シエナ・ミラー主演の映画「マリリン&モナ 踊って、泣いて、輝いて」をWOWOWジャパンプレミアで観た。
夫に疲れ、人生に疲れた女性二人が、家出して旅に出るロードムービー。
すっごい面白い映画というワケではないけれど、登場人物たちに共感したり、きれいな景色を見たり、心を痛めたり。
それなりに楽しめた映画だった
◆Amazon Primeで観る:「マリリン&モナ 踊って、泣いて、輝いて」(字幕版)
◆DVDで観る:「マリリン&モナ」
…(「夜に生きる」、「アメリカン・スナイパー」など)
〇ゴルシフテ・ファラハニ
…(「パターソン」、「ワールド・オブ・ライズ」など)
マリリン(シエナ・ミラー)は、OLをしながら、ベリーダンスのプロを目指している。
しかし、ある日突然、仕事をクビになってしまう。
失望の中、家に帰ると、失業中の夫が浮気している現場を目撃してしまう。
そして、そのまま家を飛び出し、サンタフェで行われるベリーダンスのオーディションへ向かう。
マリリンの友達のモナ(ゴルシフテ・ファラハニ)は、夫との間で子供ができず、そのことで義母になじられる毎日。
しかし、ある日、毎日義母に飲ませている薬の量を間違えてしまい、その翌日、義母は昏睡状態に。
義母が病院に運ばれている間に家を飛び出したモナは、友人のマリリンと遭遇する。
そして、二人でサンタフェを目指す旅に出ることに・・・。

もしも、八方ふさがりで、周りに嫌なことばっかりだったら、逃げ出しても良いと思うんだよね。
夫が嫌だったら離婚すればい良い、仕事が嫌だったら辞めれば良い。
短い人生、悩んでいる時間がもったいないと思う。
だから、この映画のマリリンとモナみたいに、思い切って家を飛び出して、新しいことにチャレンジするのってすごくいことだと思うんだよね。
その結果がどうだったとしても。

この映画の原題は、「Just like a woman」
日々の生活、夫との不仲や仕事に追われ、女性であることを忘れてしまった二人が、「ただ一人の女性として」生きるために、新たな自分を見つける旅だった。
そこで、彼女たちの固まった心を解放する場所に選ばれたのが、サンタフェ。
日本人にとっては、サンタフェと言われれば、宮沢りえの写真集の撮影地っていうイメージが強いけど、今回のサンタフェの景色の美しさったら。
本当に、開放的な気分になるには一番の場所だったよね

この映画の中で気になったのは、ベリーダンスの練習をしているマリリンに向かって、本当にごく普通のアメリカ人一家が、「アラブの音楽がうるさい。気に入らない」と言って、マリリンを襲撃したシーン。
あれは、何かをデフォルメして描いているわけではなく、本当にそう思う人たちがいるってことなんだろうか・・・。
日本だったら、ベリーダンスと言えば、セクシーダンスとして有名だから、踊れればすごいと言われ、男の人たちはデレデレした顔で喜ぶダンス(笑)だと思うけど
国が違えば、こんなに違うんだろうか・・・。
とても残念であり、気になるシーンとして心に残っている。

