とにかく映画が好きなんです【本館】

とにかく映画が好きで、特にアメリカ映画大好きです このブログは、ネタバレありの映画鑑賞日記です。主にハリウッド映画と韓国映画をメインに感想を書いています


カテゴリ:ジャンル > サクセス



ジェシカ・チャステイン主演の映画「モリーズ・ゲーム」を試写会で観た。

かつてスキーのモーグル全米代表だったモリー・ブルームが、ポーカールームのオーナーとなって成功し、そこから転落していくまでを描く。


満足度 評価】:★★★★☆(4.5)

面白かった!

「女性」であることを売りにせず、言い訳にせず、権力に決して屈しない生き方。

彼女の生き様は、これからの女性たちの模範となるに違いない。


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「モリーズ・ゲーム」予告編 動画

(原題:Molly's Game)



更新履歴・公開、販売情報

・2018年4月10日 試写会にて鑑賞した感想を掲載。

・2019年5月12日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。



映画「モリーズ・ゲーム」は、現在U-NEXT で配信中


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キャスト&スタッフ


出演者

ジェシカ・チャステイン
…(「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」、「女神の見えざる手」、「オデッセイ」、「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」、「インターステラー」、「MAMA」など)

イドリス・エルバ
…(「ズートピア」、「スター・トレック Beyond」、「ジャングル・ブック」(声の出演)など)

ケビン・コスナー
…(「ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~」、「クリミナル 2人の記憶を持つ男」、「ドリーム」、「ドリフト・デイ」、「ラスト・ミッション」など)

〇マイケル・セラ

監督・脚本

〇アーロン・ソーキン

2017年製作 アメリカ映画



映画「モリーズ・ゲーム」




あらすじ


2002年 冬季オリンピック予選。

モーグル女子代表を目指すモリー・ブルーム(ジェシカ・チャステイン)は最終滑走で転倒、負傷してしまい、選手生命を絶たれてしまう。

ケガから回復したモリーはロースクールに入学するまでの1年間を過ごすために、ロスに滞在する。

そこで、知り合いに頼まれポーカールームの手伝いをしているうちに、スキルを学び、自身でセレブ専門のポーカールームを運営するまでになる。

彼女のポーカールームは大成功をおさめ、実業家やハリウッドスターなどが集まるようになるのだが…。



映画「モリーズ・ゲーム」ジェシカ・チャステイン



感想(ネタバレあり)


アスリート時代に鍛えられた精神力


面白かった!

かつては全米代表のアスリートだったが、ケガで引退するとポーカールームのオーナーになり、26歳にして成功をおさめるが、その後、転落してしまうモリー・ブルームの実話。



この映画では、モリーを「3つの時代」にわけて描かれる

「選手時代」「ポーカールームのオーナー時代」「転落後の時代」



この3つの時代の時系列が入れ替わりながら彼女の人生を振り返り、そうしてようやく「モリー・ブルームという人」の全体像が見えてくる。

つまり、彼女の人生は、ポーカールームを経営していた時代だけでは語り切れず、選手時代の彼女も、逮捕された後の彼女も含めてその人となりが見えてくるのであり、特に、この映画では違法賭博で逮捕された後の彼女に重点を置いていたのが面白かった



少女時代のモリー・ブルームは、厳格な父親(ケビン・コスナー)の指導の元、全米代表のスキー・モーグルの選手として活動していた。

しかし、2002年の冬季オリンピック予選で転倒し、選手生命を絶たれてしまう。



というのも、彼女は12歳の時に背骨の「脊柱側弯症」を患い、大手術を行った結果、背骨を針金で固定していた。

その時、医者からは「もう、スキーやモーグルはしないように」と言われていたのに、「絶対に負けられない」彼女は、その1年後には再びスキーを始めていた。

そして、その予選の日、試合中に転倒した彼女は、その固定していた背骨から落ちてしまう。



結局、彼女は全米3位の実力を持ちながら、オリンピックに出られないまま選手生命を絶たれることになった。

しかし、この不遇の時代こそが、彼女の「不屈の精神」や「勝負強さ」を鍛えたのだと思った。



映画「モリーズ・ゲーム」ケビン・コスナー、ジェシカ・チャステイン


「勝負の勘」が彼女を成功に導く


スキー選手を引退したモリーは、ロースクールに入るまでの1年間をロスで過ごすことに決める。

生活していくためにバーで働いていた彼女は、常連客が運営していたポーカーの手伝いをしているうちに、「ポーカーを運営するスキル」を身に着ける。



彼女はトップクラスのアスリートだったけれど、「厳格な父」は心理学の教授であり、「文武両道」をモットーとしていたため、頭の回転も非常に速い女性だった。



そうして、自分で「セレブ専門のポーカールーム」を経営し始める。

なんと、彼女が手伝いをしていたポーカールームの客を全て奪ってしまうというやり方で。

そして、彼女が開いたポーカールームが大成功を収め、ハリウッドスターや、実業家、ラッパーなどの一流セレブが通うようになる。



では、なぜモリーには「ポーカー」が合っていたのか

それは、アスリート時代に築いた「勝負の勘」が、彼女を導いたのではと思った。

トップクラスのアスリートにもなると、勝負を分けるのは「メンタル面」の強さが大きい。



ポーカーというギャンブルは、「ポーカーフェイス」と言われるぐらい精神面の強さが必要だ。

その中で、彼女は「勝負強い客」と「勝負弱い客」を見分ける嗅覚に優れていたのではないか。

この映画の中でも、「勝負弱い客」に対し、「もうやめた方が良い」と声をかける場面がある。



勝負に負けすぎて金の払えなくなった客を抱えていては、彼女のサロンがつぶれてしまう。

その「客を見極める目」が優れていたからこそ、繁盛したのだろうと思った。



映画「モリーズ・ゲーム」ジェシカ・チャステイン


FBIからの悪魔のささやき


しかし、栄光はいつまで続かない。

LAの客にはめられ、サロンをつぶされた後、NYに拠点を移したモリーだったが、ロシアンマフィアが通うようになったことで、FBIから目を付けられ「違法賭博を運営ていた」として逮捕されてしまう



その時、FBIが本当に逮捕したかったのは、モリーではなくロシアンマフィアの方だった

そこで、FBIは「無罪放免にして、お金も返す」見返りにロシアンマフィアたちの情報を提供しろと司法取引を持ち掛ける。



この時、弁護士(イドリス・エルバ)の娘が読んでいた本がアーサー・ミラーの戯曲「るつぼ」なのだが、これは無実の人が「悪魔」だと言われた結果、逮捕され、処刑されてしまう物語である。

当時の赤狩りを批判した戯曲であり、その本は、この時にモリーが置かれていた状況を表している

つまり、FBIはNYで派手に儲かっている20代の女性を「見せしめ」のために逮捕し、「ロシアンマフィアに協力していた」というイメージを植え付けようとしていたのだ。

そこから逃れたいなら「黙って情報を提供しろ」と、権力でモリーを押さえつけようとしていた

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しかし、モリーは一切権力に屈しなかった

そこが、彼女の素晴らしいところで、最も感動的なところだった。



たとえ、相手がロシアンマフィアだったとしても、モリーが持っている情報をFBIに渡せば顧客の家族を崩壊させることになってしまうかもしれない。

そう思ったら、情報を渡すことができない。



彼女は弁護士の説得にも関わらず、最後まで司法取引を拒否し、裁判で有罪判決が出ることを選択する



映画「モリーズ・ゲーム」ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ


相手が誰であれ、彼女の人生(ゲーム)に「負け」という選択肢はない


20代にして「ポーカーサロン」を成功させたと言われたら、これまでだったら「どうやって女の武器を使ってうまいこと成功したのか」が描かれていたに違いない。

しかし、彼女は一切そういうことはしない。



顧客の誰ともベッドを共にすることなく、ほぼクリーンな状態で運営していた

ただし、NYに拠点を移した後は、薬におぼれるようになったこともあり、違法な賭博をやったことも数回あっただけで、それをメインにしていたわけではない。



そんな彼女の生き様を観て素晴らしいなと思ったのは、「決して権力に屈しない姿勢」だった。

サロンがうまくいかなくなった時、顧客の情報をタブロイド紙に売れば大金を得ることだってできた。

FBIに情報を流せば、罪をなくすことだってできた。



しかし、彼女にとって顧客は顧客であり、迫りくる権力におもねるようなことは一切しなかった



絶対に女性であることを言い訳にせず、顧客がどれだけの権力者だろうと、ベッドを共にすることもなく、対等な立場に立ち、むしろ、相手を支配しようとする

私は、そんな彼女を見ながら「女性にもこういう生き方ができるのか」と思った。



そこには、選手時代に培われた「勝負強さ」があったように思う。

スキーの勝負では「Ready Go!」でレースが始まれば、自分よりも強い相手に向かって行き、その相手に勝たなければ次に進めない。

彼女にとって「顧客の情報を渡す」ことは「負け」を意味し、彼女の人生の選択肢の中に「負け」はないのだ。



正直、映画を観るまでは「どれだけ女の武器を使うのか」が描かれるのかと思っていた。

「そんな映画だったら嫌だな」ぐらいに思っていた。

今、その時の私は「ごめんなさい」と言っている。

モリーは、そんな女性ではなかった。



「女」であることを言い訳にせず、売りにしない

これからの女性たちが、模範とすべき女性だった。

むしろ、そんな彼女を利用しようとしたFBIこそ、恥を知れと言いたい



そして、選手時代も転落後に復帰してきたモリーは、今後もまた新たな顔で帰ってくる気がする。

次は、どんな成功を収めるのか、彼女の今後が気になって仕方がない。


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チョ・インソン主演の映画「ザ・キング」を映画館で観た。

1980年代から2010年までの韓国激動の時代を背景に、地方の不良少年が検事になって成り上がっていく様を描く。


満足度 評価】:★★★★☆

これは面白かった!!

