マイケル・ピット、ダン・スティーヴンス主演の映画「クリミナル・ミッション」をWOWOWで観た。

高校時代の友人たち4人が、3年ぶりに再会。

そこで「美味しい儲け話」に乗ってしまったために、ある人を誘拐をするはめになってしまったクライムサスペンス。

満足度 評価】:★★★☆☆

小品ながら、私の中ではスマッシュヒットの面白さだった。

クライムサスペンスと言いながらも、途中でクスッと笑わせるところあり、ラストにはどんでん返しありで、最後までテンポよく楽しめた。

「クリミナル・ミッション」予告編 動画

(原題:CRIMINAL ACTIVITIES)



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キャスト&スタッフ


出演者

マイケル・ピット
…(「クリミナル 2人の記憶を持つ男」、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」、「完全犯罪クラブ」など)

ダン・スティーヴンス
…(「美女と野獣」、「誘拐の掟」、「靴職人と魔法のミシン」、「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」など)

〇ロブ・ブラウン
…(「小説家を見つけたら」など)

ジャッキー・アール・ヘイリー
…(「アリータ:バトル・エンジェル」、「エンド・オブ・キングダム」、「ロボコップ」、「リンカーン」、「ウォッチメン」など)

ジョン・トラボルタ
…(「リベンジ・リスト」、「アルティメット・サイクロン」、「シビル・アクション」、「炎のメモリアル」、「将軍の娘/エリザベス・キャンベル」、「閉ざされた森」、「キリングゲーム」、「ママが遺したラヴソング」、ドラマシリーズ「アメリカン・クライム・ストーリー<O・J・シンプソン事件>」(主演・製作)など)

監督

〇ジャッキー・アール・ヘイリー(初監督作品)

2015年製作 アメリカ映画


クリミナル・ミッション

あらすじ


ザック(マイケル・ピット)、ノア(ダン・スティーヴンス)、ウォーレン(クリストファー・アボット)、ブライス(ロブ・ブラウン)の4人は、3年ぶりに高校時代の友人たちと、同級生の葬式で再会する。

久しぶりに会った席で、ノアは美味しい金儲けの話があると言い、必ず値が上がる会社の株の話を持ち掛ける。

近々、恋人との結婚を考えているザックを筆頭に、その話に乗った3人だったが、半年後、確かにその会社の株価は上昇するが、社長はインサイダー取引が明るみに出て逮捕され、その会社は倒産してしまう。

そこに全財産をかけていた4人は、一気に破産してしまう。

当初、ノアは亡くなった父親の遺産があるから、資金は自分が出すと言っていたにも関わらず、実はそれがマフィアからの借金だと分かり、マフィアのボス、エディ(ジョン・トラボルタ)から呼び出しを受ける。

そして、エディから「もしも、麻薬の密売人のマルケスを誘拐したら、借金をチャラにしてやる」と提案を受けたのだが…。


クリミナル・ミッション2

感想(ネタバレあり)


久しぶりに再会した同級生の「必ず儲かるおいしい話」に良い話はない


高校時代の友人たちが再会。

その中の1人が、「とてもおいしい話があるんだけど」と持ちだす…。

あるなぁ。これは、私たちの身近でもよくある話だよねぇ~。

まぁ、大抵が「宗教」、「ネットワークビジネス」、「株」、「土地」、「ギャンブル」のうちのどれか。

真面目に生きている人間からしたら、「おいしい話なんて、この世にはない」と分かっているから、そんな話は断るし、内容によっては、その久しぶりに再会した友人と縁を切ることになる。

私もその昔、「卒業アルバム」の中から片っ端に電話をかけてきた高校時代の同級生に、「おいしい話があると言って」しつこく勧誘され、最後には「住所は分かってるんだからな。今から行っても良いんだぞ」と脅されたことがある。

その頃、まだ純情だった私は、その脅し文句にしばらくビクついて暮らしていたことを思い出す。

ところが、中には「おいしい話」が大好きな人たちもいる。

友人の話を鵜のみにし、「まさか、あいつが人をだますはずはない」と、なぜか信じてしまう。

この映画の主人公は、そんな3人のおバカちゃんたちだ。

彼らは、友人の話を信じ、「確実に上がる」という株を大量に購入してしまう。


クリミナル・ミッション3

当然、「おいしい話」は大暴落


当然のごとく、その目論見は失敗し、半年後に会社が倒産。

株は大暴落。

大儲けどころか、大借金を抱えてしまう。

しかも、金を借りた先はマフィア組織だった。

うぉーーー!!やっちまったねぇ~!!

