黒木華主演の映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」を観た。

婚活サイトでの出会いをきっかけに結婚した七海が、様々な出会いを通して、人生が変わっていく様を描く。

満足度 評価】:★★★★☆(4.5)

人生は毎日が驚きの連続。

良い日も悪い日もあるけど、全部ひっくるめて美しく、愛おしい。そう思える映画だった。

「リップヴァンウィンクルの花嫁」予告編 動画





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あらすじ


派遣の臨時講師をしている七海(黒木華)は、お見合いサイトで知り合った鉄也(地曳豪)と結婚することになった。

しかし、親戚付き合いをしていない七海は、相手の家と比べて極端に親戚が少ないことに悩んでいた。

そんな時、SNSでフォロワーから親戚代行の業者の安室(綾野剛)を紹介される。

七海は、親戚代行以外にも、様々な事業を手掛けている安室を信用し、困ったことがあると安室を頼るようになるのだが…。

リップヴァンウィンクルの花嫁

感想(ネタバレあり)


「不思議の国」リップヴァンウィンクルに迷いこんだ七海


面白かったなぁ。

まるで「不思議の国のアリス」のように迷いこんだ七海

入口は木の穴ではなく、SNS。

案内人のウサギは、怪し気な何でも屋の安室。

その不思議の国には、怖い人も面白い人もいて、友達もできた。

安室に導かれるまま不思議の国を彷徨い、現実社会に戻ったら、世界が今までと違って光り輝いて見えた。

確かに、SNSをきっかけに怖い思いをすることもあるけど、七海みたいに冒険に出ることも必要なんだなぁ。

リップヴァンウィンクルの花嫁2

リップヴァンウィンクルは、リアルとヴァーチャルの間にある


そもそも、日頃から私たちはSNSの世界と、日常の世界を分けて考えている。

リアルの生活が充実していればリア充だし、オフラインで知り合った友達はリア友という。

でも、だからといって、ツイッターや、facebookや、LINEの世界をヴァーチャルワールドとは言わない。

これがとても微妙なところで、ネットの世界はリアルとバーチャルの間にある世界なんだなぁ。

この映画で、七海が迷いこんだのが、そのリアルとバーチャルの間。

どれが本当で、どれが嘘なのかが分からない世界

そこで、安室と出会い、彼の道案内に従っていたら、そこにはいろんな出会いが待っていた。

リップヴァンウィンクルの花嫁4


案内人は、何でも屋の安室


不思議の国の安室の道案内で、七海に驚きをもたらしたのは、様々な人との出会い

これが、この映画で、最も大事で大切なところ。

飛び込みで受け入れてくれた、蒲田のホテル。

真白と知り合うきっかけになった、偽装家族の人たち。

真白の仕事仲間の人たち。

真白のお母さん。

そして、安室という人。

それまで、七海が知り合うことが無かった人たち。

彼らと出会い、今まで受動的に生きてきた七海の人生が変わっていく

真白を亡くした時の七海の叫びは、この映画で、最も印象的なシーンだった。

それまで、何が起きても「嫌です」や、「できません」が言えなかった七海が、体中で「嫌だーーー」と叫んだ瞬間。

それは、明らかに、七海は真白と知り合って、彼女の中の何かが変わったことが分かるシーンだった。

とても悲しい瞬間だったけど、常に受動的だった七海が成長した瞬間であり、それが「不思議の国」とお別れする時となった。

リップヴァンウィンクルの花嫁5

出演者は、黒木華、綾野剛、監督は岩井俊二


主人公の七海を演じたのは、黒木華

この映画に関して言えば、黒木華は完璧だった。

純粋で、人を疑うことを知らず、意志が薄弱で、受動的なゆとり女子。

そもそも、監督の岩井俊二が黒木華を前提に脚本を書いたのか、それとも、この全てが黒木華の演技だったのか分からないけど、七海=黒木華は寸分の狂いもなく、仕上がっていた。

以前から、ちょいちょいこの黒木華の演技を観ていて、とても気になる女優さんだったので、この七海を演じる彼女を観られて良かった。

今後の演技も、注目していきたい。

他の出演作に、「繕い裁つ人」「母と暮らせば」「小さいおうち」など


リップヴァンウィンクルの花嫁3


七海を「不思議の国」に案内する安室を演じたのは、綾野剛

怪し気だったなぁ。非常に怪し気だった。

100%良い人なのか、それとも、100%悪い奴なのかが最後まで分からなかった安室。

そのつかみどころのない揺らぎ感が良かったなぁ。

フットワークがすごく軽い感じも良かった。

他の出演作には、「パンク侍、斬られて候」など


リップヴァンウィンクルの花嫁7


監督は岩井俊二

久しぶりだったなぁ。岩井作品。

岩井監督作品は、空気が澄んでいていて、キレイな感じがとても良い。

なんだろう。

その向こうに、すごく暑い夏が描かれているとしても、空気はひんやりとした清涼感がある。

その清涼感が良いんだなぁ。

他の作品には、「花とアリス」、「四月物語」など

リップヴァンウィンクルの花嫁6

SNSのポジティブな面を描いてくれてありがとう


世間の常識的には、「SNSで知り合いました」っていうと、眉間に皺を寄せて、「大丈夫なのそれ??」ってよく言われる。

でも、そんなことがテレビや、アナログ派のリア友に言われるたびに、「SNSは悪いことばかりじゃない」といつも思っていた。

私にも、SNSで知り合った友達がいて、みんなhappyな友達ばかり。

この映画で描かれてているのは、そのSNSを通じて知り合ったhappyな出会い

そのSNSのポジティブな面を描いてくれていたのがすごく良かった

さらに、SNSでの出会いをきっかけに、新たな冒険が始まった七海を観て、「私も、もっとSNSの知り合いを大切にしよう」と思った。

そして、私も新しい冒険がしたくなった

そのためには、七海のように純粋でオープンなハートを持たないといけないよね。



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