田舎町のチンピラが、ソウルで頂点に登りつめるまで。

これは、韓国が舞台になっているけれど、なぜ、官僚はあれほどまでに政治家にすり寄るのか、その理由がよくわかるドラマになっている。

そして、検事局とマフィアが並行して描かれることで「検事もマフィアも似たり寄ったり」だったのが面白かった


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「ザ・キング」予告編 動画

(原題:더 킹(The King))



更新履歴・公開、販売情報

・2018年4月5日 映画館で観た感想を掲載。

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キャスト&スタッフ


出演者

〇チョ・インソン

チョン・ウソン
…(「アシュラ」、「監視者たち」など)

ペ・ソンウ
…(スウィンダラーズ」、大好きだから」、「奴隷の島、消えた人々」、「造られた殺人」など)

リュ・ジュンヨル
…(「沈黙、愛」、「タクシー運転手 約束は海を越えて」、「奴隷の島、消えた人々」など)

キム・ウィソン
…(「ゴールデンスランバー」、「新感染 ファイナル・エクスプレス」、「プリースト 悪魔を葬る者」、「造られた殺人」、「国選弁護人 ユン・ジンウォン」など)

〇キム・アジュン

〇キム・ソジン


監督・製作・脚本

ハン・ジェリム
…(「観相師-かんそうし-」など)


2017年製作 韓国映画



韓国映画「ザ・キング」



あらすじ


1980年代の木浦(もっぽ)で暮らす不良高校生のパク・テス(チョ・インソン)は、窃盗を繰り返す父が検事に土下座する姿を見て、「検事になったら、世界を手に入れることができる」と思い、心機一転ソウル大学法学部を目指す。

必死になって勉強した結果、ソウル大学法学部にめでたく合格し、夢に見た検事局に合格する。

検事局に入ったばかりの頃は、権力のある人間が優遇される世界に納得がいかない日々を過ごしていた。

ソウル大学の先輩で検事局のエリート集団 戦略部に所属するヤン・ドンチョル(ペ・ソンウ)から声をかけられ、戦略部に入ることが決まると、そこは、ハン・ガンシク部長(チョン・ウソン)を頂点とした欲にまみれた世界だった…。



韓国映画「ザ・キング」チョ・インソンとチョン・ウソン



感想(ネタバレあり)


時代を読んで権力にすり寄ることこそ、出世までの最短距離


これは面白かった!

1980年代から、2010年までの韓国の激動の時代を背景に、木浦で暮らすチンピラ高校生のパク・テス(チョ・インソン)が、心機一転エリート検事にまで登りつめるさまを描く。



そういうと、割とありがちな感じに聞こえてしまうけれど、この映画が面白いのは彼らエリート検事とマフィア「野犬派」を並行して描くことで、「検事とマフィア、似たり寄ったり」の世界を作り出しているところだった。



マフィアが金を稼いで上納する先が政治家であるように、検事も「より検事局に有利に働いてくれる」政治家にすり寄っていく。

そして、どちらの政治家も、その上にいるのは「大統領」である。

つまり、マフィアも検事も大統領につながる政治家たちのために働く忠実な犬なのである。



本来ならば「国の良心」であるべき検事局が、「のし上がる」ために政治家たちにすり寄り、有力者のために忖度をする

そして、時には「国民から目をそらすために」スキャンダルを流して情報操作もする。



時には、「次期大統領が誰になるか(=選挙前に誰に便宜を図るべきか)」を知るために、占い師に「誰が大統領選で当選するか」を占ってもらい、その占いの結果を信じて先回りして名前を売り込み、当日は固唾をのんで選挙速報を見守ることだってあった。

彼らにとって、大統領選挙はギャンブルのようなものなのだ。

そうやって、常に「時代」を読みながら、次の手を考え、「その時に最も権力を持つ人間」にすり寄っていくことが、「頂点(=検事局長)」にたどり着く最短距離なのだ。



主人公のパク・テスは、その「出世街道の歩み方」を、上司であり、戦略部部長のハン・ガンシクに叩き込まれ、頭角を現していくのだ。



この映画は韓国を舞台にして描かれた作品であるはあるが、これを観ていると「なぜ、官僚が政治家にすり寄るのか」がよくわかる作品になっている

あの森友事件の裏にある事情は一体何だったのか。

それを想像しながら、この映画を観ていると、とても面白い。



韓国映画「ザ・キング」チョ・インソンとチョン・ウソンとペ・ソンウ


検事とマフィアはコインの裏と表、表裏一体


ここで描かれる検事とマフィアは、コインの表と裏、表裏一体である。



もしも、検事局にとって「目障りな人間」が出た場合、その処理をするのがマフィア「野犬派」である。

マフィアにとって「何か」が起きた時に「刑を軽く」できる検事は貴重な存在だし、検事にとっても「汚れ仕事」を率先してしてくれるマフィアはなくてはならない存在である。



本来ならば、検事とマフィアは全く正反対の位置にいて、むしろ敵同士でいるべきなのに、実質「検事もマフィアもやっていることに大差ない」のが、なんとも面白い。

共に、頂点を「大統領」にして動いていて、利害関係が一致しているからこそ、表裏一体で動けるのだ。



そうやって、検事とマフィアが裏で手をつなぎながら、人を犬扱いし、彼らの行く手を邪魔する者は蹴落とし、大統領にとって最も有利に動けたものが頂点(検察庁長官)に立つことができる

マフィアにとっても、その時便宜を働いてくれた検事がトップに立てば、彼らにとって安泰なのだ。



ところが、主人公のパク・テスは、その「出世街道」の中で、頂点を目指しているハン・ガンシクにとって「目の上のたんこぶ」となってしまった。

それまで順調に生きてきたはずが、あまりに派手な動きをして他の真面目な検事たち(=監察部)に目をつけられ、その上、浮気がばれて妻には逃げらられ、地方の検事局に送り込まれる。

そうして、パク・テスは「とかげの尻尾切り」をされる側の人間になってしまったのだ。

それは、パク・テスにとって「死」を意味することだった。



韓国映画「ザ・キング」チョ・インソンとペ・ソンウ


利用できなくなったら簡単に「とかげの尻尾切り」される側に


パク・テスは、ハン・ガンシクに「殺される」と悟る

その頃、検察庁の長官にまで登りつめていたハン・ガンシクにとって、パク・テスがいなくなれば監察部からの追及も止まると考えた。

それを知った野犬派の親友ドゥイルは命がけでパク・テスを守るが、逆にドゥイルはボスから殺されてしまう。



それまで、パク・テスはハン・ガンシクのために働いてきたのに、邪魔になったらあっさりと尻尾のトカゲ切りをされる。

それこそ、まるで森友事件の「トカゲの尻尾切り」と一緒ではないか。

なんと非情なと思うけれど、それをあっさりとやってのける人間だけが頂点に立つことができるのだ。



そうして、パク・テスは窮地に追い込まれるが、彼はハン・ガンシクの教えを忠実に守る。

それが「やられたらやり返す」だった。

その時、彼の中で眠っていた木浦のチンピラ魂がよみがえったのだ。



親友を殺された恨みを「暴露」という形で晴らしていく

検事局を退職し、彼がこれまで行ってきた悪事をさらし、ハン・ガンシクを糾弾したのだ。



そして、パク・テスは政界への転身を発表する。



韓国映画「ザ・キング」チョ・インソンとリュ・ジュンヨル


出世をしたいなら、時代を読み「誰に仕えるか」を見極めろ!


では「暴露」をしたパク・テスは本当に心を入れ替えたのか

そうではないと思った。



彼はそれまで、大統領をトップとする組織の中での帝王学をハン・ガンシクから学んでいた。

そして、時代は変わったのだ

よりクリーンさが求められる時代になり、大統領が退任すると同時に訴追されるような時代になると、彼らのような生き方は通じなくなっていき、だからこそ、彼は検事から政治家へと転身したのだ。



その中で、パク・テスはハン・ガンシクよりも時代を読み、「どんな人間がより生き残っていけるのか」を誰よりも考えていたのだ。

そうして、慎重に計画を練り、最後の邪魔者ハン・ガンシクを逮捕に追い込む。



最後の結果は、観た者の考えに委ねられたけれど、私は、最後はパク・テスが政治家になっただろうと思う。

なぜなら、彼こそが周りにいるすべての邪魔者を蹴落とし、全てを牛耳る「キング」になったからだ。



出世をしたいなら、「誰を味方につけるのか」を常に読み取らなければならない。

その相手を間違えると、足場が一気に崩れ落ちてしまう。



パク・テスにとっては、時代の変化と共に仕える相手をハン・ガンシクから監察部に乗り越えた時が、「キング」へと登りつめる瞬間だったのだ。



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インド映画「パッドマン 5億人の女性を救った男」を試写会で観た。

インドで生理用ナプキンを開発し、その普及に努め、成功した男性の実話を映画化。



満足度 評価】:★★★★☆(4.5)

愛する妻を幸せにするために必死になった結果、5億人の女性を救うことになった男性のサクセスストーリー。

金ではなく愛のためだからグッとくるし泣けてくる。

一人でも多くの人に彼の愛を知って欲しい作品。



目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『パッドマン 5億人の女性を救った男』予告編 動画

(原題:Padman)



更新履歴・公開、販売情報

・2018年11月13日 試写会にて鑑賞。

・2018年11月26日 感想を掲載。

・2018年12月7日 全国劇場公開。

詳しい上映劇場情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
 ↓




キャスト&スタッフ


出演者

〇アクシャイ・クマール

〇ソーナム・カプール

〇ラーディカー・アープテー


監督・脚本

〇R.バールキ


2018年製作 インド映画



パッドマン5億人の女性を救った男





あらすじ


2001年のインド。

新婚のラクシュミ(アクシャイ・クマール )は、妻のガヤトリ(ラーディカー・アープテー)が月に一度5日間、家の外にある縁側のような場所に出て行くことが気になり、その理由を聞くと「生理だから」と言われて驚いてしまう。

それならばと、ラクシュミは薬局へ行って生理用ナプキンを買うと、ガヤトリは「そんな高価なものは使えない」と言う。

その代わりにガヤトリは不衛生な汚れた布を使っているのを知り、愛する妻の健康状態を心配し、衛生的な生理用ナプキンの開発を始める。

しかし、近所の人たちからは変人扱いされ、ガヤトリからは「周りの人たちから笑い者になっているのが恥ずかしいからやめてくれ」と言われてしまう…。

それでも、ラクシュミはガヤトリと別居してまで開発を続けるのだが…。



パッドマン5億人の女性を救った男2






感想(ネタばれあり)


妻に少しでも楽で健康的な生活をさせてあげたくて


これは、インドで女性用ナプキンを開発、製造したパッドマンのサクセスストーリーである。



2001年パッドマンことラクシュミは、ガヤトリと結婚する。

しかし、愛する妻は、一ヶ月に5日間、家の中から縁側のような場所へ出て、そこで生活しているのを見て、その理由を聞くと「生理だから」だと言われ、その時初めて、女性たちの生理の現状を知る。



