ディズニーアニメーション映画の「モアナと伝説の海」を映画館で観た。

海に選ばれしヒロイン・モアナが村人たちの幸せと平和のために冒険に出る物語。


満足度 評価】:★★★★☆(4.5)

少女モアナの冒険物語。

笑って泣いて感動して楽しい映画だった。

子供が観て楽しむというより、大人が観ていろいろと感じ取れる映画だと思った。


「モアナと伝説の海」予告編 動画

(原題:MOANA)





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キャスト&スタッフ


出演者

〇アウリイ・クラヴァーリョ

ドウェイン・ジョンソン
…(「ワイルド・スピード7 スカイミッション」、「ワイルド・スピード ユーロミッション」、「ワイルド・スピード MEGA MAX」、「カリフォルニア・ダウン」、「ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金」など)


監督

〇ジョン・マスカー

〇ロン・クレメンツ


2016年制作 アメリカ映画

モアナと伝説の海

あらすじ


ポリネシアの島で暮らすモアナ(声・アウリイ・クラヴァーリョ)は、幼い頃からおばあちゃんから「テ・フィティ」の伝説を聞かされて育つ。

半神半人のマウイによって「心」が奪われたテ・フィティは、その恨みで人々から平和と幸せを少しずつ奪っていく。

しかし、海によって選ばれた女神がマウイと共にテ・フィティに心を返せば、人々に再び平和と幸せが戻ってくるという。

そして、モアナは幼い頃に海からテ・フィティの「心」を授かった「選ばれし者」であり、その使命を果たすため、マウイを探す旅に出るのだが…。

モアナと伝説の海2




感想(ネタバレあり)


今までの「定番」を脱ぎ捨てた新しいディズニー


自分は何でもできる神だと過信した人間の傲慢さによって、世界に闇が訪れ、それを「選ばれし者」が救い、世界に再び平和が訪れるという冒険物語は、これまで何度も映画にされてきた。

「スター・ウォーズ」シリーズ、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「ハリー・ポッター」シリーズなど…。

その「自分は神だと過信した傲慢さ」は、いずれ独裁者になり、戦争を引き起こす危険性をはらんでいるために、映画や児童書では子供たちに「傲慢さの危険」を説いてきた。

その意味では、この「モアナと伝説の海」もその王道をいく作品である。

半神半人のマウイは世界の全てを手に入れようと「テ・フィティ」の心を奪うが、世界の全てを手に入れるどころか、全てを失ってしまう。

そこで「海に選ばれし女神」のモアナがマウイをテ・フィティの元へ連れて行き、彼女に心を返すことで世界に平和を取り戻す冒険に出る。

しかし、この「モアナと伝説の海」はこれまでありがちだった「選ばれし者」の定番を覆し、これからの未来に向けた設定にバージョンアップしている。

例えば、これまでの冒険ものに登場してきた「選ばれし者」の定番は、「青い目をした白人青年」だった。

それが、今回の「選ばれし者」は「有色人種のポリネシアンの少女」である。

そして、世界の中心はアメリカ本土でもなければ、ヨーロッパでもなく、太平洋に浮かぶ小さな島である。

これは、ディズニーが先陣をきって、

「これからの時代は、どんな人種の人たちにも平等にチャンスが与えられる時代」

を描いていこうとしている意思の表れだと思った。

さらに、モアナと共にコンビを組んでテ・フィティに心を返しに行くのは、半神半人のマウイである。

2人で力を合わせて世界を平和に導くバディ・ムービーなのだが、

男性同士の友情を描いたブロマンスではなく、女性同士の友情を描いたウーマンスですらない。

大人の男性と幼い少女のバディムービーなんて、それだけ聞くとちょっときわどい組み合わせなのに(かつて「パーパー・ムーン」という映画があったけど…)、あえてそこを狙って描き、「年齢と性別を超えた友情」が成り立つ姿を描いている。

