ベン・アフレック、ヘンリー・カヴィル主演の映画「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」を観た。

【満足度】:★★★☆☆(3.5)
退屈だったわけではないけど、すごく面白かったわけでもない。
いろいろ詰め込み過ぎて、話の焦点を失ってしまった。
その結果、全てにおいて散漫で、詰めの甘い作品になってしまった。残念。
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〇ジェシー・アイゼンバーグ
2016年製作 アメリカ映画
2年前にニューヨーク(=ゴッサムシティ)で、スーパーマン(ヘンリー・カヴィル)がゾッド将軍と死闘を繰り広げた時、ウェイン社のビルを破壊され、大切にしていた社員を失った富豪のブルース・ウェイン(=バットマン)(ベン・アフレック)は、その時からスーパーマンへの復讐心を募らせる。
一方、地球に平和をもたらしたスーパーマンは、神と崇められるようになるが、恋人のロイス(エイミー・アダムス)は、二人の仲に危機感を感じ始める。
そして、その二人の裏で、富豪のレックス・ルーサー(ジェシー・アイゼンバーグ)は、スーパーマンを弱らせる鉱物であるクリプトナイトの探索を始め、同時にゾッド将軍の復活を画策するのだが…。
いろいろとツッコミどころが満載だった。
しかし!肝心のメインテーマが適当になってしまって、どうでもよくなっているっていうのは、いかがなものかと。
まず、この映画のタイトルは「バットマン vs スーパーマン」
バットマンが2年前から募らせていた、社員を殺された恨みっていうのは、どこへ行っちゃったのか…。(笑)
バットマンとスーパーマンが殴り合いのけんかをした時に、スーパーマンも愛する人がいる一人の男だと知ったバットマンは、それでスーパーマンを許しちゃったみたいだけど、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ??
そんなもんなのか??

それで、結局、二人で協力してレックス・ルーサーを倒すことになったんだけど、この展開がとてもチープ。
もうちょっと頭をひねって、レックス・ルーサーがうまいことバットマンをそそのかして、スーパーマンを倒すツールに使うとか、そういう展開にはできなかったんだろうか。
だって、レックス・ルーサーはゾッド将軍を復活させるんだけど、生まれ変わって出てきたラスボスが、かなりできの悪いクリーチャーでガッカリ。
だったら、レックス・ルーサーがバットマンを味方につけて、スーパーマンと対決させて、スーパーマンが追いこまれるって話にした方が、「バットマン vs スーパーマン」っていうタイトルも生きてくるし、本題も見失わないよね。
ところが、バットマンとスーパーマンが協力してレックス・ルーサーを倒すことになって、満を持して登場したラスボスがCGでできたクリーチャー。
だから、そこから始まる最後の決戦は、ほぼほぼアニメ時々実写みたいになってしまっていて。
それには、しらけてしまった。
アニメを観に来たんじゃない。

そんな不甲斐ない男子の二人を観て、「ここは私がいなきゃダメだわ」と思ったワンダーウーマンが急遽、この戦いに参戦(笑)
何の説明もなく、二人との共通点もなく飛び込んできたワンダーウーマン。
彼女に対して、それ程に予備知識が無い私は、「彼女は、宇宙人と人間のハーフだったっけ??」なんて、思いつつ、あまりにも適当に入ってきたから、ちょっと呆れてしまった。
全体的に、何の脈略もなく突然に追加されたかのようなシーンが多い。
だから、ストーリー展開に無理と無駄を感じちゃう。
スーパーマンの育ての父が出てくるシーンとか、本当にいらないと思った。
ケビン・コスナーを出したかっただけなのでは??(笑)

バットマンを演じたのは、ベン・アフレック。
私は、彼がバットマンを演じているのを観ながら、「クリスチャン・ベールだったら、どう演じてるかなぁ」と思ってしまった…。
ベン・アフレックには悪いけど、強そうに見えない。
防護スーツを着た、なんちゃってバットマンとあまり変わらない気がする…。
個人的に、ベン・アフレックは同世代の俳優だから応援したい気持ちはすごくあるんだけど、これはちょっと…。

