マイケル・ファスベンダー主演の映画「FRANK -フランク-」をWOWOWで観た。
【満足度】:★★★☆☆
主人公は、とっても個性のあるミュージシャンたち。
最初は「なんだろう・・・この奇妙な人たちは・・・」と思いながら観てたんだけど、最後にはとっても好きになっちゃった
この映画「FRANK-フランク-」はtwitterでフォロワーさんからおススメされたのがきっかけで、観てみた映画
おススメされなかったら、観なかったと思うから、フォロワーさんに感謝だわぁ
(ちなみに、私のtwitterアカウントは、PCの方は右サイドバー中ごろ、スマホの方はページの下の方、カテゴリの上あたりにあります)

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イギリスの海辺の町に住むサラリーマンのジョン(ドーナル・グリーソン(「グッバイ・クリストファー・ロビン」、「ピーターラビット」、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」、「バリー・シール/アメリカをはめた男」、「アバウト・タイム」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「不屈の男 アンブロークン」、「レヴェナント:蘇えりし者」「ブルックリン」))の趣味は作詞作曲
そんな彼が、ある日、ひょんなことから、その街にきていたバンドのキーボードをやることに
そのバンドとは何の面識もないジョンがそのバンドの元へ行くと、ボーカルのフランク(マイケル・ファスベンダー)は大きなかぶりものをかぶっており、テルミンのような楽器を演奏するクララ(マギー・ギレンホール)は、ただ叫び続けていた
その日、ライブに出演したことを機に、ジョンはバンドのメンバーとしてレコーディングに参加することになり・・・

「類は友を呼ぶ」という言葉があるけど、その「類」っていうのは、一人一人が自前で持っている波長のことなのかなって、この映画を観て思った
例えばイルカが、独自の周波数を使い分けることで仲間を呼び寄せたり、危険を知らせたりするように
人間も、どこからか波長を出していて、その同じ波長を受け取った人同士が集まるようにできてるんじゃないのかなって思ったんだよね
この映画「FRANK-フランク-」で言えば、フランクとクララとドンは、明らかに同じ波長を持っていて、言葉で理解し合うというより、波長で理解し合ってる
なので、彼らに楽器を持たせると、音を出し合って語り合い、一つの音楽ができる
つまり、彼らにとっては、言葉でしゃべるよりも、音楽で語り合うことの方がコミュニケーションが取りやすい

そこへ、「普通の人」ジョンを投入することで、彼らの奇妙な関係に不協和音を出させてみている
ジョンには、彼らのしていることが全く理解できないけれど、フランクにとっては、彼らの音楽に入れた新しい風なんだよね
でも、ジョンは自分の役割をそこまで理解できていない
彼らの関係を頭で理解しようとするから、ジョンの目には、いつまでたっても「個性のありすぎる奇妙な人たち」としか映らない
だから、クララにも「精神病院のフランクはどうだったの?」なんて、見当違いの質問をしてしまう

この映画「FRANK-フランク-」は、どのシーンも印象的だし、とても奇妙だけど、私が一番印象に残ったのは、ラストシーン
アメリカのテキサスのバーで、歌っているクララの元へジョンとフランクが訪ねていく場面。
フランクが、おもむろに歌いだすシーン
やはり、フランクとバンドのメンバーたちにとって、そこはまずはそれまでの経緯の報告のために「話すのではなく、歌うこと」が、何よりも最善のコミュニケーションなんだよね。
すごく不思議なシーンだよねぇ
んんん?何が始まるの??と思い、思わずグググッと入り込んでしまった
上を向くことができず、背中を丸めて歌い続けるフランクの姿は、寂しさと、恥ずかしさと、そして仲間に対する愛情がにじみ出ている
クララもしばらくフランクの歌を聞いていて、状況を理解すると、その歌に入っていくんだよね
そこで、「なんだこいつらは!!」と、その状況が理解できないジョンは、静かにそこを離れていく
やはり、ジョンは、彼らの「類」ではなかったんだよね。同じ周波数を持っていなかったの

その最初から、ほぼ最後まで被り物をかぶり続けたフランクを演じたのは、「X-MEN フューチャー&パスト」で若き日のマグニートを演じたマイケル・ファスベンダー。
他の出演作は、「エイリアン:コヴェナント」、「光をくれた人」、「スティーブ・ジョブズ」
そして、ひたすらに叫び続ける狂気の女クララを演じたのは、「ウォント・バック・ダウン」「ホワイトハウス・ダウン」「クレイジー・ハート」のマギー・ギレンホール
いつも落ち着いた演技をするマギー・ギレンホールがいつもと全然違ってて面白かった~
↓ マギー・ギレンホール