これには、私も驚愕だった。

2001年と言ったら、日本だったら安価で高性能な生理ナプキンが大量に出回っていた頃だ。

しかし、インドではそれがとても高価なもので、とてもじゃないけれど一般人の手に出るものではなかった

そして、インドの女性たちは生理の時期に「けがれている」と言われ、家から外に追い出され、会社や学校を休み、汚れた布を巻いて過ごしていたのだ。



ラクシュミはその現状を知り、妻の健康状態を心配し、もっと安価なナプキンが手に入らないかと、その開発を始める。

しかし、そんなラクシュミの思いを町の人々も妻も理解できず、変人扱いされてしまう。

それでも、ラクシュミはナプキンの開発を続けるのだった。



これは、日頃、日本で暮らしている私たちが当たり前だと思っていることも、国が変われば、それがとても贅沢なことだと分かる作品だった。



パッドマン5億人の女性を救った男5



「女性は穢れ(けがれ)」仰天だったインドの現状


この映画で最も驚かされたのは、当時のインドにおける女性たちの扱いだ。



日本でも、その昔「女性は穢れ(けがれ)ている」と言われた時代があった。

その名残が、まだ相撲に残っている。

「女性は穢れ(けがれ)ているから土俵にあげてはいけない」という伝統を守るべきか、時代に合わせて変えるべきかがたびたび議論になっている。



しかし、この映画で舞台になっているのは、2001年だ。

世界はインターネットでつながっているその時代に、「血を流す女性は穢れ(けがれ)ているから、家から出ていけ」というは、あまりにも理解がなさ過ぎて仰天だった。



そこには、宗教的な理由があるかもしれないし、長年続いた男尊女卑の影響もあるだろう。

どの国にも、その国の独特な文化がある。

だから、一概に「時代遅れじゃないか」とは言い切れないけれど、それにしても、もう少し男性の理解があってもいいんじゃないかと思った。

なんだか、インドの男性たちの女性たちへの理解力のなさには呆れてしまった



だからこそ、そんなインドで女性たちに新しい世界を切り開いたラクシュミは、インドを救ったヒーロー「パッドマン」なのだ。



パッドマン5億人の女性を救った男3



その原動力は「金」ではなく「愛」


何よりも、ラクシュミの想いに感動した。

彼は成功したくてナプキンの開発を始めたのではなくて、愛する妻に楽で健康的な生活をさせてあげたいと思って始めたことだったのだ。



誰よりも、妻に喜んで欲しかったのだ。



サクセスストーリーといえば、貧しい生活から抜け出したいとか、周りの人間を見返したいとか、サバイバル精神が原動力になりがちだけど、ラクシュミの場合は「愛」が原動力になっているのが良い。

もしも、これが「金儲け」が目的で始めたことだったら、ラクシュミはそれほどの成功を得られたなかっただろうと思う。



全人口の半分しかいない女性たちのために開発したって、それ程のもうけは得られないと考えるに違いないし、実際に、ラクシュミが金銭的に成功するまでは、相当な時間がかかっている。

きっとその途中で「金にならない」と諦めたに違いないのだ。



妻を救いたい、目の前にいる人を助けいという思いに、ラクシュミが必死になったからこそ、彼の思いが周りの人たちに伝わり、周りの人たちが彼を手助けし、観客の心を揺さぶる作品になったのだ。



パッドマン5億人の女性を救った男4



女性たちが外へ出て働けば国が強くなる


ラクシュミがナプキンを開発していく過程で、ナプキンを安価に大量生産できる機械の開発に成功する。

その機械を全国各地に持ち歩き、その場、その場で女性たちに売って歩く。

その結果、女性たちは生理用ナプキンを得られる上に、手に職を持つことができるという一石二鳥の状態になり、やがて、ラクシュミの功績がインド全国に広まるようになる。



それはラクシュミが、笑われても、バカにされても、諦めることなく続けた結果だった。

そして、彼の功績は海を渡り、2014年にTIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれるのだ。



正直言えば「ナプキンの性能の良さ」から言えば、日本の製品の方がラクシュミの製品より良いと思う。

彼が世界から絶賛される理由は、そこではないのだ。



この映画のクライマックスは、ラクシュミの国連でのスピーチにある。

そこで彼は

「インドにナプキンが普及すれば、インドの女性たちは休みなく働くことができるし、積極的に外へ出ることができる。

インドには5億人の女性たちがいて、彼女たちが全員働けは、インドは世界で一番強い国になる。」

と、ラクシュミは笑顔で宣言していたのだ。



これは、日本の男性(特に政治家)たちにもぜひ聞いて欲しい素晴らしい演説だと思った。



その「男性よりも女性の方が強い。彼女たちが外で働けば国は強くなる」というフェミニズム的な考え方が、世界から絶賛される理由なのだ。

そもそも、彼は金儲けがしたいわけでも、成功したいわけでも、フェミニストになろうとしたわけでもない。

ただ、たった一人の妻を「楽にしてあげたい」という想いに必死になり、最後まで諦めずに突き進んだ結果、5億人の女性たちを救うことになったのだ。



彼が世界的に認められた結果、インドの男性たちの意識改革が起きれば、「インドが世界一の国」も夢ではないと思った。

「愛」の力は偉大なり。






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マイケル・キートン主演の映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」を映画館で観た。

ハンバーガーチェーン大手『マクドナルド』の創業者(ファウンダー)であるレイ・クロックが、地方にあった一軒のハンバーガーショップを全米一の巨大企業にまで導いた実話を映画化。



満足度 評価】:★★★★☆


今の仕事を辞めて、新たにビジネスでも始めようかと思ったことはないだろうか。

仕事を辞めるまでもなく、何か副業でも始めようかと思ったことはないだろうか。

しかし、『もう若くない・才能ない・お金ない』と、ネガティブなことばかりを考えてあきらめてはいないだろうか?

私も2年前に過酷な労働条件の仕事を辞め、ブログを書き始めたのはいいものの、いつも、この『もう若くない・才能ない・お金ない』に悩まされてきた。



しかし、そんな私も、この映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」を観て、大いに励まされ、勇気づけられた

それまでハンバーガーを作ったこともなければ、大してお金もないレイ・クロックが「マクドナルド」を創業したのは52歳の時。

なぜ、彼は成功することができたのか、その彼の軌跡を見れば、年齢も才能もお金もビジネスには必要ないことが良くわかる。

この映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」は、独立したい人や、ビジネス初心者、誰かに背中を押して欲しい人に、特におススメしたい作品である。


「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」予告編 動画

(原題:THE FOUNDER)




更新履歴・販売情報

・ 2017年8月4日 映画館で観た感想を掲載。

・2018年6月17日 WOWOWでの放送に合わせて、加筆・修正。

現在、ネット配信・DVD 共に販売中。



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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

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キャスト&スタッフ


出演者

マイケル・キートン
…(「ダンボ」、「アメリカン・アサシン」、「スパイダーマン:ホームカミング」、「スポットライト 世紀のスクープ」、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」、「ロボコップ」など)

〇ニック・オファーマン

ジョン・キャロル・リンチ
…(「レディ・ソルジャー」など)


パトリック・ウィルソン
…(「アクアマン」、「トレイン・ミッション」、「死霊館 エンフィールド事件」、「Zipper/ジッパー エリートが堕ちた罠」など)

ローラ・ダーン
…(「ドリームホーム 99%を操る男たち」、「遠い空の向こうに」、「私に会うまでの1600キロ」、「きっと星のせいじゃない」、「ジュラシック・パーク」シリーズなど)


監督

ジョン・リー・ハンコック
…(「ウォルト・ディズニーの約束」など)


2016年製作 アメリカ映画


ファウンダーハンバーガー帝国のヒミツ


あらすじ


1954年、業務用のミキサーを販売していたレイ・クロック(マイケル・キートン)の元に、カリフォルニアから一本の電話注文が入る。

ミルクシェイクが一度に5個できるミキサーを8台欲しいと言う。

『なぜ、そんなに大量にミキサーが必要なのか』を知りたくなったクロックは、東海岸からアメリカ大陸を横断し、注文があった『マクドナルド』を訪問する。

その『マクドナルド』とは、地元の人たちに愛され、繁盛していたハンバーガーショップだった。

実際に、レジでハンバーガーを注文したクロックは、ほとんど待たされることなく、『美味しいハンバーガーとフライドポテトとコーラ』が出てきたシステムに感動し、オーナーに『マクドナルド』のフランチャイズ化を提案する。


ファウンダーハンバーガー帝国のヒミツ4

感想(ネタバレあり)


52歳、ミキサーのセールスマンが『マクドナルド』を創業



ビジネスで成功するのに、『才能』や『学歴』、『金』は必要ない。必要なのは『根気』だ。

それは、全米一のハンバーガーチェーン『マクドナルド』を創業したレイ・クロックの言葉だ。



今では、レジで注文すると、30秒後にはすべての商品が揃っているファーストフード店など、少しも珍しくない。

この映画は、そのファーストフード店がこの世に存在していなかった頃のお話である。



『マクドナルド』と言えば、誰もが知っているハンバーガーチェーンだ。

好き・嫌いは別にして、きっと誰もが一度は食べたことがあるに違いない。



今となっては、どこへ海外旅行に行っても、大抵目にする『マクドナルド』だが、始まりはマクドナルド兄弟が作ったハンバーガーショップだったことは、あまり知られていない。

当時、業務用ミキサーのセールスマンだったレイ・クロックが『マクドナルド』の30秒で商品を提供するサービスに感動。

フランチャイズ化して全国展開することを提案し、自らチェーン展開してしまう




そして、全米に支店が増えると、マクドナルド兄弟から全ての権利を買収し、自分は『マクドナルドを作った』として創業者の座に君臨する。

分かりやすく言えば、レイ・クロックがマクドナルド兄弟の画期的なアイディアを強引に全国展開し、最終的には乗っ取ってしまったのである。

そうしてできたのが、現在、世界中に展開されているハンバーガーチェーンの『マクドナルド』なのだ。



この映画には、レイ・クロックが『マクドナルド』を成功に導いたヒミツが詰まっている。



ファウンダーハンバーガー帝国のヒミツ3



「フランチャイズ化」と「現状維持」の判断の差が、その後の明暗を分ける


1950年代のアメリカで、注文してから30秒で商品を提供するという、当時ではとても画期的なシステムを開発したのは、マクドナルド兄弟だった。

キッチンの中で、ハンバーグが焼けてから、バンズにケチャップやマスタードを塗り、ピクルスを乗せてはさみ終わるまで。

その間の、人や食べ物の流れを計算し、最も効率よく提供できる方法を徹底的に研究した結果だった。



その、とても『効率的で画期的なシステム』を、クロックはマクドナルド兄弟から奪い、全国展開してしまう。

というと、まるで、『人でなしのクロック』と、『お人よしのマクドナルド兄弟』のように聞こえるかもしれない。



果たして、本当に『クロックは人でなし』で、『マクドナルド兄弟はお人よし』なのだろうか。



私はそこに、『成功できる人』と、『成功できない人』の違いがあるように思えた。

マクドナルド兄弟は、とても真面目な人たちで、『より効率よく、早くておいしい食品を提供する』ために、熱心に研究し、素晴らしいシステムを考え出した。

しかし、クロックから『フランチャイズ化』を提案された時に、「現在3店舗あるから、それ以上広げるつもりはない」と言い切り、かたくなに断ってしまう。



それでも、クロックは「全国展開すべき」だと考えた。

マクドナルド兄弟が止めるのも聞かず、全く同じキッチンを作って店舗を増やしていったのはクロックだった



この時、マクドナルド兄弟がクロックの話に乗って、「分かった。全て協力するから、一緒に全国展開しよう」と言って、全国に足を運んでいたら、話は違っていたのかもしれない。