スーパーマンを演じたのは、ヘンリー・カヴィル。
この人のスーパーマンは、超はまり役だと思う。
もう、クラーク・ケント以外には見えないぐらいはまっていると思う。

彼らの宿敵、レックス・ルーサーを演じたのはジェシー・アイゼンバーグ。
ジェシー・アイゼンバーグが、注目の若手俳優だってことが良く分かった。
しゃべってるだけでムカつく男、レックス・ルーサーがきちんと仕上がってた。
これは、むしろ、レックス・ルーサーだけをフューチャーしたスピンオフとか観たいぐらい。
ジェシー・アイゼンバーグの他の作品も観たくなった。
とまぁ、いろいろとネガティブなことを書いてしまったけど、序盤は悪くなかった。
「どんな展開になるんだろう…」ってワクワクしながら見てた。
が、次第に話が曖昧になってくるにつれ、どうでも良くなってしまった。
私が、映画を観る時にこだわっているのは、「しっかりと、人間を描いているか」であって、内面の葛藤をおざなりにしてしまって、適当に流されるとがっかりしてしまう。
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2年前のスーパーマンとゾッド将軍の闘いで、ゴッサムシティを破壊され、自社のの社員を殺されたブルース・ウェイン(=バットマン)が、スーパーマンに復讐するという話。

【満足度】:★★★☆☆(3.5)
退屈だったわけではないけど、すごく面白かったわけでもない。
いろいろ詰め込み過ぎて、話の焦点を失ってしまった。
その結果、全てにおいて散漫で、詰めの甘い作品になってしまった。残念。
目次
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」予告編 動画
(原題:BATMAN v SUPERMAN: DAWN OF JUSTICE)更新履歴・公開、販売情報
・2016年3月31日 映画館にて鑑賞。
・2019年10月4日 「金曜ロードショー」での放送に合わせて加筆・修正。
現在、DVD、ネット配信、共に販売中。
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キャスト&スタッフ
出演者
〇ベン・アフレック(兼 監督・脚本・製作)…(「夜に生きる」、「ザ・コンサルタント」、「ジャスティス・リーグ」、「ゴーン・ガール」、「消されたヘッドライン」、「ペイチェック 消された記憶」、「世界で一番パパが好き!」、<監督・主演>「アルゴ」、「ザ・タウン」(兼 脚本)など)
〇エイミー・アダムス
…(「バイス」、「ノクターナル・アニマルズ」、「メッセージ」、「ビッグ・アイズ」、「her/世界で一つの彼女」、「アメリカン・ハッスル」、「人生の特等席」、「ザ・ファイター」、「ジュリー&ジュリア」、「ナイト ミュージアム2」、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」など)
〇ジェシー・アイゼンバーグ
〇ローレンス・フィッシュバーン
…(「運び屋」、「アントマン&ワスプ」、「30年後の同窓会」、「ジョン・ウィック チャプター2」、「パッセンジャー」、「ボビー・フィッシャーを探して」、「コンテイジョン」、「m:i:III」、など)
…(「運び屋」、「アントマン&ワスプ」、「30年後の同窓会」、「ジョン・ウィック チャプター2」、「パッセンジャー」、「ボビー・フィッシャーを探して」、「コンテイジョン」、「m:i:III」、など)
〇マイケル・シャノン
…(「ホース・ソルジャー」、「シェイプ・オブ・ウォーター」、「ノクターナル・アニマルズ」、「ラビング 愛という名前のふたり」、「ドリームホーム 99%を操る男たち」、「マッド・マザー 生贄の少年」など)
監督
〇ザック・スナイダー2016年製作 アメリカ映画
あらすじ
2年前にニューヨーク(=ゴッサムシティ)で、スーパーマン(ヘンリー・カヴィル)がゾッド将軍と死闘を繰り広げた時、ウェイン社のビルを破壊され、大切にしていた社員を失った富豪のブルース・ウェイン(=バットマン)(ベン・アフレック)は、その時からスーパーマンへの復讐心を募らせる。
一方、地球に平和をもたらしたスーパーマンは、神と崇められるようになるが、恋人のロイス(エイミー・アダムス)は、二人の仲に危機感を感じ始める。
そして、その二人の裏で、富豪のレックス・ルーサー(ジェシー・アイゼンバーグ)は、スーパーマンを弱らせる鉱物であるクリプトナイトの探索を始め、同時にゾッド将軍の復活を画策するのだが…。
感想(ネタバレあり)
その世紀の対決はどこへ行った??
いろいろとツッコミどころが満載だった。
もちろん、そこは適当にスルーして、その世界観を楽しむものだと思っている。
しかし!肝心のメインテーマが適当になってしまって、どうでもよくなっているっていうのは、いかがなものかと。
まず、この映画のタイトルは「バットマン vs スーパーマン」
それで、この映画が公開されるまで、散々「勝つのはどっちだ??」って、私たちは煽られてきた。
ところが、いざ映画を観てみたら、その「バットマン vs スーパーマン」の決着は、どうでもいいってことになっているのはどういうワケなのか。
バットマンが2年前から募らせていた、社員を殺された恨みっていうのは、どこへ行っちゃったのか…。(笑)
バットマンとスーパーマンが殴り合いのけんかをした時に、スーパーマンも愛する人がいる一人の男だと知ったバットマンは、それでスーパーマンを許しちゃったみたいだけど、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ??
そんなもんなのか??
そのケンカをした後、バットマンがスーパーマンの育ての母を助けた時に、「スーパーマンは私の仲間です」ってしれっと言った時には、ビックリしたわーーーー(笑)
なんなんだ、このポリシーの無さは(笑)

