スコット・アドキンス主演の映画「ゲットバック-人質奪還-」をWOWOWで観た。
スコット・アドキンスがロンドンで大暴れする話。
劇場未公開の作品をどこよりも早く放送する「WOWOWジャパンプレミア」の一本。
【満足度 評価】:★★★☆☆
正直言ってストーリーはツッコミどころがあり過ぎてグダグダなんだけれども、それはそれでスコット・アドキンスもののクオリティかなという感じで観れば腹も立たない。
いや~、でももしかして1,800円払って映画館で観たとしたら、もっと評価は低くなるのかも。
ただただスコット・アドキンスのアクションを楽しめば良い映画。
◆「ゲットバック 人質奪還」DVD
…(「アメリカン・アサシン」、「ドクター・ストレンジ」、「バーニング・ブラッド」、「NINJA」など)
〇ウェイド・バレット
2016年製作 アメリカ映画

ロンドンで警備員として働くマーティン(スコット・アドキンス)は、幼い娘のカーリーと2人暮らし。
ある夜に彼らが住む家へと強盗が入り込み、マーティンはカーリーを守るため強盗たちを殺してしまう。
その時、マーティンも負傷しており気絶してしまう。
マーティンが目覚めた時、病院のベットに手錠をかけられており、「身元不明者の殺人犯」とされ、テレビには彼の顔写真が写ったニュースが流れていた…。

この映画観る時にWOWOWの予告では「ドクター・ストレンジ」のスコット・アドキンスが…って言っていたんだけども、スコット・アドキンスって「ドクター・ストレンジ」に出てたことに気付かなくて…(^^;
「ドクター・ストレンジ」の予告編を観てみても、やはり思い出せず…。
きっと、マッツ・ミケルセンチームだと思うんだけど、あのチーム、全員、目がパンダみたいになっているから分からなかったのかな…ということにして気持ちを落ち着けている(笑)
そんな感じで、予告のところから突っ込んでみたけれども、この映画は、なんともツッコミどころが満載。
その中で、特に気になったところを面白ピックアップしてみる。
まず、最初に主人公のマーティンが「身元不明の極悪人として逮捕」されたところ。
マーティンが殺した強盗たちは目出し帽をかぶり、手袋をして押し入り、風貌がいかにも悪者で、一目瞭然でマーティンの正当防衛なのに、なぜマーティンが「極悪人の殺人者」なのか。
ロンドン警察の目は節穴なのか!!!
そして、主人公のマーティンが元FBI捜査官で、訳があってロンドンで身元を隠して暮らさなければならない立場。
それは、いわゆる「証人保護プログラム」のはずなのに、なぜマーティンのことを保護している人が誰もいなくて、さらにそのマーティンの過去をロンドン警察が把握してないの。
身元不明の極悪人っておかしいだろ(笑)
アメリカとイギリスは友好関係ではないのか!!!

そして、今回、スコット・アドキンスの敵役ビショップを演じているウェイド・バレットは、元WWEの人気プロレスラーなんだとか。
なんか、この「ジャパンプレミア」コーナーはその手の元プロレスラーでした的な話が多いなぁ。
1月に放送された映画「アナライザー」も元WWEの人気プロレスラーが出演する映画だった。
今回、面白かったのは、そのビショップの経歴。
まず、1人で小軍隊程の能力の持ち主(!?)の元MI6で、現在はマフィアの殺し屋だと。
えぇーーー。随分降格しちゃったんだねぇ(笑)
なぜ、元スパイがマフィアの殺し屋なんかやってるのぉ。
まさかの真逆の華麗なる転身にビックリ(笑)
なんか、MI6で辛いことでもあったのか??
そして、このウェイド・バレット、さすがのプロレスラー、やたらと身体がデカい。
その分、飛んだり跳ねたりが得意なスコット・アドキンスのアクションに比べて、若干こちらのウェイド・バレットはちょっと大味な気が。
この「元プロレスラー」ジャンル。
頂点にザ・ロックという超大物がいて、なかなか厳しいジャンルだけれども、がんばってください。

