ロバート・ロドリゲス監督の映画「アリータ:バトル・エンジェル」を映画館で観た。
木城ゆきとによるマンガ「銃夢(がんむ)」を映画化。
数百年後の未来、スクラップの中から拾われ、命を吹き込まれたサイボーグのアリータが、失われた記憶を取り戻しながら「戦士」として目覚めていく姿を描くアクション映画。
【満足度 評価】:★★★★☆
面白かった!
スクラップ置き場で拾われた少女アリータが戦士に目覚めていく姿を描くアクション映画。
アリータがイドという父を得て感情豊かに育っていく姿が良い!
感情があるから最後の涙に意味があるし泣けるのだ
目次
『アリータ:バトル・エンジェル』予告編 動画
(原題:Alita: Battle Angel)更新履歴・公開、販売情報
・2019年2月27日 映画館にて鑑賞。
・2019年4月6日 感想を掲載
現在、全国公開中。より詳しい劇場情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
↓映画『アリータ:バトル・エンジェル』公式サイト
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キャスト&スタッフ
出演者
〇ローサ・サラザール
…(「チューリップ・フィーバー」など)
〇エド・スクレイン
…(「ビール・ストリートの恋人たち」など)
〇キーアン・ジョンソン
〇エイザ・ゴンザレス
…(「ベイビー・ドライバー」など)
監督
〇ロバート・ロドリゲス2019年製作 アメリカ映画

あらすじ
今から数百年後の未来。
スクラップ置き場に、首から上だけ捨てられていたサイボーグ少女アリータ(ローサ・サラザール)は、サイボーグ医師 イド(クリストフ・ヴァルツ)によって命を吹き返す。
しかし、捨てられる前の記憶が戻らないアリータだったが、戦い方を教えられなくても、自然と身体が動くようになり、やがて、裏家業で悪事を繰り返すサイボーグのハンターをしているイドの手伝いをするようになるのだが…。

感想(ネタばれあり)
この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。
アリータ:バトル・エンジェル (2018)
[80点]「アリータの心の成長物語に共感!」
面白かったー!!
アリータがめちゃくちゃカッコよかった!!
スクラップ置き場で拾われたサイボーグ少女アリータが、再び身体を与えられ、自我に目覚めていくアクション映画。
個人的に、無邪気な少女が自我に目覚めて成長していく青春物語が好き。
最近では「スウィート17モンスター」とか「レディ・バード」とか。
この映画はマンガを原作にしているだけあって、バリバリのSFアクションではあるけれど、ゴミ置き場で拾われた少女アリータが、血の繋がっていないお父さん(イド)に育てられながら「自分は何のために生まれてきたのか」と問い続け、成長していく成長物語でもある。
イドに拾われるまでのアリータは正に「半人前」のサイボーグで、拾われてから後は、生身の人間との交流の中で、感情を持った少女へと成長していく。
その上で、かつて自分がサイボーグだった頃の戦士としての記憶を少しずつ取り戻していく。
つまり、人の感情というのは、家族や、友人、恋人との何気ない日常の中で養われていくものであり、血が繋がっているとか、いないとかいう問題ではないということがここでは描かれている。
その「愛情」に対する思いは、この映画に登場する野良犬に象徴的に現れている。
アリータがその命を助けた野良犬は、それ以来、アリータに好意を持ち、忠誠を尽くすようになる。
そして、アリータに命の危機が及ぶ時、その野良犬はアリータに危害を及ぼそうとする、自分よりも遥かに大きな敵に対して牙をむくようになる。
つまり、たとえ、それがサイボーグであれ、犬であれ、命がある者に対して愛情をかけて育てれば、そこに愛情が生まれる。
それは、血が繋がっているとか、いないとかの問題ではない。
その中で、アリータは彼女に命を吹き込んだイドに対して、父に対するような愛情を持ち、やがて、夜な夜な歩き回る父を助けたいと思うようになる。
それがきっかけで、アリータは自分の中の戦士に目覚めていく。
アリータは愛情を知ることで、自我に目覚め、命の大切さを知っていくのだ。
原作は読んだことがないので、原作ではサイボーグが抱く愛情について、どう描かれているかわからないけれど、人間たちの中で愛情をかけて育てられたアリータが、自然と愛情深い少女へと育っていくところがとても良いなと思った。
だからこそ、彼女が後半で泣く場面にこそ、とても意義のあるシーンになっていくのだ。
その瞬間こそが、愛を知ったアリータが大人になった証だからだ。
思わず、私ももらい泣きしてしまった。
そして、たとえ、そのアリータの成長にグッとくることがなくても、アリータが戦士へと成長していくバトルシーンや、モーターボールのアクションは迫力満点で、十分楽しめる。
しかし、かなり人をバサバサと切りたがるところは、ロドリゲスらしさ健在だな思った(笑)
正直、ロドリゲス監督作品は苦手な作品も多く、観る前は不安なところもあったけれど、思った以上にも楽しめた作品だった。
続編待望論がかなりあるらしいけれど、確かに、この後のアリータの冒険もかなり観たいなと思う
それに、続編がないと、最後にカメオで出てきたあの人の意味がなくなってしまう…(笑)
これは、とてもオススメしたい作品。

