1992年制作のウェズリー・スナイプス主演の映画「パッセンジャー57」をWOWOWで観た。

ハイジャックされた飛行機に偶然乗り合わせたテロ対策のセキュリティのプロが空の上で敵と戦うアクション映画。

【満足度】:★★★☆☆

あまりにも能天気な作品で、911が起きる以前のハイジャック映画だなぁ。このころは、これで良い時代だったんだなぁと感じた。

「パッセンジャー57」予告編 動画

(原題:PASSENGER 57)






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あらすじ


ジョン・カッター(ウェズリー・スナイプス)は、航空会社のテロ対策セキュリティのプロ。

新しい仕事のために、LAへ向かう飛行機に搭乗するが、その同じ飛行機でFBIが凶悪犯を移送していた。

飛行機が離陸すると同時に、乗組員の扮装をしていたテロリストたちが凶悪犯と共に、飛行機をハイジャック。

ジョンは、地上にいる友人で、同じ航空会社のセキュリティ部門のスライ(トム・サイズモア)にテロリストにバレないように電話で連絡するのだが…。


パッセンジャー57

感想(ネタバレあり) まぁ。話はダイ・ハードと一緒だなぁ(笑)


話は、まるで「ダイ・ハード」と同じテイスト。

たまたま事件に居合わせちゃった運の悪い男が、バタバタとテロリストをやっつけていく映画(笑)

調べてみたら、「ダイ・ハード2」と「ダイ・ハード3」の間に制作されたのが、この映画ということで、当時はこんなテイストが流行っていたんだなぁっていうのが良く分かる。

でも、テロリストが特に大義もなかったり、一旦逮捕したテロリストをまた飛行機に戻しちゃったり(笑)

あちこち、めちゃくちゃ詰めが甘いんだけど、どの大らかな感じも、この時代の特徴かなぁって思った。

なぜなら、911のハイジャックテロ事件が起きたのは2001年。

この映画が制作されたのは、911が起きる約10年前。

恐らく、ハイジャックと言ったら、誰しもがこの程度のイメージしか持たなかっただろうなぁと思う。

911以降は、こんな緩いハイジャック映画を作ったら、映画よりも事実の方が衝撃できっと誰も見ない。

パッセンジャー57_2

観るべきところは、空手5段!ウェズリー・スナイプスのアクション


ということで、911の本当のテロの恐ろしさを知ってしまった私は、こんな緩いテロリストは、SWAT入れてさっさと殺してしまいましょう と思う(^^;

しかし!そんな中で、キラリと光るのは、ウェズリー・スナイプス(「クロッシング」)。

えらく久しぶりにウェズリーを観て、「おや、この人のアクションはこんなにキレがあるんだっけな??」と思ったワケで。

テロがどうのとか、ハイジャックがどうのというよりも、ウェズリーのアクションばかりを観ていたのよ。

結局。

それで、気になって、ちょっと調べてみたところ、このウェズリー。

なんと、空手5段の腕前だと。おーほーー

何がすごいって、あの狭い飛行機の中で、あの長い手足を使ってとてもきれいにまわし蹴りをヒットさせてしまう姿にちょっとほれぼれした。


パッセンジャー57_4

ウェズリーがスクリーンから消えたワケ


ところが、残念なことに、このウェズリー・スナイプスは、この映画の頃が絶頂期直前。

この後、1996~2000年ぐらいにかけて絶頂期を迎えるけど、その後急降下する。

2006年頃には脱税容疑がささやかれはじめ、2010年には実刑判決を受け、2010年から2013年の3年間服役する。

というワケで、こんなに美しいアクションができるウェズリーも、最近はその姿を観ることが無かったのもそれが理由だった。

2014年には、「エクスペンダブルズ3」に出演して復帰を果たしている。

かつての栄光を取り戻すことができるのか…。

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トム・サイズモアがスクリーンから消えたワケ


そして、この映画の出演者で逮捕されたのは、ウェズリーだけではない。

彼の友人・スライを演じたトム・サイズモアも、同じく、この後絶頂期を迎え、その後逮捕されてしまう。

トム・サイズモアはこの映画に出演した頃から人気が上がり始め、「プライベート・ライアン」、「パール・ハーバー」、「ブラックホーク・ダウン」などに出演して絶頂期を迎える。

しかし、その後、パートナーへのDV、薬物所持で数回逮捕され、最近では小さい映画の小さい役しかこないしていないようだ。

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ハリウッドで同じ地位をキープし続けることの難しさ


映画そのものの感想から随分離れた話になってしまったけど、10年以上前の作品を観ていると、「あら、この人はどうしたかな?」「最近見ないな…」と思うことがとても多い。

それだけ、ハリウッドで一定の地位を維持していくことは、とても大変なことなんだと思うけど、演技に集中していいてくれれば、こんなことにはならなかったのに…と思うことばかりなので、とても残念。

まぁ、そういう意味でも、この映画のウェズリーと、トム・サイズモアの共演っていうのは、なかなか見ることができない貴重な作品になったよね。

二人とも復活して、昔みたいに活躍してほしいなぁ。



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