ユ・アイン、キム・ヘスク主演の韓国映画「カンチョリ オカンがくれた明日」をWOWOWで観た。
痴ほうのお母さんを介護する息子の話なんだけど、ゲラゲラ笑えるところもあり、グッときて泣きそうになったところもあって、面白い映画だった
人間、悲しいこと、辛いことがあっても、やっぱり基本は家族!そう思える映画だった
もう、オンマ(韓国語でお母さんの意味)最高!(← 難点を言えば、ここは決して『オカン』ではなく、『オンマ』だから)
◆「カンチョリ オカンがくれた明日」DVD
母は、糖尿病や認知症などの病気を抱え、正気でいることが少ない
それでも、そんな母の病気を治したいと思うチョルは、必死で仕事をするが、なかなかうまいように稼ぐことができない
そして、ついに母に臓器移植のチャンスが巡ってきたチョルは、移植費用を稼ぐために裏社会の門を叩くことになり・・・

良い話だったなぁ。この映画「カンチョリ」
家族だからこそ、一緒にいて嫌なときもあるし、辛い時もあるけど、でも、やっぱり一番そばにいて守りたいのは家族だよねってしみじみと感じる映画だった
この映画「カンチョリ オカンがくれた明日」の中で、私の一番心に残るシーンは、ラストにオンマがお風呂屋さんの煙突に上っているシーン
そこで、オンマは生死をさまようチョリにメッセージを残す
「人生、辛いこといっぱいあるけど、人生の全てがお花畑だなぁって思える時が来るから」
もう、その時の、オンマの笑顔が本当に素晴らしくて、グッと来てしまったんだけど
この一言のセリフとオンマの表情に、伝えたい全てが集約されていたと思う

オンマが伝えたかったのは、ボケてしまって言えなかったチョルへの感謝の言葉
「今まですごくつらかったのに、面倒見てくれてありがとう」
その思いが、その最後の一言を伝えるオンマの表情ににじみ出てる
しかし、本当にチョルを苦しめたのは、オンマの病気よりもむしろ、貧しさ
どんなに働いても金はたまらず、オンマの病気を治すことができない
それで、裏社会の門を叩くことになってしまうんだけど、チョルと、その友達の周りにいる人たちの貧しさがとても切ない
むしろ、ボケてしまっているとはいえ、いつも笑顔でニコニコしているオンマはチョルにとって救いになっていたこともあるんじゃないかと思う

とはいえ、残念なところもあって、この映画のストーリーとか、全体の雰囲気は、映画「ギルバート・ブレイク」にとても似ている
◆「ギルバート・ブレイク」DVD
病気のオンマがお風呂屋さんの煙突に上るシーンでスタートしたり、オンマは本当は自分をとても恥じていたところとか、旅の途中で立ち寄った女の子を好きになったり、最後、彼女と一緒に旅に出て前向きに終了しているところまで共通している
私は、それをオマージュととらえて見ていたので、丸パクリとは思わなかったし、あぁ「ギルバート・ブレイク」みたいな映画作りたかったんだろうなぁと思った
では、「ギルバート・ブレイク」とは違うオリジナリティのある部分はどこかといわれると、それもちょっと即答しにくいのが残念なところ
せめて、ラストは違う描き方をする工夫は必要だったかなと思う
残念なところもあった映画ではあるけど、演技力のある韓国の若手俳優ユ・アイン(「バーニング 劇場版」、「王の運命(さだめ) 歴史を変えた八日間」)と、超ベテラン名女優キム・ヘスク(「黄泉がえる復讐」、「王の運命(さだめ) 歴史を変えた八日間」、「善惡の刃」、「トンネル 闇に鎖(とざ)された男」)の共演が最初から最後まで楽しめる映画だった
自分の親はもっと大切にしないといけないね。
なんか、そんなことをしみじみと考えた映画だった。
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痴ほうのお母さんを介護する息子の話なんだけど、ゲラゲラ笑えるところもあり、グッときて泣きそうになったところもあって、面白い映画だった
人間、悲しいこと、辛いことがあっても、やっぱり基本は家族!そう思える映画だった
もう、オンマ(韓国語でお母さんの意味)最高!(← 難点を言えば、ここは決して『オカン』ではなく、『オンマ』だから)
韓国映画「カンチョリ オカンがくれた明日」予告編 動画
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あらすじ
釜山に住むカン・チョル(ユ・アイン)は、母スニ(キム・ヘスク)と二人暮らし母は、糖尿病や認知症などの病気を抱え、正気でいることが少ない
それでも、そんな母の病気を治したいと思うチョルは、必死で仕事をするが、なかなかうまいように稼ぐことができない
そして、ついに母に臓器移植のチャンスが巡ってきたチョルは、移植費用を稼ぐために裏社会の門を叩くことになり・・・

