ロバート・ダウニー・Jr主演の映画「アイアンマン」をWOWOWで観た。
大手軍需産業会社のCEOトニー・スタークが、アフガニスタンで武装勢力に誘拐されたことをきっかけに、アイアンマンスーツを開発し、スーパーヒーローになるまでを描く。
【満足度 評価】:★★★★☆
久しぶりに観た。初めに観た時より、数倍面白く感じたのは、私の経験値があがったからなのか、その後のアベンジャーズを観たからなのか。
アイアンマンができていく過程を観ているのが楽しかった。
出演:ロバート・ダウニー・Jr、ジェフ・ブリッジス、テレンス・ハワード、グウィネス・パルトロウ
監督:ジョン・ファブロー 2008年製作 アメリカ映画
◆ネット配信で観る:「アイアンマン」(字幕版)
◆DVDで観る:「アイアンマン」
大手軍需産業会社のCEOトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、このたび開発した大量破壊兵器ジェリコの米軍向けプレゼンテーションをアフガニスタンで行っていた。
しかしその時、現地の武装勢力に襲われ、誘拐されてしまう。
そして彼が目覚めた時には、心臓に機械が入れられ、機械に生かされているような状況だったが、テロリストたちに「ここでジェリコを製作したら助けてやる」と言われる。
早速トニーは製作を始めるが、それはジェリコではなく、そこから脱出するためにトニーが着るスーツの製作だった…。

スーパーヒーローといえば、私が真っ先に思い浮かぶのは、スパイダーマンやスーパーマン、キャプテン・アメリカなどなど。
スパイダーマンは、ある時突然、蜘蛛からスーパーパワーをもらったイジメられっ子だし、スーパーマンは宇宙人で、キャプテン・アメリカは特殊能力を身につけるように開発された軍人だ。
彼らのように普通、スーパーヒーローと言えば、特殊能力を身につけた人間、もしくは、宇宙人がほとんど。
中には、バットマンのような普通の人もいるが、彼は財閥の御曹司で、スーパーヒーローになるための訓練をした人間だ。
男の子は、子供の頃にスーパーヒーローになりたいと憧れるが、実際、スーパーヒーローになれるのは、宇宙人や、特殊能力を身につけた人のようだ。
普通の人がスーパーヒーローを目指したら、「キックアス」のようになるのがオチ。なんだな。

主人公のトニー・スタークは、飛び抜けた運動神経を持っているわけでもなく、日頃から鍛えているわけでもない。
もちろん、特殊能力も持っていないし、もちろん、宇宙人でもない。
いつもスリーピースを着て仕事をしているただのビジネスマンだ。
ビジネスマンといっても、軍需産業会社のCEOというのは、ちょっと一般的ではないけど。
この映画では、その普通のビジネスマンのトニーが、スーパーヒーローになるまでが描かれているが、これがすごく面白い。
少年だったら、誰もが幼い頃にスーパーヒーローに憧れ、日本だったら、みんなウルトラマンや、仮面ライダーごっこをして遊んだだろう。
しかし、トニーはスーパーヒーローになりたくてなったワケではない。
気付いたら、いつの間にかスーパーヒーローになっていた。そんなタイプだ。

彼が「テロとの闘い」で米軍が使うために開発した兵器を、テロリストたちが使い、無実の民を殺している。
世界平和のためにと作った兵器で、逆に死者が増えている。
その現実を見た彼は兵器製造を止めることを決意する。
「自分は大勢の無実の人を殺すための兵器を開発している」と感じたためだった。
それよりも、その技術を人間の命を助ける機器の開発のために使いたいと考え始める。
軍需産業というのは、どの分野でも他の業界よりも真っ先に最先端の技術が導入される業界だから、技術を他のことに応用して方向転換というのは、できないこともない話だと思った。
その思いがベースにあっての、「アイアンマン」誕生だった。
最新技術を駆使し、戦争を起こさずに、悪を阻止する方法。
それが「アイアンマン」だった。
アメリカの軍需産業が、皆、トニーと同じことを考えて、兵器の製造をストップしたら世の中はきっと平和になるに違いない。
現実では、そんなことはあり得ないけど。
世界中の青少年たちが大好きなスーパーヒーローの誕生を描きながら、その芯の部分では、経済の多くを軍需産業に頼るあまりに、戦争を止めることができないアメリカに対する批判も描かれた作品だった。

