ヴィンス・ヴォーン主演のコメディ映画「人生、サイコー!」をWOWOWで観た。
20年前に精子提供をしたある男性に、なんと、533人もの子供たちがいることが発覚!!というお話。
【満足度 評価】:★★★★☆
気軽に観られて楽しそうな映画を探していて、HDDに録画してあったこの映画を観てみた。
思いの外楽しめたなぁ~。
◆DVDで観る:「人生、サイコー! 」DVD
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◆【カナダ版元ネタ】「人生、ブラボー!」DVD
…(「ハクソー・リッジ」、「インターンシップ」、「ジュラシック・パーク」、「二重逃亡」など)
〇クリス・プラット
2013年制作 アメリカ映画
家族で経営する精肉店で配達ドライバーをしているデヴィッド(ヴィンス・ヴォーン)は、20年前に「スターバック」という偽名で、700回近い精子提供を行い、彼の精子から533人の子供たちがいることが発覚。
「スターバック」の子供たちはその事実を知り、、生物学的な父親について情報開示するように訴訟を起こすことに。
一方、デヴィッドは友人で弁護士のブレット(クリス・プラット)と共に、裁判で戦うことに。
しかし、533人の子供たちが、どんな生活をしているのか気になり始めたデヴィッドは、自分の身分を隠して一人一人を訪ね始めるのだが・・・。

精子バンクのドナーになると、謝礼金がもらえるというシステムを初めて知った!!
確かに、それを年間で700回近くも提供するってすごい!!(笑)
日本にもそのシステムがあるんだね。知らなかった~。
しかし、この映画が伝えるのは、その「精子バンクのすごさ」や「700回も提供したすごさ(笑)」ではなく、もしも、ある日突然、自分の身に思わぬことが降りかかってきたら、どう対処するのかっていうお話。
デヴィッドはこの時突然に、「533人の父親」になっただけでなく、「恋人の妊娠」と「800万ドルの借金」が同時に降りかかる。
何をやっても、八方ふさがりの状態。
そんなデヴィッドが本当に辛い時、一番頼りにしたのは、父のアドバイスであり、恋人や親友の優しさなんだよね。
その姿を観るに、やっぱり辛い時には、「何が自分に一番大切か」を見失わないことが大切なんだよなぁと再認識。
自分が一番困っている時、辛い時、本当に助けになるのは、家族の温かさと恋人の優しさなんだよね。

私がこの映画で一番印象に残るのは、
「どんなことがあっても、デヴィッドはデヴィッドでしかない。頭は悪くても、いつでも街の人気者なのがデヴィッドなんだよ」
という父の一言に背中を押されたデヴィッドが、facebookで「私がスターバックです」という勇気ある告白をした後、エマの子供が生まれた時、病院のロビーに詰めかけたスターバックの子供たちの姿に感動。
ちょっとホロッとしてしまったよ。
彼らは、今さらデヴィッドに何かをして欲しい訳ではない。
それぞれ、人生にいろいろあってうまくいかないこともあるけど、この世に生を受けたことを歓びたくて、デヴィッドにそのお礼として何かをしたいと思っていただけ。
しかし、20年っていうのは、当たり前だけど人が一人成人する年月なんだね。
私たち大人からしたらあっという間の20年でも、20歳になった人たちからすると、人生の全てなんだよね。
彼らの存在意義を主張するためにも、情報開示して欲しいと思うのも当然かも。

デヴィッドを演じるのは、コメディ俳優のヴィンス・ヴォーン
ヴィンス・ヴォーンって、本当にこういう「お金に縁のないダメな人」がよく似合うよねぇ(笑)
今回も、等身大よりちょいダメな中年男が良かったなぁ。
そして、親友の弁護士ブレットには、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、「ジュラシック・ワールド」と続いてブレイク中のクリス・プラット。
ちょっとクリス・プラットにはビックリしたんだけど、だって、何より、今よりずっと太っている・・・。
正直、パッと見「え?クリス・プラット??」っていうくらい、今とはかなり違って観える・・・。
どうやら、この映画の後、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に出るために、半年間かけて肉体改造をしたそうで。
お笑い系ぽっちゃりキャラが、これで一気にセクシー俳優入りしちゃうんだから、すごいよねぇ。
人間やればできないことないよね。
監督はカナダ人のケン・スコット。
この映画のオリジナル「人生、ブラボー!」の監督。
「人生、ブラボー」はどんなんだったんだろう。観たくなったなぁ。

