マット・デイモン主演の映画「グレートウォール」を映画館で観た。

中国の万里の長城にまつわる伝説。なぜ、万里の長城は建てられたの謎に迫るアクション歴史映画。


満足度 評価】:★★★☆☆(3.5)

アクションはそれなりに楽しめたけど、なぜ、この映画にマット・デイモンが必要なのかが理解できないまま終了。

怪獣にも魅力を感じることなく、CGの大量コピペにしか見えなかったのがとても残念。

目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「グレートウォール」予告編 動画

(原題:The Great Wall)



更新履歴・公開、販売情報

・2017年5月3日 映画館で観た感想を掲載。

・2018年1月11日 WOWOWでの放送に合わせて加筆・修正。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。



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キャスト&スタッフ


出演者

マット・デイモン
…(「サバービコン 仮面を被った街」、「ジェイソン・ボーン」、「オデッセイ」、「インターステラー」、「ミケランジェロ・プロジェクト」、「プロミスト・ランド」、「コンテイジョン」、「アジャストメント」、「トゥルー・グリット」、「インビクタス/負けざる者たち」、「世界で一番パパが好き!」、<製作のみ>「マンチェスター・バイ・ザ・シー」など)

〇ジン・ティエン

ペドロ・パスカル
…(「ビール・ストリートの恋人たち」、「キングスマン:ゴールデンサークル」、海外ドラマ「ナルコス」など)

ウィレム・デフォー
…(「クレイジー・フォー・マウンテン」(ナレーション)、「フロリダ・プロジェクト」、「セブン・シスターズ」、「ジョン・ウィック」、「きっと、星のせいじゃない」、「ファーナス 訣別の朝」、「グランド・ブタペスト・ホテル」、「誰よりも狙われた男」など)

アンディ・ラウ
…(「インファナル・アフェア」、「誘拐捜査」など)

〇ルハン(元EXO)


監督

チャン・イーモウ
…(「妻への家路」、「HERO」、「初恋のきた道」など)


2017年制作 アメリカ・中国合作映画



映画「グレートウォール」



あらすじ


一獲千金のために、中国大陸で「黒い火薬」を求める旅をしていたウィリアム(マット・デイモン)と、ペロ(ペドロ・パスカル)は、行く手を巨大な壁に阻まれ、中国軍に捕まってしまう。

そして、2人が捕まってから間もなく、得体のしれない謎の怪物たちがその中国軍の壁に襲いかかってきた。

怪物はウィリアムとペロの前にも現れ、弓の名手であるウィリアムは怪物たちを倒すことに成功する。

その後、怪物たちはその場を去っていくが、ウィリアムの活躍を見た中国軍の司令官リン・メイ(ジン・ティエン)は、ウィリアムの腕を買い、中国軍の兵士の1人として迎え入れるのだが、謎の生物の正体は分からないままであり…。


映画「グレートウォール」マット・デイモン



感想(ネタバレあり)


まるで「進撃の巨人」みたいだ…


なぜか、私は、この映画が「万里の長城がゾンビに襲われる話なんだ」と思い込んでいて(アメリカ人はゾンビが好きだし)、実際に観に行ったら、怪獣に襲われる話だった。



「怪獣は人を食べて生活しており、都が怪獣に襲われないように人々は壁を作った」

「この壁には秘密がある」

んーーーー。どっかで聞いた話だなぁ…。と思ったら「進撃の巨人」だった。

巨人が怪物になっただけだ。

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この映画「グレートウォール」の中にも槍を持って空を飛んだり、宙づりの状態で壁を走ったりしながら怪獣たちを倒していく兵士たちがいて、それはまるで調査兵団みたいだなぁと思って、ちょっと笑ってしまった。

とはいえ、パクリとまでは思わず、同じアジア人として発想が近いのかなぁと思うことにした。

いくらなんでも、「進撃の巨人」が世界的に知られるようになったのは3年前だし、その頃には、この映画のプロジェクトも進んでいたと思いたい。



まぁ、そんなわけで、「進撃の巨人」を知っている人なら、巨人が人間たちを食べるように、怪獣が人間たちを食べながら巨大な壁を襲っていく話だと言ったら、だいたいどんな映画なのか、想像がつくと思う。



