「ロード・オブ・ドッグタウン」をNHK BSプレミアムで観た。

カリフォルニア州ベニスビーチのドッグタウンで生まれ、1970年代後半に一世を風靡したスケートボードチーム“z-boys”の実話を映画化。


満足度 評価】:★★★★☆

久しぶりにヒース・レジャーを見たくて見始めたこの映画。

スケボーもやったことないしz-boysも知らないけど、面白かったなぁ。

彼らの「遊びを極める生き方」にすごく共感して、彼らの成功体験は1つのロールモデルになるなと思った。


「ロード・オブ・ドッグタウン」予告編 動画(日本語字幕なし)

(原題:LORDS OF DOGTOWN)




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キャスト&スタッフ


出演者

〇ジョン・ロビンソン

〇エミール・ハーシュ

〇ヴィクター・ラサック

〇マイケル・アンガラノ

〇ヒース・レジャー

レベッカ・デモーネイ
…(「リベンジ・リスト」など)

監督

〇キャサリン・ハードウィック

製作総指揮

デヴィッド・フィンチャー
…(<製作総指揮>TVドラマシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」<監督>「ドラゴンタトゥーの女」、「ゴーン・ガール」、「セブン」など)


2005年制作 アメリカ、ドイツ合作映画

ロード・オブ・ドッグタウン


あらすじ


1975年、カリフォルニア州ベニスビーチで暮らす幼なじみの高校生たち、ステイシー(ジョン・ロビンソン)、トニー(ヴィクター・ラサック)、ジェイ(エミール・ハーシュ)、シド(マイケル・アンガラノ)は、いつもスキップ(ヒース・レジャー)の経営するゼファー・サーフショップを拠点にしてサーフィンを楽しんでいた。

ある日、スキップがサーフボードの他にスケートボードを扱い始めると、彼らはスケートボードに夢中になり、z-boysを結成する。

そして、ゼファー・サーフショップがスポンサーとなってスケートボードのコンテストに出場するようになるのだが…。

ロード・オブ・ドッグタウン5

感想(ネタバレあり)


より現実的でありながらも夢があるティーンムービー


なんの偶然なんだか、ここ最近、17歳の人たちの物語ばかりを見ている。

アメリカ映画の「スウィート17モンスター」はキラキラ女子になれないこじらせ女子の物語。

同じくアメリカのTVドラマシリーズ「13の理由」は、自殺してしまった女子高生ハンナの謎についての物語。

そして、日本映画の「3月のライオン」は高校生プロ棋士の物語だった。

そして、この映画は1975年に17歳の高校生たちが結成したスケートボードチームz-boysの実話の映画化である。

意図して選んでティーンエイジャーものを見ているわけでなく、自然とそんな流れになった。

もしかしたら、私の中で何かがティーンの純粋さを求めているのかもしれない。

これら4本の作品に共通しているのは、子供から大人へと成長していく瞬間をとらえた作品だということ。

どの主人公たちも、悩み、傷つき、傷つけらながら成長している。

分別がついた大人なら、もっとうまく立ち回れることも、人生経験が浅いために間違えたり失敗したりする。

それこそが、17歳のTHE思春期であり、そんな彼らを観ながら、私たちはとっくの昔に大人になってしまったことを思い知らされる。

この映画では、カリフォルニアの小さな町(ドッグタウン)でスケボーだけして遊んでいた少年たちが、スケボーコンテストで優勝したことで一気に有名になってしまい戸惑いながらも成長していく姿を描いている。

そして、この「ロード・オブ・ドッグタウン」は、それらの映画の中で、唯一実話である。

彼らは実際に成功し、後に伝説となったのである。

だから、その他の作品よりも現実的であり、と同時に夢がある。

17歳を通り過ぎた人たちが観て、「あぁ、私もあんな高校生だった」と思えるのが「スウィート17モンスター」なら、リアルな17歳の人たちが観て、「かっこいい!こんな高校生になりたい!」と思うのは、この「ロード・オブ・ドッグタウン」なのかもしれない。

