ダニエル・ラドクリフ主演の映画「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を日本テレビの金曜ロードショーで観た。

大人気「ハリー・ポッター」シリーズの第6弾。

ヴォルデモートとの直接対決を前に、ポッターは敵を倒す秘策をダンブルドアと探る。

満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

この後に大切な直接対決が待っているのは分かっているんだけど、肝心のヴォルデモートが出てこないのは、やっぱりちょっと消化不良。

悪の魔女ベラトリックスの出番が少なかったのも残念。


出演ダニエル・ラドクリフエマ・ワトソンルパート・グリントマイケル・ガンボンジム・ブロードベントアラン・リックマンヘレナ・ボナム・カーター

監督デヴィッド・イェーツ 2008年製作 イギリス、アメリカ合作映画


「ハリー・ポッターと謎のプリンス」予告編 動画

(原題:HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE)



「ハリー・ポッターと謎のプリンス」 DVD

ハリー・ポッターと謎のプリンス [DVD]

新品価格
¥576から
(2016/9/18 20:13時点)



原作本「ハリー・ポッターと謎のプリンス」 ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

新品価格
¥3,000から
(2016/9/18 20:14時点)



***********

〇前作 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」観ました!!

映画の感想はこちらから →「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」思春期を迎えたハリーが悪の総本山ヴォルデモートの思考とリンクする。ダニエル・ラドクリフ主演映画人気シリーズ第5弾【感想】

***********



あらすじ


次第に悪の勢力が強まっていく中、ダンブルドア(マイケル・ガンボン)とハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)はヴォルデモートを倒す秘策を探す日々。

そして、ダンブルドアはその一環として、古い友人で、元同僚のホラス・スラグホーン(ジム・ブロードベント)をホグワーツ魔法学校へ向かえ入れる。

ヴォルデモートがまだトム・リドルという名前だった少年時代、彼はスラグホーンの教え子だった。

そこで、ダンブルドアはハリーにスラグホーンからトム・リドルの話を聞きだすように指示をする…。

ハリー・ポッターと謎のプリンス


感想(ネタバレあり)やっぱり映画はCMなしのノーカットで観たい


この映画を初めて日本テレビの金曜ロードショーで観た。

やっぱり、CMやカットが入る放送枠で映画を観ちゃいけないなとひどく反省した。

感情や気分が乗ってきたときに観たくもないCMが入ったり、カットされて観られないシーンがあって話が途切れ途切れになったりするのは、映画を観るという環境では、良く無いことだなと思った。

結局、これはダイジェスト版なんだなという印象になってしまった。

そんな、反省も踏まえつつ、この映画の感想を書きたいと思う。

ハリー・ポッターと謎のプリンス2

ヴォルデモートを倒す秘策とは…


前回、公的にヴォルデモートがが復活したことを受けて、悪は勢力を増し、世界に不穏な空気が漂い始める。

その悪に立ち向かっていくために、ダンブルドアとハリーは、ヴォルデモートを倒す秘策を探り始める。

そのためのキーパーソンとして、ダンブルドアがホグワーツ魔法学校に新たに招き入れたのが、魔法薬学が専門のスラグホーン先生だった。

先生は、その昔、幼いヴォルデモートを指導していたことがあり、ダンブルドアは彼からヴォルデモートに関して、何か話が得られるのではないかと考えた。

そこで、ハリーはスラグホーンに近づいていく。

オーメンが生まれつき悪魔だったように、ヴォルデモートも幼い頃から闇を抱えていた。

そのことに気付いたダンブルドアは、ヴォルデモートの闇を消そうとホグワーツに入学させるが、彼は闇を消すどころか、魔法を覚えて闇を拡大させ、後に帝王になるまでになってしまう。

