シアーシャ・ローナン主演の映画「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」を試写会で観た。
16世紀の同時期に君臨していた二人の女王、スコットランドの女王メアリーと、イングランドの女王エリザベスを描いた歴史ドラマ。
【満足度 評価】:★★★★☆
スコットランドのメアリーと、イギリスのエリザベス、同時代にいたふたりの女王。
二人は対立しながらも、互いに意識し合う間柄。男社会の中で気丈に振る舞うけれど、陰謀に巻き込まれていく姿は切なかった。
目次
『ふたりの女王』予告編 動画
(原題:Mary Queen of Scots)更新履歴・公開、販売情報
・2019年2月21日 試写会にて鑑賞。
・2019年4月4日 感想を掲載。
現在、全国順次公開中。詳しい劇場情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
↓映画「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」公式サイト
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◆参考:「メアリー・スチュアート」
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◆参考:「残酷な王と悲しみの王妃」
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キャスト&スタッフ
出演者
〇シアーシャ・ローナン〇マーゴット・ロビー
…(「グッバイ・クリストファー・ロビン」、「死の谷間」、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」、「ピーターラビット」(声の出演)、「スーサイド・スクワッド」、「ターザン:REBORN」、「フランス組曲」、「フォーカス」、「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」など)
…(「グッバイ・クリストファー・ロビン」、「死の谷間」、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」、「ピーターラビット」(声の出演)、「スーサイド・スクワッド」、「ターザン:REBORN」、「フランス組曲」、「フォーカス」、「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」など)
…(「ダンケルク」など)
…(ドラマシリーズ「ジェシカ・ジョーンズ」など)
…(「キャプテン・マーベル」、「クレイジー・リッチ」など)
〇ガイ・ピアース
監督
〇ジョージー・ルーク2018年製作 イギリス映画

あらすじ
16世紀、フランスの王妃だったメアリー・スチュアート(シアーシャ・ローナン)は、王フランソワの崩御により、未亡人となりスコットランドへ帰国。
スコットランドの王位につくが、イングランドの王位の座も狙っていた。
しかし、同時にメアリーには敵も多く、スコットランドは内戦を繰り返していた。
その当時、イングランドの王位にいたエリザベス女王(マーゴット・ロビー)は、若くて美しく、力も兼ね備えたメアリーを警戒しながらも、羨望のまなざしで観ていた…。

感想(ネタばれあり)
この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。
ふたりの女王 メアリーとエリザベス (2018)
[70点]「男社会の中で戦ったふたりの女王」
時代に翻弄されたふたりの女王を、ふたりの才能あふれる若手女優が演じるのを楽しむ作品だった。
エリザベス女王とは、かつてケイト・ブランシェットも演じたヴァージン・クイーンこと、エリザベス1世。
そのエリザベス1世を、マーゴット・ロビーが演じている。
あの時代、16世紀のスコットランドを統治していたのが、シアーシャ・ローナン演じる女王メアリーだった。
序盤は、そのメアリーがイギリスの王位継承権を持っていることを主張して、イギリスも自分のものにしようとするところから始まる。
その時は、野心溢れる若い女王が、のし上がっていく話なのかな…と思っていたのだけど、次第に旗色が悪くなっていく。
一方で、エリザベスはそんな美貌とカリスマに溢れたメアリーを横目で見ながら嫉妬している。
この映画の見所は、そんなふたりの対立にある。
私としては、あのエリザベス女王の時代に、スコットランドにメアリー女王がいたなんて知らなくて、ほぉーと思いながら見ていた。
しかし、時代は16世紀、いくら女王に力があるといっても、よく思わない男性たちはいくらでもいるわけで、様々な陰謀が仕掛けられる。
メアリーも負けじと戦うわけだけれど…。
この映画の中で描かれていることが全てではないらしく、虚実を織り交ぜて描かれているらしい。
なので、演出もあるとは思うけど、火花散るふたりの女王の対立は、華やかで、美しく、それでいて切なさ感じられるものだった。
あぁ、なんて酷い時代に女王になってしまったふたりなんだと思わずにはいられなかった。
そして、何より、シアーシャ・ローナンと、マーゴット・ロビーのふたりを観ているだけで、十分楽しめた作品だった
今年のアカデミー賞では、衣装デザイン賞と、メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされていて、確かに、とても個性的で美しいデザインだった

時代に翻弄されたふたりの女王を、ふたりの才能あふれる若手女優が演じるのを楽しむ作品だった。
エリザベス女王とは、かつてケイト・ブランシェットも演じたヴァージン・クイーンこと、エリザベス1世。
そのエリザベス1世を、マーゴット・ロビーが演じている。
あの時代、16世紀のスコットランドを統治していたのが、シアーシャ・ローナン演じる女王メアリーだった。
序盤は、そのメアリーがイギリスの王位継承権を持っていることを主張して、イギリスも自分のものにしようとするところから始まる。
その時は、野心溢れる若い女王が、のし上がっていく話なのかな…と思っていたのだけど、次第に旗色が悪くなっていく。
一方で、エリザベスはそんな美貌とカリスマに溢れたメアリーを横目で見ながら嫉妬している。
この映画の見所は、そんなふたりの対立にある。
私としては、あのエリザベス女王の時代に、スコットランドにメアリー女王がいたなんて知らなくて、ほぉーと思いながら見ていた。
しかし、時代は16世紀、いくら女王に力があるといっても、よく思わない男性たちはいくらでもいるわけで、様々な陰謀が仕掛けられる。
メアリーも負けじと戦うわけだけれど…。
この映画の中で描かれていることが全てではないらしく、虚実を織り交ぜて描かれているらしい。
なので、演出もあるとは思うけど、火花散るふたりの女王の対立は、華やかで、美しく、それでいて切なさ感じられるものだった。
あぁ、なんて酷い時代に女王になってしまったふたりなんだと思わずにはいられなかった。
そして、何より、シアーシャ・ローナンと、マーゴット・ロビーのふたりを観ているだけで、十分楽しめた作品だった
今年のアカデミー賞では、衣装デザイン賞と、メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされていて、確かに、とても個性的で美しいデザインだった
Posted by pharmacy_toe on 2019/02/28 with ぴあ映画生活

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「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」試写
スコットランドの女王メアリーと、イギリスのエリザベス女王
二人とも男社会の中で、とても気丈に振る舞っていたけれど陰謀に巻き込まれていく姿は切なく、なんて気の毒な時代に生まれたふたりだった… https://t.co/E7goVGpPO12019/02/21 22:52:34
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