのか。
司令官の妻は、侍女と同じスケジュールをこなして出産の時に備え、侍女が「いざ出産」となると、司令官の妻の股の間に侍女が横たわり、そこで出産をする。
そして、司令官の妻は、まるで自分が出産しているかのようなフリをする。
きっと原作があるからだろうけれど、そのとても細かなディテールまで、全てがその世界観を表していてすごい。
その中で残酷だったのは、子供が産まれた瞬間に、司令官の妻がその子供を取り上げて胸に抱き、名前を発表する。
侍女たちは、母乳を与える時にだけ、子供と過ごす時間を与えられる。
彼女たちは、名前をつける権利も、共に過ごす時間も奪われてしまう。
まさに「子供を産む機械」なのだ。
けれど、その昔、日本にも「大奥」というシステムがあって、側室の中でも位によっては、まるで機械のような存在でしかなかった人もいたように、男尊女卑の世界では、こういうことも全くないとは言い切れないのだ。

ウォーターフォードとオブフレッドの「個人的な間柄」
では、オブフレッドの場合はどうなのか。
司令官から午後9時に書斎へ呼び出しをされたオブフレッドは、オブグレンと話していたことがバレたのかと思い、「死」を覚悟していた。
しかし、それは無用な心配だった。
ウォーターフォード司令官は、オブフレッドとスクラブルゲームするために呼び出したのだ。
スクラブルゲームとは、アルファベットを並べて単語をつなげていくゲームだ。
それぐらいのゲームなら妻とすれば良いだろうと思うけれど、もしかしたら、妻はあまり言葉を知らないのかもしれない。
ところがその後、司令官はオブフレッドが「元編集者だった」という経歴を知り、オブフレッドだったら良いゲーム相手になると思ったのだろう。
そこで気になるのは、その後の二人だ。
ゲームをしながら親しく話すようになり、侍女が機械ではなくなったら。
彼女に対して何らかの感情を持つようになったら、「儀式」の二人の関係も変わってくるのではないか。
そうなったら、そこに立ち会う司令官の妻も、その異変に気付くのではないかと思う。
果たして、司令官はどういうつもりでオブフレッドを呼んだのか。
そこまで考えているのか、それともただ単に、互角に戦えるゲーム相手が欲しかっただけなのか。
しかし、オブフレッドにとっては、これは良い話だ。
司令官の中でも大物と言われるウォーターフォードと「個人的な間柄」になったのだから。
今後、二人の関係はどう変化していくのか。
それはとても重要で注目すべきポイントだ。
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二人の間には出会うべくして出会った運命があり… https://t.co/zxiHpbLEyQ2019/10/25 00:11:18
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◆原作本:「侍女の物語」
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