キム・レウォン主演の韓国映画「黄泉がえる復讐」を映画館で観た。

亡くなった者がよみがえり、殺した者に復讐するという「犠牲復活者」を描くサスペンス映画。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

韓国の「恨」、「母の息子の強すぎる関係」、「キリスト教の『赦し』」など、韓国独特の思想、宗教、文化が盛り込まれたサスペンス。

復讐のために、この世に帰ってくる「犠牲復活者」という設定が面白いと思った。

この世で最も罪なのは「見て見ぬふりをする無関心」というのが心に残った。



目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「黄泉がえる復讐」予告編 動画

(原題:희생부활자(犠牲復活者))



更新履歴・販売情報


・2018年7月14日 映画館で「黄泉がえる復讐」を鑑賞。

・2018年8月7日 感想を掲載。

・2018年12月5日 DVD発売予定。

・2019年7月6日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。


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キャスト&スタッフ


出演者

…(「監獄の首領」など)





監督・脚本

…(「極秘捜査」など)

2017年製作 韓国映画



映画「黄泉がえる復讐」



あらすじ


弁護士のジンホン(キム・レウォン)は、7年前、強盗に母(キム・ヘスク)を殺害され、その容疑者が逮捕されたのだが、真犯人は別にいると信じて独自に捜査をしていた。

そしてある日、その母が何事もなかったかのように帰ってきた。

その知らせを聞いて母の元へ向かったジンホンだったが、母はジンホンの姿を見るなり襲い掛かってきた。

また「犠牲復活者」の存在について調査している国家情報院の捜査官ヨンテ(ソン・ドンイル)は、ジンホンの母が帰ってきたことを知り、7年前の事件を再捜査するのだが…。



映画「黄泉がえる復讐」キム・レウォン


感想


この映画の感想は、私が「ぴあ映画生活」に投稿したものを紹介します。


黄泉がえる復讐 (2017)

★★★☆ [70点]「恨が呼び起こす犠牲復活者」

すごく面白いというわけではないけど、なかなか興味深い作品だった。

検事のジンホン
キム・レウォン)は、母が7年前に殺害され、犯人だと思われていた男が死亡。

真犯人が別にいると確信したジンホンは独自に捜査をしていた。

そこへ、死んだはずの母親が7年ぶりに帰ってくる…



日本では「死んでも死に切れない」という言葉がある。

それは【そのまま死んでしまったら、この世への未練を断ち切れないほどの無念が残り、その遺恨を晴らすまで死ぬことができない】という意味だ。



この映画は、そんな状態で遺恨を晴らせないまま死んでしまった魂が、その思いを晴らすために「犠牲復活者」としてこの世に戻っきて復讐するというサスペンスだ。

その根底には、韓国らしい「恨」の感情があり、それに加えて「息子を思う母の気持ち」や、その母に対して「貧しいことが恥ずかしい息子の思い」が込められ、さらに、キリスト教的な「赦し」も描かれている。

ここにはそんな韓国の思想、文化、宗教が盛り込まれていて、そこがとても面白かった



その上で、この世で最も罪なのは「目の前で起きている現実から目をそらすこと」であり、「無関心」こそが最も許されない罪であるというのが強く心に残った

これが本当に起こりそうだなと思える作りにしているのも良かった。


Posted by pharmacy_toe on 2018/08/07 with ぴあ映画生活


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