ケヴィン・スペイシー主演、デヴィッド・フィンチャー製作総指揮による海外ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」<シーズン3>第37話をNetflixで観た。
民主党代表選挙が行われる中、フランクは妻のクレアを含めた周りの女性たちから総スカンを食い始める…。
そして、これまで共に戦ってきたジャッキーやレミーが反旗を翻す…。
◆「ハウス・オブ・カード 野望の階段」 SEASON3 DVD
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〇 「ハウス・オブ・カード 野望の階段」<シーズン3>第36話 観ました!!
感想はこちらから →海外ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」<シーズン3>第36話。外交の素人人事が命の危険を招く。ケヴィン・スペイシー主演【感想】
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・ケヴィン・スペイシー
…(「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」、「ベイビー・ドライバー」、「アウトブレイク」、「L.A.コンフィデンシャル」、「セブン」、「アメリカン・ビューティー」など)
・ロビン・ライト
…(「ブレードランナー 2049」、「ワンダーウーマン」、「フォレスト・ガンプ/一期一会」、「消されたヘッドライン」、「誰よりも狙われた男」など)
・マイケル・ケリー
…(「シークレット・アイズ」、「アジャストメント」)
・マハーシャラ・アリ
…(「ドリーム」、「ムーンライト」、ドラマシリーズ「ルーク・ケイジ」など)
・ラース・ミケルセン
製作総指揮
・デヴィッド・フィンチャー(<映画>「ドラゴンタトゥーの女」、「ゴーン・ガール」、「セブン」、<ドラマシリーズ>「マインドハンター」など)

妻だからこそ分かるフランクの弱点
現在のアメリカでトップに立つには、女性をうまく登用できたものが勝つのではと思えたエピソードだった。
正直言って、フランクはシーズン1の頃から女性を駒のように扱ってきたように思う。
(彼の場合、男女問わず人間ならだれでもだけど)
彼は古いタイプの男で、女性は強い男に惹かれるものだと思い込んでおり、力を誇示すればそれについてくると思っている節がある。
かつての愛人で新聞記者のゾーイがその良い例である。
そのフランクの呪縛が嫌になったゾーイはフランクの手に負えなくなり消されてしまった。
そもそも、彼の妻のクレアはそういうタイプではないのに、なぜこれまで結婚を続けることができたのか。
今回は、その「なぜ」を問うえぴそーだったように思う。
良いところでクレアの意識がなくなってしまったため、その謎は分からない。
しかし、フランクは学生の頃から女性よりも男性に心を開く傾向にある。
そのことを知っていたクレアはトムに嫉妬を抱いた。
そして、追い打ちをかけるように、クレアをかばうことなく国連大使からクレアを解任した。
その、明らかに女性を下にみているフランクの態度がクレアをイラつかせる。
フランクの意識を変えるためにも、クレアは自ら国連大使のポストに志願したのかもしれない。
ところが、フランクの方は意識を変えるつもりがないようだ。

