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フランス映画「コルト45 孤高の天才スナイパー」をWOWOWで観た。

天才的な射撃テクニックを持った青年が、陰謀に巻き込まれていく。


コルト45


満足度 評価】:★★★☆☆

WOWOWの番組表でこの映画の存在を知り、スナイパーが陰謀に巻き込まれるなんて面白そうだと思って観てみた。

正直言って、警察で、誰が軍人で、誰がギャングなのか分からず混乱してしまい(それが狙いなのかもしれないけど)、あまり入り込めないまま終了してしまった。


「コルト45 孤高の天才スナイパー」予告編 動画

(原題:COLT 45)






キャスト&スタッフ


出演者

〇 ジェラール・ランヴァン

〇ジョーイ・スタール

〇シモン・アブカリアン

〇アリス・タグリオーニ

〇イマノル・ベルセ

監督

〇ファブリス・ドゥ・ヴェルツ


2014年製作 フランス映画




あらすじ


警察の武器庫に勤務する青年クリスチャン(ジェラール・ランヴァン)は、天才的な射撃のテクニックを持っている。

アメリカの特殊部隊や、警察の各部署からスカウトされるクリスチャンだったが、実戦経験がないため、本人もこのまま武器庫での勤務を希望していた。

しかし、ある時、友人のミロ(ジョーイ・スタール)に、彼が開発中の銃弾を渡してから、陰謀に巻き込まれてしまい・・・。




感想(ネタバレあり)


クリスチャンを巡る恐るべき陰謀


在学中の成績がすごく良くて、専門知識もすごく豊富な学生が、期待されて社会人になったら、全然使い物にならなかった。

なんてことは、よくよく目にする光景だけれども、この映画を観ながら、主人公のクリスチャンは、その「使い物にならないエキスパート」に良く似ていると思った。



当然、一般社会では、使い物になるようになるまでに、周りの先輩たちが実践経験を積ませて鍛えていくのと同じように、クリスチャンは陰謀のど真ん中にストンと落とされる。

クリスチャン本人は、どれもこれも初めの経験にとまどい、人を殺してしまったり、犯していない罪を被せたりしてしまう。

実は、その全てがクリスチャンに実践経験を積ませるために、フランスの特殊部隊が仕組んだ罠だった。



映画「コルト45 孤高の天才スナイパー」



誰が善で、誰が悪なのか・・・。


この映画を観ていると、どれが警察で、どれが軍隊で、どれがギャングなのかの区別がつかずに混乱してしまう。

でも、それが、この映画の意図なのではないかと思う。



実際のところ、警察も軍隊もギャングも大差ないよって、この映画はそう言いたいんじゃないかと観ていて思った。

軍隊は警察を駒のように使い、警察はギャングを駒のように使う。

そして、警察は警察同士で争いあう。



この映画の中で一番印象に残っているのは、ラストシーン。

フランスの特殊部隊から、全ての説明を受けるクリスチャン。

唖然とした表情がとても印象的だ。



彼が、その立場を得るために、あまりにも多くのものを犠牲にしてきたから。



映画「コルト45 孤高の天才スナイパー」



特殊部隊は、未経験者なんか必要ない…


しかし、なぜクリスチャンを手に入れるために、そんなまどろっこしいことしたんだろうなぁ…っていうのが、正直な感想。

強制的に入隊させればいいのに。



それとも、やっぱり泳がせて実践での活躍具合を見てから判断したかったんだろうか。

軍隊に入るまでに、一個や二個辛い経験してこーい。

どうにもならなくなったら、引き取ってやる~みたいな(笑)



本当にフランスの特殊部隊がそんなリクルートの仕方をしていたら、ビックリするけどね。

いや、本当にやっているのかなぁ。怖いなぁ








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