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ジェイク・ギレンホール主演の映画「ナイトクローラー」を観てきた。

定職の無いチンピラのような男が、事件や事故の過激な映像を撮影してテレビ局に売る報道映像パパラッチになるまでを描く。

満足度 評価】:★★★★☆

んもぅ。このジェイク・ギレンホールが気持ち悪いーーー。

ジェイク・ギレンホールは好きな俳優なのに、こんなに嫌だーーー >< と思ったのは初めて(笑)

とにかく、スリリングで薄気味悪くて、怖くて、面白い映画だった


出演ジェイク・ギレンホールレネ・ルッソビル・パクストンリズ・アーメッド

監督:ダン・ギルロイ 2014年製作 アメリカ映画



「ナイト・クローラー」予告編 動画

(原題:NIGHTCRAWLER)



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あらすじ


ルー・ブルーム(ジェイク・ギレンホール)は、金網やマンホールの蓋を盗んでは、鉄工所に売り、小銭を稼ぎながらその日暮らしをしている。

そんなある日、鉄を売った帰り道に事故に遭遇する。

その事故現場では、動画を撮影している人がいて、話を聞けば「テレビ局に動画を売れば高く買ってくれる」という。

それ以来、ルイスは警察無線を傍受して事故現場へ直行し、動画を取り始める。

そして、その動画がテレビ局のディレクターのニーナ(レネ・ルッソ)に買ってもらえたことをきっかけに事故現場専門のパパラッチとなる。

しかし、動画を撮れば撮るほど過激な動画を要求されるようになり、ルイスの行動もだんだんエスカレートしていってしまい・・・

ナイトクローラー


感想(ネタバレ)パパラッチが天職だった

主人公のルーは、ニュース動画専門のパパラッチ。

警察無線を傍受して、事件・事故が起きると、スクープを求めて直行する。

周りのライバルたちよりも早く、それも、誰よりも過激な動画を撮ることを目標とし、そのためなら、「どんなことも」いとわない。

その仕事をするまでのルーは、日々鉄線などを盗んで日々の生活費を稼ぐようなチンピラだった。

ところが、そのパパラッチの仕事を始めてから、水を得た魚のように、どんどん頭角を現していく。

まさに、これが彼にとっての「天職」だった。

なぜ、この仕事が彼に向いていたのか。

それは、彼の神経が「人として持つべきボーダーライン」を超えてしまっていたからだ。

そのため、彼は目の前で人が血を流し、死ぬ寸前だというのに、「助けよう!」とは思わず、「スクープだ!」と思い、死ぬまでそこでカメラを回している。

その「人としての倫理観の欠如」が、彼をNo.1のパパラッチへと導いていく。

まさに、彼はモンスターだった。



ナイトクローラー2

パパラッチモンスターのルーに餌を与え続けるテレビ局


彼をパパラッチモンスターにしたのは、彼の生まれ持った倫理観や、性格だけではない。

テレビ局の「どこよりも強い刺激を持ってこい!!」と言う渇望が、彼のねじれた倫理観を、ますます捻じ曲げていった。

中でも印象的なのは、レネ・ルッソ演じるTVディレクターのニーナがルーに、すごく具体的に欲しい映像を要求していたことだ。

本来ならば、事件や事故はあって欲しくないもの。

火事や死亡事故はあってはならなにものなのに、ニュース番組にはそんなことは関係ない。

「裕福な白人家庭を、貧しい人たちや移民が襲う映像が最高」

「事故も良い。火事や、飛行機の墜落事故があったら最高」

もう、そのセリフ。マジで唖然とする。

テレビ局からしたら、視聴者の「恐怖感をあおる映像」が最も視聴率を取れるから、そんなセリフが飛び出してくる。

「勤勉」で、顧客からの「要求に忠実な」ルーは、ニーナが求める映像を撮ることがのし上がるチャンスだと理解し、マスマスより刺激のある映像を求めるようになる。


ナイトクローラー4

ルーの進化に限界はない…


テレビ局に「報酬」というご褒美を与えられ、どんどん成長していくルー。

そして、人として常識的な倫理観を遥かに越えていく。

ライバルの車に細工して、事故を起こさせ、その動画をパパラッチしたり

同僚のリックを人柱にして、容疑者に殺させ、その死にゆく姿を動画に収めたり。

これは、普通の神経の持ち主なら、耐えられない出来事だ。

さっきまで一緒に仕事をしていた同僚が目の前で血を流しながら死んでいく…。

しかし、ルーはそれを冷静に、顔色一つ変えずにカメラを回している。

それは、ルーが人間であることを越え、テレビ局の求めるままにパパラッチモンスターとして進化した姿だった。

この映画の面白さは、そのルーが「どこまでいっちゃうのか。どんな奴になるのか」を見届けることにあった。

しかし、ルーのモンスター性には限界がなかった…。

その気持ち悪さこそが、この映画の見どころだったのだ。


ナイトクローラー3

こんなに気持ち悪いジェイク・ギレンホールは初めて・・・


その気持ち悪ーーーいルイスを演じるのは、「ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた」「ライフ」「オクジャ okja」「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」「ミッション:8ミニッツ」「プリズナーズ」「遠い空の向こうに」「プルーフ・オブ・マイ・ライフジェイク・ギレンホール

ジェイク・ギレンホールは好きな俳優なのに、こんなに気持ち悪いと思ったことが無い

って、それぐらいすごくこの役に入り込んでるってことがよく分かる

も、もう、お前はこっち見るな・・・と思うぐらい気持ち悪かった・・・ww

そして、そのルイスに少しずつ洗脳されてしまうのテレビディレクターのニーナを演じていたのが「リーサル・ウェポン」「アウトブレイク」のレネ・ルッソ

相変わらずお美しい方で、唯一、この映画の中ではルイスにケンカできるただ一人の人ニーナをジェイク・ギレンホールに負けない熱さで演じてた

とにかく、感情激しく「過激な映像を撮れ!!」と攻めるニーナと、沈着冷静でありながら、薄気味悪い表情でその要求に答えるルイスの攻防がすごかった

ナイトクローラー5

「過激な映像」を求める需要はなくなるどころか増える一方に


ルーがチンピラから、いつしかパパラッチモンスターとして成長していく姿を観て思う。

もしかして、凶悪犯罪とは、人が「もっと刺激のある映像を!」と求めるところから生まれているのではないかと。

古代ローマでは、多くの人たちの前で、犯罪者たちが殺し合いをしたのを楽しんで観ていたように。

中世のフランスでは、大勢の人たちの前で犯罪者の首を落とすギロチン処刑があったように。

日本では古代から大勢の人の前で処刑するという習慣があまりないため、この映画の「血を求める群衆」の姿があまりピンとこないかもしれない。

しかし、欧米諸国では確実に、人々の「他人の不幸を求める」需要があるように思った。

だから、「金持ちが貧乏人に襲われる映像がよりウケる」のであり、「飛行機なんかに乗るような階級の人たちが墜落していく」のをほくそえんで観ている人たちが確実にいる。

だから、その需要がなくならない限り、ルーというパパラッチモンスターはどんどん肥えて成長していくのであり、映像はマスマス過激になり、凶悪な犯罪がなくなることはない…。

それが、需要と供給のバランスなのだ。




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