そして、少年トム・リドルは、もしも肉体が死んだとしても魂を分割して保存し、永遠に復活することができるという魔法を会得してしまう。

その当時のトム・リドルを知り、そうやってヴォルデモートが魂を保存させていると知ってしまったのはスラグホーンだけだった。


ハリー・ポッターと謎のプリンス3

「謎のプリンス」スネイプ先生は本当に闇の使いなのか


さらに、この回では、これまでみんなが怪しいと思っていたスネイプ先生が、初めて悪の勢力に協力し、ダンブルドアを倒してしまう。

いくつもの魔法を発明し、この映画のタイトルにもなっている「THE HALF-BLOOD PRINCE(半血統のプリンス)」とは、スネイプ先生のことだった。

そして、帝王はハリーと同級生のドラコを後継者として指名。

ところが、いつも悪ぶっているドラコは、そのプレッシャーに押しつぶされ、善と悪の間を彷徨い、帝王の使いとなることに戸惑いを感じている。

恐らく、今後はスネイプが本当に悪なのかや、ドラコを闇の世界から引きずり出すような話になると思う。

もしかしたらスネイプは悪に入り込むスパイなのかもしれない。

なぜなら、ダンブルドアを倒した時にハリーがいたことに気付いておきながら、ハリーには一切手を振れていない。

それならば、ダンブルドアが亡くなったというのも、ヴォルデモートを喜ばせるための見せかけなのかもしれない。

そう思ったら、今後はどんな展開になるのか、スネイプを中心にとても楽しみになってくる。

ハリー・ポッターと謎のプリンス4

新加入したイギリスの名俳優 ジム・ブロードベント


今回の「ハリー・ポッターと謎のプリンス」で新加入したメンバー、スラグホーンを演じるのは、イギリスの名優ジム・ブロードベント

これまで出演した作品には、「ベロニカとの記憶」、「イーグル・ジャンプ」、「アイリス」、「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」、「パディントン」、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」、「ウィークエンドはパリで」、「ビッグゲーム」、「ブルックリン」、「ターザン:REBORN」などなど。

優しい人から、冷たい人や、悪役まで、どんな役でもこなしてしまう名わき役。

この「ハリー・ポッターと謎のプリンス」がこのジム・ブロードベントを入れてきたからには、今後の展開として、優しい人だと思っていたスラグホーンが、いきなり悪い奴に転身するなんてことも考えられる。

ハリー・ポッターと謎のプリンス5

「謎のプリンス」アラン・リックマン、有名監督の仲間入りを果たしたデビッド・イェーツ


そして、本当の今回の主役「謎のプリンス」ことスネイプ先生を演じたのはアラン・リックマン

今年の1月に亡くなったばかり。

こうして映画で観ていると、未だに彼が亡くなったのが信じられない。

彼もまた名優だけに、このまま悪で終わってしまうのか、それともハリーの味方なのか、どちらなのかが分からない。

残り2作。今後のスネイプ先生の動きに注目したい。

これまでの出演作には、「ダイ・ハード」、「いつか晴れた日に」、「ギャラクシー・クエスト」、「ヴェルサイユの宮廷庭師」(監督・脚本も兼任)など。


そして、監督は、前作「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」に続き、イギリス出身のデヴィッド・イェーツ

彼は、この作品を演出したことで有名監督の仲間入りをし、「ハリー・ポッター」シリーズを終えるとすぐに、「ターザン:REBORN」を監督。

そして、もうすぐ公開になる「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」も監督している。



ハリー・ポッターと謎のプリンス6

残り2作への期待


残り2作となった本作だったが、やっぱりヴォルデモートとの直接対決がなかったのは、ちょっと物足りないし、私がすごく期待していた魔女ベラトリックスの出番も少なかったのがとても残念。

なので、次回作以降では、彼の悪役ぶりに期待したい。

ヴォルデモートは、結局のところ、これまでちょこっとずつしか出ていない。

最後の直接対決は、一体どんなことになるのか。

すごく楽しみだ。



***********

〇次作 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」観ました!!

映画の感想はこちらから →「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」ヴォルデモートを倒す旅に出る3人。しかし、まさかの仲間割れ!?人気シリーズ第7弾。ダニエル・ラドクリフ主演映画【感想】

***********



↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村





「ハリー・ポッターと謎のプリンス」 DVD

ハリー・ポッターと謎のプリンス [DVD]

新品価格
¥576から
(2016/9/18 20:13時点)



原作本「ハリー・ポッターと謎のプリンス」 ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

新品価格
¥3,000から
(2016/9/18 20:14時点)