アンジェリーナ・ジョリー主演の映画「マレフィセント」をWOWOWで観た。
「眠れる森の美女」を魔女視点で描いた物語
個人的にアンジーが大好きで。
好みのタイプの映画ではないと知りつつ、アンジー観たさに観てみたら、残念ながら退屈だった・・・(^^;
「おぉ~アンジー怖い~><」っていうアンジーを観たかったんだけどね (^^;
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ムーアの国に住む妖精マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)は、幼い頃に知り合った隣国の人間の少年ステファン(シャールト・コプリー)と恋に落ちる
しかし、野心溢れるステファンは、やがて王の座を目指すようになりマレフィセントから離れて行ってしまう
大人になったマレフィセントは、ムーアを守る守護者に任命され、人間たちと戦うようになる
なんとしてでもムーアを倒したい国王は、マレフィセントを倒したものを跡継ぎにすると宣言
それを聞いたステファンは、ムーアの国を訪れ、マレフィセントに仲直りを持ち掛ける
マレフィセントは、何も知らずにステファンと仲直りをするが、安心してステファンの腕の中で眠っている最中に、何よりも大事な羽をステファンから切り取られてしまう・・・

この物語が伝えるのは、「汝の隣人を愛せよ」の精神
どんなに根深い恨みや、憎しみがあったとしても、相手を許すこと、そして同時に自分の過去の行いを悔い改めることで、幸せと平和が訪れるという話
憎しみや憎悪からは、灰色の世界しか生まれませんよと伝えている
確かに、心温まる話になっているし、私たちが子供の頃から慣れ親しんでいる「眠れる森の美女」を違う視点から描いているのも、それはそれで面白かった
副題としては、「眠れる森の美女 アナザーストーリー」とか、「眠れる森の美女 スピンオフ」といった感じだろうか
ここで描かれるムーア国の妖精たちがすごくかわいくて、色彩も鮮やかだし、この映画の中で一番気に入ったのは、そのデザインだった

しかし、ファンタジー映画として最も大切な、ワクワク感、ドキドキ感がこの映画には無く、また、悪の描き方が中途半端なために、インパクトが無いストーリー展開になってしまった
その扉を開けたら何がそこにはあるんだろうとか、オーロラ姫はこの先どうなっちゃうんだろう・・・
というワクワク感。
まるでジェットコースターに乗ってるみたいなスピード感やドキドキ感。
どちらも一切なかった

それに加えて、マレフィセントを魔女と呼ぶには、あまりにも良い人過ぎて恐怖感が無い
街に住んでる偏屈なおばさんが、近所の純粋な女の子に意地悪してる。そんなイメージしかない
根が良い人のまま進行しているから、マレフィセントの憎悪で固められた心がオーロラ姫と交流することで、少しずつほぐれていくという筋書きも、あまりインパクトが無く、心に響かない
これは想像だけど、恐らくディズニー作品ということで、小さな子供が観ることを前提に設定されたキャラクターであるから、「悪過ぎて、怖すぎる魔女」は描けなかったのではないか
残念ながら、見た目を怖くしているだけの薄い魔女と、オーロラ姫の交流は、ただ退屈なだけだった