感想(ネタバレあり)
オンマの最後の言葉にグッときた
良い話だったなぁ。この映画「カンチョリ」
家族だからこそ、一緒にいて嫌なときもあるし、辛い時もあるけど、でも、やっぱり一番そばにいて守りたいのは家族だよねってしみじみと感じる映画だった
この映画「カンチョリ オカンがくれた明日」の中で、私の一番心に残るシーンは、ラストにオンマがお風呂屋さんの煙突に上っているシーン
そこで、オンマは生死をさまようチョリにメッセージを残す
「人生、辛いこといっぱいあるけど、人生の全てがお花畑だなぁって思える時が来るから」
もう、その時の、オンマの笑顔が本当に素晴らしくて、グッと来てしまったんだけど
この一言のセリフとオンマの表情に、伝えたい全てが集約されていたと思う

辛いのは、オンマの介護生活よりも貧しさ
オンマが伝えたかったのは、ボケてしまって言えなかったチョルへの感謝の言葉
「今まですごくつらかったのに、面倒見てくれてありがとう」
その思いが、その最後の一言を伝えるオンマの表情ににじみ出てる
しかし、本当にチョルを苦しめたのは、オンマの病気よりもむしろ、貧しさ
どんなに働いても金はたまらず、オンマの病気を治すことができない
それで、裏社会の門を叩くことになってしまうんだけど、チョルと、その友達の周りにいる人たちの貧しさがとても切ない
むしろ、ボケてしまっているとはいえ、いつも笑顔でニコニコしているオンマはチョルにとって救いになっていたこともあるんじゃないかと思う

「ギルバート・ブレイク」へのオマージュ??それともパクリ??
とはいえ、残念なところもあって、この映画のストーリーとか、全体の雰囲気は、映画「ギルバート・ブレイク」にとても似ている
◆「ギルバート・ブレイク」DVD
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病気のオンマがお風呂屋さんの煙突に上るシーンでスタートしたり、オンマは本当は自分をとても恥じていたところとか、旅の途中で立ち寄った女の子を好きになったり、最後、彼女と一緒に旅に出て前向きに終了しているところまで共通している
私は、それをオマージュととらえて見ていたので、丸パクリとは思わなかったし、あぁ「ギルバート・ブレイク」みたいな映画作りたかったんだろうなぁと思った
では、「ギルバート・ブレイク」とは違うオリジナリティのある部分はどこかといわれると、それもちょっと即答しにくいのが残念なところ
せめて、ラストは違う描き方をする工夫は必要だったかなと思う

残念なところもあった映画ではあるけど、演技力のある韓国の若手俳優ユ・アイン(「バーニング 劇場版」、「王の運命(さだめ) 歴史を変えた八日間」)と、超ベテラン名女優キム・ヘスク(「黄泉がえる復讐」、「王の運命(さだめ) 歴史を変えた八日間」、「善惡の刃」、「トンネル 闇に鎖(とざ)された男」)の共演が最初から最後まで楽しめる映画だった
自分の親はもっと大切にしないといけないね。
なんか、そんなことをしみじみと考えた映画だった。
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