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ジョージ・クルーニ主演の映画「フィクサー」を観た。

大手弁護士事務所で、もみ消し屋(フィクサー)として働く男を描く。

満足度 評価】:★★★★☆

以前にも観た映画だったけど、NHKのBSプレミアムで放送していたのを久しぶりに観てみた。

久しぶりに観ても、面白い映画だったなぁ~。

主人公がダメ男でその生き方について、考えながら見ていた。

法廷ものでありながら、そんな風に一人の男の生き方を通して観るという描き方が面白い映画だった。

「フィクサー」予告編 動画(日本語字幕なし)

(原題:MICHAEL CLAYTON)




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あらすじ


大手弁護士事務所で勤続15年のマイケル(ジョージ・クルーニ)は、最近の仕事がもっぱらもみ消し屋(フィクサー)であることに焦りを感じていた。

ある時、同僚で大手企業の集団訴訟を担当していたアーサー(トム・ウィルキンソン)の奇行が発覚し、マイケルはアーサーの元へ向かうが・・・。

フィクサー

感想(ネタバレあり) 人生がうまいくかないのは、環境のせいではない。自分自身の問題。


人生がうまくいかない時って、つい周りの環境のせいにしていまうことがある。

会社が悪いとか、上司が悪いとか、家族が悪いとか。

でもたいてい、人生がうまくいかないのは、環境ではなく自分自身に問題がある。

酷い会社に勤めているのも、悪い上司の言いなりになっているのも、家族に足を引っ張られるのも、それを断ち切れない自分自身に責任がある。

この映画「フィクサー」を観て、そんなことを思った。

マイケルの人生がうまくいないのは、自分自身の仕事への姿勢の問題なんだ。

フィクサー5

何のために、その職業を選び、働いているのか。


マイケルは、大手法律事務所に所属する弁護士であり、勤続15年でありながら「もみ消し屋」としての仕事しか与えられていないことに、嫌気がさしているし、焦りもある。

そんな彼にとって、同僚のアーサーはパートナーという立場であり、大手企業の訴訟の担当もしていて、まさに理想の弁護士だ。

そこでマイケルは、なぜアーサーがそれ程の地位を築けたのかを考えず、自分の周りの環境が悪いと考える。

離婚するわ、弟に金をせびられるわ、会社には認められないと考えるわ。

しかし、同じ環境で育ちながら、立派に家庭も築いて、立派に刑事として働いているもう一人の弟がいる。

そう、環境が悪いのは、人生がうまくいかないことの言い訳にはならない。

問題は、マイケル自身の仕事への姿勢にあった。

フィクサー4

自分の人生の誤りに気付き、修正をする


この映画で、最も印象に残るシーンは、ラストで、ティルダ・スウィントン演じるカレンと、マイケルがホールで出くわすシーン。

マイケルがようやく自分の人生の誤りに気付き、修正をするシーンだ。

もう、いかにもテンパりまくったカレンと、余裕しゃくしゃくのマイケルの対比に緊迫感があって、見応えのあるシーンになっている。

出世街道を突き進むことしか頭に無かったカレンと、仕事を常に適当に考えていたマイケルの立場がここで見事に逆転する。

ちょっと、余裕のある微笑みを見せるマイケルがお見事だった。

初めて、仕事に対してガッツリと向き合ったマイケルは、頭を空っぽにするようにタクシーに乗り込む。

でも、きっと初めて仕事で充実感を感じた瞬間だったのではないだろうか。

そもそも、この映画の原題は「MICHAEL CLAYTON」であって、「フィクサー」ではない。

大手法律事務所のフィクサーではなく、マイケル・クライトンという人物を描く話である。

フィクサー3

アカデミー賞助演女優賞受賞作品


マイケルを演じるのはジョージ・クルーニ。

ミケランジェロ・プロジェクト」「ゼロ・グラビティ」「オーシャンズ」シリーズ等々。

この人は、ERの頃から、ちょっと情けないような人が良く似合う(笑)

今回も、お金にだらしない感じが良く似合っていた(笑)

そして、いきなり奇行に走る会社の同僚にはトム・ウィルキンソン。

否定と肯定」、「ゴーストライター」、「スノーデン」「グランド・ブタペスト・ホテル」「ミッション・インポッシブル/ゴーストプロトコル」「ワルキューレ

いや、確かに、あんなにたくさんフランスパンを買うのは、奇行だと思う(笑)

そして、この作品でアカデミー賞助演女優賞を獲得したのは、ティルダ・スウィントン。

あの脇汗から始まり、最後のテンパりまくった姿まで、確かにお見事。

オクジャ okja」「ドクター・ストレンジ」「コンスタンティン」など

監督は「ボーン・レガシー」のトニー・ギルロイ

それまで「ボーン・アイデンティティ」シリーズの脚本を書いていて、この映画が初監督作品。

初監督作品が評価が高かったからか、その後は名前をあまり聞かないけど、「フィクサー」はとにかく良かったので、今後に期待。

フィクサー2

誰にも間違えはある。そこからいかに修正するか


人って、道を間違えている時は、「あれ?間違ったかな??」と思いつつ、とりあえず、そのまま進んでしまうことがある。

間違えに気付いたなら、まずは、一旦立ち止まることが大切。

そこから元に戻って、スタートからやり直すことも大切だけど、もしも、正しい道へ出る近道があるのであれば、そっちへ進んだ方が良いこともあるよね。

私も、最近何かに迷った時は、最終地点を考えてから行動するようにしている。

マイケル・クライトンも、立ち止まって、考えて、多くの原告を救う道を選択する。

彼にとっては、それが、修正の第一歩。

きっと、その先の進むべき道が見えたんじゃないかなと思う。

フィクサー6



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