面白かったー!!
アリータがめちゃくちゃカッコよかった!!
スクラップ置き場で拾われたサイボーグ少女アリータが、再び身体を与えられ、自我に目覚めていくアクション映画。
個人的に、無邪気な少女が自我に目覚めて成長していく青春物語が好き。
最近では「スウィート17モンスター」とか「レディ・バード」とか。
この映画はマンガを原作にしているだけあって、バリバリのSFアクションではあるけれど、ゴミ置き場で拾われた少女アリータが、血の繋がっていないお父さん(イド)に育てられながら「自分は何のために生まれてきたのか」と問い続け、成長していく成長物語でもある。
イドに拾われるまでのアリータは正に「半人前」のサイボーグで、拾われてから後は、生身の人間との交流の中で、感情を持った少女へと成長していく。
その上で、かつて自分がサイボーグだった頃の戦士としての記憶を少しずつ取り戻していく。
つまり、人の感情というのは、家族や、友人、恋人との何気ない日常の中で養われていくものであり、血が繋がっているとか、いないとかいう問題ではないということがここでは描かれている。
その「愛情」に対する思いは、この映画に登場する野良犬に象徴的に現れている。
アリータがその命を助けた野良犬は、それ以来、アリータに好意を持ち、忠誠を尽くすようになる。
そして、アリータに命の危機が及ぶ時、その野良犬はアリータに危害を及ぼそうとする、自分よりも遥かに大きな敵に対して牙をむくようになる。
つまり、たとえ、それがサイボーグであれ、犬であれ、命がある者に対して愛情をかけて育てれば、そこに愛情が生まれる。
それは、血が繋がっているとか、いないとかの問題ではない。
その中で、アリータは彼女に命を吹き込んだイドに対して、父に対するような愛情を持ち、やがて、夜な夜な歩き回る父を助けたいと思うようになる。
それがきっかけで、アリータは自分の中の戦士に目覚めていく。
アリータは愛情を知ることで、自我に目覚め、命の大切さを知っていくのだ。
原作は読んだことがないので、原作ではサイボーグが抱く愛情について、どう描かれているかわからないけれど、人間たちの中で愛情をかけて育てられたアリータが、自然と愛情深い少女へと育っていくところがとても良いなと思った。
だからこそ、彼女が後半で泣く場面にこそ、とても意義のあるシーンになっていくのだ。
その瞬間こそが、愛を知ったアリータが大人になった証だからだ。
思わず、私ももらい泣きしてしまった。
そして、たとえ、そのアリータの成長にグッとくることがなくても、アリータが戦士へと成長していくバトルシーンや、モーターボールのアクションは迫力満点で、十分楽しめる。
しかし、かなり人をバサバサと切りたがるところは、ロドリゲスらしさ健在だな思った(笑)
正直、ロドリゲス監督作品は苦手な作品も多く、観る前は不安なところもあったけれど、思った以上にも楽しめた作品だった。
続編待望論がかなりあるらしいけれど、確かに、この後のアリータの冒険もかなり観たいなと思う
それに、続編がないと、最後にカメオで出てきたあの人の意味がなくなってしまう…(笑)
これは、とてもオススメしたい作品。
Posted by pharmacy_toe on 2019/03/03 with ぴあ映画生活

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「アリータ バトル・エンジェル」レビュー:★4.0
「アリータの心の成長物語に共感!」
面白かったー!!
アリータがめちゃくちゃカッコよかった!!
スクラップ置き場で拾われたサイボーグ少女アリータが、再び身体を...… https://t.co/W4DyeyREtC2019/03/03 00:31:48
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