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ヒョンビン主演、韓国映画「王の涙 イ・サンの決断」をWOWOWで観た。

朝鮮李王朝第22代国王、イ・サンの暗殺計画が行われた24時間を描く。



満足度 評価】:★★★★☆

米櫃に入れられて殺された思悼世子(さどせじゃ)と、その息子イ・サンの話は、韓国の歴史ドラマの中でよく出てくる話であり、今回映画化されたイ・サンもテレビドラマで見て知っていたので、その「韓国人なら誰もが知っている人」をどう描くのかに興味があって観てみた。

面白かったなぁ。

特に、イ・サンの周りに取り巻く人たちの描き方がとても面白く、美しい映像もこの映画の見どころの一つだと思う。

「王の涙 イ・サンの決断」予告編 動画

(原題:역린(逆鱗))




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キャスト&スタッフ


出演者

ヒョンビン
…(「スウィンダラーズ」、「コンフィデンシャル/共助」など)

チョン・ジェヨン

チョ・ジョンソク
…(「造られた殺人」、
観相師」など

ハン・ジミン
…(
それだけが、僕の世界」、「朝鮮名探偵 トリカブトの秘密」など)

パク・ソンウン
…(
復讐のトリック」、「スウィンダラーズ」、愛を歌う花」、「無頼漢 渇いた罪」、「皇帝のために」、「ゴシップサイト 危険な噂」、「鬼はさまよう」など)

監督

〇イ・ジェギュ

2014年制作 韓国映画




あらすじ


イ・サン(
ヒョンビン)は、前国王である祖父を亡くして間もなく、李王朝第22代国王に即位したばかり。

それは、現王室最大の敵対勢力である老論(のろん)派にとっては、阻止せねばならないことであり、その老論派を裏で率いる大妃(
ハン・ジミン)は、イ・サン暗殺の指揮をとる。

しかし、そのことにいち早く気付いたイ・サンは、その芽を一つずつ摘み取ろうとするのだが・・・。


韓国映画「王の涙 -イ・サンの決断-」



感想(ネタバレあり)


王の周りで世話をする人たちの悲しいお話


今回のこのイ・サンの物語の中で、私が最も心を惹かれたのは、幼い頃に捨てられ、そこから暗殺者として教育され、宮中に送り込まれた 77番、220番、224番のなんとも悲しい物語。

最もイ・サンに近く、誰よりも王のことを知っていた77番、尚冊(サンチェク)のカプス(
チョン・ジェヨン

幼い頃から、イ・サンと共に兄弟のように育ったカプスも、途中までは心の裏側は暗殺者だった。途中までは。

それが、いつの日からか、心からイ・サンに忠誠心を抱くようになる。

私が、この映画の中で最も印象に残っているのは、イ・サンがその尚冊の生い立ちを知ってしまった時。

本当だったら、その場で殺されてもおかしくない状況で、イ・サンは尚冊の追放を命じる。

泣いたわ~。この映画の中で、このシーンが一番泣いた。

これは、尚冊にも、イ・サンにも、とてもつらい瞬間だった。

イ・サンは涙を流し、尚冊は呆然と立ち去るしか無かった。

本当は、もう尚冊は改心しているのだから許してあげて欲しいと願いながら見たシーンだった。


韓国映画「王の涙 -イ・サンの決断-」ヒョンビン


恋する暗殺者は運命的に兄と再会する


220番・ウルス(
チョ・ジョンソク観相師」)は、暗殺の実行犯。

守りたいと思っていた女を目の前で王に奪われ、逆上。

ためらっていた暗殺も、率先して実行する立場に変わる。

しかし、77番とは、兄弟のように育った間柄で、お互いに常に命を案じる仲だった。

そして、220番ウルスと77番カプスは運命的に再会する。

220番は暗殺者として、77番は王を守る立場として。

「王はダメだ」と言いながら、自分の身を楯にしてウルスを守り死んでいくカプスの姿が悲しかった。

韓国映画「王の涙 -イ・サンの決断-」ヒョンビン



恋する洗濯女は密かに告発をする・・


224番、女官のウォレは、王の洗濯係。

目の前で、幼い女官に暗殺命令がくだるのを見て、幼い頃の自分を思い出し、それまでの生い立ちを王に直訴する。

この人は謎の人だったなぁ。

きっと、彼女と同じような人生を歩む子供たちを一人でも減らしたい。

そんな思いだったんだろう・・。

結局、彼女のおかげで暗殺者集団も、計画も明るみになったんだと、最後に知る。

220番に運命的に惹かれていったのは、同じ生い立ちを抱えていたからだったんだね。

彼らの恋の話も切なかった。


韓国映画「王の涙 -イ・サンの決断-」ヒョンビン、ハン・ジミン



周りの人たちの行動でイ・サンの人柄を思い知る


結局、77番も、220番も、老論派に育てられるも、王の側で働くことで、王を信頼し、王を守る方へと方向転換する。

それは、イ・サンという人の人柄の良さが分かるエピソードだ。

この周りにいた「幼い暗殺者」のエピソードは、他のイ・サンを描いたドラマなどには無い、映画オリジナルの登場人物で、彼らの人間性が魅力的だったからこそ、この映画「王の涙」は面白かったんだと思う。


韓国映画「王の涙 -イ・サンの決断-」ヒョンビン、チョン・ジェヨン



ヒョンビンの弓とチョン・ジェヨンの背中の焼き印


主役、イ・サンを演じるのは
ヒョンビン

ヒョンビンのドラマは観たことがあっても、映画で観るのは初めてかなぁ。

正直、イ・サンのイメージではなかったので、少し心配していたんだけど、思った以上にイ・サンになりきっていて良かった。

特に、弓を射るシーンが良かったなぁ。

それに、尚冊との別れのシーンは
ヒョンビンに泣かされたよ。

しかし!今回の映画で、最も素晴らしい功労者はその尚冊を演じた
チョン・ジェヨン(「さまよう刃」)だった。

自分は暗殺者であるという烙印を背中に焼き付けたまま、時にはイ・サンの相談に乗り、イ・サンのストレスも受け止めていた尚冊。

その動を秘める静の演技が見事だった。

最後、恩返しだったんだろう、なんとしてでもイ・サンに老論派を叩く書を届けたいと宮中に向かう姿がとても切なくて今でも私の記憶から離れてくれない。



韓国映画「王の涙 -イ・サンの決断-」ヒョンビン、チョン・ジェヨン



長編映画デビュー作のイ・ジェギュ監督


監督は、この映画が長編映画デビュー作となった
イ・ジェギュ

どうも、調べたところでは、この映画がプレビューされた時は、評論家の意見が批判的なものばかりだったそう。

しかし、公開してみれば大ヒットとなったので良かったというインタビュー記事を読んだ。

なんで、批判ばっかりだったんだろうね。

テレビドラマでは「ベートーベン・ウィルス」の演出を担当している
イ・ジェギュ

「ベートーベン・ウィルス」も好きなドラマだったから、ぜひ、批評家の批判を気にせず、映画を撮り続けて欲しい。



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