映画「グレートウォール」


怪獣がいかにもCGっぽくて残念だ…


日本人、特に昭和世代の人たちは、子供の頃から怪獣モノを見て育ってきた。

世界に広く知られた「ゴジラ」は、そんな怪獣モノの1つだ。



だから、他の国に比べて怪獣に対するハードルが高いように思う。

CGで描かれたような怪獣だとしょぼい感じがして納得がいかない。

私は特に怪獣ものが好きというタイプではなかったけれど、それでも、この映画の怪獣には魅力を感じなかった。



このレベルの怪獣だったら、シューディングゲームに登場する怪獣の方が、もっとクオリティ高い怪獣がいるんじゃないだろうか。



この映画の怪獣を観て、私が思い出したのは、韓国映画「グエムル-漢江の怪物-」の怪物だった。

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そのかなりブサイクな怪物が大挙して万里の長城に押し寄せるわけだけど、これがまた、CGの大量コピペをしているのが明らかで、「あぁ、これって絵だな」と思うと、一気に興ざめしてしまう。

その辺のクオリティの低さがとても残念だった。



それに、これって「グレートウォール」ってタイトルだけど、結局、突破されちゃって「グレートウォール」じゃなかったっていう話だよね。



映画「グレートウォール」


色彩の美しさはチャン・イーモウ監督ならでは


まぁ、ところどころ、そんなクオリティの低さも感じさせながらも、チャン・イーモウ監督らしさを感じさせるところも随所にあった。



チャン・イーモウといえば、これまで「紅いコーリャン」でコーリャンの赤、「紅夢」で夜空の青と提灯の赤、「初恋のきた道」で銀杏並木の黄色など、「色」で印象付ける作品が多かった。

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そのチャン・イーモウの色彩感覚が今回もフルに生かされており、兵士たちのそれぞれの役割につけた色、空飛ぶ提灯の白と燃える炎の黄色、弓矢と矢じりにつけられた薬の赤と黄色などなど。

その鮮やかな色遣いを堪能できただけでも、しっかりとチャン・イーモウ監督作品を気分になった。



それに、中国の広大な大地の美しさや、戦闘の時に太鼓を取り入れたり、戦死した将軍を弔うために天燈を飛ばしたりなど、中国の素晴らしさをアピールする場面を各所に入れ込んだつくりは、チャン・イーモウ監督が中国代表を意識しての作品だったように思う。



映画「グレートウォール」マット・デイモン


人間性が薄い…


しかし、チャン・イーモウ監督の作品だからこそ期待した部分もあった。

主役にマット・デイモンを迎え、ウィレム・デフォーアンディ・ラウを共演者にしたのであれば、もっと人間同士の諍いや葛藤があっても良かったように思う。

せっかくのキャスティングも、結局のところ怪獣との闘いにその多くが費やされてしまい、人間そのものの内面に注目して描かれることがなく、どれも薄っぺらいまま終了してしまったような印象だった。



ウィレム・デフォーは、25年間も万里の長城にいたにしては人間関係が希薄だし、アンディ・ラウについては、そこで何をしている人なのか、イマイチ不明なまま終了してしまった。



これはひとえに、まず怪獣ありきで話を作ってしまったからであり、東洋人が西洋人と出会った時の驚きやら、コミュニケーションをする上での葛藤なんかを全て削ってしまったことから来ている。

これまで、チャン・イーモウ監督が撮ってきた映画からして、人間はそんなに単純ではないということは、チャン・イーモウ監督本人が一番良く知っているはずだ。



そんなにアクションを見せる作品を作りたかったのであれば、マット・デイモンよりももっとアクションができる人を起用して、アクションに集中した映画にしたら良かったんじゃないかなと思う。

まぁ、それでも、アクションシーンはそれなりに面白かったから良かったけど。



ただ、チャン・イーモウ監督と聞いただけで、見る側のハードルが高くなってしまうのは仕方がないことだと思う。





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