1973年に男女の壁を越え、世紀のテニスマッチ「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」を行ったビリー・ジーン・キングとボビー・リッグスの実話を描く。
【満足度 評価】:★★★★☆(4.5)
面白かった!
男女同権を求める戦いとは、性別の垣根をなくし、男女関係なく自分らしい生き方を手に入れることだと感じた。
今でも女性蔑視はあるけれど、現代の女性たちにとってビリー・ジーンのように権利を得るために戦った人たちの存在は尊い。
目次
「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」予告編 動画
(原題:Battle of the Sexes)
更新履歴・公開情報
・2018年6月28日 試写会にて鑑賞・2018年7月31日 感想を掲載。
・2019年6月30日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。
現在、ネット配信、DVD共に販売中。詳しい作品情報などは下記公式サイトをご参照ください。
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キャスト&スタッフ
出演者
〇エマ・ストーン…(「女王陛下のお気に入り」、「ラ・ラ・ランド」、「マジック・イン・ムーンライト」、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」、「アメイジング・スパイダーマン」など)
〇スティーヴ・カレル
…(「ビューティフル・ボーイ」、「バイス」、「30年後の同窓会」、「カフェ・ソサエティ」、「フォックスキャッチャー」、「プールサイド・デイズ」、「エンド・オブ・ザ・ワールド」、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」など)
…(「ビューティフル・ボーイ」、「バイス」、「30年後の同窓会」、「カフェ・ソサエティ」、「フォックスキャッチャー」、「プールサイド・デイズ」、「エンド・オブ・ザ・ワールド」、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」など)
…(「マンディ 地獄のロード・ウォリアー」など)
〇サラ・シルヴァーマン
…(「インディペンデンス・デイ:リサージェンス」など)
…(「デス・ウィッシュ」など)
監督
〇ヴァレリー・ファリス
2017年製作 アメリカ映画
あらすじ
1973年、テニス界における賞金の男女格差について、女性の地位向上を訴えていた女子世界チャンピオンテニスプレイヤーのビリー・ジーン・キング(エマ・ストーン)は、テニス協会を出て女子テニス協会を立ち上げる。
そんなビリー・ジーンに対して、元男子世界チャンピオンのボビー・リッグス(スティーヴ・カレル)は、挑戦状をたたきつけ、テニスマッチ「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」を申し出る。
そんなことよりも、女子テニス協会の強化に集中したいビリー・ジーンはその挑戦を断っていたのだが…。
感想
この映画の感想は、私が「ぴあ映画生活」に投稿したものを紹介します。
バトル・オブ・ザ・セクシーズ (2017)
[90点]「男女同権とは自分らしい生き方をする権利」
思っていた以上に素晴らしく、感動した作品だった。
そんなピリー・ジーンに対し「男性至上主義」を訴える55歳の元男子テニス世界チャンピオンのボビー・リッグス(スティーヴ・カレル)が挑戦状を叩きつける。
そんな2人の試合は全米から注目を集めるようになり…。
この映画がいいなと思ったのは、その世紀の戦いを描いただけではなく、そこに至るまでの2人の葛藤を描いているところだった。
ビリー・ジーンもボビーも、世界チャンピオンになった経験があるアメリカの偉大なテニスプレーヤーである。
人は、自分の主義主張を通すためには、時には渡りたくない橋を渡らなければいけない時もあって、それを乗り越えた時、ようやく、これまで見たことのない景色が見えるようになるんだなと思った。
何かに挑戦したいと思っている人にオススメの作品。

思っていた以上に素晴らしく、感動した作品だった。
もっと軽めのコメディタッチの作品かと思っていたら、そうではなく、男女同権を訴える勇気ある女性の物語だった。
1973年 女子テニス世界チャンピオンのピリー・ジーン・キング(エマ・ストーン)は、テニス界における女性の地位向上のために戦っていた。
そんなピリー・ジーンに対し「男性至上主義」を訴える55歳の元男子テニス世界チャンピオンのボビー・リッグス(スティーヴ・カレル)が挑戦状を叩きつける。
そんな2人の試合は全米から注目を集めるようになり…。
今から45年前の1973年は、「女が男に勝てるはずがない」と言われ、「女は台所にいればいい」と言われていた。
もしも今、そんなことを言われたら「なんて時代遅れな!!」と思ってしまうけれど、
もしも今、そんなことを言われたら「なんて時代遅れな!!」と思ってしまうけれど、
それは、この映画の主人公ビリー・ジーンのように女性たちの権利を求めて闘った人たちがいるからである。
この映画がいいなと思ったのは、その世紀の戦いを描いただけではなく、そこに至るまでの2人の葛藤を描いているところだった。
ビリー・ジーンもボビーも、世界チャンピオンになった経験があるアメリカの偉大なテニスプレーヤーである。
そんな2人も、私生活に悩みを抱え、時には感情的になってしまうこともある。
特に現役プレーヤーのビリー・ジーンは、感情に支配され、勝てるはずの試合を落としてしまうこともあった。
その一方で、ボビーは「ギャンブル癖」を克服出来ず、妻から離婚を言い渡されていた。
その一方で、ボビーは「ギャンブル癖」を克服出来ず、妻から離婚を言い渡されていた。
そんな彼らの姿は、偉大なるテニスプレーヤーにも普通の人たちと同じような悩みがあることを示している。
そして、世紀のテニスマッチ「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」は、彼らにとっては自分自身との戦いであり、自分らしい生き方を手に入れるための戦いとなっていく。
そして、世紀のテニスマッチ「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」は、彼らにとっては自分自身との戦いであり、自分らしい生き方を手に入れるための戦いとなっていく。
つまり、それまでは何をするにも男性上位だった社会の中で、女性が男性と同等の権利を手に入れたいと主張するのは、「男性だから」「女性だから」という垣根をなくし、「人として自由に生きる権利を手に入れたい」と主張しているということなのだ。
前回とは、全く違うエマ・ストーンに驚かされた
戦う時の彼女は、まさにプロテニスプレーヤーの顔をしていて、気迫がみなぎっていた。
戦う時の彼女は、まさにプロテニスプレーヤーの顔をしていて、気迫がみなぎっていた。
人は、自分の主義主張を通すためには、時には渡りたくない橋を渡らなければいけない時もあって、それを乗り越えた時、ようやく、これまで見たことのない景色が見えるようになるんだなと思った。
何かに挑戦したいと思っている人にオススメの作品。
きっと勇気をもらえるはず。
Posted by pharmacy_toe on 2018/06/28 with ぴあ映画生活
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