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ジェイク・ギレンホール主演の映画「遠い空の向こうに」をWOWOWで観た。

1950年代後半、冷戦時代に炭鉱の町で生まれ育った青年が、ソ連の人工衛星スプートニクが上空を飛んでいるのを見た影響でロケットに興味を持ち、実際にロケットを作ってしまったお話。

NASA技術者の実話を映画化したもの。

公開当時に観てすごく好きだった映画で、WOWOWで放送されていたのを久しぶりに観た。

満足度 評価】:★★★★☆

夢に一生懸命になっている姿って、観ているこちらも元気になるし、気持ちがよくて良いよね。

「遠い空の向こうに」予告編 動画(日本語字幕なし)

(原題:OCTOBER SKY)




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キャスト&スタッフ


出演者

ジェイク・ギレンホール




監督

ジョー・ジョンストン


1999年製作 アメリカ映画


あらすじ


ウエスト・ヴァージニア州にある炭鉱の町コールウッドで生まれ育ったホーマー・ヒッカム(ジェイク・ギレンホール)は、1957年10月ソ連が打ち上げた人工衛星スプートニクが上空を飛んでいる姿を見て、ロケットを作ることを夢見始める。

初めはロケット花火の火薬を集めることからスタートしたホーマーだったが、なかなかうまくいかず、クラスでオタクと言われ嫌われていた秀才クエンティンの力を借り、なんとか飛べるロケットを作ったものの、炭鉱の工場へ落ちてしまう。

それを見た工場長の父(クリス・クーパー)に猛反対をされたホーマーだったが、夢をあきらめることができず…。



遠い空の向こうに



感想(ネタバレあり)


挫折しないで夢を見続けるにはどうすればいい??


大小の違いはあれど、きっと誰もが夢を持っている。

ここでは言えないけれど、私にも、小さいものから、大きすぎるものまでいくつか叶えたい夢がある。

だから、夢を叶えるサクセスストーリーは、その姿に自分を重ね合わせ、このまま頑張れば私も夢を叶えられるかもしれないと思えるから大好物だ。

その中でも、「成果が全く出ない時」と「困難にぶつかった時」、彼らがどう対処するのにいつも注目して観てしまう。

それは、夢に向かっている時に、いつも一番最初に挫折するポイントであり、他の人たちはそれをどうやって乗り越えているかが知りたくてしょうがないからだ。

遠い空の向こうに2

協力者を見つけること


いつも、そのポイントで思うのは、「成功する人には、必ず協力者がいる」ということ。

その協力者とは、あからさまに登場するわけではなく、例えば、友人が何気なく言ってくれた一言でモチベーションが上がったり、その一言が長い間悩んでいたことの答えだったりして、その瞬間から向かい風が追い風になったりする。

突然、その遠くから飛んできた一言を、ちゃんと受け止められるか、そうじゃないかが問題なんだ。

この映画で言えば、

〇ホーマーが悩みに悩んだ末に、イジメられっ子のクエンティンに声をかけた時。

この時、ホーマーが勇気を出してクエンティンに声をかけなければ、ロケットが飛ぶことはなく、クエンティンも大学に行けなかったかもしれない。

〇ロケット発射テストを見に来てくれたボーデンさんが、技術的なアドバイスをくれた時。

いつまでも真っ直ぐ上に飛ばないロケットに悩んでいた時、発射テストを見に来てくれたボーデンさんが技術的なアドバイスをくれたことで、上に飛ぶロケットを作れるようになる。

〇憧れの博士から写真のプレゼントがあった時。

父親に反対され続けたホーマーにとって、博士からの誕生日プレゼントは、夢を追い続けようというモチベーションが上がるきっかけとなったものだった。

これらのどの瞬間も、ロケット製作に対して全ての悩みを解消できるアドバイスではない。

ただし、彼らの支えの一つでも欠けていたら、ロケット製作は遅れ、もしかしたら一生成功しなかったかもしれない。

夢を叶えられる人というのは、困った時に周りにいる人に「私は困っています。悩んでいます」と言える人であり、また人のアドバイスを素直に受け入れられる人なんだと、改めて思った。

誰の協力も借りずに、全てを一人で乗り越えようとする人には、残念ながら成功は無い。

遠い空の向こうに3

ジェイク・ギレンホール X クリス・クーパー X ジョー・ジョンストン監督


主役のホーマーを演じるのは、ジェイク・ギレンホール

この作品は、彼が19歳の時に出演したものであり、ジェイク・ギレンホールにとって、スター街道への夜明けの作品となった。

ほぼデビューに近い作品であるにも関わらず、今とあまり変わらないジェイク・ギレンホールがそこにいるのは、彼が未だにフレッシュな感じを保ち続け、ジェイク・ギレンホールというイメージを損なわない働きをしているから。

このホーマーの役も、夢に向かって、何があっても最後まであきらめずに闘い続ける姿がとても良いね。



頑固一徹な炭鉱の男、ホーマーの父を演じるのはクリス・クーパー

心の底ではホーマーのことを案じながら、でもホーマーに炭鉱で働いてい欲しいという欲望を抑えきれないお父さんがとても良かった。

監督はジョー・ジョンストン

ホーマーに対する視線の温かさが良かった。



遠い空の向こうに4



結局のところ、ホーマーは大学へ行き、NASAの技術者となって夢を叶える。

コールウッドの炭鉱は閉鎖されてしまう。

その時、そこにある自分の半径1km以内が世界の全てだと思っていたら、決して夢は叶わず、コールウッドから出られなかったはず。

そのためにも、自分の夢を応援してくれる人を増やすこと、最後まであきらめずに挑戦し続けることが何よりも大切だと改めて思った映画だった。

あぁ。やっぱり良い映画だったなぁ







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