しかし、彼らは、かたくなに断ったのだ。

クロックも映画の中で彼らに言っているが、「その場から動こうとしないのが悪い」のだ。



ちょっと気が進まないなと思うことでも、扉を開けてみたら、新しい世界が待っていることもあるかもしれない。

マクドナルド兄弟には、そのちょっとした冒険心が足りなかったように思う。



『マクドナルド』を初めて訪れた時に『フランチャイズ化しよう』と考えたクロックは成功し、『現状維持でいい』と判断したマクドナルド兄弟は、最終的に全てを買収されることになる。

その時の判断の差が、彼らの明暗を分けることとなった。



私は、そのクロックの「全国展開しよう」という判断が正しかったと思う。

全国を歩き回って業務用ミキサーを売っていたクロックだからこそ、どんな店が売れていて、どんな店が売れていないのかは、肌感覚で分かっていたはず。

マクドナルド兄弟は、その彼の目を信じるべきだったように思う。



ウサギがオオカミに食われたというのは、敗者のいいわけにしかならない。



逆に、もしもクロックが、マクドナルド兄弟の意見を尊重し、彼らに歩調を合わせていたら、今の『マクドナルド』は存在していない

『勝つ』ために、最優先のことを瞬時に判断し行動できる力がビジネスには必要なのだ。



ファウンダーハンバーガー帝国のヒミツ5



『根気強く歩き回る行動力が成功』へのカギ


それまでどこにでもいるサラリーマンだったクロックが、どのようにして利益を増やし、店舗数を増やしていったのか。



もちろん、クロックにだって、産みの苦しみはあった。

マクドナルド兄弟の店をフランチャイズ化したことで、すぐに成功したわけではない。

ある程度、店舗数が増えてきた時、資金調達の難しさが彼を悩ませる



新しい店舗を開店させるには、設備投資や材料費など、様々な経費が必要になる。

店舗が増えても利益が増えず、銀行への返済を3カ月滞納させ、自宅を抵当に入れていた

思ったように利益が上がらない…。



それは、ビジネスをしている人だったら、きっと誰もが抱える悩みだろう。

このまま利益が増えなかったら、もう辞めるしかないのか…。



その時、銀行でクロックが資金難で悩んでいる話を聞いていた不動産屋が、クロックに救いの手を差し伸べる。

出店予定の土地を買い、フランチャイズする人にその土地を貸せば、毎月、家賃収入という定期収入が入ってくる。

また、そうすることで、安定したチェーン展開ができる。



クロックは、その不動産屋の意見を即採用!

この不動産屋との出会いが、V字回復のきっかけになる。



クロックはつねに、「何が起きているのか」を、その目で確かめるクセがあり、その習慣が成功を導いたのだと思った。

そもそも、「なぜ業務用ミキサーが8台も必要なのか」を調べるために、アメリカ大陸を横断したことから、このサクセスストーリーは始まっている。



お金が払えなければ銀行へ行って窮状を訴え、冷蔵庫の電気代が高ければ、冷蔵庫に入って、なぜ高いかを考える。

客が何を望んでいるのか知りたければ、積極的に店舗の掃除だって、ごみ箱を漁ることだってする。



それが、レイ・クロックの『現場主義』のやり方なのだ。

そして、「土地を貸してみたら」と言われたら素直に採用し、「粉ミルクが意外とおいしい」とわかったら、積極的に取り入れて経費を削減する。

もしも、事務所から電話で済ませていたら、不動産屋との出会いも、冷蔵庫の電気代が高い理由も解決できなかったかもしれない。



事務所に座って電話一本で済ますよりも、実際に何が起きているのか、その目で確かめる

クロック本人が動くから、周りの人たちも引き寄せられ、彼を助けようと思う

何も難しいことはしていないように見えるが、この「外へ出て行動する」ということが、簡単なようで、意外と難しいことなのだ。



クロック曰く、「成功するために一番必要なのは、『根気』である

根気よく歩き続けた者こそが最後には勝つのだ。



ファウンダーハンバーガー帝国のヒミツ2



『才能』だけでは成功できない


私が、この映画の中で最も印象的だったセリフは

もしも、川でライバルが溺れていたら、口にホースを突っ込んでやれ

「それがビジネスの世界だ。それができないなら、ビジネスは辞めた方がいい」

それは、クロックがマクドナルド兄弟に向かって言った言葉だった。



本店を含めた3店舗だけの経営で十分だと思っていたマクドナルド兄弟。

しかし、ある時突然、クロックが嵐のように訪ねてきた時から、ハンバーガーショップ「マクドナルド」は自分たちの手に負えない巨大企業へと成長していった。



結局、彼らが構築したシステムも、クロックに買収されることになり、兄弟は唖然としてしまう。

その時に、クロックから出た言葉が、先程の「溺れる者にホースを突っ込め」だった。

そして、「私の何が悪かったんだ」と言った弟に対し、「そこにいて動かないことが悪かったんだ」とクロックは言い切った。



クロックは金にものを言わせてフランチャイズ化したわけではないし、誰かを脅して働かせたわけではない。

自ら全米を歩き回り、出店に適した土地を探し、オーナーに適した人物を探す。

マクドナルド兄弟は、彼のその陰の苦労を知らず、結果だけを見て「乗っ取られた」と唖然とする



いやむしろ、「そんな風になるまで、あなたたちは何をしていたのですか?」と聞きたい。

時間は、どんな人間にも平等に与えられている。

クロックだけが時間を多く与えられたわけではない。



恐らく、マクドナルド兄弟にとっては、『画期的なシステムを構築したこと』が成功であって、その現状に満足し、全国展開など考えもしなかったのだろう。

だから、クロックのビジネスに対する考え方がまるで理解できないのだ。



ビジネスで成功するのに、『才能』や『学歴』、『金』は必要ない。必要なのは『根気』だ。



もしも、自分でビジネスをしようと思っているものの、年齢が…学歴が…お金が…という「ビジネスには全く関係ないこと」で悩んでいて、二の足を踏んでいるのなら、ぜひ、この映画を観て欲しい。

きっと、「えげつなく」ハンバーガーショップを乗っ取るレイ・クロックに背中を押され、触発されるはずだ。

そして、「明日からすぐできること」を考えるに違いない。

何よりも必要なのは、『行動力』と『根気』なのだから






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タロン・エジャトン主演の映画「イーグル・ジャンプ」をWOWOWで観た。

ノルディック・スキーからスキージャンプの選手へと転身後、わずか1年でオリンピックに出場を果たした選手「エディ・ジ・イーグル」の実話を映画化。

劇場公開されないままDVD化された、DVDスルー作品。



満足度 評価】:★★★★☆


夢に向かって必死にがんばった人のサクセスストーリーを見ると、いつだって感動してしまう

それはきっと、誰もが人生の中で一度は『夢』を持ったことがあり

一生懸命がんばったんだけど、途中で挫折してしまったり、

もしくは、今、必死になって夢に向かっている最中だったりして

がんばっている人の姿に、思わず自分を重ね合わせて共感し

その人が成功すれば、まるで自分が夢を叶えたような気分になれるから。



この映画は、そんな「夢をかなえたい人・かなえたかった人」に、ぜひ観て欲しい作品

誰にも負けない情熱さえあれば、きっと夢はかなえられる

そう思わせてくれる作品だった。


「イーグル・ジャンプ」予告編 動画

(原題:EDDIE THE EAGLE)




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キャスト&スタッフ


出演者

タロン・エジャトン
…(「キングスマン:ゴールデンサークル」、「SING/シング」、「キングスマン」など)

ヒュー・ジャックマン
…(「フロントランナー」、「LOGAN/ローガン」、「レ・ミゼラブル」、「チャッピー」、「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」、「プリズナーズ」、「PAN ネバーランド 夢のはじまり」など)

クリストファー・ウォーケン
…(「ファング一家の奇想天外な秘密」、「ジャングル・ブック」(声の出演)、「ジャージー・ボーイズ」、「キャッチミー・ミー・イフ・ユー・キャン」、「ニック・オブ・タイム」など)

ジム・ブロードベント
…(「パディントン2」、「ベロニカとの記憶」、「パディントン」、「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」、「ウィークエンドはパリで」、「ビッグゲーム」、「ブルックリン」、「ターザン:REBORN」、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」など)


監督

〇デクスター・フレッチャー


2016年製作 イギリス・ドイツ・アメリカ合作映画



イーグル・ジャンプ



あらすじ


幼い頃からオリンピックに出場することが夢だったエディ(タロン・エジャトン)は、夏のオリンピックよりも競技人口が少ない冬のオリンピック競技でイギリスのノルディックスキー代表選手として競技に参加していた。

しかし、成績が振るわなかったエディは、1988年にカナダのカルガリーで行われる冬季オリンピックを目前にして、強化選手からはずされてしまう。

「もう、オリンピックは無理かもしれない」と、夢をあきらめかけた時、イギリスではスキージャンプの登録選手が誰もいないことを知る。

「スキージャンプで記録さえ出せばオリンピックに出場できる!」と確信したエディは、スキージャンプの技術を磨くため、ドイツへと向かう…。



イーグル・ジャンプ2



感想(ネタバレあり)


「どうしてもオリンピックに出たい」エディと、「素行が悪くてオリンピックを逃した」ピアリーの物語


1988年にカナダで行われたカルガリー冬季オリンピックで、

鷲のように飛ぶ男「エディ・ジ・イーグル」というあだ名で親しまれた実在の人物

マイケル・エドワーズ(愛称:エディ)の実話を映画化したもの。



イギリス生まれのエディは幼い頃からオリンピックに出場することを夢見ていた。

夏季オリンピックよりも、冬季オリンピックの方が人口が少ないため、ノルディックスキーの選手に登録。

イギリス代表選手のうちの1人になるが、オリンピック強化選手からは外されてしまう。

そこで、オリンピックの夢を断たれたエディは、『代表選手が1人もいない』スキージャンプの選手へと転身する。



その後、エディはスキージャンプの技術を習得するために向かったドイツで、

コーチのピアリー(ヒュー・ジャックマン)と運命的な出会いを果たす。

ピアリーは、元アメリカのスキージャンプの選手で、輝かしい経歴の持ち主だった。

しかし、素行が悪いために、

アメリカのスキージャンプ代表コーチ、ウォーレン・シャープ(クリストファー・ウォーケン)から戦力外通告を受け、オリンピックへの夢を絶たれてしまった



エディと出会った時も、常に酒が手放せない生活を送っていたピアリーだったが、

フォームが自己流でメチャクチャだったエディを見て、少しずつアドバイスをし始め、

やがて、かつて自身がかなえられなかった『オリンピック出場』の夢をエディに重ね合わせるようになる



この映画「イーグル・ジャンプ」は、エディとピアリー、2人の選手が『オリンピック』への夢を叶える物語である。



イーグル・ジャンプ3


全くやったことがない競技で、1年後のオリンピックに出場する!!


