ウディ・ハレルソン、ジェームズ・マースデン主演の映画「記者たち~衝撃と畏怖の真実」を映画館で観た。
ブッシュ政権当時、イラクに侵攻し戦争を始めたことについて疑問を抱き、真実を伝えるために奔走した二人の新聞記者の実話を映画化。

【満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)
もしも政府が嘘をついていて、報道側もその嘘を信じていたら、私たちは何を信じればいいのか。
これは「バイス」とセットで観るべき作品。
ブッシュ政権当時の酷さを再確認し、報道側も混乱していたことが分かる作品。
目次
『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』予告編 動画
(原題: Shock and Awe)更新履歴・公開、販売情報
・2019年4月1日 映画館にて鑑賞。
・2019年4月30日 感想を掲載。
詳しい作品情報につきましては、下記公式サイトをご参照ください。
↓
映画「記者たち~衝撃と畏怖の真実~」公式サイトキャスト&スタッフ
出演者
〇ウディ・ハレルソン…(「LBJ ケネディの意志を継いだ男」、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」、「スリー・ビルボード」、「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」、「スウィート17モンスター」、「ファーナス 訣別の朝」など)
〇ジェームズ・マースデン
…(「きみに読む物語」、「明日の家族のつくり方」など)
〇ジェシカ・ビール
〇ミラ・ジョヴォヴィッチ
…(「バイオハザード:ザ・ファイナル」、「サバイバー」、「パーフェクト・ゲッタウェイ」など)
〇ロブ・ライナー
…(<監督作>「LBJ ケネディの意志を継いだ男」、「最高の人生のつくり方」など)
監督
〇ロブ・ライナー…(<監督作>「LBJ ケネディの意志を継いだ男」、「最高の人生のつくり方」など)
2017年製作 アメリカ映画
あらすじ
2002年。ブッシュ政権は、イラクが大量破壊兵器を保持していることを理由にイラクへの侵攻を宣言。
それは、やがてイラク戦争へと発展するのだが、小さな新聞社 ナイト・リッダー社の記者 ジョナサン・ランデー(ウディ・ハレルソン)とウォーレン・ストロベル(ジェームズ・マースデン)は、大手新聞各社がその戦争に賛同する中、イラクの大量破壊兵器保持に対して疑問を持ち始める。
そして、アメリカ国防総省の関係者たちに取材をしていくと、そこから他の新聞社が気付いていない真実にたどり着き…。

感想(ネタばれあり)
この映画の感想につきましては、私が「ぴあ映画生活」に掲載したものをご紹介します。
記者たち~衝撃と畏怖の真実~ (2017)
[70点]「私たちは何を信じるべきなのか」
もしも、政府が嘘をついていて、報道側もその政府の嘘を鵜呑みにしていたら、私たちは、何を信じればいいのか。
それは、911のテロとの戦い後にアメリカで実際に起きた話で、この映画では、その時、唯一真実を報道した小さな新聞社を舞台に描かれている。
「その時、政府では何が起きていて、なぜ、米軍がイラク侵攻をすることになったのか」については、映画「バイス」で描かれているので、この映画は「バイス」とセットで観るべき作品だった。
「バイス」を先に観てしまった側からすると、これは「バイス」程の衝撃はないものの、当時のブッシュ政権の酷さを再認識したし、マスコミ側も混乱していたんだなということがよくわかる。
きっと、新聞社もチェイニーや、ラムズフェルドが、そこまで酷いことをするとは思っていなかったんだろう。
ここで気をつけなくてはいけないのは、政府がすることに対して、政府側の人間だけでなく、必ず、政府と利害関係のない人々の意見も聞くべきということ。
この映画の記者たちが真相を知ることができたのは、小さな新聞社ゆえに、政府の大物にインタビューできず、政府から離れた立場の人々にインタビューせざるを得なかったからだ。
それが、結果として、真実に繋がった
そこからして、どんな時も、冷静な立場からの意見がなければいけないなと思った

もしも、政府が嘘をついていて、報道側もその政府の嘘を鵜呑みにしていたら、私たちは、何を信じればいいのか。
それは、911のテロとの戦い後にアメリカで実際に起きた話で、この映画では、その時、唯一真実を報道した小さな新聞社を舞台に描かれている。
「その時、政府では何が起きていて、なぜ、米軍がイラク侵攻をすることになったのか」については、映画「バイス」で描かれているので、この映画は「バイス」とセットで観るべき作品だった。
「バイス」を先に観てしまった側からすると、これは「バイス」程の衝撃はないものの、当時のブッシュ政権の酷さを再認識したし、マスコミ側も混乱していたんだなということがよくわかる。
きっと、新聞社もチェイニーや、ラムズフェルドが、そこまで酷いことをするとは思っていなかったんだろう。
ここで気をつけなくてはいけないのは、政府がすることに対して、政府側の人間だけでなく、必ず、政府と利害関係のない人々の意見も聞くべきということ。
この映画の記者たちが真相を知ることができたのは、小さな新聞社ゆえに、政府の大物にインタビューできず、政府から離れた立場の人々にインタビューせざるを得なかったからだ。
それが、結果として、真実に繋がった
そこからして、どんな時も、冷静な立場からの意見がなければいけないなと思った
Posted by pharmacy_toe on 2019/04/12 with ぴあ映画生活
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『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』もしも政府が嘘をついていて、報道側もその嘘を信じていたら、私たちは何を信じればいいのか。これは「バイス」とセットで観るべき作品。ブッシュ政権当時の酷さを再確認し、報道側も混乱していたことが分かる作品 https://t.co/LAvDIOhPhx2019/04/30 17:14:53
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