デリケートな問題を無神経に扱ったツケ
フランクの態度がイラつかせるのはクレアだけではない。
これまでずっと従ってきたジャッキーもまたその一人である。
「俺を支持すると言えば副大統領のポストをやるから、黙ってついてくれば良い」
というフランクの態度が、ジャッキーの怒りに火をつけた。
ジャッキーは民主党代表候補から降り、「ダンバー支持」を表明した。
フランクを支持しておけば副大統領になれる可能性だってあるのに。
その「女性を下にみる」という態度は、マイノリティの人たちへの態度にも現れている。
レミーの忠告に耳を貸さず、仕事中にも関わらずフレディを呼び出して無駄話に付き合わせる。
本人にそのつもりはなくても、フランクは女性やマイノリティの人たちを見下していた。
そのことにいつ気付くのか。
誰が彼に忠告すれば耳を貸すのか。
このままでは、フランクは大統領になるどころか、民主党代表にもなれない。
いつかは国民にその化けの皮が剥がれされてしまう。
ボタンを取り、去っていくレミーの背中を見ながら、私がダグの復帰を願った。
女性に悲しい思いをしたばかりのダグ・スタンパーだったら、今のフランクの軌道修正をしてくれるのかもしれない…。
シーズン3終了まで、あと2エピソードになった…。
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民主党代表選挙が行われる中、フランクは妻のクレアを含めた周りの女性たちから総スカンを食い始める…。
そして、これまで共に戦ってきたジャッキーやレミーが反旗を翻す…。
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〇 「ハウス・オブ・カード 野望の階段」<シーズン3>第36話 観ました!!
感想はこちらから →海外ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」<シーズン3>第36話。外交の素人人事が命の危険を招く。ケヴィン・スペイシー主演【感想】
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キャスト&スタッフ
出演者
・ケヴィン・スペイシー
…(「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」、「ベイビー・ドライバー」、「アウトブレイク」、「L.A.コンフィデンシャル」、「セブン」、「アメリカン・ビューティー」など)
・ロビン・ライト
…(「ブレードランナー 2049」、「ワンダーウーマン」、「フォレスト・ガンプ/一期一会」、「消されたヘッドライン」、「誰よりも狙われた男」など)
・マイケル・ケリー
…(「シークレット・アイズ」、「アジャストメント」)
・マハーシャラ・アリ
…(「ドリーム」、「ムーンライト」、ドラマシリーズ「ルーク・ケイジ」など)
・ラース・ミケルセン
製作総指揮
・デヴィッド・フィンチャー(<映画>「ドラゴンタトゥーの女」、「ゴーン・ガール」、「セブン」、<ドラマシリーズ>「マインドハンター」など)

感想(ネタバレあり)
妻だからこそ分かるフランクの弱点
現在のアメリカでトップに立つには、女性をうまく登用できたものが勝つのではと思えたエピソードだった。正直言って、フランクはシーズン1の頃から女性を駒のように扱ってきたように思う。
(彼の場合、男女問わず人間ならだれでもだけど)
彼は古いタイプの男で、女性は強い男に惹かれるものだと思い込んでおり、力を誇示すればそれについてくると思っている節がある。
かつての愛人で新聞記者のゾーイがその良い例である。
そのフランクの呪縛が嫌になったゾーイはフランクの手に負えなくなり消されてしまった。
そもそも、彼の妻のクレアはそういうタイプではないのに、なぜこれまで結婚を続けることができたのか。
今回は、その「なぜ」を問うえぴそーだったように思う。
良いところでクレアの意識がなくなってしまったため、その謎は分からない。
しかし、フランクは学生の頃から女性よりも男性に心を開く傾向にある。
そのことを知っていたクレアはトムに嫉妬を抱いた。
そして、追い打ちをかけるように、クレアをかばうことなく国連大使からクレアを解任した。
その、明らかに女性を下にみているフランクの態度がクレアをイラつかせる。
フランクの意識を変えるためにも、クレアは自ら国連大使のポストに志願したのかもしれない。
ところが、フランクの方は意識を変えるつもりがないようだ。

デリケートな問題を無神経に扱ったツケ
フランクの態度がイラつかせるのはクレアだけではない。
これまでずっと従ってきたジャッキーもまたその一人である。
「俺を支持すると言えば副大統領のポストをやるから、黙ってついてくれば良い」
というフランクの態度が、ジャッキーの怒りに火をつけた。
ジャッキーは民主党代表候補から降り、「ダンバー支持」を表明した。
フランクを支持しておけば副大統領になれる可能性だってあるのに。
その「女性を下にみる」という態度は、マイノリティの人たちへの態度にも現れている。
レミーの忠告に耳を貸さず、仕事中にも関わらずフレディを呼び出して無駄話に付き合わせる。
本人にそのつもりはなくても、フランクは女性やマイノリティの人たちを見下していた。
そのことにいつ気付くのか。
誰が彼に忠告すれば耳を貸すのか。
このままでは、フランクは大統領になるどころか、民主党代表にもなれない。
いつかは国民にその化けの皮が剥がれされてしまう。
ボタンを取り、去っていくレミーの背中を見ながら、私がダグの復帰を願った。
女性に悲しい思いをしたばかりのダグ・スタンパーだったら、今のフランクの軌道修正をしてくれるのかもしれない…。
シーズン3終了まで、あと2エピソードになった…。
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