ノルディックスキーの選手だったエディが、「オリンピックには出場できない」と告げられた時、彼は22歳だった。

そこで、普通の人だったら何を思うだろうか。

「今回がダメなら、次回を目指そう」とか、「オリンピックだけが試合じゃない。世界大会で良い記録を残そう」と考えるんじゃないだろうか。



しかし、エディの夢は『オリンピックに出場すること』で、ノルディックスキーも他の競技よりも人口が少ないから選んだ種目だった。

だから、『世界大会』では意味がないし、4年後では出場できない確率が高くなるだけ。

そこで、彼が選んだのは『一度もやったことがない』スキージャンプだった。

なぜなら、『代表選手が1人もいない』競技だったからだ。

その時、冬季オリンピックは1年後に迫っていた。



私がその時エディを見ながら思い出したのは、マラソン選手としてオリンピックに出場するため、カンボジア国籍を取得した猫ひろしのことだった。

エディと猫ひろしに共通して言えるのは、「夢をかなえるための道筋は、決して一本道ではない」ということ。



エディも、猫ひろしも「オリンピックで金メダルを取ること」が夢ではない。

あの憧れの舞台に立ち、一流の選手たち共に戦い、自分の名前で記録を残すことが目標なのだ。



だから、小学生の時からスキージャンプの練習をしている必要はないし、そのためにカンボジア国籍を取得するのもアリなのだ。

その発想の柔軟性は、とても大切なことだなぁと思う。

もしも、エディがその先もずっとノルディックスキーの選手として愚直にがんばっていたら、こんなに素晴らしい経験はできなかったように思う。



では、なぜ、エディはそんなにすぐに発想を切り替えることができたのか。

それは、ただただ『オリンピックになんとしても出たい』という情熱がそうさせたんだと思う。

彼の目には、最初から『ノルディックスキー』ではなく、『オリンピック』しかなかったから、簡単に『ノルディックスキー』を捨てて、『スキージャンプ』に転身できたのだと思う。

もしも、『ノルディックスキー』にこだわっていたら、オリンピックには出場できなかっただろう。



さらに、「そうだ!ジャンプにしよう!」と決めてから、ドイツのジャンプ場に行くまでの時間はほとんどかからなかった

そのスピードと行動力も、彼の背中を後押ししていたように思う。

まさに、「思い立ったが吉日」なのである。



イーグル・ジャンプ5


「素行が悪くて」代表選手をクビになった男の再生の物語


そして、もう1つ大切なことは、「夢は1人ではかなえられない」ということ。

夢をかなえた人の陰には、必ず、支えた人がいる

エディの場合は、それがピアリーだった。



ピアリーは、スキージャンプの元アメリカ代表選手で、輝かしい記録の持ち主だった。

メダルを取ることだって夢ではなかったのに、『素行が悪い』ため、代表選手から外されオリンピックへの出場権を逃してしまう。



日本でも、たまに、『問題を起こして』オリンピックに出場できなくなってしまう選手がいる。

彼らはニュース番組の解説者に、「こんなつまらないことで人生を棒にふるなんて」とよく言われる。

たしかに、次のオリンピックは無理かもしれないし、メダルを取る機会も失ってしまったかもしれない。



でも、決してそれが『人生を棒にふったこと』にはならないことを、このピアリーが証明してくれている

ピアリーはエディと出会い、エディにジャンプを教えたことで、再び『オリンピック』にコーチとして出場することになったのだ。

この物語はエディのサクセスストーリーだけれども、それまで酒浸りだったピアリーの再生の物語でもある

エディの『オリンピック』への情熱が、ピアリーの眠っていた才能を再び呼び起こすことになった。



イーグル・ジャンプ6


オリンピックに出場して、記録を残せることの素晴らしさ


この映画の中で、とても心が温かくなったのは、オリンピックに出場したエディが記録を残した瞬間のことだった。

彼の成績は最下位の数字であり、会場にいた観客も「あぁかわいそうに…」という空気になっていた。

しかし、その時、エディ本人は、「失格ではなく、公式記録が残った」ことに大喜びだった。

両手を上げて飛び上がりながら、全身で喜びを表現したエディに観客は大ウケして大盛り上がりだった

ジャンプの解説者も、そんなエディの人柄を気に入り「エディ・ジ・イーグル」とあだ名をつけ、たちまちエディはオリンピック会場の人気者になった



そんなエディを見て、いつからオリンピックはメダル以外は失敗だと考えるようになったんだろうと思った。

エディも映画の中で言っているが、オリンピックは「アマチュアのための大会」なのに、勝敗にばかり重点が置かれるようになってしまった

エディや猫ひろしのような、本当の素人が参加して、彼らが記録を残せたことに、盛大な拍手を送るような場面がもっとたくさんあったら、「アマチュアの大会」であるオリンピックも、もっと親しみやすい大会になるんじゃないか。

その場で観ている観客も、とても盛り上がるんじゃないかと思った。



この映画は、オリンピックの父であるクーベルタンの言葉でしめられている。

「オリンピックは勝つことより参加することに意義がある。

勝利よりも努力だ」




2020年は東京オリンピックが開催される年。

かつて『オリンピック』を夢見て、その夢が破れた人でも

よくよく調べてみたら、今からでも出場できる競技があるかもしれないし、選手じゃなくても大会に参加する方法があるかもしれない。

「出場したい!」と思ったなら、今すぐに行動すれば、道は開けるかもしれない。


エディご本人(左)と、エディを演じたタロン・エジャトン
 ▼ ▼
イーグル・ジャンプ4


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デヴ・パテル主演の映画「スラムドッグ$ミリオネア」をWOWOWで観た。

インド版「クイズ$ミリオネア」に出演していた青年が快進撃を続け、あと1問で億万長者に!なぜ彼はそんなに正解することができたのか。


満足度 評価】:★★★★☆

LION/ライオン~25年目のただいま~」と「T2 トレインスポッティング」を観たこともあって、観たいなぁと思っていたところ、WOWOWで放送していたので久しぶりに観た。

好きな女の子に会いたくてクイズ番組に出てみたら、大金持ちになっちゃったっていう、まるでおとぎ話みたいなところが好き。

最後の最後までワクワクドキドキが止まらないエンターテイメント作品。

「スラムドッグ$ミリオネア」予告編 動画

(原題:SLUMDOG MILLIONAIRE)




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サウンドトラック「スラムドッグ$ミリオネア」

スラムドッグ$ミリオネア

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キャスト&スタッフ


出演者

デヴ・パテル
…(「LION/ライオン~25年目のただいま~」、「マリーゴールドホテルで会いましょう」、「チャッピー」)

マドゥル・ミッタル
…(「ミリオンダラー・アーム」など)

フリーダ・ピント
…(「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」など)

〇アニル・カプール
…(「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」など)

イルファン・カーン
…(「インフェルノ」、「ジュラシック・ワールド」、「めぐり逢わせのお弁当」、「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」など)

監督

ダニー・ボイル
…(「T2 トレインスポッティング」、「スティーブ・ジョブズ」など)


2008年 イギリス・アメリカ合作映画

第81回(2009年)アカデミー賞 作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、作曲賞、歌曲賞、音響賞、編集賞 受賞

スラムドッグ$ミリオネア

あらすじ


人気番組「クイズ$ミリオネア」に出演している青年ジャマール(デヴ・パテル)は、あと1問でミリオネアというところまできていた。

スラム街出身の彼が正解を連発することを怪しんだ警察(イルファン・カーン)は不正があるのではと取り調べを始める。

すると、彼はなぜ正解したのかについて、一問一問理由を答え始める…。

スラムドッグ$ミリオネア4

感想(ネタバレあり)


私が目にしたインドの子供たちの現実


インドの路上で生活する子供たちを見たことがある。

もう20年ぐらい前に大学の友人たちと卒業旅行へ行った時のことだ。

子供たちは欧米諸国や日本のような先進国の観光客に群がり、お金をねだる。

この映画の中にも出てくるが、路上で芸をしている子供たちや、電車の中で物を売る子供たちもいた。

そして、中には、より同情をひいて稼げるように手足をなくした子供たちさえいた。

この映画を観ながら思い出したのは、そんな現実の姿だった。

その頃の私はまだ社会をよく知らない子供で、当然、それ程お金も持っていなかった。

なので、「絶対にお金をあげてはいけない」と言われた通りにすることしかできなかった。

1人の日本人がお金をあげると、「日本人=金をくれる人」というイメージが定着し、日本人のお金が狙われるようになるという理由だった。

片足を失いながらも、必死になってでんぐり返しをしている子供が目の前にいて、私はその姿を心を痛めながら見つつ、何だか見てはいけないものを見てしまった気分になっていた。

この映画「スラムドッグ$ミリオネア」を見て、20年前に見たそんな光景を思い出した。


スラムドッグ$ミリオネア2

カースト制の名残からスラム街出身者に立ちはだかる高い壁


世界には、誰かが「ここでこんなことが起きています」と知らせてくれなければ、知らないことがたくさんある。

先日公開された映画「LION/ライオン~25年目のただいま~」と、この映画「スラムドッグ$ミリオネア」では、インドのスラム街で暮らす人々の現実を思い知らされた。

町で拾われた子供たちが物乞いの仕事をさせられたのも、同情を買うために目を潰されたのも、女の子たちが売春婦になるために大事に育てられたのも、実際にあった話が元になっているのではと思う。