さらには、「ある麻薬ディーラーを誘拐してくれば、借金をチャラにしてやる」と言われてしまう。

そんなことを言われたら、絶体絶命。もうやるしかない。

これこそが、まさに因果応報。身から出た錆。

「おいしい話」なんかに乗って、大金(1人当たり40万ドル)を借金したお前らが悪い。


クリミナル・ミッション5

素人4人組。麻薬ディーラーを誘拐する


そして、ただの高校時代の同級生たちは、犯罪の道へと足を踏み入れる。

この映画の面白いところは、シリアスな場面でもクスッと笑えるところを盛り込んでいるところ。

確実に人が死んでいるのに、なんだか笑える。そんなシーンが多々あって面白かった。

中でも、印象的なシーンはエディの手下の1人であるジェリーが少年時代に「水ぼうそう」にかかった時に遭遇した殺人事件の話。

下階を間借りしていた少年が間違ってジャンキーを殺してしまった話だけど、なんだかそのジャンキーがお間抜けで、さらにジェリー少年も水ぼうそうのかさぶただらけの顔でなんだかおかしい。

そのクスッと笑える雰囲気が、とてもタランティーノのバイオレンスシーンに似たものを感じた。

それで、トラボルタはキャスティングされたのかなと思った。

監督が作りたかったのは、「レザボア・ドッグス」や「パルプ・フィクション」の頃のちょっと笑えるタランティーノ作品だったのかなと。


 ↓ 監督のジャッキー・アール・ヘイリー
クリミナル・ミッション 監督のジャッキー・アール・ヘイリー

ラストに大どんでん返し。イジメられっ子の復讐物語


結局、この犯罪素人4人組は、誘拐を成功させたものの、「マルケスは必要なくなったから殺せ」とエディに命令されてしまう。

借金はチャラになったものの、マルケスを誘拐し、若干マルケスとは仲良くなっていただけに、後味の悪い思いをすることとなった。

なるほど。それで終了か…と思ったら、この物語には続きがあった。

この映画が本当に面白いのはここからだった。

これは、先日観た「ザ・ギフト」と同じパターンの「イジメられっ子の復讐」だった。

そう言えば、「ザ・ギフト」も俳優ジョエル・エドガートンも初監督作で、この「クリミナル・ミッション」も、俳優ジャッキー・アール・ヘイリーの初監督作だった。

なんだろうな。俳優っていうのは、イジメられっ子が「何クソ!」と思ってなる職業なんだろうか…。

最後の最後に、大どんでん返し!

そのラストを想定していなかったので、予想外で楽しかった。

ノアは、高校時代にザックにイジメられていて、卒業してから、日々その復讐のプランを練っていた。

正直言って、「ザ・ギフト」に比べたら、まだ、この「クリミナル・ミッション」の方が優しいけど。

この復讐は爽快な感じだった!!

いぇーーい、ざまぁみろ!!っていう感じの。

それに比べて「ザ・ギフト」は、ゾワーーッとする感じの恐ろしさがあった。

「この人、一生立ち直れないな」って感じの…。

最近、アメリカでこの手の「イジメられっ子の復讐」をテーマにした作品が増えているような気がする…。

アメリカでも陰湿なイジメっていうのは、社会問題になっているっていうことなんだろうなぁ。

いやぁ、過去にイジメっ子だった人は、日々、背後に気をつけた方がいいな。

電車を待っているホームとかね…。





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