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ジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマン主演の映画「ニューオーリンズ・トライアル」をWOWOWで観た。

銃乱射事件の被害者が銃器メーカーを起訴した裁判で、銃器メーカー側の大手陪審コンサルタント会社があらゆる手段を使って、自分たちに有利な判決を手に入れようとする様を描いている。

面白かったなぁ~。この映画。

法廷ドラマはよくあっても、「陪審コンサルタント」って日本じゃ聞き慣れない怪しげな人たちにフォーカスを当てている作品は珍しく、それがすごく面白かったのよね。

「ニューオーリンズ・トライアル」予告編 動画

(原題:Runaway Jury)




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あらすじ

ニューオーリンズにある証券会社で、クビになった元社員による銃乱射事件が起きてしまう。

11人の写真が死亡する大事件となったが、犯人はその場で自殺してしまう。

事件から2年後、遺族の中から1人の未亡人が、犯人に銃を売った銃器メーカーを相手取り訴訟を起こす。

人権派の弁護士ローア(ダスティン・ホフマン)が原告の弁護士となり、銃器メーカー側の陪審コンサルタントとして、NYからフィッチ(ジーン・ハックマン)がニューオーリンズにやってきていた。

ゲーム店の店長、ニック・イースター(ジョン・キューザック)は、その事件の陪審員として法廷に呼ばれる。

しかし、彼はどうしたら陪審員の審査からはずれるかという話を友人たちとしており・・・

ニューオーリンズ・トライアル

感想(ネタバレあり) 日本では見慣れない「陪審コンサルタント」というお仕事

日本が陪審員制度を取り入れてからしばらく経つけど、私はまだ一度も呼ばれたことが無く、もちろん、裁判を見学に行ったこともないし、日頃からあまり関心も無いので、日本の陪審員がどんな風に何人選ばれているのか、正直よく知らない (^^;

アメリカでは、原告側、被告側、両弁護士が何人かいる陪審員の中から、好きな陪審員と嫌いな陪審員を選ぶことができる

だから、弁護士は各陪審員候補の職業や収入、家族構成やどんな思想の持主かを調べ、それがどのように裁判に影響するかを熟慮する必要がある

しかし、忙しい弁護士は、なかなかそこまで手が回らないので、弁護士の代わりに候補者一人一人の身の上調査を専門とする仕事「陪審コンサルタント」なる職業が成立する

今回は、この「陪審コンサルタント」にフォーカスをあてた作品となっており、なかなか見慣れない彼らの仕事ぶりを見るだけでも、十分面白い映画だった

ニューオーリンズ・トライアル4


「陪審コンサルタント」のやり方を知っている男が陪審員になるまで

「陪審コンサルタント」のあくどさに精通しているのが、今回のカギを握る男、ニック(ジョン・キューザック)なんだよね

映画をよくよく見ていると、ニックは陪審員候補に選ばれた瞬間から、いかにも「思想も何もない普通の男です」を演じているのがよく分かる

どこで、盗撮されているかも、盗聴されているかも分からないから、友人たちとランチに行けば、「陪審員にえらばれちゃってさぁ~、やりたくないんだよねぇ~」なんて言ってみたり。

陪審員の審査会では、「ゲーム大会に出たいから、早く帰りたい」なんて言って裁判長を怒らせ、”罰として” 陪審員に選ばれるように誘導する

これらの「普通の人と疑われずに陪審員になる」一連の流れが本当にお見事で、一旦、陪審員になってしまえば、手のひらを返したように他の陪審員たちと積極的にコミュニケーションを取り始める

他の陪審員たちの、悪い癖や、思想を把握した上で、敵と味方をふるいにかけるニックのやり方が、本当に見事で面白かった

特に、最終審議の時に、ニックが銃社会容認派の一人を追い詰めて、形成を逆転させたシーンは、鳥肌が立つほど感動したシーンだった

ニューオーリンズ・トライアル2

ベテランぞろいの豪華な俳優陣

積年の恨みを晴らすべく、この日を待っていたニックを演じたのは、「2012」、「コン・エアー」のジョン・キューザック

元々好きな俳優さんだったけど、今回の演技もすごく自然で良かったなぁ~。

レイチェル・ワイズ演じる恋人を幸せそうに眺める視線が好きだったな。

そして、「陪審コンサルタント」の大ボスを演じたのは、大ベテランのジーン・ハックマン

本当に、こういう悪役が凄く似合うよねぇ~

彼は、代表作がたくさんあり過ぎて、何を紹介したらいいのか分からないけど、ここ10年ぐらい俳優の仕事をしていないようなので、お元気なのか、ちょっと心配・・・。

彼と敵対する原告側弁護士を演じたのは、ダスティン・ホフマン(「ボーイソプラノ ただひとつの歌声」、「ネバーランド」など)

こちらは、ジーン・ハックマンとは対照的に、まだまだ熱心に仕事に取り組み続ける大ベテラン

とても優しい人権派弁護士を演じていて、これまた、彼にピッタリの役だったなぁ

ニューオーリンズ・トライアル3


まぁ、正直言って、アメリカから銃がなくなることなんて、永遠にあり得ないことだと私は思っているけど、この映画で描かれているように、銃社会を無くしたいと思っている人がいて、少しでも前進のきっかけになればと思う人がいると思うと、心が温かくなる


銃による事故や事件での被害者が一人でも少なくなる世の中になることを心から願います



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