ロード・オブ・ドッグタウン2

人々は楽しそうにしている人たちの元に集まる


私たちが誰かを見て「あぁ、あの人羨ましい」と思うのは、その人がとても楽しそうにしている瞬間である。

スポーツ選手や歌手の人たちを見て、「私もあんなふうになりたい」と思うのは、その人たちがとても真剣にプレイしていて、その表情や姿がキラキラと輝いているからである。

人々は、つまらなそうにしている人の元には集まらない。

いつだって、楽しそうにしている人の元に集まる。

この映画「ロード・オブ・ドッグタウン」を見ていて思ったのはそこだった。

彼らz-boysがいきなり人気者になったのは、彼らがとても真剣に、そしてとても楽しそうにスケートボードをしていたからだ。

いつも楽しそうにスケートボードをしているキラキラとした彼らを見て、人々は羨ましいと思い、カッコイイと思い、真似したいと思ったのだ。

スケートボードなんかしたことない私ですら、あんな風に乗れたら楽しいだろうなぁと思いながら見ていたのだ。

当時、スケートボードをしていた人たちからしたら、なんてカッコイイ奴らが現れたんだ!と思っただろう。

彼らは、ただ大好きなスケートボードを真剣に楽しんだだけである。

一番、大事なのはそこである。

「真剣に楽しんだ」ことが、人々の注目を集めることになるのだ。


ロード・オブ・ドッグタウン3

何かを極めたいなら、ある程度のリスクは承知の上で取り組め!


その結果、空き巣のプールを練習に使った「ドッグ・ボウル」や、彼らのファッションは新たな流行を生む。

ここでのキーポイントは「誰もやろうとしないことをやった」というところにある。

もちろんルールは大事だし、守らなければいけないものだけど、規則にしばられ、何もできないでいると新しいものは何も生まれない。

リスクを背負って果敢に攻めた結果、新技が生まれ、さらに彼らに注目が集まるようになる。

つまり、何かを極めようと思ったら、ある程度のリスクは承知の上で取り組めということ。

リスクにビビッて前に進まずにいたら、栄光は手に入らない。

彼らはコンテストで優勝するようになると、それぞれにスポンサーがついてz-boysもバラバラになってしまうが、コンテストでは常にステイシーとトニーのどちらかが優勝するようになる。

そんな「お互いよく知っている間柄がライバル」という関係も彼らにとっては精神的なリスクであるが、「あいつには負けられない」という思いは上達するための起爆剤のようなものになっている。

もしも、常に誰かの独り勝ちだったら、その後の大きな成功は得られなかったように思う。

結果として、チームが分裂してしまったことが、彼らにとっては上達するよいきっかけになった。

ロード・オブ・ドッグタウン4

「好きな遊び」をとことん極めるという生き方


映画によれば、トニーはその後、スケートボードの初代チャンピオンになり、ステイシーは映画監督・実業家として成功したという。

そんな彼らの成功体験は、1つのロールモデルになると思う。

z-boysから得られた教訓は「勉強も仕事も嫌いなら、好きを極めろ!」

彼らは勉強しないで、学校サボってスケートボードばかりしてた。

当然、「遊んでばかりいないで勉強しなさい!」と言われて怒られるタイプのティーンエイジャーたちだ。

しかし、本当に「遊んでばかりいないで勉強しなさい!」という教育は正しいのか。

前述した「3月のライオン」では、主人公のプロ棋士・桐山零は将棋の道を極めるために学校を辞める決意をするシーンがある。

もちろん勉強も大切だけど、もしも時間を忘れるぐらい打ち込めるものがあるんだったら、徹底的にその道を極めるという選択肢があっても良いと思う。

学校の勉強では得られないものが世界にはたくさんある。

そうやって成功している人たちがここにいる。

もしも、将来のことで悩んでいる高校生がこの映画を観たら、背中を押されるような作品になるのではと思う。

残念なことに、多くの人には「時間を忘れるぐらい没頭できること」がないのだ。

だから、誰にも負けない自分になるために、z-boysのように必死になって遊ぶ時間も勉強と同じぐらい大切な時間だと思う。



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