レオナルド・ディカプリオ主演の映画「シャッター アイランド」を観た。

1950年代のボストン沖にある小さな島にある精神病院を舞台にしたサスペンス映画。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

すごく面白かったというわけではないんだけど、非常に切なく悲しい映画で、その映画の良さが後からジワジワとくる作品だった。

「シャッター アイランド」予告編 動画(日本語字幕なし)

(原題:Shutter Island)



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キャスト&スタッフ


出演者

レオナルド・ディカプリオ
…(「レヴェナント:蘇りし者」、「インセプション」、「ワールド・オブ・ライズ」、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」、「華麗なるギャッツビー」、「ジャンゴ 繋がれざる者」など)

マーク・ラファロ
…(「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「スポットライト 世紀のスクープ」、「コラテラル」、「フォックスキャッチャー」、「はじまりのうた」、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」など)

ベン・キングスレー
…(「バグダッド・スキャンダル」、「ジャングル・ブック」、「ナイトミュージアム/エジプト王の秘密」、「エンダーのゲーム」、「ボビー・フィッシャーを探して」など)

ミシェル・ウィリアムズ
…(「マンチェスター・バイ・ザ・シー」、「フランス組曲」、「ブロークバック・マウンテン」、「マリリン 7日間の恋」、「OZ はじまりの戦い」など)

マックス・フォン・シドー
…(「マイノリティ・リポート」など)

エミリー・モーティマー
…(「メリー・ポピンズ リターンズ」、「ベロニカとの記憶」など)

監督

マーティン・スコセッシ
…(「沈黙-サイレンス-」、「ディパーテッド」、「グッド・フェローズ」、<製作総指揮>「ビニー/信じる男」など)

2009年製作 アメリカ映画


シャッターアイランド



あらすじ


1950年代、ボストン沖にある小さな島。

そこにある精神病院で1人の女性患者が行方不明者になったとう通報を受け、FBI捜査官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)とチャック・オール(マーク・ラファロ)が現地へ向かう。

しかし、病院側が非協力的なため操作が難航し、やがてテディの周りで奇妙なことばかりが起き始める…。


シャッターアイランド4



感想(ネタバレあり)


闇に支配されてしまった人々


人は誰もが「明るい面」と「暗い面」の二面性を持って生まてくる。

しかし、人生を生きていく上で、「どうしても耐えられないこと」を経験すると、全てを「暗い面」に支配されてしまう時がある。

その後、時間が「暗闇」を取り除いてくれる場合もあるが、そこからなかなか抜け出せず、その深い沼へと沈み込んでしまう人もいる。

この映画の舞台は1950年代の精神病院である。

当時は、脳の一部を切除するという外科的手術(ロボトミー)によって、その「暗闇」から抜け出せると信じられていた。

いや、それは「人体実験である」と反論する医者もいて、現在では治療には用いられていない手法である。

FBI捜査官のテディは、そんなロボトミー手術が行われている精神科病棟で行方不明者探しを開始する。

「闇」を抱えた人たちへの聞き込み捜査は難航し、次第に身の回りに奇妙なことが起き始める。


シャッターアイランド2



ジワジワと心を支配していく闇をサスペンスタッチで描く


観客はそんなテディを観ているうちに、彼の様子がおかしいことに気付く。

ネズミの大群、洞穴で暮らす謎の女医、亡くなった妻が語りかける幻覚、第二次大戦で経験したアウシュビッツの惨状。

そして、彼自身が精神疾患なのでは…と感じるようになる。

私が思うに、これは「彼は実は精神病でした~」と言って観客を驚かせるタイプの映画はないと思った。

そこで、驚く人もいるかもしれないが、それが目的ではない。

精神疾患の患者が持つ闇、日常生活の異常性をサスペンスタッチで描いたものである。

伝えたいのは、彼の抱える闇の深さである。

常に彼を覆っている闇がどうにもならず切なく悲しい。

明るい気分になれる希望の光が刺してこない。

さらに、当時の人々はそんな闇に苦しむ患者に対し、ロボトミーという横暴な手術を施していたんだから恐ろしい。

テディは、ロボトミーを受けた患者のことを「ゾンビ」と呼んでいたが、思考能力をなくし、無気力な姿は、まさに「ゾンビ」という言葉がふさわしい。


シャッターアイランド3



戦争・仕事・妻・子供…次々と起こる不幸が人々を闇に落とす


物語の最後には、テディがダークサイドに落ちてしまった原因が明らかになる。

第二次大戦でアウシュビッツの悲惨な現場を目撃し、帰国後はFBI捜査官として忙しい日々を送り、妻は育児疲れでうつ病になってしまう。

そして、ついに美しい妻は可愛い子供たちを殺してしまう。

さらに、テディは精神を病み変わり果ててしまった妻を殺してしまう。

そこから、テディは現実を忘れ、幻想の中で生きるようになる。

テディにとって「どうにも耐えられない出来事」がいくつも続き、ついに闇に落ちてしまった。

これは、驚きというよりも、むしろ納得の結果だった。

現在だったら、統合失調症だと診断される病気だろうか。

テディの幻想はいつまでも続き、正気に戻ることがほとんどない。

そして、最後には自ら「ゾンビ」になる覚悟をする。

妻と子供たちを失い、この世には何の未練もない…。

そんな風に感じる彼の選択が非常に切ない。


シャッターアイランド5



「闇」のスイッチはある日突然やってくる


たとえ、現在、特に深い悩みもなく、それなにりバランスのとれた生活をしていたとしても、「闇」のスイッチはある日突然やって来る。

仕事での許容範囲を超える辛い出来事。

忙しすぎる日々、育児の辛さ、夫婦関係の悪化…など。

誰の身にも起こる可能性がある。

これは怖いなぁと思った。

サスペンスタッチで描かれているから余計かもしれないけど、かなり怖い。

そんな人たちのことをテディは、「モンスター」と呼んでいたけど、彼らはモンスターではない。

「闇」の底から抜け出せずにもがき苦しんでいるだけだ。

ロボトミーが廃止されたのは良かったことだけど、重い心の病にかかった人に、いつか必ず明るい日が帰って来ると思いたい…。

そうじゃなければ、テディのような人たちの人生が悲しすぎる。



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