とにかく、この映画ではビジネスマンがスーパーヒーローになるっていうのが、とても斬新で面白かった。
確かに、世界で戦っているのは、軍人だけではない。
ビジネスマンだって、スーツケース一つで世界を飛び回り、日々戦っている。
中には、世界平和のために身を粉にしている人だっているだろう。
ビジネスマンの中には、スーパーヒーローもいるんだな。現実に。
そして、最後の最後に、サミュエル・L・ジャクソンがSHIELDの代表として、トニーをスカウトに来たシーンを見て、「待ってましたーーー!!」と思った。
これだから、MARVEL作品はエンドロールで切れないんだよね(笑)
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◆DVDで観る:「アイアンマン」
大手軍需産業会社のCEOトニー・スタークが、アフガニスタンで武装勢力に誘拐されたことをきっかけに、アイアンマンスーツを開発し、スーパーヒーローになるまでを描く。
【満足度 評価】:★★★★☆
久しぶりに観た。初めに観た時より、数倍面白く感じたのは、私の経験値があがったからなのか、その後のアベンジャーズを観たからなのか。
アイアンマンができていく過程を観ているのが楽しかった。
出演:ロバート・ダウニー・Jr、ジェフ・ブリッジス、テレンス・ハワード、グウィネス・パルトロウ
監督:ジョン・ファブロー 2008年製作 アメリカ映画
「アイアンマン」予告編 動画
(原題:IRON MAN)◆ネット配信で観る:「アイアンマン」(字幕版)
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あらすじ
大手軍需産業会社のCEOトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、このたび開発した大量破壊兵器ジェリコの米軍向けプレゼンテーションをアフガニスタンで行っていた。
しかしその時、現地の武装勢力に襲われ、誘拐されてしまう。
そして彼が目覚めた時には、心臓に機械が入れられ、機械に生かされているような状況だったが、テロリストたちに「ここでジェリコを製作したら助けてやる」と言われる。
早速トニーは製作を始めるが、それはジェリコではなく、そこから脱出するためにトニーが着るスーツの製作だった…。

感想(ネタバレあり)
スーパーヒーローといえば特殊能力を持っているか宇宙人
スーパーヒーローといえば、私が真っ先に思い浮かぶのは、スパイダーマンやスーパーマン、キャプテン・アメリカなどなど。
スパイダーマンは、ある時突然、蜘蛛からスーパーパワーをもらったイジメられっ子だし、スーパーマンは宇宙人で、キャプテン・アメリカは特殊能力を身につけるように開発された軍人だ。
彼らのように普通、スーパーヒーローと言えば、特殊能力を身につけた人間、もしくは、宇宙人がほとんど。
中には、バットマンのような普通の人もいるが、彼は財閥の御曹司で、スーパーヒーローになるための訓練をした人間だ。
男の子は、子供の頃にスーパーヒーローになりたいと憧れるが、実際、スーパーヒーローになれるのは、宇宙人や、特殊能力を身につけた人のようだ。
普通の人がスーパーヒーローを目指したら、「キックアス」のようになるのがオチ。なんだな。

アイアンマンはただのビジネスマン
そんな中、このアイアンマンは異色のスーパーヒーローだ。主人公のトニー・スタークは、飛び抜けた運動神経を持っているわけでもなく、日頃から鍛えているわけでもない。
もちろん、特殊能力も持っていないし、もちろん、宇宙人でもない。
いつもスリーピースを着て仕事をしているただのビジネスマンだ。
ビジネスマンといっても、軍需産業会社のCEOというのは、ちょっと一般的ではないけど。
この映画では、その普通のビジネスマンのトニーが、スーパーヒーローになるまでが描かれているが、これがすごく面白い。
少年だったら、誰もが幼い頃にスーパーヒーローに憧れ、日本だったら、みんなウルトラマンや、仮面ライダーごっこをして遊んだだろう。
しかし、トニーはスーパーヒーローになりたくてなったワケではない。
気付いたら、いつの間にかスーパーヒーローになっていた。そんなタイプだ。

軍需産業の技術を人命救助に使いたい
トニーがスーパーヒーローになっていく過程で、特に目を引くのは、「アフガニスタンで平和に目覚めた」ことだ。彼が「テロとの闘い」で米軍が使うために開発した兵器を、テロリストたちが使い、無実の民を殺している。
世界平和のためにと作った兵器で、逆に死者が増えている。
その現実を見た彼は兵器製造を止めることを決意する。
「自分は大勢の無実の人を殺すための兵器を開発している」と感じたためだった。
それよりも、その技術を人間の命を助ける機器の開発のために使いたいと考え始める。
軍需産業というのは、どの分野でも他の業界よりも真っ先に最先端の技術が導入される業界だから、技術を他のことに応用して方向転換というのは、できないこともない話だと思った。
その思いがベースにあっての、「アイアンマン」誕生だった。
最新技術を駆使し、戦争を起こさずに、悪を阻止する方法。
それが「アイアンマン」だった。
アメリカの軍需産業が、皆、トニーと同じことを考えて、兵器の製造をストップしたら世の中はきっと平和になるに違いない。
現実では、そんなことはあり得ないけど。
世界中の青少年たちが大好きなスーパーヒーローの誕生を描きながら、その芯の部分では、経済の多くを軍需産業に頼るあまりに、戦争を止めることができないアメリカに対する批判も描かれた作品だった。

MARVELのお約束!エンドロールが終わるまでお見逃しなく
とにかく、この映画ではビジネスマンがスーパーヒーローになるっていうのが、とても斬新で面白かった。
確かに、世界で戦っているのは、軍人だけではない。
ビジネスマンだって、スーツケース一つで世界を飛び回り、日々戦っている。
中には、世界平和のために身を粉にしている人だっているだろう。
ビジネスマンの中には、スーパーヒーローもいるんだな。現実に。
そして、最後の最後に、サミュエル・L・ジャクソンがSHIELDの代表として、トニーをスカウトに来たシーンを見て、「待ってましたーーー!!」と思った。
これだから、MARVEL作品はエンドロールで切れないんだよね(笑)
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