オーウェン・ウィルソン主演の映画「クーデター」をWOWOWで観た。

東南アジアの某国に赴任が決まり家族を連れて訪れたアメリカ人一家。しかしその時、その国でクーデターが起こり、白人が民衆の標的にされてしまい!?

満足度 評価】:★★★★☆

次から次へと襲いかかってくる民衆が怖い!!

もしも、自分が海外旅行に行った時にテロに遭遇したらどうするかと頭の中でシミュレーションしながら観ると、ますます恐ろしくなる映画だった。


「クーデター」予告編 動画

(原題:NO ESCAPE)




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キャスト&スタッフ


出演者




〇スターリング・ジェリンズ

〇クレア・ギア

監督

〇ジョン・エリック・ドードゥル

2015年製作 アメリカ映画


あらすじ


公共事業を請け負う会社で水道を敷設する事業の技術者であるジャック(オーウェン・ウィルソン)は、会社が東南アジアの某国で事業を行うために家族と共に出張。

しかし、目的地に着いたその日にその国ではクーデターが勃発。

政府を民衆が倒すという事態に発展。

町は一瞬にして戦場と化してしまう。

そして、彼らの仕事と利益を搾取していた欧米人を標的にしていることが分かり、ジャックは妻アニー(レイク・ベル)と共に幼い子供2人を連れ、安全な場所に避難しようとするが、既に反欧米を掲げる群衆に周囲を取り囲まれていた…。



クーデター



感想(ネタバレあり)


至るところで民衆に襲われる恐怖


あまり期待しないで観たところ、意外と掘り出し物だった映画。

東南アジアの某国でクーデターに遭遇してしまい、しかも、民衆は彼らの利益と仕事を搾取する先進国を目の敵にし、街の至るところで民衆から襲われてしまうというアメリカ人一家のお話。

いろいろと問題にならないように某国という設定にしているけど、これは恐らくカンボジアもしくはラオスを想定していると思われる。

この映画はクーデターを想定して描かれていたけれども、

「もしも、海外でテロに遭遇したら」

とシミュレーションしながら、この映画を観ていた。

英語も通じない、周りは先進国を目の敵にするテロのみ。

今の時代、いつ自分がそんな目に遭うのか分からないから、なんだか他人事とは思えない映画だった。



クーデター2



相手国のことを何も知らずに海外赴任してしまう浅はかさ


とはいえ、この映画の主人公ジャックには大きなつまずきがあった。

それは、海外で公共事業の仕事をするというのに、「この国の状況や環境をを全く調べずに渡航した」ということ。

そのため、その国が政治的に不安定なことも、英語が通じないことも、ホテルがどこにあるかさえも知らない。

もしかして、キチンと調べたら政治的に不安定だから、幼い子供も含めた家族を連れて行くのはやめようと考えたかもしれないし、出張のオファーを断ることだって考えたはず。

まぁ、それを言ったら映画にならないけど、一時的に海外に住もうと決心して渡航した割に、考え方があまりにも浅はかだったのが、第1のつまずきだった。

今後は、どこの国へ行くにも、その国の宗教的背景や周辺にある施設、もしものことあったらどこへ逃げるべきかを想定して行くべき時代なんだと感じた作品だった。



クーデター3



リアルな社会背景がないアクション映画


とはいえ、この映画にはその某国について、宗教的背景や、政治状況などの詳細を描く部分はほとんどない。

ピアース・ブロスナン演じる政府の諜報員(まるで007(笑))が、先進国が仕事と利益を搾取していることに民衆が反発していることを懸念して調査をしている。

と描かれているのみ。

なので、現実に即したリアリティがない。

だから、「もしも自分がジャックやアニーの立場だったら」と想定して観るしかなく、社会的な背景がないから、結局のところ、ただのアクション映画で終了してしまっている。

まぁ、アクション映画として観ても十分面白い映画だし、今の時代、どこにいてもテロに遭遇する可能性があるわけだから、リアルな背景がなくても、その仮想クーデターを体感し、恐怖を感じることはできる。

ただし、作品としてはちょっと薄っぺらい印象を受ける。



クーデター4



これは他人事ではない!?海外旅行をする前に知っておくべきこと


結局のところ、この一家は、途中007(笑)に助けてもらいながらも、まさに命からがらベトナムへ逃げることができた。

命が助かって良かったけど、海外赴任をするんだったら、事前に、その国の状況と自分が泊まるホテルの周辺事情とアメリカ大使館の場所ぐらいはしっておくべきだったね。

幼い子供を連れて行くんだから尚更。

とはいえ、自分が海外旅行をするときに、日本大使館の場所までキチンと把握しているかといえば、そんなこともないので、この映画は私にとってもいい教訓になった。

テロが怖いと言っていたら、どこの国にも行けないし、かと言って、何も知らずに海外へ行ったのでは、この映画のジャック一家のような目に遭いかねない。

平和な国、日本だからこそ、観ておくべき作品なのかもしれない。





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