妖精たちが住むムーア国と、全く違う生き物である人間の住む国が、お互いの平和のために心を通わせるという話は、世界平和を訴え、国連で演説をするアンジェリーナ・ジョリー(「ソルト」、「不屈の男 アンブロークン」(監督のみ)など)が訴えたかったことなんでしょう
しかし、結局のところ、マレフィセントの手下である竜に火を噴かせ、人間たちを散々殺した後に、かつての恋人で今は国王となったステファンを殺すことで手に入れた平和だったとしたら、それは、本当に心を通わせて得られた平和なのかな。
マレフィセントが考える平和を押し付けて得られたものなんじゃないかな
そこまで深く掘り下げてみる映画ではないかもしれないけど、テンポが遅くて退屈だったので、ついそんなことまで考えちゃった作品だった
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「眠れる森の美女」を魔女視点で描いた物語
個人的にアンジーが大好きで。
好みのタイプの映画ではないと知りつつ、アンジー観たさに観てみたら、残念ながら退屈だった・・・(^^;
「おぉ~アンジー怖い~><」っていうアンジーを観たかったんだけどね (^^;
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あらすじ
ムーアの国に住む妖精マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)は、幼い頃に知り合った隣国の人間の少年ステファン(シャールト・コプリー)と恋に落ちる
しかし、野心溢れるステファンは、やがて王の座を目指すようになりマレフィセントから離れて行ってしまう
大人になったマレフィセントは、ムーアを守る守護者に任命され、人間たちと戦うようになる
なんとしてでもムーアを倒したい国王は、マレフィセントを倒したものを跡継ぎにすると宣言
それを聞いたステファンは、ムーアの国を訪れ、マレフィセントに仲直りを持ち掛ける
マレフィセントは、何も知らずにステファンと仲直りをするが、安心してステファンの腕の中で眠っている最中に、何よりも大事な羽をステファンから切り取られてしまう・・・

感想(ネタバレあり) 憎しみや憎悪を捨て去り、自分の過去を悔い改めることで始まる未来
この物語が伝えるのは、「汝の隣人を愛せよ」の精神
どんなに根深い恨みや、憎しみがあったとしても、相手を許すこと、そして同時に自分の過去の行いを悔い改めることで、幸せと平和が訪れるという話
憎しみや憎悪からは、灰色の世界しか生まれませんよと伝えている
確かに、心温まる話になっているし、私たちが子供の頃から慣れ親しんでいる「眠れる森の美女」を違う視点から描いているのも、それはそれで面白かった
副題としては、「眠れる森の美女 アナザーストーリー」とか、「眠れる森の美女 スピンオフ」といった感じだろうか
ここで描かれるムーア国の妖精たちがすごくかわいくて、色彩も鮮やかだし、この映画の中で一番気に入ったのは、そのデザインだった

ファンタジー映画に欲しいのは、冒険のワクワク感と、ドキドキするスピード感
しかし、ファンタジー映画として最も大切な、ワクワク感、ドキドキ感がこの映画には無く、また、悪の描き方が中途半端なために、インパクトが無いストーリー展開になってしまった
その扉を開けたら何がそこにはあるんだろうとか、オーロラ姫はこの先どうなっちゃうんだろう・・・
というワクワク感。
まるでジェットコースターに乗ってるみたいなスピード感やドキドキ感。
どちらも一切なかった

怖くない魔女を観ているのは、退屈
それに加えて、マレフィセントを魔女と呼ぶには、あまりにも良い人過ぎて恐怖感が無い
街に住んでる偏屈なおばさんが、近所の純粋な女の子に意地悪してる。そんなイメージしかない
根が良い人のまま進行しているから、マレフィセントの憎悪で固められた心がオーロラ姫と交流することで、少しずつほぐれていくという筋書きも、あまりインパクトが無く、心に響かない
これは想像だけど、恐らくディズニー作品ということで、小さな子供が観ることを前提に設定されたキャラクターであるから、「悪過ぎて、怖すぎる魔女」は描けなかったのではないか
残念ながら、見た目を怖くしているだけの薄い魔女と、オーロラ姫の交流は、ただ退屈なだけだった

伝えたいことは分かるけど・・・
妖精たちが住むムーア国と、全く違う生き物である人間の住む国が、お互いの平和のために心を通わせるという話は、世界平和を訴え、国連で演説をするアンジェリーナ・ジョリー(「ソルト」、「不屈の男 アンブロークン」(監督のみ)など)が訴えたかったことなんでしょう
しかし、結局のところ、マレフィセントの手下である竜に火を噴かせ、人間たちを散々殺した後に、かつての恋人で今は国王となったステファンを殺すことで手に入れた平和だったとしたら、それは、本当に心を通わせて得られた平和なのかな。
マレフィセントが考える平和を押し付けて得られたものなんじゃないかな
そこまで深く掘り下げてみる映画ではないかもしれないけど、テンポが遅くて退屈だったので、ついそんなことまで考えちゃった作品だった
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