そして、アクションシーンにはお約束が満載。
スコット・アドキンスとウェイド・バレットが港で対決するシーンがあって、そこで、スコット・アドキンスが飛んで回転してドロップキックを放つという大技を繰り出し、ウェイド・バレットが海に落ちたところで、スコット・アドキンスがその場を立ち去っている。
こういう時、いつも思うんだけど、なぜ彼らは、敵が海から上がってくるのを待たないのか問題。
大抵、海に落ちた側は生きていて、海から上がって敵を追いかける。
だったら、ちゃんと相手が死んだのを確認するまでそこにいた方がいいよね。
さらに、主人公の相棒が死んだり、結局、最後はラスボスとの一騎打ちだったりというお約束が満載。
それに、面白かったのが、この映画に出てくるFBIのセーフハウス(隠れ家)がちっともセーフハウスの機能を果たしてなくて(笑)
むしろ、アメリカ大使館に行った方が良かったよね(笑)
それに、アメリカ大使館からスコット・アドキンスの娘を迎えに行った大使館員の頼りなさが笑えた。
なんだろ。あれ。

まぁまぁ、そんなところを突っ込みつつ、アクションを楽しめばいいのではないかと。
このスコット・アドキンスは、これまでの格闘家俳優の中ではジャン・クロード・ヴァンダムに近いタイプだと思うんだけど、どのアクションが早すぎ&凄すぎて、どれが凄いのか分からない(笑)
例えば、アクションシーンが10回ぐらいあって、そのうちの2回ぐらいまわし蹴りをしたら、その人のまわし蹴りの良さが引き立つと思う。
しかし、この人の場合、どのアクションシーンでも回し蹴り、飛び蹴り、ドロップキックなどなどいろいろ繰り出し過ぎて、どれも凄すぎて、感覚がマヒしてしまうという(笑)
で、また欧米人なのに、東洋人のような動きをするんだけど、身体がしなやかで手足が長いのがポイント。
彼のアクションはキレがあって良い。
まぁ、ストーリーはメタメタかもしれないけど、アクションを楽しんだらいいんじゃないかな。
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◆「ゲットバック 人質奪還」DVD
スコット・アドキンスがロンドンで大暴れする話。
劇場未公開の作品をどこよりも早く放送する「WOWOWジャパンプレミア」の一本。
【満足度 評価】:★★★☆☆
正直言ってストーリーはツッコミどころがあり過ぎてグダグダなんだけれども、それはそれでスコット・アドキンスもののクオリティかなという感じで観れば腹も立たない。
いや~、でももしかして1,800円払って映画館で観たとしたら、もっと評価は低くなるのかも。
ただただスコット・アドキンスのアクションを楽しめば良い映画。
「ゲットバック-人質奪還-」予告編 動画
(原題:Eliminators)◆「ゲットバック 人質奪還」DVD
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キャスト&スタッフ
出演者
〇スコット・アドキンス…(「アメリカン・アサシン」、「ドクター・ストレンジ」、「バーニング・ブラッド」、「NINJA」など)
〇ウェイド・バレット
監督
〇ジェームズ・ナン2016年製作 アメリカ映画

あらすじ
ロンドンで警備員として働くマーティン(スコット・アドキンス)は、幼い娘のカーリーと2人暮らし。
ある夜に彼らが住む家へと強盗が入り込み、マーティンはカーリーを守るため強盗たちを殺してしまう。
その時、マーティンも負傷しており気絶してしまう。
マーティンが目覚めた時、病院のベットに手錠をかけられており、「身元不明者の殺人犯」とされ、テレビには彼の顔写真が写ったニュースが流れていた…。

