モーガン・フリーマンマイケル・ケインアラン・アーキン共演の映画「ジーサンズ はじめての強盗」を試写会で観た。

30年間働いてきた会社が買収され、受け取るべき年金が銀行への負債に充てられたため、年金を受給できなくなってしまったジーサン3人組が、年金を取り戻すために銀行強盗をするコメディ映画。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

30年真面目に働いてきたんだ、老後ぐらい好きにさせてくれー!!という、おちゃめでファンキーなおじいちゃんたちに爆笑だった。

ただ笑わせるだけでなく、老後の人生の送り方とか、「私らしい人生の終わらせ方」について考えさせられる作品だった。



「ジーサンズ はじめての強盗」予告編 動画

(原題:GOING IN STYLE)




更新履歴・販売情報

・2017年6月20日 試写会で観た感想を掲載しました。

・2018年6月9日 WOWOWでの放送に合わせて、加筆・修正しました。

現在、ネット配信、DVD共に販売中です。


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キャスト&スタッフ


出演者

モーガン・フリーマン
…(「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」、「LUCY ルーシー」、「トランセンデンス」、「インビクタス/負けざる者たち」、「アウトブレイク」、「アミスタッド」など)

マイケル・ケイン
…(「マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!」、「グランド・フィナーレ」、「インターステラー」、「キングスマン」、「インセプション」など)

アラン・アーキン
…(「ダンボ」、「ミリオンダラー・アーム」、「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」、「リベンジ・マッチ」など)

〇クリストファー・ロイド

〇マット・ディロン

監督

〇ザック・ブラフ

2017年制作 アメリカ映画



映画「ジーサンズはじめての強盗」


あらすじ


ウィリー(モーガン・フリーマン)と、ジョー(マイケル・ケイン)、アル(アラン・アーキン)は、同じ工場で30年間共に働いてきた仲良し3人組。

その工場が買収され、中国へ移転することが決定。

彼らは失業することが決まってしまった。

さらに、銀行へ巨額の負債を抱えた会社は社員に支払うべき年金を銀行への負債に充てることを発表。

30年間、真面目に働いてきたにも関わらず、一銭も年金が払われないことになってしまった。

ウィリー、ジョー、アルのそれぞれが病気や家のローンなどの問題を抱え、年金がないと生活していけない。

そのため、彼らは「取られた年金を奪い返す」ために、銀行強盗を計画する



映画「ジーサンズはじめての強盗」モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキン



感想(ネタバレあり)


なぜ、彼らは銀行強盗をする羽目になったのか


もしも、30年間真面目に働いてきた会社で退職金が支給されなかったらどうするだろう。

真面目に働いている頃は、「あと〇〇年働けば退職金!」と思いながら働いていた時もあっただろうし、具体的に「〇〇を買おう!」とか「〇〇へ旅行に行こう!」と計画している人もいるはず。



それがもう目前となったとき、会社の倒産が決定する。

トップからは「会社は経営難からライバル会社に合併されることになりました」とか、「この工場は中国に移転することになったから閉鎖になります」「だから退職金は払えません」とか「支給するはずの年金が支給できないことになりました」と説明された時の絶望感…。



この映画の主人公のウィリー(モーガン・フリーマン)は、腎臓病を抱えていて、移植しなければもう先が長くないと医師から言われている。

しかし、入るはずの年金が入らず、手術をする費用がない。



ウィリーの友人ジョー(マイケル・ケイン)は、毎月の給料から家のローンを支払っていた。



ジョー(マイケル・ケイン)はシングルマザーの娘と中学生の孫の3人暮らし。

安月給の娘の給料は教育費に使われ、ローンを支払うことができない。

年金が入らなくなり、家は差し押さえ寸前。それでは家族が路頭に迷ってしまう。



そこで彼らは、彼らが受け取るはずの年金を借金の返済にあてた銀行から金を返してもらおう!と考えた。



映画「ジーサンズはじめての強盗」モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキン



将来が不安でも堂々と生きていこう!!


この映画を観ていて、ヒシヒシと伝わってくるのは、

高齢者だからって肩身の狭い思いをする必要はない。もっと堂々と生きようぜ!!

という、おじいちゃんたちの熱いメッセージである。



将来、不安なことはいろいろあるかもしれないけど、悲観していても良いことはない。

むしろ悪い方向に進むだけ。

だったら、ドンドン行動を起こして行こうよというお話。



というのも、「銀行強盗をしよう!」と決意した前後で、おじいちゃんたちの輝き具合が全然違う

その突飛なアイディアが思いつくまでは、ダイナーに集まって、コーヒーを飲みながら会社の愚痴をこぼしていた3人。

それが、「銀行強盗をしよう!」と決めた瞬間から、急にイキイキと輝き出していく



スーパーで万引きをして「予行演習」をしてみたり、細かく下見をしたり、その日の計画を立てたり。

そのうち、アルは恋人までできてしまった。

じーさんたちに限らず、人は「これをやらなければいけない」という具体的な目標ができた途端に輝きだすものなのだ。



映画「ジーサンズはじめての強盗」モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキン


何かを始めることに年齢制限はない


高齢者に限らず、「何かの目標に向かって走っている人」がイキイキと輝いているのは、毎日が充実しているからだ。



何も「銀行強盗」を推奨している訳ではない。

「もう年寄りだから」とか、「もうできることはない」と年齢を理由にして初めから諦めていることはないだろうか

大切なのは、何事にも年齢制限はないということだ。



よくよく考えたら80歳の銀行強盗なんておかしいと思うかもしれないけど、そんな前例がないだけ。

やってみたら、意外と簡単にできた!なんてことが世の中には山ほどある。

毎日、将来を悲観して愚痴をこぼするぐらいだったら、「絶対に無理」ということに向かって行動を起こしてみたらいいじゃないか



そんなポジティブなエネルギーをこのジーサンズからもらえる映画だった。

何より、私たちの大先輩である高齢者の方たちが元気な社会っていうのは良い



映画「ジーサンズはじめての強盗」モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン


高齢者の問題は日本でも起きている


これはアメリカが舞台になっている話だけど、同じことは今の日本でも起きている。

高齢化社会、消えた年金問題、不景気、会社の倒産…など。

これまで経済を支えてきた人たちが老後を楽に暮らせない時代がきている



この映画はコメディなので、それを笑いにして私たちに届けているけれども、これまで国を支えてきた人たちなんだから、もっと楽しい老後を過ごして欲しいという思いが、この映画の根底にはある

おじいちゃん、お金ないなら銀行強盗しなよという映画ではない(笑)



そうではなくて、高齢者たちの抱える問題を面白おかしく若い世代に伝えることで、私たちがどうすべきかを考えなければならない作品だと思う。

今まで支えてくれた両親や、祖父母がどんな悩みを抱えて日々生活しているかとか、考えているようでいて、そんなに真剣に考えていない。



時には一緒に話をしたり、趣味を共有したり。

この映画を観たら、急におじいちゃんに会いたくなったり、両親孝行をしなきゃと自然に思えてくる。

そして、ジーサンたちの笑顔に元気をもらう。

そんな映画だった。





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