7月1日公開予定、シアーシャ・ローナン主演の映画「ブルックリン Brooklyn」の予告編を観た。

第88回アカデミー賞(2016年)で作品賞と、主演女優賞にノミネートされた作品。

この映画「ブルックリン Brooklyn」は、どんな映画なのかな??

【観たい度】:★★★★☆

*** 受賞歴 ***

第69回英国アカデミー賞 英国作品賞 受賞

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まずは、公式の予告編を

「Brooklyn」予告編 動画

(原題:Brooklyn)

 



そして、もう一本。

国際版の予告を

「Brooklyn」予告編 動画(インターナショナルバージョン)




アイルランドからNYブルックリンへ、少女から大人へ成長する物語


アイルランドから、仕事のためにNYのブルックリンへやってきた少女・エイリッシュが、はじめは慣れない土地で苦労しながらも、イタリア系の移民、トニーと恋に落ちる。

NYの生活にも慣れた頃、アイルランドからの訃報で一時帰国をすることになったエイリッシュ。

アイルランドでは、新しい出会いがあり…。

という、都会・NYと、祖国・アイルランドの間で揺れ動く女性の物語だそう。

原作は、コルム・トビーン著「ブルックリン」
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予告を観たけど、映画が待ちきれない!という人は、原作を先に読んで待っていてもいいかも。

田舎から都会へ出てきた少女が、都会の生活に戸惑いながら成長していくというスタンダードなお話。

作品もとても地味だし、静かな作風。

にも関わらず、この作品が各映画賞をにぎわせ、アカデミー賞の作品賞にノミネートされているというのは、その少女の心の繊細さや機微がとても丁寧に描かれているからだろうと思う。

それに、その少女から大人へ成長する過程の複雑な心境というのは、誰もが乗り超えた時期なので、きっと人それぞれに、共感したり、琴線に触れる部分があったりするのではと思う。

良し。なんだか観たくなってきたよ。

brooklyn

実力派の俳優たちと、若手監督の組み合わせ


主演の少女・エイリッシュを演じるのは、アイルランド出身の女優、シアーシャ・ローナン

この映画「Brooklyn」で、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされている。

予告編を観た限り、本当に、そのオールディーズな時代から抜け出てきたような雰囲気が良いなぁ。

他の出演作に、「グランド・ブダベスト・ホテル」「つぐない」「ラブリーボーン」など。

他の共演者には、ジュリー・ウォルターズ(「ワンチャンス」「ハリー・ポッター」シリーズ、「パディントン」「リトル・ダンサー」など)、ジム・ブロードベント(「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」「パディントン」「ウィークエンドはパリで」「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」)、ドーナル・グリーソン(「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「不屈の男 アンブロークン」、「アバウト・タイム」、「FRANK-フランク-」)など。

彼らが具体的にどんな役どころなのかは不明だけど、ドーナル・グリーソンは、エイリッシュが帰国した時に、彼女の気持ちを惑わす新しい男として登場するよう。

「ぼくのために、この国に残って欲しい」という、ドーナル・グリーソンのセリフが予告の中にあったような。

しかし、最近、このドーナル・グリーソンは、本当に売れっ子だ!!

監督は、「ダブリン上等!」「BOY A」のジョン・クローリー

私、どちらも観ていないので何とも言えないけど、若手監督なのかな。

実力派揃いの堅実なキャスティングと若手監督の組み合わせかぁ。

ますます面白そうになってきたよ。

brooklyn2

田舎だろうが、都会だろうが、居心地の良さが一番


まぁ、結局のところ、エイリッシュがNYへ戻ることになろうが、祖国にとどまることになろうが、大事なことは、自分らしくいられる場所を探すってことだと思うんだよね。

私がエイリッシュの友達だったら、そう言ってアドバイスするな。

他人から見て、背伸びしているように見えても、本人が楽しいなら、それも良し、やっぱり、自分の育った国は居心地良いなぁと思えば、それも良し。

自分の人生は、他人に惑わされずに自分で決めるべしと思う。



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