結局、襲撃事件で怪我したこともあって、マリリンは今回のオーディションをあきらめ、モナは逃げることをやめて、二人はシカゴへ戻ることになったけど、プロのダンサーになる以上に得られたものがたくさんあったように思う。
きっと、シカゴへ戻ればマリリンは離婚するし、モナは警察へ行った後で離婚するでしょう。
そして、二人は、また「ただ一人の女性として」新たな人生を歩み始めるでしょう。
そう思える前向きな終わり方が良かった映画だなぁ~
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◆DVDで観る:「マリリン&モナ」
夫に疲れ、人生に疲れた女性二人が、家出して旅に出るロードムービー。
すっごい面白い映画というワケではないけれど、登場人物たちに共感したり、きれいな景色を見たり、心を痛めたり。
それなりに楽しめた映画だった
「マリリン&モナ 踊って、泣いて、輝いて」予告編 動画
(原題:Just Like a Woman)◆Amazon Primeで観る:「マリリン&モナ 踊って、泣いて、輝いて」(字幕版)
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キャスト&スタッフ
出演者
〇シエナ・ミラー…(「夜に生きる」、「アメリカン・スナイパー」など)
〇ゴルシフテ・ファラハニ
…(「パターソン」、「ワールド・オブ・ライズ」など)
〇バハー・メースク
〇ティム・ギニー
監督
〇ラシッド・ブシャール…(「贖罪の街」など)
2012年製作 イギリス、アメリカ、フランス合作映画
あらすじ
マリリン(シエナ・ミラー)は、OLをしながら、ベリーダンスのプロを目指している。
しかし、ある日突然、仕事をクビになってしまう。
失望の中、家に帰ると、失業中の夫が浮気している現場を目撃してしまう。
そして、そのまま家を飛び出し、サンタフェで行われるベリーダンスのオーディションへ向かう。
マリリンの友達のモナ(ゴルシフテ・ファラハニ)は、夫との間で子供ができず、そのことで義母になじられる毎日。
しかし、ある日、毎日義母に飲ませている薬の量を間違えてしまい、その翌日、義母は昏睡状態に。
義母が病院に運ばれている間に家を飛び出したモナは、友人のマリリンと遭遇する。
そして、二人でサンタフェを目指す旅に出ることに・・・。

感想(ネタバレあり)
嫌なことがあるなら逃げ出しても良い
もしも、八方ふさがりで、周りに嫌なことばっかりだったら、逃げ出しても良いと思うんだよね。
夫が嫌だったら離婚すればい良い、仕事が嫌だったら辞めれば良い。
短い人生、悩んでいる時間がもったいないと思う。
だから、この映画のマリリンとモナみたいに、思い切って家を飛び出して、新しいことにチャレンジするのってすごくいことだと思うんだよね。
その結果がどうだったとしても。

ただ、一人の女性として生きるために
この映画の原題は、「Just like a woman」
日々の生活、夫との不仲や仕事に追われ、女性であることを忘れてしまった二人が、「ただ一人の女性として」生きるために、新たな自分を見つける旅だった。
そこで、彼女たちの固まった心を解放する場所に選ばれたのが、サンタフェ。
日本人にとっては、サンタフェと言われれば、宮沢りえの写真集の撮影地っていうイメージが強いけど、今回のサンタフェの景色の美しさったら。
本当に、開放的な気分になるには一番の場所だったよね

アラブへの偏見は本当にあることなのか・・・
この映画の中で気になったのは、ベリーダンスの練習をしているマリリンに向かって、本当にごく普通のアメリカ人一家が、「アラブの音楽がうるさい。気に入らない」と言って、マリリンを襲撃したシーン。
あれは、何かをデフォルメして描いているわけではなく、本当にそう思う人たちがいるってことなんだろうか・・・。
日本だったら、ベリーダンスと言えば、セクシーダンスとして有名だから、踊れればすごいと言われ、男の人たちはデレデレした顔で喜ぶダンス(笑)だと思うけど
国が違えば、こんなに違うんだろうか・・・。
とても残念であり、気になるシーンとして心に残っている。

旅の終わりは、新しい旅への始まり
結局、襲撃事件で怪我したこともあって、マリリンは今回のオーディションをあきらめ、モナは逃げることをやめて、二人はシカゴへ戻ることになったけど、プロのダンサーになる以上に得られたものがたくさんあったように思う。
きっと、シカゴへ戻ればマリリンは離婚するし、モナは警察へ行った後で離婚するでしょう。
そして、二人は、また「ただ一人の女性として」新たな人生を歩み始めるでしょう。
そう思える前向きな終わり方が良かった映画だなぁ~
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