エリザベス・モス主演の海外ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」<シーズン1>#9『橋』をWOWOWで観た。

子供を産んだジャニーンは、これまでの家を出て、次の司令官の家へ向かうが、ウォーレンが家族を捨てて助けに来てくれると信じていた。

ギリアドを出る可能性にかけたいジューンは、イゼベルの店で荷物を受け取るという非常に危険な任務を任される。


「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」<シーズン1>予告編 動画

(原題:The Handmaid's Tale)






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〇 「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」<シーズン1>第8話 観ました!!

感想はこちらから →海外ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」<シーズン1>#8『イゼベルの店』快楽が制限された世界で、欲望のはけ口は地下へと潜伏する…。エリザベス・モス主演【感想】

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キャスト&スタッフ


出演者

エリザベス・モス

…(「最後のランナー」など)

…(「かごの中の瞳」など)



…(「へレディタリー 継承」など)



製作総指揮

〇ブルース・ミラー



海外ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」シーズン1



感想(ネタバレあり)


ギリアドで人と希望を結ぶ「橋」


「橋」とは物理的に土地と土地をつなぐものであるが、時に「人と人」や「国と国」をつなぐ表現としてもつかわれる。

「人と人をつなぐ架け橋になる」のように。

例えば、映画「ブリッジ・オブ・スパイ」で、トム・ハンクスが演じる弁護士は、東ドイツとアメリカ政府をつなぐ架け橋の役割を果たしていた。



このドラマの舞台である男尊女卑の国 ギリアドに暮らす人々(特に女性)は、絶望の中でも、希望を捨てずに生きている。



ジューン(オブフレッド)は、外へ出て夫のルーカスと再会し、娘のハンナと共に暮らすために、娼婦のような生活も我慢して生活している。

ジャニーンは、産んだ子供を手放す代わりにウォーレンが迎えに来て、ギリアドから連れ出してくれることを信じている。



夫や娘との再会を願うジューンにとって、希望への架け橋は昔の親友モイラだった。

「ギリアドの外に出たいなら『イゼベルの店』で荷物を受け取って」という協力者からの指令を受け、フレッドを誘惑して『イゼベルの店』に行く。

そこでモイラに「荷物」の受け取りを頼むが、さすがのモイラも、その願いを拒絶する。



任務を遂行できなかったジューンは振り出しに戻ってしまう。

しかし、思わぬところで、その「荷物」がジューンの手元にやってくる。

いつも行く肉屋がジューンに荷物を渡すのだ。



それは、表向きジューンの依頼を拒絶したモイラが、水面下で動いてくれていたということであり、思わぬところに協力者がたくさんいるということでもある。

その、モイラと肉屋という架け橋を通じてジューンのところへやってきた荷物は、果たして本当に希望となるものなのか。

そして、その中身は一体何なんだろうか。


海外ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」シーズン1第9話



純粋な人ほど生きにくい世の中に…


子供を産んだジャニーンにとって、希望はこれまで侍女として仕えていた司令官のウォーレンだった。

子供は仕方なく手放すけれど、彼が家族を捨てて迎えに来てくれる…。

そう信じていた。



それは恐らく、子供が欲しいウォーレンがジャニーンに子供を産ませるためについた嘘なんだろう。

まさか、その地位を捨ててジャニーンのために危険を冒すはずがない。



もしかしたら、ウォーレンの中でジャニーンを愛おしく思う部分もあったのかもしれない。

だとしても、それはあまりにもリスキーすぎる。

そんな壁を軽々と越えて迎えに来てくれるんだと本気で信じていたジャニーンが、あまりにもかわいそうだった。



そして、それがウォーレンの「嘘」だと知ってしまったジャニーンは「橋」の上に登る。

ジャニーンにとってウォーレンが希望へのかけ橋だったのに、その希望を失ってしまった。

その橋の真ん中から飛び降りるというのは、「これ以上先には進めない」というジャニーンの意思表示だ。



その国では純粋な人ほど生きていくのが難しいのだ。





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