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アラン・カミング主演、トラヴィス・ファイン監督の作品「チョコレートドーナツ」をWOWOWで観た。

噂では、良い映画だと聞いていたけど、本当に素晴らしい映画だった。

全ての人におススメする、また、全ての人に観て欲しい映画

見始めてから15分後には泣き始め、最後はむせび泣きをするほどに泣き続けながら観た映画だった

70年代のアメリカで、実話を元に制作された、あるゲイのカップルと彼らが愛した一人のダウン症の少年のお話

「チョコレートドーナツ」予告編 動画

(原題:any day now)


あらすじ


ゲイバーでドラァグクイーンをしているルディ(アラン・カミング)は、ある日、住んでいるアパートの隣の部屋から、女性が麻薬の売人らしき人に連れ出されていくのと、その彼女を心配そうに見送っている息子らしき少年の姿を見かける

翌朝、まだ、少年は一人で部屋に立っていた。

彼の名前はマルコ。ダウン症の少年で、母親は麻薬取引で警察に現行犯逮捕されていた

そのままでは、マルコは家庭局に酷い施設へと連れていかれてしまうと悟ったルディは、弁護士の恋人ポール(ギャレット・ディハラント)に彼を引き取れないか相談を持ち掛けるが、冷たくあしらわれてしまう・・・

チョコレートドーナツ

感想(ネタバレあり) 本当に純粋で汚れの無いマルコの表情に泣かされた。泣かされた


何にそんなに泣けたのが、何がそんなに私を泣かせたのか

それまでジャンキーに育てられ、愛情を受けずに育ってきたダウン症の少年マルコが、ルディとポールに出会ったことで見せる幸せの表情一つ一つに心を打たれてしまったから

このマルコが、本当に良い表情をするんだ

特に、嬉しかった時の満面の笑みが本当に純粋で素晴らしい笑顔だった

私がやられてしまったマルコの表情は

〇夕飯に大好きなチョコレートドーナツが出てきた時の満面の笑み

〇自分の部屋ができたときに嬉しくて泣いてしまった時のくしゃくしゃの顔

〇夜眠れなくて、ルディに「お話を聞かせて」と言った時の甘えた表情

〇弁護士のパーティへ行ったときに、楽しそうに踊っていた姿

どれも、特別素晴らしいことではなく、どんな家庭でも、日常茶飯事の出来事

でも、そんな普通の人にとっての当たり前の出来事が、マルコにとってどれだけ嬉しいことだったのか、どんなにありがたいことだったのか

彼のその表情は、私たちが日頃、どれだけ幸せでありがたい毎日を送っているのかを教えてくれる

チョコレートドーナツ4

「ここは僕の家じゃない」の一言が心に刺さる


この映画の中で、一番強く心に残るのは、マルコの母親が出所してきて、マルコが施設から家に帰る時のシーン

「マルコ、家に着いたよ~」と言われた時に

「ここは僕の家じゃない。ここは僕の家じゃない」と、言い続けているマルコのその姿

どうしても、そう考えてはいけないけれど、「もしもあの時ルディの家へ帰っていたら」と考えてしまう

あんなに純粋で心の優しいマルコが、ルディとポールと離れたことでどんなに辛い思いをしたか

ポールのセリフにあった一言

「なんで、彼はこんなに辛い目に遭わなければいけないんだ。何も罪を犯していないというのに」

そう。残念ながら、世の中には正義は無く、不条理なことばかり起きてしまう

チョコレートドーナツ3

「人と違うこと」を自覚して、受け入れて、寄り添いあう三人


この物語は、ダウン症のマルコ、ゲイのポールとルディ、彼ら三人の物語

彼らは、「人と違うこと」を背負って生きている

だからこそ寄り添いあって、小さな幸せも大きな幸せに分かち合って暮らすことができる

でも、残念ながら、世の中はとても彼らに冷たい

もしも、この映画に希望を持つとすれば、この映画は1970年代のアメリカが舞台になっている

それから40年経った現在は、このころからきっと進歩しているに違いない

今だったら、きっとマルコは長生きしていたと思いたい・・・


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