感想(ネタバレあり)
ツッコミどころが満載で
この映画観る時にWOWOWの予告では「ドクター・ストレンジ」のスコット・アドキンスが…って言っていたんだけども、スコット・アドキンスって「ドクター・ストレンジ」に出てたことに気付かなくて…(^^;
「ドクター・ストレンジ」の予告編を観てみても、やはり思い出せず…。
きっと、マッツ・ミケルセンチームだと思うんだけど、あのチーム、全員、目がパンダみたいになっているから分からなかったのかな…ということにして気持ちを落ち着けている(笑)
そんな感じで、予告のところから突っ込んでみたけれども、この映画は、なんともツッコミどころが満載。
その中で、特に気になったところを面白ピックアップしてみる。
まず、最初に主人公のマーティンが「身元不明の極悪人として逮捕」されたところ。
マーティンが殺した強盗たちは目出し帽をかぶり、手袋をして押し入り、風貌がいかにも悪者で、一目瞭然でマーティンの正当防衛なのに、なぜマーティンが「極悪人の殺人者」なのか。
ロンドン警察の目は節穴なのか!!!
そして、主人公のマーティンが元FBI捜査官で、訳があってロンドンで身元を隠して暮らさなければならない立場。
それは、いわゆる「証人保護プログラム」のはずなのに、なぜマーティンのことを保護している人が誰もいなくて、さらにそのマーティンの過去をロンドン警察が把握してないの。
身元不明の極悪人っておかしいだろ(笑)
アメリカとイギリスは友好関係ではないのか!!!

元WWEの人気プロレスラーも出演
そして、今回、スコット・アドキンスの敵役ビショップを演じているウェイド・バレットは、元WWEの人気プロレスラーなんだとか。
なんか、この「ジャパンプレミア」コーナーはその手の元プロレスラーでした的な話が多いなぁ。
1月に放送された映画「アナライザー」も元WWEの人気プロレスラーが出演する映画だった。
今回、面白かったのは、そのビショップの経歴。
まず、1人で小軍隊程の能力の持ち主(!?)の元MI6で、現在はマフィアの殺し屋だと。
えぇーーー。随分降格しちゃったんだねぇ(笑)
なぜ、元スパイがマフィアの殺し屋なんかやってるのぉ。
まさかの真逆の華麗なる転身にビックリ(笑)
なんか、MI6で辛いことでもあったのか??
そして、このウェイド・バレット、さすがのプロレスラー、やたらと身体がデカい。
その分、飛んだり跳ねたりが得意なスコット・アドキンスのアクションに比べて、若干こちらのウェイド・バレットはちょっと大味な気が。
この「元プロレスラー」ジャンル。
頂点にザ・ロックという超大物がいて、なかなか厳しいジャンルだけれども、がんばってください。

なかなか楽しいお約束も満載
そして、アクションシーンにはお約束が満載。
スコット・アドキンスとウェイド・バレットが港で対決するシーンがあって、そこで、スコット・アドキンスが飛んで回転してドロップキックを放つという大技を繰り出し、ウェイド・バレットが海に落ちたところで、スコット・アドキンスがその場を立ち去っている。
こういう時、いつも思うんだけど、なぜ彼らは、敵が海から上がってくるのを待たないのか問題。
大抵、海に落ちた側は生きていて、海から上がって敵を追いかける。
だったら、ちゃんと相手が死んだのを確認するまでそこにいた方がいいよね。
さらに、主人公の相棒が死んだり、結局、最後はラスボスとの一騎打ちだったりというお約束が満載。
それに、面白かったのが、この映画に出てくるFBIのセーフハウス(隠れ家)がちっともセーフハウスの機能を果たしてなくて(笑)
むしろ、アメリカ大使館に行った方が良かったよね(笑)
それに、アメリカ大使館からスコット・アドキンスの娘を迎えに行った大使館員の頼りなさが笑えた。
なんだろ。あれ。

結局、目玉はアクションシーン
まぁまぁ、そんなところを突っ込みつつ、アクションを楽しめばいいのではないかと。
このスコット・アドキンスは、これまでの格闘家俳優の中ではジャン・クロード・ヴァンダムに近いタイプだと思うんだけど、どのアクションが早すぎ&凄すぎて、どれが凄いのか分からない(笑)
例えば、アクションシーンが10回ぐらいあって、そのうちの2回ぐらいまわし蹴りをしたら、その人のまわし蹴りの良さが引き立つと思う。
しかし、この人の場合、どのアクションシーンでも回し蹴り、飛び蹴り、ドロップキックなどなどいろいろ繰り出し過ぎて、どれも凄すぎて、感覚がマヒしてしまうという(笑)
で、また欧米人なのに、東洋人のような動きをするんだけど、身体がしなやかで手足が長いのがポイント。
彼のアクションはキレがあって良い。
まぁ、ストーリーはメタメタかもしれないけど、アクションを楽しんだらいいんじゃないかな。
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