なぜなら私は実際にこの目でその現実を見てきたからだ。

かつてインドにあり、今でもその名残があると言われるカースト制の中で、スラム街出身者は最下層にいる。

だから、スラム街出身者のジャマールはどこに行っても「虫けら」のような扱いを受けてしまう。

ジャマールのようにクイズ番組で勝ち残る程知識があったとしても、就職したコールセンターでは「お茶くみ」の仕事しか与えられない。

なぜなら、彼は「スラム街出身者」だからだ。

どんなに頑張っても、最高級のクラスには上がれない。

それが、インドのカースト制の現実なのだ。

スラムドッグ$ミリオネア3

どんな人にも夢を見る権利があり、実現するチャンスが訪れる


この映画の素晴らしいところは、絶対無理だと思える夢を実現するところにある。

ジャマールのような人間でも、知識があれば「億万長者」になれる。

これは、継母と義姉たちに虐げられた育ったシンデレラが王子様と結婚するような夢のおとぎ話である。

クイズの一問一問が彼の生い立ちと重なり、私たちはジャマールの波乱万丈な人生を思い知らされる。

と同時に、ジャマールになんとか勝ち抜いて欲しいと思うようになる。

それは、私たちにもジャマール程悲惨じゃなくても目を背けたくなる現実があって、その現実を乗り越え幸せになろうとしているジャマールに自分の姿を重ねて見ているからだ。

何より良いのは、彼が「初恋の人」ラティカに会いたくて「クイズ$ミリオネア」に出たという動機だ。

「億万長者になりたいんだ」とか、「お金をもらって家を建てるんだ」なんていう夢じゃない。

「きっとラティカが見ているに違いない」から、彼は出るのだ。

そんなスイートな動機を知ったら、嫌でも応援したくなちゃうし、幸せになれよと思わずにいられない。

最下層の出身者でも、学校へ行っていなくても、夢を見る権利は全ての人たちに平等に与えられている。

そのチャンスを切り開く原動力が愛なのだ。

愛の力は、ジャマールの人生を切り開く。

スラムドッグ$ミリオネア5

「好きな人に会いたい」という理由で億万長者になれることもある


T2 トレインスポッティング」でジャンキーの現実を描いたダニー・ボイルは、この映画で「スラム街で暮らす少年たち」の現実を描いた。

ありがたいことに、日本ではこんな光景を目にすることはないが、海外へ行くと電車の中や路上で物乞いする子供たちに頻繁に出会う。

つい、私たちはその現実から目を背けようとしてしまう。

しかし、ダニー・ボイルはその現実を真正面から見据え、彼らを主人公にしたおとぎ話を描いた。

育ちが悪いからとか、いい学校へ通っていないからという理由で人生を諦めるのはもったいない。

自分の心に正直に、おもむくままに生きていれば、きっとチャンスは訪れる。

そのチャンスに向かって行動を起こすか起こさないかの違いである。

ジャマールのように「好きな人に会いたいから」という理由で、テレビに出たら億万長者になれる可能性だってある。

どんな人でも夢を見ることは自由である。

人間の可能性も無限大である。

いつかきっとチャンスが訪れる。

だから、もっと人生を楽しむべきだとラストシーンのダンスを見ながら思った。



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トム・クルーズ主演の映画「ザ・エージェント」をWOWOWで観た。

大手スポーツエージェント会社に勤めていたジェリー・マグワイアが、会社をクビになったことからフリーになり、再び一流エージェントとして成功するまでを描くサクセスストーリー。


満足度 評価】:★★★★☆

先日、「レゴバットマン ザ・ムービー」を観た時に、この映画のワンシーンが出ていた。

でもその時は、話の内容をすっかり忘れており、「なぜ、ここで『ザ・エージェント』なのか」という理由がイマイチピンと来なかった。

そしたら、都合よくWOWOWで放送していたので、久しぶりに観てみた。

結局のところ、よくある自己啓発本をそのまま映画化したような作品。

話の軸を「ビジネス」よりも「愛情」に置いているところが、アメリカ流だなと思った。

しかし、それはそれで、観ているとポジティブな気分になってやる気が出てくるのが、この映画の良いところだなと思った。


「ザ・エージェント」予告編 動画(日本語字幕なし)

(原題:JERRY MAGUIRE)




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キャスト&スタッフ


出演者

トム・クルーズ
…(「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」、「バリー・シール/アメリカをはめた男」、「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」、「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」、「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」、「m:i:Ⅲ ミッション・インポッシブル3」、「アウトロー」、「コラテラル」、「大いなる陰謀」、「ザ・ファーム 法律事務所」、「ワルキューレ」、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」、「マイノリティ・リポート」など)

レニー・ゼルウィガー
…(「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」、「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月」、「ブリジット・ジョーンズの日記」、「砂上の法廷」、「ふたりの男とひとりの女」、「母の眠り」など)

キューバ・グッディング・Jr
…(「アウトブレイク」、ドラマシリーズ「アメリカン・クライム・ストーリー<O・J・シンプソン事件>」など)

〇ケリー・プレストン

〇ボニー・ハント

…(「ビール・ストリートの恋人たち」など)

〇ボー・ブリッジス

監督・脚本

〇キャメロン・クロウ
…(「あの頃ペニー・レインと」など)


1996年制作 アメリカ映画

第69回アカデミー賞(1997年) 助演男優賞(キューバ・グッディング・Jr)受賞作品

映画「ザ・エージェント」



あらすじ


一流スポーツエージェント事務所に勤務するジェリー・マグワイア(トム・クルーズ)は、現在の事務所の運営方法では、クライアントであるスポーツ選手たちへのケアが十分にできないと感じ、クライアントを減らし、マネージメントを充実させるという構造改革の提案書を全社員に配る。

しかし、その提案を受け入れられない事務所側はジェリーを解雇してしまう。

解雇されたジェリーは、彼と共に事務所を出る社員を募るが彼の意見が正しいと信じついてきてくれたのは、事務員のドロシー(レニー・ゼルウィガー)のみだった。

そして、ジェリーが担当していたスポーツ選手たちも続々と事務所側に回り、唯一、フットボール選手のロッド(キューバ・グッディング・Jr)のみが彼を信じ、ジェリーはたった一人の事務員と、クライアントからスタートすることとなった。


映画「ザ・エージェント」トム・クルーズ



感想(ネタバレあり)


トム・クルーズ演じるスポーツエージェントのジェリー・マグワイアが、大手事務所を辞めて、独立し、成功するまでが描かれている。

久しぶりに観たら、20年の前に観た時よりもずっと面白くて、感動した。

映画の中が前向きになれるパワーに溢れていて、すごく元気になれる映画だった。

日々の仕事に疲弊していて、「私は(俺は)このままで良いのかなぁ」と日々感じているビジネスマンもきっと共感できるはず。

ここでは、「どのようにして、ジェリー・マグワイアが成功することができたのか」について4つのステップに分けて紹介する。

映画「ザ・エージェント」トム・クルーズ



ステップ1 今の生活に疑問を持ってみる。『本当にこのままで良いのか』


物語は、主人公のジェリー・マグワイアが今の満ち足りた生活に疑問を投げかけるところからスタートする。

「本当にこのままで良いのか。どこか間違っているのではないか」

全米一のスポーツエージェント事務所に所属し、クライアントは花形スターたち。

私生活も問題ない。

しかし、「本当にクライアントが望むマネージメントができているのか」と考えてみると、金儲けに必死になるあまり、選手1人1人に対するケアがおろそかになっているのではないか…と思い始める。

そこで彼は、事務所の構造改革に関する提案書を作成する。

今よりもクライアントを減らし、1人1人へのサービスをもっと充実させる。

その結果、クライアントに満足のいく結果を出してもらうようなマネージメントシステムにする。

といった内容の提案書だった。

ここでのポイントは、「順調な毎日に疑問を持つこと」と「思ったことは即実行すること」だ。

人は安定した毎日を望むため、つい順調な毎日にあぐらをかいてしまう。

しかし、そのままでは成長できない。

常に疑問を持ち、次のステップを考えることが成長につながっていく。

夜中に改革案を思いついたジェリーは、一気に提案書を書き上げて、全社員に配った。

しかし、結果は惨敗。

「クライアントを減らす」という提案が気に入らない上層部の判断により、ジェリーの提案書が却下されるどころか、解雇されてしまう。

解雇はやりすぎで、いささか映画的な展開のような気もするが、社員の意見に耳も貸さないような会社にいても無駄だ。

むしろ解雇されてラッキーだと思うべし。



映画「ザ・エージェント」キューバ・グッディング・Jr、トム・クルーズ



ステップ2 自分を信じてくれる人を味方にしろ


大手の会社を解雇されてしまったジェリー。

それならば自分一人でスポーツエージェントとして独立しようと、共に働いてくれる人を募集する。

しかし、そこで手を挙げたのは、シングルマザーのドロシーだけだった。

さらに、それまで彼がサポートしてきたクライアントたち(スポーツ界の花形選手たち)もみな、ジェリーから続々と離れていき、結局残ったのは、アメフト界ではトップ選手とはいえないロッドだけだった。

これは、ジェリーにとっての初めての挫折であり、試練となった。

残念ながら、世の中、多くの人たちが安定した生活を好むもので、自ら喜んで清水の舞台から飛び降りる人などいない。

とはいえ、ジェリー側から見れば、この周りの反応は彼に対するリトマス試験紙のようなもの。

この時、どん底にいた彼に親身になってくれた人は、生涯、彼にとって味方となり、今まで好印象だった人が手のひらを返したように態度を変えたのなら、その人の本性が見えたことになる。

たとえ、ドロシーがただの事務員で、ロッドが花形スターではなくても、「彼のことを信じてくれた」という気持ちが大切なのだ。

仕事だけができても彼の信念を信じていない人なんかより、ずっと力になってくれる存在だ。

どんなに成功した人間でも、本当に親身になって味方してくれる人はほんのわずか。

これはジェリーにとって、周りの人間をふるいにかけ、「本当の味方は誰か」を選別する良い機会だったと思えば良い。


映画「ザ・エージェント」トム・クルーズ、レニー・ゼルウィガー



ステップ3 たとえ失敗しても信じた道を進むのみ


そうして、クライアント1名、事務員1名の個人事務所として独立したジェリー。

私生活もまた惨敗で、それまで付き合ってきた恋人が、彼を「負け犬」と呼び、目の前から去っていった。

これはジェリーにとって人生で一番のどん底だった。

しかし、それでも、前進あるのみ。

目の前にいるロッドが「Show me the money!!」と言うのなら、エージェントとして彼の希望と叶えなければならない。

ただ、ひたすらにそこに集中するしかない。

なぜなら、「現状を打破したい」と思って、新たな道を提示したのはジェリーであり、彼の思いに共感し、彼についてきたドロシーとロッドのためにも、ジェリーは働き続けなければならない責任がある。

