エドガー・ラミレス主演の海外ドラマ「アメリカン・クライム・ストーリー」<ヴェルサーチ暗殺>エピソード8『創造者/破壊者』をU-NEXT で観た。

ヴェルサーチとアンドリューの子供時代。

共に、決して裕福とは言えない家庭に育ったヴェルサーチとアンドリューだったが、その後、彼らが全く違う人生を歩むことになったのには、両親の教育方法の違いがあった。


「アメリカン・クライム・ストーリー」<ヴェルサーチ暗殺>予告編 動画

(原題:American Crime Story)



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〇 「アメリカン・クライム・ストーリー」<ヴェルサーチ暗殺>エピソード7 観ました!!

感想はこちらから →海外ドラマ「アメリカン・クライム・ストーリー」<ヴェルサーチ暗殺>エピソード7『成り上がり』理想と現実のギャップを嘘で埋めるアンドリュー。エドガー・ラミレス主演【感想】

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キャスト&スタッフ


出演者

…(「NY心霊捜査官」など)

〇ダレン・クリス


〇リッキー・マーティン

〇ダーシャ・ポランコ

〇マックス・グリーンフィールド

〇フィン・ウィットロック

製作総指揮




受賞歴

第70回エミー賞(2018年)リミテッドシリーズ/テレビムービー部門

作品賞、主演男優賞(ダレン・クリス)、監督賞(ライアン・マーフィー)受賞作品



アメリカン・クライム・ストーリー<ヴェルサーチ暗殺>



感想(ネタバレあり)


ヴェルサーチを世界的デザイナーにした母の教育方法


1950年代のイタリア。

長いブーツのつま先にある都市カラブリアで、世界的デザイナージャンニ・ヴェルサーチは、幼少期を過ごす。

仕立て屋をする母に育てられたヴェルサーチは、幼い頃から洋服のデザインに興味を持つ。



学校の授業中、ノートに洋服のデザインを書くほどの熱意を幼い頃から持っていた。

しかし、そのデザイン画は、先生に見つかって破られたりしていた。


ところが、彼の母はそのデザイン画に対する対応が先生とは全く異なっていた。

そのデザインをとても美しいと褒め、「パターンを作りましょう」と言う。

それまで、パターンなど作ったことのないヴェルサーチは「パターンなんて作れないよ」と、すぐに諦めてしまう。



そんなヴェルサーチに対して、母は「知らないなら勉強しなさい。努力を積み重ねた人だけが成功することができる」と言い、ヴェルサーチは熱心にデザインの勉強をするようになる。



もしもこの時、学校の先生に同調し、ヴェルサーチのデザインに無関心だったら、彼はデザイナーにはなっていなかっただろう。

子供が興味を持ったら、その先のステップへと誘導することが真の教育であると教えられた場面だった。



まさに、その正反対の教育を受けてきたのがアンドリューだったからだ。



アメリカン・クライム・ストーリー<ヴェルサーチ暗殺>第8話



アンドリューを犯罪者にした父の影響


アンドリューの父はフィリピンからアメリカへ渡った移民で、軍に服役。

その後、セールスマンとして成功し、その経歴を面接でアピールして金融大手のメリルリンチに就職。

メリルリンチでは、株のブローカーとして働き始める。



1980年代。アンドリューは、父がメリルリンチで働き始めると同時に、地元の優秀な生徒たちが通う学校を受験し、見事に合格する。

クナナン家で「王子」と言われたアンドリューは、父から異常な愛情を受けて育ち、将来有望な若者だった。



ところが、メリルリンチで優秀なブローカーとして働いていたはずの父が、高齢者に架空の株を売りつけて金を巻き上げる詐欺師として指名手配されてしまう。

恐らく、メリルリンチに就職をしたものの、思うように成績を上げることができず、失業したのだろう。

さらに数社に転職するうちに、架空の株を売りつける方法を知ってしまったと思われる。



FBIから追われたアドリューの父は、家族を捨てて一人フィリピンに逃亡。

その後、フィリピンにいる父の親戚を訪ね、父の居場所を突き止めたアンドリューは、父と再会する。



その際、アンドリューは父に「嘘つきの泥棒だ」と言うと、「努力なんてしたって成功なんかしない。お前は腰抜けの意気地なしだ」と言い返されてしまう。

これこそが、まさにヴェルサーチ家の教育とは真逆だったところだ。



その父の影響からか、それ以来、アンドリューは自分の経歴について嘘をつくようになってしまう。

「父はフィリピンでパイナップル農園を経営している実業家です」という嘘は、この時に生まれたものだ。



父がブローカーとして成功していると信じていたアンドリューは、父に褒められるために学校に通い、優秀な成績を上げていた。

ところが、その全てが嘘だったのだ。



目標を失ってしまったアンドリューは、努力を拒否し、見せかけだけで中身のない成り上がり人生を歩むようになる。

もしもこの時、父が熱心に努力して働くことをアンドリューに教えていたら、アンドリューは父と違った、素晴らしい人生を送れていたかもしれないと思うと、とても残念だし切ない。

それ以来、父のようになりたくないと思っていたはずのアンドリューも、やがてFBIに追われる身になってしまうのだ。



このエピソードは両親が子供に与える影響の大きさを強く感じずにはいられない話だった。



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