ホアキン・フェニックス主演、ガス・ヴァン・サント監督の映画「ドント・ウォーリー」を特別上映会で観た。

泥酔して交通事故に遭い、車椅子で生活することになった風刺漫画家 ジョン・キャラハンの半生を映画化。


満足度 評価】:★★★★☆

人は悲しみの底にいる時、生活習慣を変え、他人を許し、自分自身を許すことで人生を好転できる。

変わるのは周りではなく、自分自身。

人生悪くないよねと思える映画だった。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


『ドント・ウォーリー』予告編 動画

(原題:Don't Worry, He Won't Get Far on Foot)



更新履歴・公開、販売情報

・2019年2月19日 ガス・ヴァン・サント監督のティーチイン付き特別上映会にて鑑賞。

・2019年4月2日 感想を掲載。

・2019年5月3日 全国順次公開。

詳しい劇場情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
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キャスト&スタッフ


出演者

ホアキン・フェニックス

…(「22ジャンプストリート」など)



監督

ガス・ヴァン・サント
…(「永遠の僕たち」、「プロミスト・ランド」など)


2018年製作 アメリカ映画



映画「ドント・ウォーリー」





あらすじ


アルコール依存症で、酒浸りの日々を送っていたジョン・キャラハン(ホアキン・フェニックス)は、ある日、交通事故に遭い首から下が不随になり、それ以来、車椅子の生活を送り始める。

その後、ますます酒に頼るようになってしまったジョンだったが、事故後、富豪の息子ドニー(ジョナ・ヒル)が運営するグループセラピーに参加するようになる。

そして、ある日、ジョンに不思議なできごとが起き、それ以来、物事の見方が変わるようになり、風刺漫画を描き始め…。



映画「ドント・ウォーリー」ホアキン・フェニックス




感想(ネタばれあり)


この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。

ドント・ウォーリー (2018)


★★★★ [80点]「悲しみのどん底から抜け出すには」


ガス・ヴァン・サント監督のティーチイン付き「ドント・ウォーリー」上映会に行ってきた。



昔、むかしの話、ガス・ヴァン・サント監督の「マイ・プライベート・アイダホ」を観て、映画の素晴らしさにはまった私としては、とても有り難いイベントだった。



この映画のお話は、車椅子の風刺漫画家ジョン・キャラハンが断酒会に通いながら、自分の人生を見つめ直す作品。



この世の中に、人生が常に順風満帆っていう人は、あまりいないだろう。

うまくいかないこともあるし、不運のスパイラルにはまってしまって、なかなか抜け出せないこともある。



そんな時、私たちは何かに依存してその辛さを忘れようとする。

映画好きは映画を観るし、音楽好きなら、ライブで思い切り踊ったりするかもしれない。

無心でひたすらゲームをする人もいるかもしれないし、SNSで悪態をついている人もいるかもしれない。



この映画の主人公 ジョンの場合は、酒を飲むことで人生の辛いことから逃げていた。

しかし、その悪癖が、彼の人生をより辛いものにしていってしまう。



この映画は、もしも、私たちが、そんな不幸のどん底に陥ってしまった時、どうやってそこから抜け出せばいいのかを教えてくれる



もともと、この映画は監督が「グッド・ウィル・ハンティング」で一緒に仕事をしたロビン・ウィリアムスと共同で進めていた企画だったという。

残念ながら、ロビン・ウィリアムスは亡くなってしまったけれど、きっと彼の深い悲しみの中に、ジョンの気持ちと通じる部分があったのだろうと思う。

その後、ジョンは酒を断ち切るように風刺漫画を描くようになるのだが、その悲しみを笑いに転化するところも、ロビン・ウィリアムスの気持ちとリンクしていたに違いない。



ジョンが、この映画の中でどのように酒や悲しみを断ち切ろうとしたのかは、ぜひ、映画を観て確認して欲しい。



私が、そんな彼の姿を観て思ったのは、自分では「悪いことが続いて、何て私の人生は不運なんだ」と思う時でも、生活習慣を変えたり、自分の気持ちを切り替えたりするだけで、人生は好転するということ。

それが難しいから、人はなかなか人生を変えられないんだけれど、何かをきっかけにして、変えるべき時はきっとやってくる。



もしかしたら、この映画を観たことをきっかけに、ジョンと同じ行動をしてみたら、人生を変えられかもしれない。

周りの人たちは、自分が思っているより優しいし、誰かに頼りたい時は頼っても良いのだ。


「人生は、案外悪くないよね」と思える映画だった。



そして、この映画の中では、アルコール依存症を描いているだけに、断酒会のグループセラピーのシーンが多い。

断酒会やグループセラピーが、あまり浸透していない日本で、この映画が受け入れられるかどうかを監督はとても心配していた。

しかし、グループセラピーは、例えば家族や友人との会話だと思えば、そんなにかけ離れた問題でもないなと思った。



最近、落ち込み気味で…とか、どうも人生うまくいかない…と、ネガティブな思考に陥っている人にこそ、観て欲しい作品だった。


Posted by pharmacy_toe on 2019/02/21 with ぴあ映画生活





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