ジェイソン・べイトマン主演の映画「ディス/コネクト」をWOWOWで観た。

日常生活がうまくいかず、心のつながりをSNSの世界に求め、その結果、犯罪に巻き込まれてしまう人たちの群像劇。

満足度 評価】:★★★★☆

「これ、SNSであるあるだなぁ」と思うことが次々と起きて、世界に引き込まれてしまう見応えのある映画だった。

面白かったなぁ。

「ディス/コネクト」予告編 動画

(原題:DISCONNECT)




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キャスト&スタッフ


出演者

ジェイソン・ベイトマン
…(「ザ・ギフト」、「ズートピア」(声の出演)、「モンスター上司」、「ディス/コネクト」、「ファング一家の奇想天外な秘密」、「あなたを見送る7日間」、ドラマシリーズ「オザークへようこそ」(製作総指揮・主演)など)

アレクサンダー・スカルスガルド
…(「ターザン:REBORN」、「メイジーの瞳」、「キヴァー 記憶を注ぐ者」)

ミカエル・ニクヴィスト
…(「間奏曲はパリで」、「ジョン・ウィック」、「コロニア」、「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」、「ミレニアム2 火と戯れる女」、「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」など)

ホープ・デイヴィス
…(「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」など)

フランク・グリロ
…(「スカイライン-奪還-」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」、「パージ:大統領令」)

監督

〇ヘンリー=アレックス・ルビン

2012年製作 アメリカ映画

あらすじ


弁護士のリッチ・ボイド(ジェイソン・べイトマン)は、高校生の息子・ベンが自殺未遂を起こしてしまう。

その理由を知りたくなったリッチは、ベンのPCを開き、彼が見ていたサイトを観ていると、彼がSNSで頻繁に会話をしている女性ジェシカにたどり着く。

シンディ(ポーラ・パットン)は、生まれたばかりの子供を失い、それ以来、夫(アレクサンダー・スカルスガルド)との仲もギクシャクしていた。

その寂しさを癒すようにチャットルームで会話をしていた日々の中、インターネットを通じてクレジットカード詐欺の被害に遭っていることに気付く。

ジャーナリストのニーナ(アンドレア・ライズブロー)は、未成年の男女がネットの前で裸になってライブ中継して金もうけしている性犯罪の実態を取材するため、その中の1人、カイルに近づくのだが…。


ディス/コネクト

感想(ネタバレあり)


いつでも、どこでも誰とでもつながれる便利な世の中

便利な世の中になったなぁと思う。

LINEがあれば、いつでも友達とお話できるし、趣味があってtwitterやfacebookに入れば、共通の趣味を持った友達を作ることが簡単にできる。

リアルな日常でつらいこがあって、SNSで愚痴をこぼせば、誰かしら寄ってきて慰めてくれる。

それで本当に心が救われた瞬間は、「あぁなんてありがたい世の中なんだ」と、SNSを開発してくれた人に感謝したくなる。

でも、そうやって人が心のよりどころをSNSに頼るようになったことで、人と人とのスキンシップや心のつながりが希薄になっているのでは…と、この映画は訴えている。

ディス/コネクト4

家族のコミュニケーションがあれば自殺は防げたのか


もしも、リアルな世界で親子や、夫婦や職場でしっかりと人間同士、目を見つめ合ってコミュニケーションがとれていたら、ここで起きるような事件が起きなかったのでは…ということばかりが起きてしまう。

例えば、高校生の息子が自殺未遂を起こした家庭。

父はやり手の弁護士で、仕事を家に持ち込み息子や娘と会話をすることが無く、彼らが何が好きで、何に悩んでいたのかすら知らない。

それは、高校生の男子に特有の思春期が、親と息子の間に壁を作ってしまうこともあったかもしれない。

それでも、もしも日頃から頻繁に会話をしている親子だったら、父は息子ベンがジェシカに入れ込む前に気付いて、何か手助けをすることができたかもしれない。


ディス/コネクト6


夫婦仲が良ければカード詐欺に遭わなかったのか


クレジットカード詐欺に遭ってしまった夫婦はもっと明らかで、夫婦仲がよくて、しっかりとコミュニケーションが取れていたら、妻は心の寂しさを吐き出すためにチャットルームへ行くことなんかなかったように思う。

しかし、彼らの場合は、災いが転じて、この事件を通して夫婦仲が良くなったようだから(笑)

終わり良ければ総て良しだったのかな。

でもね、使いこまれたお金がちゃんと帰ってくるといいけどね。

パソコンにウィルス対策ソフトをインストールしましょうね(笑)

ディス/コネクト7

SNSはリアルな日常を表す鏡のようなもの


とはいっても、私はSNSが大好きで、スマホが手放せない生活をしている。

だから、SNSが全部悪いと思っていないし、SNSを使ってすごくHappyになったこともたくさんある。

いや、むしろ、SNSに日常助かっていることの方が多い。

でも、思うのは、リアルな日常生活でコミュニケーションが苦手で、トラブルを起こすような人は、きっとSNSでもトラブルを起こすんじゃないかということ。

日常生活でコミュニケーションが苦手な人が、SNSの中では、すごくコミュニケーション上手っていうのは考えづらい。

日常生活でコミュニケーションが希薄になっている人は、SNSでのコミュニケーションも決して濃いものではなく、希薄だから、問題が起きるのではないかと思う。

だから、この映画のように、日常生活でコミュニケーションがなく、寂しくなってSNSに助けを求めたところで、中の世界でも同じく問題が起きてしまうんじゃないかと思う。

ディス/コネクト3

出演者はジェイソン・べイトマン、アレクサンダー・スカルスガルド


高校生の息子が自殺未遂してしまう弁護士ボイドを演じるのは、ジェイソン・べイトマン

つい先日、「あなたを見送る7日間」を観たばかり

仕事にばかり夢中になって、息子の悩みに気付いてやれなかったお父さんを演じている。

「あなたを見送る7日間」とは、ほぼ真逆と言っていい程、笑顔が全くない役。

この人は、隣にいそうな親近感がいいんだろうなぁ。

ディス/コネクト2


もう1人、気になったのは、妻がカード詐欺に遭ってしまう夫デレックを演じた、アレクサンダー・スカルスガルド

初めは、不愛想で暗い人だなぁと思っていたら、そのうち、だんだん、「元海兵隊員」だという本性が出てきて、最後には、ちょっと怖い人になっていた。

今年(2016年)が、ブレイクの年になる予感大の俳優さん。


ディス/コネクト5

問題はSNSというよりも、その人の日常生活や環境にあるのでは…


ネットの中のSNSの世界と、リアルな日常世界が交差する世の中だからこそ、日頃の人間同士のコミュニケーションが大切だと、この映画は訴える。

SNSは、この世界の美しさも汚さも、そのまま映す鏡だから。

この映画に描かれているようにSNSの世界には、悪もあれば、闇もある。

でも、心に隙があって、ダマされてしまうのは、SNSの中だろうと、日常生活も一緒だ。

だから、最後にお父さんが「僕の大切な者たち」と言って家族を抱きしめたように、日頃から、周りの人たちとコミュニケーションを取ることで、心の隙を減らし、だまされにくくなると考える。

SNSはただのツールであり、人の心の問題は、日常生活や日頃の環境にあるんじゃないかなぁと私は思う。



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