マット・デイモン主演の映画「アジャストメント」を観た。
運命は生まれた頃からたどるルートが決まっていて、そこから少しでも外れると、調整(アジャストメント)が入るようにできているという話。
特にこれといって、見どころも、面白さも無い映画だった・・・。残念。
それは、私が運命の恋なんて信じていないからなのか(笑)
どうも、最近、ハリウッドの大作映画と相性が悪いなぁ。
◆「アジャストメント」DVD
◆原作本「アジャストメント 」フィリップ・K・ディック
出会ってすぐに恋に落ちた下院議員のデヴィッド(マット・デイモン)と、ダンサーのエリース(エミリー・ブラント)だったが、「人の運命が定められた道からそれた場合に、調整をする」運命調整局によって、引き離されてしまう。
彼らによれば、デヴィッドとエリースは出会ってはいけない運命だという。
それから3年、偶然にエリースと再会したデヴィッドは、運命調整局の反対を押し切って、エリースと会おうとするのだが・・・。

んーーー。まず、根本的なところで、デヴィッドが、あんなにエリースにこだわる意味が良く分からなかった。
もちろん、一目ぼれってこともあると思うし、ほんの少しの出会いがとても印象的で忘れられない人もいると思うけど、「どうしても離れられない運命的な恋」には見えなかったんだよねぇ~。
マット・デイモンは恋愛ものが苦手かなぁ~とまで思ってしまった。
だって、あんなに説得力のないマット・デイモンって、初めてな気がして。
この映画の中で一番輝いていたのは、映画の冒頭で壇上に上がって、上院に立候補した時の演説をしているマット・デイモンだったんだよねぇ。
冒頭に、輝くマット・デイモンがいたから、この映画、面白いかも・・・って期待したのに・・・。
この映画で、その「運命の恋」がそれなりに見えなければ、作品自体を全否定することになってしまうんだよねぇ(^^;

ここで描かれているのは、人間の運命を調整するという『運命調整局』
人が、決められた運命から踏み外してしまったら、調整する役割を果たす。
これがさぁ、また、なんとも説得力に欠ける・・・。
人生は、それぞれ決められたルートを歩いていて、道を踏み外しそうになったら調整するっていう、その調整って考え方が嫌だった。
人の歩む道は、ある程度は決まっているけど、その人の努力次第によって、どんどん違う道が開けてくるって考え方だったらしっくりきたのに。

デヴィッドとエリースの場合も、このままだったら、二人とも不幸になってしまうけど、二人ともこういう努力をしたら幸せな人生を送ることができるよ。
だから、そうなれるように補佐してあげるよ。
だったら分かる。
どうせ二人は幸せになれないから、最初から引き離しておけっていうのは、あまりにも乱暴すぎる。
そんな、夢も希望もない運命調整局は嫌だなぁ~。

デヴィッドを演じるのは、マット・デイモン。
本当に、壇上に立って演説しているマット・デイモンは輝いていたから、今度は、汚職議員の役とかやったら良いと思うな。
エリースを演じるのは、エミリー・ブラント「ボーダーライン」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「イントゥ・ザ・ウッズ」
売れっ子だよねぇ~。
今回は、エミリー・ブラントのダンスのシーンが見せ場だったと思う!!
あのシーンは、本当にきれいだった。
そして、監督は「オーシャンズ12」「ボーン・アルティメイタム」で脚本を担当したジョージ・ノルフィ。
今回は、監督デビュー作。
んーー。次、がんばろうか・・・。

