海外ドラマ「ザ・クラウン」<シーズン1>エピソード5『板挟み』をNetflixで観た。

このエピソードでは、女王が王冠を授けられた「載冠式」が行われる。

しかし、そこに至るまでの間に、「元国王」のウィンザー公や、「女王の夫」フィリップの様々な思いが交錯する。

彼らは「女王にひれ伏さなければならない」人たちなのだ。

「ザ・クラウン」<シーズン1>予告編 動画

(原題:The Crown)





現在、「ザ・クラウン」はNetflixにて配信、「シーズン1」はDVD販売中。


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〇 「ザ・クラウン」<シーズン1>エピソード4 観ました!!

感想はこちらから →海外ドラマ「ザ・クラウン」<シーズン1>エピソード4『神の御業』ロンドンを死の町にしたロンドンスモッグとは。クレア・フォイ主演【感想】

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キャスト&スタッフ


出演者







原作・製作

〇ピーター・モーガン



ザ・クラウン



感想(ネタバレあり)


載冠式に出席できない 元国王の屈辱


エリザベスが女王になった頃、ウーマンリブという運動はあったものの、男女同権というにはほど遠い時代だった。

その中で、女王として君臨したエリザベスには目に見えない苦労がいろいろあっただろうと思う。



そして、エリザベスとは逆の意味で、彼女の周りの男性たちは、何もかもエリザベスが優先されたことで「プライドを傷つけられる」という苦労をする。



ジョージ6世が亡くなり、エリザベスが女王となり、もうすぐ載冠式が行われるという頃になってメアリー太王太后(エリザベスの祖母)が余命僅かという状態に。

その太后を見舞ってイギリスに帰国したのは、エリザベスの叔父 ウィンザー公だった。

その際、ウィンザー公が王室から言われたのは「ウォリスと共に夫婦として載冠式に出席することは許さない」という心無い言葉だった。



「ウォリスは王室の人間ではないから」というのが、その理由だった。

ウィンザー公が「ウォリスを正式な妻に」と要請した時はメアリー太王太后がそれを認めず、その結果、載冠式に呼んでもらえず、それなのに、ウィンザー公は病身のメアリー太王太后のために付き添っているという皮肉。



現代の王室を見ると、チャールズ皇太子の再婚相手は離婚歴がある人だし、最近王室に入ったメーガン妃も離婚歴がある女性である。

それを思うと、ウィンザー公に対する対応はあまりも冷たすぎると思ってしまうが、この頃は女性に対する地位も低かったため「複数回離婚歴がある女性」を冷遇するという結果になっただろうと思う。



とはいえ、ウィンザー公はわずかな期間でも国王だった人。

それなのに載冠式も拒絶されるなんて、時代の流れを感じさせるできごとだった。



ザ・クラウン1-5-1



「開かれた王室」をアピールしたフィリップの功績


エリザベスが女王になり、夫のフィリップもまたプライドを傷つけられることになった。



何をするにも「妻の付き添い」のような扱いになる。

そこで、エリザベスはフィリップの立場を回復させるために載冠式委員長にフィリップを推す

結果、委員長になったフィリップは、載冠式に革新的なアイディアを出す。



それは「載冠式をテレビ中継する」ことと「労働組合の代表と実業家を招待する」というものだった。

かつて、ギリシャの王族だったフィリップの家族は、国民から反発を買い、国を追われ、亡命しながら生きながらえてきた。

その時の経験からして、贅沢で国民との感覚がずれた載冠式は国民の反発を買うだけ

特に、その頃は配給で生活している人もいただけに、「開かれた王室」をアピールした方がいいと考えた。



その案に対し、チャーチルは反対したけれど、結果、載冠式はテレビ中継され、多くの国民がテレビで載冠式を見ることとなった。

フィリップは「新しい王室」を作ったのだ。



大司教が女王を指名する最も神聖な場面を中継することはできなかったものの、それは、載冠式とはどんな儀式なのかを一般人が知る貴重な映像となった。

そして、現代でも王室の結婚式をテレビ中継するのは、ここから始まっているんだなと思った。



載冠式が始まり、フィリップが最も嫌がったのは「エリザベスにひざまずくこと」だった。

それは当時のフィリップのプライドが許さなかったのだろう。

しかし、もちろん、その当日は予定通りひざまずくことになった。

これが、フィリップの中で屈辱とならなければいいけれど…。



再婚問題で出席できなかったウィンザー公もテレビで載冠式を見ていた人の1人。

載冠式を見終わった後にウィンザー公が吹いたバグパイプは悲しみの音がした。

載冠式に呼ばれなかったのは、ウィンザー公にとって屈辱で、出席したかったんだなぁと思った。




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