もしも「人と少し違うこと」で悩んでいたとしたら、まずは自分を発信してみると良い
きっとどこかで、同じ類の人が見つけてくれるかもしれない
だから、自己表現とは、とても大切なことなんだと、この映画「FRANK-フランク-」では、考えさせられた
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【満足度】:★★★☆☆
主人公は、とっても個性のあるミュージシャンたち。
最初は「なんだろう・・・この奇妙な人たちは・・・」と思いながら観てたんだけど、最後にはとっても好きになっちゃった
この映画「FRANK-フランク-」はtwitterでフォロワーさんからおススメされたのがきっかけで、観てみた映画
おススメされなかったら、観なかったと思うから、フォロワーさんに感謝だわぁ
(ちなみに、私のtwitterアカウントは、PCの方は右サイドバー中ごろ、スマホの方はページの下の方、カテゴリの上あたりにあります)

「FRANK-フランク-」予告編 動画
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あらすじ
イギリスの海辺の町に住むサラリーマンのジョン(ドーナル・グリーソン(「グッバイ・クリストファー・ロビン」、「ピーターラビット」、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」、「バリー・シール/アメリカをはめた男」、「アバウト・タイム」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「不屈の男 アンブロークン」、「レヴェナント:蘇えりし者」「ブルックリン」))の趣味は作詞作曲
そんな彼が、ある日、ひょんなことから、その街にきていたバンドのキーボードをやることに
そのバンドとは何の面識もないジョンがそのバンドの元へ行くと、ボーカルのフランク(マイケル・ファスベンダー)は大きなかぶりものをかぶっており、テルミンのような楽器を演奏するクララ(マギー・ギレンホール)は、ただ叫び続けていた
その日、ライブに出演したことを機に、ジョンはバンドのメンバーとしてレコーディングに参加することになり・・・

感想(ネタバレあり)「類は友を呼ぶ」の「類」は各自で出してる周波数のこと
「類は友を呼ぶ」という言葉があるけど、その「類」っていうのは、一人一人が自前で持っている波長のことなのかなって、この映画を観て思った
例えばイルカが、独自の周波数を使い分けることで仲間を呼び寄せたり、危険を知らせたりするように
人間も、どこからか波長を出していて、その同じ波長を受け取った人同士が集まるようにできてるんじゃないのかなって思ったんだよね
この映画「FRANK-フランク-」で言えば、フランクとクララとドンは、明らかに同じ波長を持っていて、言葉で理解し合うというより、波長で理解し合ってる
なので、彼らに楽器を持たせると、音を出し合って語り合い、一つの音楽ができる
つまり、彼らにとっては、言葉でしゃべるよりも、音楽で語り合うことの方がコミュニケーションが取りやすい

「類」が合わない人は不協和音を呼び起こす
そこへ、「普通の人」ジョンを投入することで、彼らの奇妙な関係に不協和音を出させてみている
ジョンには、彼らのしていることが全く理解できないけれど、フランクにとっては、彼らの音楽に入れた新しい風なんだよね
でも、ジョンは自分の役割をそこまで理解できていない
彼らの関係を頭で理解しようとするから、ジョンの目には、いつまでたっても「個性のありすぎる奇妙な人たち」としか映らない
だから、クララにも「精神病院のフランクはどうだったの?」なんて、見当違いの質問をしてしまう

「類友」のコミュニケーションは、周波数の確認から。そして合わない人は去っていく・・・
この映画「FRANK-フランク-」は、どのシーンも印象的だし、とても奇妙だけど、私が一番印象に残ったのは、ラストシーン
アメリカのテキサスのバーで、歌っているクララの元へジョンとフランクが訪ねていく場面。
フランクが、おもむろに歌いだすシーン
やはり、フランクとバンドのメンバーたちにとって、そこはまずはそれまでの経緯の報告のために「話すのではなく、歌うこと」が、何よりも最善のコミュニケーションなんだよね。
すごく不思議なシーンだよねぇ
んんん?何が始まるの??と思い、思わずグググッと入り込んでしまった
上を向くことができず、背中を丸めて歌い続けるフランクの姿は、寂しさと、恥ずかしさと、そして仲間に対する愛情がにじみ出ている
クララもしばらくフランクの歌を聞いていて、状況を理解すると、その歌に入っていくんだよね
そこで、「なんだこいつらは!!」と、その状況が理解できないジョンは、静かにそこを離れていく
やはり、ジョンは、彼らの「類」ではなかったんだよね。同じ周波数を持っていなかったの

とても地味で静かな映画だけど、俳優陣は華やかな出演者たち
その最初から、ほぼ最後まで被り物をかぶり続けたフランクを演じたのは、「X-MEN フューチャー&パスト」で若き日のマグニートを演じたマイケル・ファスベンダー。
他の出演作は、「エイリアン:コヴェナント」、「光をくれた人」、「スティーブ・ジョブズ」
そして、ひたすらに叫び続ける狂気の女クララを演じたのは、「ウォント・バック・ダウン」「ホワイトハウス・ダウン」「クレイジー・ハート」のマギー・ギレンホール
いつも落ち着いた演技をするマギー・ギレンホールがいつもと全然違ってて面白かった~
↓ マギー・ギレンホール

もしも「人と少し違うこと」で悩んでいたとしたら、まずは自分を発信してみると良い
きっとどこかで、同じ類の人が見つけてくれるかもしれない
だから、自己表現とは、とても大切なことなんだと、この映画「FRANK-フランク-」では、考えさせられた
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