若い頃に毎日の生活費も大変で必死になって生きていたら、20年後にそのしっぺ返しが来たという話だけど、デヴィッドにとっては、幸運をもってきた出来事だったと思う。
彼らのことがあったから、恋人と向き合うことができたし、父親と向き合うことができた。
自分が親になることも受け入れることができた。
そして、何より彼に感謝する人たちは533人もいる!!これってすごいことだよね(笑)
そもそも精子バンクを題材にした人生賛歌を作ろうっていう発想が面白いなぁと思ったこの作品。
気軽に観られて、最後にちょっとホロッとさせられる作品だったなぁ~。
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気軽に観られて楽しそうな映画を探していて、HDDに録画してあったこの映画を観てみた。
思いの外楽しめたなぁ~。
「人生、サイコー!」予告編 動画
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キャスト&スタッフ
出演者
〇ヴィンス・ヴォーン…(「ハクソー・リッジ」、「インターンシップ」、「ジュラシック・パーク」、「二重逃亡」など)
〇クリス・プラット
…(「ジュラシック・ワールド/炎の王国」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」、「マグニフィセント・セブン」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、「ジュラシック・ワールド」、「her/世界でひとつの彼女」など)
監督・脚本
〇ケン・スコット2013年制作 アメリカ映画
あらすじ
家族で経営する精肉店で配達ドライバーをしているデヴィッド(ヴィンス・ヴォーン)は、20年前に「スターバック」という偽名で、700回近い精子提供を行い、彼の精子から533人の子供たちがいることが発覚。
「スターバック」の子供たちはその事実を知り、、生物学的な父親について情報開示するように訴訟を起こすことに。
一方、デヴィッドは友人で弁護士のブレット(クリス・プラット)と共に、裁判で戦うことに。
しかし、533人の子供たちが、どんな生活をしているのか気になり始めたデヴィッドは、自分の身分を隠して一人一人を訪ね始めるのだが・・・。

感想(ネタバレあり)
精子バンクで金儲けに笑い、辛い時に一番大切にするものに共感
精子バンクのドナーになると、謝礼金がもらえるというシステムを初めて知った!!
確かに、それを年間で700回近くも提供するってすごい!!(笑)
日本にもそのシステムがあるんだね。知らなかった~。
しかし、この映画が伝えるのは、その「精子バンクのすごさ」や「700回も提供したすごさ(笑)」ではなく、もしも、ある日突然、自分の身に思わぬことが降りかかってきたら、どう対処するのかっていうお話。
デヴィッドはこの時突然に、「533人の父親」になっただけでなく、「恋人の妊娠」と「800万ドルの借金」が同時に降りかかる。
何をやっても、八方ふさがりの状態。
そんなデヴィッドが本当に辛い時、一番頼りにしたのは、父のアドバイスであり、恋人や親友の優しさなんだよね。
その姿を観るに、やっぱり辛い時には、「何が自分に一番大切か」を見失わないことが大切なんだよなぁと再認識。
自分が一番困っている時、辛い時、本当に助けになるのは、家族の温かさと恋人の優しさなんだよね。

背中を押してくれた父と、彼を支持した子供たちの姿に感動
私がこの映画で一番印象に残るのは、
「どんなことがあっても、デヴィッドはデヴィッドでしかない。頭は悪くても、いつでも街の人気者なのがデヴィッドなんだよ」
という父の一言に背中を押されたデヴィッドが、facebookで「私がスターバックです」という勇気ある告白をした後、エマの子供が生まれた時、病院のロビーに詰めかけたスターバックの子供たちの姿に感動。
ちょっとホロッとしてしまったよ。
彼らは、今さらデヴィッドに何かをして欲しい訳ではない。
それぞれ、人生にいろいろあってうまくいかないこともあるけど、この世に生を受けたことを歓びたくて、デヴィッドにそのお礼として何かをしたいと思っていただけ。
しかし、20年っていうのは、当たり前だけど人が一人成人する年月なんだね。
私たち大人からしたらあっという間の20年でも、20歳になった人たちからすると、人生の全てなんだよね。
彼らの存在意義を主張するためにも、情報開示して欲しいと思うのも当然かも。

コメディアンのヴィンス・ヴォーンと、元コメディアン(?)のクリス・プラットの共演
デヴィッドを演じるのは、コメディ俳優のヴィンス・ヴォーン
ヴィンス・ヴォーンって、本当にこういう「お金に縁のないダメな人」がよく似合うよねぇ(笑)
今回も、等身大よりちょいダメな中年男が良かったなぁ。
そして、親友の弁護士ブレットには、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、「ジュラシック・ワールド」と続いてブレイク中のクリス・プラット。
ちょっとクリス・プラットにはビックリしたんだけど、だって、何より、今よりずっと太っている・・・。
正直、パッと見「え?クリス・プラット??」っていうくらい、今とはかなり違って観える・・・。
どうやら、この映画の後、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に出るために、半年間かけて肉体改造をしたそうで。
お笑い系ぽっちゃりキャラが、これで一気にセクシー俳優入りしちゃうんだから、すごいよねぇ。
人間やればできないことないよね。
監督はカナダ人のケン・スコット。
この映画のオリジナル「人生、ブラボー!」の監督。
「人生、ブラボー」はどんなんだったんだろう。観たくなったなぁ。

辛いことかなと思ったことでも、その奥には幸運が隠れている
若い頃に毎日の生活費も大変で必死になって生きていたら、20年後にそのしっぺ返しが来たという話だけど、デヴィッドにとっては、幸運をもってきた出来事だったと思う。
彼らのことがあったから、恋人と向き合うことができたし、父親と向き合うことができた。
自分が親になることも受け入れることができた。
そして、何より彼に感謝する人たちは533人もいる!!これってすごいことだよね(笑)
そもそも精子バンクを題材にした人生賛歌を作ろうっていう発想が面白いなぁと思ったこの作品。
気軽に観られて、最後にちょっとホロッとさせられる作品だったなぁ~。
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