ジュリアナ・マルグリーズ主演の海外ドラマ「グッド・ワイフ 彼女の評決」<シーズン2>#14『若き億万長者』をWOWOWで観た。

ダイアンがロスの弁護士から紹介されて、25歳のIT長者 パトリック・エデルスタインの弁護をすることになった。

パトリックは、自身の半生が映画化されることについて「事実とことなる」として、製作会社を名誉棄損で訴えるという。

その彼の言い分が通るのはイリノイ州だから、わざわざシカゴで訴えることになったのだが…。


「グッド・ワイフ 彼女の評決」<シーズン2>予告編 動画

(原題:The Good Wife)






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〇 「グッド・ワイフ 彼女の評決」<シーズン2>第12話 観ました!!

感想はこちらから →海外ドラマ「グッド・ワイフ 彼女の評決」<シーズン2>#13『償いの値段』農薬による環境汚染に対する集団訴訟。楽に勝てる裁判のはずが…。ジュリアナ・マルグリーズ主演【感想】

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キャスト&スタッフ


出演者







…(ドラマシリーズ「マンハント:ユナボマー」など)


製作総指揮



…(「ラスト・ボーイスカウト」など)



海外ドラマ「グッド・ワイフ」シーズン2



感想(ネタバレあり)


どんな時も手を抜かないからこそ成功できる


このエピソードは、まるで「ソーシャル・ネットワーク」のマーク・ザッカーバーグを想定したような話だった。



25歳でIT長者となったパトリックは、マークそのもの。

ただし、マーク・ザッカーバーグは「ソーシャル・ネットワーク」が事実と違うからといって、名誉棄損で訴えるようなことはしなかった。



このエピソードがテレビで放送されたのは2012年1月で、「ソーシャル・ネットワーク」公開から約1年後。

その当時は、マークのようなIT長者がとても旬な時代だったのだろう。



映画制作会社側は「映画はフィクションであって、事実と違うことが描かれていても問題はない」と主張していたけれど、パトリックは「だったら、実名で描かないで欲しい」と主張し、製作会社から損害賠償(3,500万ドル)を得ることに成功している。



パトリックは公人なんだから、それぐらいの誇張は致し方ない。

という製作会社側の言い訳もあったけれど、そうしたら、芸能人だったら何を言っても良い…という話になってしまう。

実際にそういうところもあるけれど。



けれど、そのパトリックもしたたかな人で、映画そのものは自身の会社にとって、かなりの宣伝になるはず。

事実、映画「ソーシャル・ネットワーク」が公開された当時は、それがきっかけでFacebookが世界的に有名なSNSになった。



それに、この示談の場では、パトリック本人の言動が相手を黙らせてしまうということが何回かあった。

その上、3,500万ドルの賠償金を得ることに成功しているんだから、もうこれはパトリックの一人勝ち状態だ。

そういう抜け目のない人だから、若くして億万長者になったのだろう。



ダイアンとウィルは、友人から紹介された上、その友人からパトリックを奪ってしまったのだから、棚から牡丹餅の幸運だった。



海外ドラマ「グッド・ワイフ」シーズン2第14話



重要な情報を引き出したカリンダと失意のアリシア


ボンドと合併して事務所を大きくしたダイアンとウィルだが、ボンドは合併どころか乗っ取るために、合併したことが明らかになった。



それはカリンダがケイリーと手を組んで、ブレイクから引き出した情報だった。

でも、それってケイリーは検事局の人だから、かなりギリギリのやり方だと思う…。



休暇を取っていたアリシアは、弟のオーウェンの引っ越しの手伝いをしながら、「ウィルについて」語り合う。

そして、オーウェンのアドバイス通り身ぎれいにしてウィルに「留守電にはなんて入っていたの?」と聞いたところ、ウィルは「君はピーターを選んで正解だった」と嘘をつく…。



これが、なんとも切なかった!!

どうにもならないのは分かっているけれど、ここでこそ、ウィルにはもっと素直になって欲しかったのに…。

そして、この話はまたしばらく後を引くんだろうか…。





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