責任とは、人を一回りも二回りも大きくするものなのだ。

その責任に押しつぶされず、前を向いて動き続けた人間こそ、成功することができる。

これは、ジェリーだけでなく、どんな仕事でも言えること。

仕事に失敗してしまったから、上手くいかないからと言って、立ち止まってはいけない。

自分が立ち止まっている間に、時代はどんどん動いている。

もちろん、ライバルたちもどんどん動いている。

立ち止まったりしたら、その瞬間に周りから追い抜かされていくだけだ。

だから、目の前にあってできることを1つ1つ実行していくしか生きる道はない。


映画「ザ・エージェント」キューバ・グッディング・Jr



ステップ4 仕事ばかりじゃなく、私生活も充実させること


これまでの華やかな生活から、一気に落ちてしまったジェリー・マグワイア。

「なんとかしなきゃいけない」という焦りからか、仕事のことばかり考えるようになり、私生活をおろそかにしてしまう。

この映画の中で、一番心に残るセリフは

「心が空っぽな人間は、頭の中も空っぽである」

という一言だった。

この辺の考え方が、非常にアメリカらしいなと思いつつ、充実した人生っていうのは、仕事も私生活も両方とも充実してこそ。

やりがいのある仕事に夢中になって必死になることももちろん大切。

でも、仕事で成功した時や、嬉しいことがあった時は、心から喜び合える人に側にいて欲しいと思うもの。

この映画のラスト。ロッドが劇的なタッチダウンを決めた時。

マスコミが一斉にロッドに注目した時、ロッドと共にジェリーの株も上がる。

しかし、その時、一緒に喜んでくれる人、ジェリーにとってはドロシーが側にいてくれなければ、人生は空しいだけじゃないのか。

そこでジェリーは、充実した私生活があってこそ、仕事を達成させる喜びがあるんだと悟る。

ジェリーがドロシーに送った言葉。

「君が僕を完璧にする」

これは、どんなに仕事ができても、愛がなければ完璧ではないとジェリーが悟ったセリフである。

「自分の人生を愛し、家族も愛すること」

これが、この映画が最も伝えたかったメッセージ。

仕事がうまくいった時は、誰かに話を聞いてもらいたいし、聞いてもらってこそ、さらにその上を目指せるのだと思う。

人生、仕事だけしていても、心は空しいものなのだ。



全部見終わって、「レゴバットマン ザ・ムービー」の中で、なぜ、この映画が2回も流れたのか、意味が良くわかった。

しかし、その話は「レゴバットマン ザ・ムービー」の方に書こうと思う。

もし、まだ、「レゴバットマン ザ・ムービー」を観ていないなら、この映画の記憶があるうちに観ることをおススメする。





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シェール、クリスティーナ・アギレラ主演の映画「バーレスク」をWOWOWで観た。

アイオワの田舎町からLAに歌手を目指して上京してきた主人公が、クラブ「バーレスク」の看板ショーガールとして成功してくまでを描く。


満足度 評価】:★★★★☆

なんと言っても、ショーのパフォーマンスの素晴らしさに尽きる!!

めちゃくちゃかっこ良くてゴージャス!!ストーリーはどうでもいいから、パフォーマンスを見せろ!と思うぐらい、ステージの素晴らしさに目が釘付けになる映画だった。


「バーレスク」予告編 動画

(原題:BURLESQUE)




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キャスト&スタッフ


出演者


〇クリスティーナ・アギレラ

…(ドラマシリーズ「ザ・ラストシップ」など)

スタンリー・トゥッチ

…(「ブライド・ウエポン」など)


〇ピーター・ギャラガー

〇クリステン・ベル

監督

〇スティーヴン・アンティン

2010年製作 アメリカ映画




あらすじ


アイオワの田舎町で暮らすアリ(クリスティーナ・アギレラ)は歌手を目指して、夢の街ロスアンゼルスへ向かう。

ダンサーやバックコーラスの仕事を探していた彼女は、ふと目について入ったショークラブ「バーレスク」のステージの素晴らしさに感動し、そこでステージに立つまでウェイトレスとして働き始める。

そして、ある時、ダンサーのオーディションに乱入したアリは、オーナーのテス(シェール)の目に止まり、ステージに立つようになる…。



バーレスク



感想(ネタバレあり)


なんといってもパフォーマンスが最高!!


あぁぁぁぁ面白かったなぁ「バーレスク」!!

パワフル、ゴージャス、セクシー、超クール!!

どんな形容詞もチープに感じるぐらい豪華絢爛なステージ。

この映画の素晴らしさは、なんといっても、そのパフォーマンスに尽きる。

正気言えば、ありがちなストーリーはどうでもいいから、早くパフォーマンスを見せろ!と思ったぐらい、そのダンスと歌に目が釘付けだった。

私も今すぐ、そのスクリーンの中に入って客席から「ヒューヒュー!!」と歓声を上げながら、目の前でその素晴らしいステージを観たい!!

その思いながら、この映画「バーレスク」を観ていた。



バーレスク5



田舎出身の女の子が、都会で成功するありがちなストーリー


主人公のアリは、アイオワの田舎町から成功することを夢見てLAへやってきた女の子。

そのアリが、恋をしながら自慢の歌とダンスで「バーレスク」の看板ショーガールとして成長していく姿を描いている。

まぁ、言ってしまえばストーリーはありがちな話だ。

どこにでも転がっているような話である。

特に、夢見る女の子が水商売の中で逞しく成長してく話なら、パイパー・ペラーポ、マリア・ベロ主演の「コヨーテ・アグリー」も似たような話でとても面白いのでおススメ。

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この映画が、よくあるタイプの「その辺の女の子のサクセスストーリー」とは一線を画し、映画として成功した理由は、そのキャスティングにある。

それは、演技の経験のないクリスティーナ・アギレラを主演女優に獲得したこと。

その「勇気ある選択」が、この映画を成功に導いたのだと思う。



バーレスク6



クリスティーナ・アギレラが演技に初挑戦


主人公のアリを演じたのは、歌手クリスティーナ・アギレラ。

音楽界ではいくつも賞を受賞し成功している彼女も、映画界では未経験の全くの新人で素人同然。

やはり、彼女の演技を観ても、どことなく初々しさや、ぎこちなさを感じてしまう。

ところが、そのイマイチ垢抜けない演技も「田舎町から出てきて都会てテンパってる女の子」だと思うと、しっくりきてしまう。

なんでも、物は使いよう。

適材適所で使い分ければ、どんな素材でも鮮度を損なわずに美味しいところを引きだすことができる。

うまいなぁ。深く感心してしまうキャスティングだった。

そして、圧倒的なステージを披露してしまえば、演技がぎこちないなんてことはすっかり忘れさせ、もっともっと彼女のパフォーマンスを見せろと思うようになる。

中でも、ライバルのニッキ(クリステン・ベル)に意地悪され曲を止められてしまった時、アカペラで歌いだすシーンは鳥肌ものだった。

恐らく、そのキャラクターはアギレラありきの設定だと思うが、ピタリとはまっていて大成功だった。

 ↓ クリスティーナ・アギレラのパフォーマンスはこちら




貫録たっぷりのシェール


そして、貫録を見せつけたのは、もう一人のディーバ、シェールだった。

多分、シェールは宇宙人なんじゃないかと私は思っているんだけど(笑)、この人は30年前の名作「月の輝く夜に」から全く印象が変わらない。

そして、この映画「バーレスク」で魅せる圧巻のパフォーマンス。

若手の才能あふれる女優や歌手たちが次から次へと登場する中で、彼女はそんなことをものともせず、自分の個性を存分に発揮する素晴らしさは、貫録としか言いようがない。

日頃は、音楽活動がメインであまり映画に出てくれないシェール。

そんな中、彼女の演技だけでなく、パフォーマンスが見られるこの映画「バーレスク」はかなり貴重な作品だ。

 ↓ シェールのパフォーマンスはこちら




テスの心優しき右腕ショーンを演じたスタンリー・トゥッチ


この映画、他のキャストのメンバーも豪華な人たちばかり。

オーナーテスの右腕として働くショーンを演じたのスタンリー・トゥッチ

心優しいショーンのおかげでセスはバーレスクを守ってくることができたと言っても過言ではない。


 ↓ 心優しき右腕を演じたスタンリー・トゥッチ(左)
バーレスク 心優しき右腕を演じたスタンリー・トゥッチ



アギレラのライバルは「アナ雪の」のアナ


そして、アリのライバルニッキを演じたのは、「アナと雪の女王」でアナの声を担当したクリステン・ベル。

女子たちは「ニッキ性格悪っ!!」って思いながら観たかもしれないけど、今となっては、彼女が「アナ雪」でブレイクする直前のパフォーマンスを観ることができる貴重な映画となった。

 ↓ 「アナ雪」でアナを演じたクリステン・ベル
バーレスク 「アナ雪」でアナを演じたクリステン・ベル



胡散臭い不動産王を演じたエリック・デイン


また、アリのパフォーマンスを観るなり、金を使って誘惑する怪しい不動産王マーカスを演じたのはエリック・デイン

これが、ピッタリとはまっていたなぁ。

本当にエリック・デインって、軽くて怪し気な男を演じさせたらピカイチだと思うんだけど。

しかし最近は、海外ドラマ「ザ・ラストシップ」の海軍駆逐艦のチャンドラー艦長を演じてハードなイメージに更新中。

もう、こんな軽い役はやらなくなるかも!?(笑)



バーレスク2



宝の持ち腐れ感たっぷりのアラン・カミング


そして、そして、私がこの映画「バーレスク」のキャスティングで一番贅沢だと思ったのは、受付の役を演じていたアラン・カミング

彼はブロードウェイの大スターなのに、受付の役だなんて!!