ラスボスがCGアニメなのことにガッカリ
それで、結局、二人で協力してレックス・ルーサーを倒すことになったんだけど、この展開がとてもチープ。
いかにも勧善懲悪的で、分かりやす過ぎる展開が残念。
もうちょっと頭をひねって、レックス・ルーサーがうまいことバットマンをそそのかして、スーパーマンを倒すツールに使うとか、そういう展開にはできなかったんだろうか。
だって、レックス・ルーサーはゾッド将軍を復活させるんだけど、生まれ変わって出てきたラスボスが、かなりできの悪いクリーチャーでガッカリ。
だったら、レックス・ルーサーがバットマンを味方につけて、スーパーマンと対決させて、スーパーマンが追いこまれるって話にした方が、「バットマン vs スーパーマン」っていうタイトルも生きてくるし、本題も見失わないよね。
ところが、バットマンとスーパーマンが協力してレックス・ルーサーを倒すことになって、満を持して登場したラスボスがCGでできたクリーチャー。
だから、そこから始まる最後の決戦は、ほぼほぼアニメ時々実写みたいになってしまっていて。
それには、しらけてしまった。
アニメを観に来たんじゃない。

何の脈略もなく、突然舞い込んできたワンダーウーマン
そんな不甲斐ない男子の二人を観て、「ここは私がいなきゃダメだわ」と思ったワンダーウーマンが急遽、この戦いに参戦(笑)
これがまた唐突過ぎる(笑)
何の説明もなく、二人との共通点もなく飛び込んできたワンダーウーマン。
彼女に対して、それ程に予備知識が無い私は、「彼女は、宇宙人と人間のハーフだったっけ??」なんて、思いつつ、あまりにも適当に入ってきたから、ちょっと呆れてしまった。
全体的に、何の脈略もなく突然に追加されたかのようなシーンが多い。
だから、ストーリー展開に無理と無駄を感じちゃう。
スーパーマンの育ての父が出てくるシーンとか、本当にいらないと思った。
ケビン・コスナーを出したかっただけなのでは??(笑)

出演者は、ベン・アフレック、ヘンリー・カヴィル、ジェシー・アイゼンバーグなど
バットマンを演じたのは、ベン・アフレック。
私は、彼がバットマンを演じているのを観ながら、「クリスチャン・ベールだったら、どう演じてるかなぁ」と思ってしまった…。
ベン・アフレックには悪いけど、強そうに見えない。
防護スーツを着た、なんちゃってバットマンとあまり変わらない気がする…。
個人的に、ベン・アフレックは同世代の俳優だから応援したい気持ちはすごくあるんだけど、これはちょっと…。

スーパーマンを演じたのは、ヘンリー・カヴィル。
この人のスーパーマンは、超はまり役だと思う。
もう、クラーク・ケント以外には見えないぐらいはまっていると思う。

彼らの宿敵、レックス・ルーサーを演じたのはジェシー・アイゼンバーグ。
ジェシー・アイゼンバーグが、注目の若手俳優だってことが良く分かった。
しゃべってるだけでムカつく男、レックス・ルーサーがきちんと仕上がってた。
これは、むしろ、レックス・ルーサーだけをフューチャーしたスピンオフとか観たいぐらい。
ジェシー・アイゼンバーグの他の作品も観たくなった。

内面の葛藤をおざなりにしたのが、一番に残念なところ
とまぁ、いろいろとネガティブなことを書いてしまったけど、序盤は悪くなかった。
「どんな展開になるんだろう…」ってワクワクしながら見てた。
が、次第に話が曖昧になってくるにつれ、どうでも良くなってしまった。
位置づけとしては、「バットマン vs スーパーマン」ではなく、「マン・オブ・スティール」の続編って感じだった。
私が、映画を観る時にこだわっているのは、「しっかりと、人間を描いているか」であって、内面の葛藤をおざなりにしてしまって、適当に流されるとがっかりしてしまう。
いろいろと、残念な映画だった。
◆見逃しちゃった?でも大丈夫!映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」は、現在U-NEXT


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