海外ドラマ「ザ・クラウン」<シーズン1>エピソード4『神の御業』をNetflixで観た。

エリザベスが女王として公務を始めてから日の浅い1952年12月5日。

「ロンドン・スモッグ」と呼ばれる大気汚染を含んだ霧が発生し、1万人以上の人々が亡くなるという史上最悪規模の公害事件が起きる。

日本でいえば四日市ぜんそくに似ているという。

「ロンドン・スモッグ」について詳しくは → Wikipedia ロンドンスモッグ


「ザ・クラウン」<シーズン1>予告編 動画

(原題:The Crown)





現在、「ザ・クラウン」はNetflixにて配信、「シーズン1」はDVD販売中。


「ザ・クラウン」シーズン1 DVD コンプリート BOX(初回生産限定)

ザ・クラウン シーズン1 DVD コンプリート BOX(初回生産限定)

新品価格
¥7,287から
(2018/7/19 22:19時点)





***********

〇 「ザ・クラウン」<シーズン1>エピソード3 観ました!!

感想はこちらから →海外ドラマ「ザ・クラウン」<シーズン1>エピソード3『ウィンザー家』王位よりも恋を選んだ叔父と、王位のために自由を奪われる姪。クレア・フォイ主演【感想】

***********

キャスト&スタッフ


出演者







原作・製作

〇ピーター・モーガン



ザ・クラウン



感想(ネタバレあり)


工業化が進む中で起きた「ロンドンスモッグ」


ロンドンといえば霧のロンドンというぐらい、霧が深いことが有名だけれど、そのロンドンの霧に悲しい歴史があったことを、このエピソードを観て初めて知った。



1952年12月4日気象庁は、ロンドンに前方が見えないぐらいの深い霧がかかることを予報する。

翌日の5日。予報通り、ロンドンは深い霧に包まれる。



霧が深いだけなら問題はない

むしろ、外国からロンドンへやってきた観光客なら「なんて美しい光景だ」と思うかもしれない。



しかし、1952年当時は工業化が進み、工場が乱立するが「排ガス規制」など全く考慮されていない時代

火力発電所から排出される有毒ガスが問題視され始めていた

しかし、工業化を優先したチャーチルは石炭を燃やし続けていた



ということは、ロンドンの大気に有毒ガスが蔓延する中、「霧」がその上空に蓋をしてしまったのだ。



それは、例えば車の中で練炭を焚いて練炭自殺をするのと同じ現象が、ロンドンの町全体で起きていたことになる。

12月という時期からすれば、窓を開けるような人はあまりいなかっただろうけど、たまたま窓ガラスが割れていて隙間風が入ってきた人たちは、その有毒ガスを吸ってしまい、命を落とす人々が出始める。

さらに、外を歩いていて前が見えず、車に轢かれて亡くなるという事故も起きる。



その結果、「ロンドンスモッグ」により亡くなった人は1万人を超えると言われている。



ザ・クラウン1-4-1



チャーチルの目を覚まさせた若い秘書の死


その時、チャーチルの頭にあったのは、エリザベスの夫・フィリップが飛行機操縦の訓練を始めたということであり、なんとかしてフィリップの飛行機操縦を辞めさせなければという思いだった。



そんなチャーチルを見た周りの人々は彼の問題処理能力を疑うようになる。

何の対策も立てようとしないチャーチルに人々は呆れ、エリザベスは彼に辞任を促そうとしていた。



ところが、霧が立ち始めてから3日後の12月8日。

彼の秘書として働き始めたばかりの女性が、濃霧で見えなかったバスに轢かれて死んでしまうという痛ましい事故が起きる。

その事故をきっかけに、チャーチルは病院に大勢人が押し寄せ、苦しんでいることを知り、記者を病院に集め国民に「霧対策」をすることを約束する。



その会見があったことことから、エリザベスはチャーチルに辞任を促すのを思いとどめ、その代わりフィリップの飛行練習を認めるように説得する。

亡くなった秘書がチャーチルの目を覚まさせるという、皮肉な展開になった。



この12月5日から9日まで続いた「ロンドンスモッグ」以来、イギリスは環境問題、大気汚染対策に取り組むようになる

それにしても、わずか5日間で1万人以上も亡くなる大気汚染の恐ろしさを感じるエピソードだった。




Twitterでも映画や海外ドラマの情報を発信しています~





↓ 人気ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします

映画 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村





「ザ・クラウン」シーズン1 DVD コンプリート BOX(初回生産限定)

ザ・クラウン シーズン1 DVD コンプリート BOX(初回生産限定)

新品価格
¥7,287から
(2018/7/19 22:19時点)