どうせ、運命を調整するのであれば、積極的に良い方へ調整するようにして欲しかったんだよね。
幸せそうな二人を引き裂いてまで、将来的にはこの方が良いと言われても、説得力に欠ける。
その上、当の本人たちは、とても熱烈な恋人たちには見えず、これが「運命の恋か?」と疑ってしまう始末(笑)
原作は、有名な作家さんの小説らしいけど、魅力的に描かれていなければ、それも意味がない。
あぁ、いろいろ残念な映画だった。
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運命は生まれた頃からたどるルートが決まっていて、そこから少しでも外れると、調整(アジャストメント)が入るようにできているという話。
特にこれといって、見どころも、面白さも無い映画だった・・・。残念。
それは、私が運命の恋なんて信じていないからなのか(笑)
どうも、最近、ハリウッドの大作映画と相性が悪いなぁ。
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あらすじ
出会ってすぐに恋に落ちた下院議員のデヴィッド(マット・デイモン)と、ダンサーのエリース(エミリー・ブラント)だったが、「人の運命が定められた道からそれた場合に、調整をする」運命調整局によって、引き離されてしまう。
彼らによれば、デヴィッドとエリースは出会ってはいけない運命だという。
それから3年、偶然にエリースと再会したデヴィッドは、運命調整局の反対を押し切って、エリースと会おうとするのだが・・・。

感想(ネタバレあり) 二人の間に恋の炎が見えないけど・・・
んーーー。まず、根本的なところで、デヴィッドが、あんなにエリースにこだわる意味が良く分からなかった。
もちろん、一目ぼれってこともあると思うし、ほんの少しの出会いがとても印象的で忘れられない人もいると思うけど、「どうしても離れられない運命的な恋」には見えなかったんだよねぇ~。
マット・デイモンは恋愛ものが苦手かなぁ~とまで思ってしまった。
だって、あんなに説得力のないマット・デイモンって、初めてな気がして。
この映画の中で一番輝いていたのは、映画の冒頭で壇上に上がって、上院に立候補した時の演説をしているマット・デイモンだったんだよねぇ。
冒頭に、輝くマット・デイモンがいたから、この映画、面白いかも・・・って期待したのに・・・。
この映画で、その「運命の恋」がそれなりに見えなければ、作品自体を全否定することになってしまうんだよねぇ(^^;

運命を「調整」するって考え方嫌だった・・・
ここで描かれているのは、人間の運命を調整するという『運命調整局』
人が、決められた運命から踏み外してしまったら、調整する役割を果たす。
これがさぁ、また、なんとも説得力に欠ける・・・。
人生は、それぞれ決められたルートを歩いていて、道を踏み外しそうになったら調整するっていう、その調整って考え方が嫌だった。
人の歩む道は、ある程度は決まっているけど、その人の努力次第によって、どんどん違う道が開けてくるって考え方だったらしっくりきたのに。

デヴィッドとエリースの場合も、このままだったら、二人とも不幸になってしまうけど、二人ともこういう努力をしたら幸せな人生を送ることができるよ。
だから、そうなれるように補佐してあげるよ。
だったら分かる。
どうせ二人は幸せになれないから、最初から引き離しておけっていうのは、あまりにも乱暴すぎる。
そんな、夢も希望もない運命調整局は嫌だなぁ~。

マット・デイモン X エイミー・ブラント X ジョージ・ノルフィ監督
デヴィッドを演じるのは、マット・デイモン。
本当に、壇上に立って演説しているマット・デイモンは輝いていたから、今度は、汚職議員の役とかやったら良いと思うな。
エリースを演じるのは、エミリー・ブラント「ボーダーライン」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「イントゥ・ザ・ウッズ」
売れっ子だよねぇ~。
今回は、エミリー・ブラントのダンスのシーンが見せ場だったと思う!!
あのシーンは、本当にきれいだった。
そして、監督は「オーシャンズ12」「ボーン・アルティメイタム」で脚本を担当したジョージ・ノルフィ。
今回は、監督デビュー作。
んーー。次、がんばろうか・・・。

どうせ、運命を調整するのであれば、積極的に良い方へ調整するようにして欲しかったんだよね。
幸せそうな二人を引き裂いてまで、将来的にはこの方が良いと言われても、説得力に欠ける。
その上、当の本人たちは、とても熱烈な恋人たちには見えず、これが「運命の恋か?」と疑ってしまう始末(笑)
原作は、有名な作家さんの小説らしいけど、魅力的に描かれていなければ、それも意味がない。
あぁ、いろいろ残念な映画だった。
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