昨年大ヒットした「ズートピア」にしてもそうだけど、ディズニー映画の近年の傾向として、人種や、性別、年齢などをボーダレスに描くことで、これからの世界に必要な多様性を積極的に描こうとしている姿が見える。

そこには、ディズニーがこれからの子供たち多様性を身に着けて欲しいという願いが込められていると感じた。


モアナと伝説の海3


自分を信じ続けることが夢を叶えるための最短距離


誰よりも強いのは、幼い頃から抱いていた夢を変わらず持ち続けることができる人だ。

イチローが野球選手になることしか考えず、キング・カズがブラジルにサッカー留学し、プロのサッカー選手になることしか考えていなかったように。

幼い頃に持った「好き」を、その後も維持し続けることができる人はすごく強い。

その思いの強さが私は正直羨ましい。

私は、いろんなことに興味を持っては放り出し、何をやっても続かない子供だった。

唯一続けたのは、水泳を6年間習っていたが、練習がつらくてやめてしまった。

だからこそ、私は凡人であり、イチローは天才なのである。

天才とは意思の強さであり、忍耐強く続ける力である。

モアナもまた幼い頃に抱いた「興味」をその後も持ち続ける。

幼い頃、おばあちゃんから聞かされた「海」の伝説に興味を持ち、

最初に海と出会った時の「不思議な思い」を、その後もたとえ両親に反対されようとも持ち続ける。

そして、やがてその思いは、自分が「選ばれし者」だったんだという自覚へと変わっていく。

幼い頃から同じ思いを持ち続け、それを形にすることで思いが自信に変わっていく。

自分を信じることが、夢を叶えるための最短距離なのだ。

これもまた、「ズートピア」でも描かれていたものだけれど、「あきらめない力」の大切さをモアナは教えてくれる。



モアナと伝説の海4

勇気をもって進めば、おのずと道は開かれる


私たちが新しいことに挑戦しようとする時、周りの大人たちはたいてい反対する。

それは、周りの大人たちには「経験のないこと」だったり、「挫折して失敗したこと」だったりしたために、子供たちには同じ辛い思いをさせたくないという気持ちから、つい反対してしまう。

しかし、モアナはそんな反対を押し切り、勇気をもって目の前の広い世界へとチャレンジして行く。

モアナももちろん、初めは外海に出ることに怖気づき、失敗を恐れていた。

それでも、勇気をもって広い海に向かっていく。

すると、自然とモアナの目の前に道が切り開かれる。

それは、小さな世界で満足していないで、さらに上の世界を目指しなさいというアメリカンドリームそのものであり、

女性だからとか、有色人種だからとか、まだ幼いからとか、そんなことに逃げていないで、自分の信じた道を歩めば、自然と道は切り開かれると教えてくれる。

私はモアナが光り輝く心を持って、怒りで燃えたぎるテ・フィティに恐れることなく向かっていく姿にとても感動した。

モアナと伝説の海5



失敗しても良い、まずは行動を


モアナは何もせずに「選ばれし者」になったのではない。

おばあちゃんが話してくれた伝説を信じ、海との出会いを信じ、そして勇気をもって飛び出したからこそ、「選ばれし者」になれた。

才能があっても、機会があっても、ただそこにとどまっているだけでは何も成し遂げられないし、もちろん「選ばれし者」なんかにはなれない。

きっと人それぞれ、生まれてきた意味がある。

しかし、行動しなければ道は切り開かれない。

マウイのように、自分を過信し過ぎて失敗してしまったとしても、人生はやりなおせる。

だから、前に向かって突き進めば、いずれ道が開かれる。

そんなことを感じさせてくれる映画だった。

そして、「ズートピア」に引き続き、ディズニーがこれからの子供たちには多様性を受け入れ、もっと広い世界でがんばる勇気を身に着けて欲しいと願っている思いが伝わってくる作品だった。

もちろん、大人が観ても感動するし楽しいし、「夢をかなえること」について考えさせてくれる作品だった。



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