ほんの少し、そのパフォーマンスを観ることができるけど、本当にほんの少しだけ。

なんなの、この宝の持ち腐れ感。もったいないよーーーー。もっとアラン・カミングのパフォーマンス観たかったよーーー。

アラン・カミングとアギレラの絡みとか観たかったよーーーー。

しかし、やっぱりこのブロードウェイと映画界のベテランが揃う中、堂々としたパフォーマンスを見せたアギレラってすごいなぁ。



バーレスク7



成功に必要なのはガッツと自信


「成功したいなら、大切なのはガッツと他人を圧倒するほどの自信」だと、この映画「バーレスク」は教えてくれる。

ステージをぼんやりと眺めながら、「あぁいつか、あのステージに立ちたいな」と思っているだけでは、成功はやってこない。

「足りない部分は今から勉強するからやらせてくれ」と言い切ってしまうガッツが何よりも大切だ。

そして、後は自分自身を信じること。

そうすれば、きっと成功できる。

この「バーレスク」は、そうやって前向きに成功の階段を上って行くアリの姿にこちらも元気をもらえる映画だった。

まぁ、難しいことは考えずに、単純に楽しむのが一番!の映画なのだ。



ゆるめの映画ネタはこちら→「とにかく映画が好きなんです」【別館】

映画のコラムやイベントに参加した話、音楽やご飯ネタなども掲載しています。

この【本館】よりも、もっとユルッとした裏アカです。

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吉行和子主演の映画「人生、いろどり」をWOWOWで観た。

徳島県にある過疎の村が、刺身や懐石料理の妻に使う「葉っぱ」を売るビジネスで成功し、再生していく話。

【満足度 評価】:★★★★☆

面白かったなぁ。おばあちゃんたちががんばっている姿を観て、「私もがんばろうかな」と素直に思える作品だった。

人生は短い。文句を言っている時間があったら、行動した方が良い。本当にそう思う。


「人生、いろどり」予告編 動画





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あらすじ


徳島県上勝町は、山奥にある過疎の町。

住んでいるのは、お年寄りばかり。

町の主要産物であるミカンの不作が続き、代わりに農作業をするもなかなか売れず、その日暮らしの生活を送る毎日。

そんな中、夫の輝雄(藤竜也)と息子夫婦の4人暮らしをしている薫(吉行和子)は、友達の花恵(富司純子)と共に、農協の若者(平岡祐太)にススメられて、山に生えている木の葉っぱを、懐石料理や刺身のつまものとして売るビジネスを始めることに。

しかし、思っていたようには売れず、輝雄は山を売ると言いだし…。

人生いろどり


感想(ネタバレあり) おばあちゃんたちが元気になって、町が再生した本当の話


いや~、良い映画だったなぁ。

おばあちゃんたちが笑顔になって、町も再生する

毎日忙しいから、ボケている暇がない(笑)

これが、実際にあったビジネスの成功話を元にしているっていうのが良い。

この映画の主人公である薫ちゃん(吉行和子)は、ちょうど母と同世代で、物語の初めの頃の彼女のぼやきと、私の母のぼやきのシンクロ率が高くてビックリ(笑)

ちょっと身につまされるような、耳に痛いような映画だった。

でも、彼女たちの生活を観ていて思ったのは、「幸せな人はぼやかない」っていうこと。

母が毎日のように私にぼやくのは、歳のせいだと私は勝手に思っていたんだけど、日常生活に満たされていないからぼやくんだよね。

旦那も、息子も話を聞いてくれない。

誰にも相手にされていないと思い、次第にぼやきも増えていく。

人生いろどり2


田舎では普通にあることが、都会では貴重な財産になる


そんな彼女たちだったけど、「つまもの」の「葉っぱ」を売ることで、思わぬビジネスが成功していく。

これは、初めに「葉っぱを売りましょう」と言った農協さん(平岡祐太)のお手柄だった。

実際、都会には何でもあるように思われているけど、実は何も無いことを田舎の人は知らない。

都会には、おいしい水も、新鮮な野菜も、魚も、肉もないから、わざわざ田舎から取り寄せて買っている。

そのうち、田舎の新鮮な空気でさえも良いビジネスになるんじゃないかと思う。

つまり、田舎の人たちが当たり前だと思っていることが、都会の人にはとても貴重な財産なのだ。

この映画の中で、すごく素敵だなと思うのは、若い農協さんがそのことに気付いて、ビジネスを始めた時に、「私、やります!」と言った薫ちゃんや、花恵ちゃんがいて、最初は売れなくても、それを辛抱強く続けたこと。

そして少しずつ、ぼやきおばあちゃんの顔に笑顔が戻っていったこと。

人生いろどり3

本人たちがワクワクしているから、ビジネスが成功する


薫ちゃんが、なぜ、葉っぱビジネスを続けようと思ったのか。

「葉っぱを売るって決めた時に、ワクワクしたんです。私は、そんな気持ちになったのはすごく久しぶりなんです」

と、薫ちゃんは映画の中で語っている。

これは、ビジネスにすごく大切な要素だと思っている。

物を売っている人が、「これはすごく良い!すごく楽しい!!」と思えないものは、誰も買ってくれない。

そのビジネスをしている人が、ワクワクして、楽しんでいるからこそ、周りに人が寄ってくる

すごく小さな田舎町でこの「葉っぱ」ビジネスが成功したのは、「田舎にある当たり前の貴重さ」に気付いた農協さんの千里眼もあるけど、それを「楽しい!嬉しい!がんばろう!」って心から思って参加している薫ちゃんや花恵ちゃんのような、おばあちゃんたちがいたからだと、この映画は教えてくれる。

人生いろどり4

おばあちゃんたちの根気は誰にも負けない武器だった


そうは言っても、ビジネスを始めた頃の、売れないものをひたすら売り続ける根気は、大変なものだと思う。

しかし、そもそも彼女たちには売れないものを長年売り続けてきた苦労の積み重ねがあった


それが幸いしたのか、2~3年の苦労なんて、痛くも痒くもないんだろう。
(実際は、2~3年なんてものじゃなかったらしい)

だからこそ、売れなかったものが売れるというありがたさ、素晴らしさ、喜びを知っている

そして、買ってくれた人に感謝して、もっといいものを売ろうと努力をし、次のステップへと進んでいける。

人生いろどり6

過疎の村の再生についてのモデルケースに


映画の最後には、この上勝町の売り上げは、現在、年商2億円のビジネスになっているという説明があった。

このビジネスに参加したいという若者たちが増え、結婚する人たちもいる。

そうして、徳島で一番の過疎の町だった田舎町は、活気のある町へと変わっていった

これは、日本全国に広がる過疎の町にとって、夢のようなビジネスモデルなんだろうと思う。

そう思うなら、「こんな田舎町には、何にもないし」と愚痴っている時間があるなら、「身の周りにある当たり前のもの」を見直してみたらいいんじゃないかと思う。

今までゴミだと思っていたものが、実は金の卵なのかもしれない。



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有村架純主演の映画「ビリギャル」をWOWOWで観た。

学年でビリの女の子が、偏差値を40上げて慶応大学に合格するまでの話。

【満足度】:★★★★☆(4.5)

面白かった~。私も明日からがんばれる!と思った!!

人生にドンづまったり、凹んでる人に是非、見て欲しい映画。

人生は、まだ終わりじゃないみたいよ。


映画「ビリギャル」予告編 動画






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原作「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)」

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あらすじ


さやか(有村架純)は、勉強が嫌いな女子高生。

ある時、タバコを吸っていることが学校にばれてしまい、停学処分を受けた時、暇をしているさやかに母のあーちゃん(吉田羊)が学習塾に行くことをすすめる。

とりあえず、塾へ話を聞きに行ったさやかだったが、講師の坪田先生(伊藤淳史)の話に乗せられ、「慶応大学」へ行く目標を立ててしまう。

そこから、さやかと坪田先生の「慶応受験」へ向けた闘いが始まった…。

ビリギャル

感想(ネタバレあり) がんばっている人を見ているだけで泣ける!


泣いたなぁ。

すごく泣いた!!

基本的に、すごくがんばっている人を見ているだけで泣けるんだよね。

だから、この映画のさやかも、さやかの弟の龍太も、さやかのお母さんのあーちゃんもみんながんばっていて、それだけで涙が出た!!

本当に頑張っている人大好き!!

がんばるのも、ただがむしゃらにがんばるというより、キチンと目標を持って、そこに向かっていつまでもひるまずにがんばっているのが良かった。

ビリギャル2


「がんばろう」と思うことは簡単。思い続けることが難しい


人生は、出会いがとても大切

さやかにとって、「君だって、慶応大学に合格できるよ」と言ってくれた坪田先生と出会えたことが、人生を変えることになった。

しかし、「がんばる」っていうのは、それだけでは長く続かない。

今日はがんばろう!と思っても、明日はがんばれない。

一週間はがんばれても、一ヶ月はがんばれない。

今、がんばれても、長くがんばることは、とても大変

だから、長い間を頑張には、それなりに栄養剤が必要だと思っている。

もちろん、「一年間、必死にがんばるんだ」という屈強の意志で頑張り通す人もいるけど、凡人はなかなかそういうワケにはいかない。

では、その栄養剤とは一体何なんだろうか。


ビリギャル3


「がんばろう」を持続させるのは、「怒り」のパワー


私は、「がんばる」気持ちを、受験という長い間を持続させるのに必要なのは、「怒り」のパワーだと思う。

この映画でいうなら、さやかにとっては、担任の先生(安田顕)や、父親に対する「怒り」は、さやかを頑張らせる栄養剤だったように思う。

また、絶妙なタイミングで担任や父親が出てきて、さやかを怒らせる。

この人たち、さやかを指導した坪田先生と同じくらい重要な出会いだったと思う。

それでも、さやかは受験目前になって、「やっぱり辞めるわ」って言い始める。

疲れちゃったのかな?プレッシャーだったのかな??

この最後の最後に、さやかを怒らせたのは「さやか自身」だったように思う。

弟が不良グループの仲間入りして「姉ちゃんだって、受験辞めてフラフラしてんだろうが」って言われて、どうにもならない自分に腹が立ち、奮起する。

そうなんだよなぁ。

この「奮起する気持ち」っていうのが一番強いパワーを持っていて、それがラストスパートの起爆剤となったんだよね。


ビリギャル4

坪田先生との出会いがうらやましい


結局のところ、さやかを持ちあげてその気にさせた坪田先生がいて、「何クソーーー」って思わせてくれる父や担任がいて、「もうダメだ」と思った自分の壁をブチ破ったさやか自身がいた。

もちろん、常に励まして、環境を作ってくれたお母さんのあーちゃんも大事。

でも、この「持ちあげ」と、「怒り」と、「壁を破る」っていう3つが揃って、成り立った奇跡だったんだなぁ。

その中でも、坪田先生とさやかの関係はうらやましかったなぁ。

私も、高校時代に坪田先生みたいな人に出会えてたら、もう少し勉強をがんばれたかなぁって思った。

まぁ、でも大学生活は楽しかったし、後悔はないから良いけど。

ビリギャル5

「がんばれない」と思った時の対処法


それで、この映画を観終わって思ったのは、「これ無理。がんばれないわぁ」と思った時、自分と向き合って、「怒り」の火種を探すべきってこと。

「あいつムカつく」でも良いし、「なんで、こんなこともできないの。自分ムカつく」でも良い。

すごい短期間でも、「のほほんな毎日」をちょっとお休みして、「怒りのパワー」を引きだすことが大切なんじゃないかなーーって思った!!

これこそが、「怒りパワー」の有効活用術。

自分の中のエネルギー活用法。

うん。

このことに気付けただけでも、この映画を観て良かった。

なんか、明日からがんばれる気がするな。



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