ジェニファー・ローレンス主演のシリーズ第3弾、「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」をWOWOWで観た。
「ハンガー・ゲーム2」で国民の反乱への闘志に火をつけたカットニスが、革命のシンボルとして立ち上がる姿を描く。
面白かったけど、今までの3作品の中では、一番中だるみを感じた作品だったなぁ。
第3作目は、「正しいジャンヌ・ダルクのつくり方」
カットニスをシンボルとして祭り上げようとしている参謀の動きが面白かった。

◆「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」DVD
◆原作本「ハンガー・ゲーム3 上 マネシカケスの少女」
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前作のハンガー・ゲームで、電磁波ドームを破壊したカットニス(ジェニファー・ローレンス)。
それを見ていた国民たちは、カットニスに続いて反乱を起こせと蜂起する。
しかし、スノー大統領(ドナルド・サザーランド)は、国中で起こり始めた暴動を制圧するため、武力行使をし、カットニス、ゲイル、ピータが住んでいた第12地区は壊滅状態にされてしまう。
気を失ったまま助けられたカットニスが目を覚ますと、そこは全滅していたはずの第13地区であり、そこでは、地下で多くの市民が革命に向けて着々と準備を進めていた。
カットニスは、そこにピータがいないことに憤慨する。
第13地区のコイン首相(ジュリアン・ムーア)と、ゲーム・メイカーのヘブンズビー(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、
全国に名の知られたカットニスをシンボルにすべくカットニスに働きかけるが、カットニスには決断ができない・・・。

今回は、カットニスが革命のシンボルになるまでが描かれているんだけど、これを見ていると政治の選挙戦(特にアメリカ)をみているような気分になる。
これが観ていて、なるほどなぁ、さすがアメリカだよなぁと思うことしきりで面白かった。
まず、カットニスがシンボルになると決意した時、一番最初にやったことは、衣装選び。
何より見栄えが大事なんだな。
選挙でも、まずやることはポスター作りよね。
着ているスーツとか、ネクタイの色とかいろいろこだわるじゃない。
あれと一緒。
今は亡きシア(レニー・クラヴィッツはどこへ行った??)の提案により、ハンガー・ゲームで重要な役割をした「マネシカケス」をテーマにした衣装を作成。
(だから、原題の「マネシカケス」はとても大事なのに、日本版のタイトルではバッサリカット(笑))
ちなみに、マネシカケスは人の言葉を真似する鳥(架空だよ、もちろん)で、鳥から鳥へつぶやきが伝わっていく。
カットニスがマネシカケスのイメージということは、カットニスの革命にかける思いが、人づてに全国へ伝わっていくということを意味している。

そして、所信表明をするイメージビデオづくり。
国民たちを、革命へうまく誘導するような動画を作らなければいけない。
最初はスタジオ撮影で、スローガン読ませたり、風を当てて強さを際立たせたり。
まるで棒読みで使いものにならなかったカットニスが面白かった。
ジェニファー・ローレンスって、やっぱりうまい役者さんなんだなぁ(笑)
ここでヘイミッチ(ウディ・ハレルソン)が、戦地へ連れて行けと言った一言が大正解。
このカットニスの分かりやすい感じが、使われてしまう要因なんだなぁ。
カットニスをシンボルに仕立てる会の参謀たち、コイン首相、ヘブンズビー、ヘイミッチ、ビーティ(ジェフリー・ライト)とアフィ(エリザベス・バンクス)・・・。
今のところ、彼らの思惑通りにうまいこと洗脳されていくカットニス。

ここまで来ると、彼ら参謀たちにとって、一番の問題は「人間兵器」になって帰ってきたピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)のこと。
一番最初、カットニスの復讐心をあおるため、助けられたピータを置いていったのは、計算通り。
でも、もう十分役割を果たしたと思われたピータを奪還に行くと、彼が人間兵器と化していたことは、彼らの計算通りだったのか。
これからカットニスには重要な役割を果たしてもらわなければならない時に、今度はピータをどう使うのか。
っていうところで、話は最終話へ。

今回、レギュラーメンバーに加え、新たなメンバーになったジュリアン・ムーア。
第13地区のコイン首相を演じる。
どんなことにも妥協を許さず、常に冷静沈着な指導者コイン首相。
でも、個人的には、ジュリアン・ムーアとフィリップ・シーモア・ホフマンの二人のシーンが多かったので、二人の演技を見ているだけで、幸せな気分になったなぁ。
第3作目は、最終章へのつなぎなようなものかな。
シンボルとしてのカットニスの出だしは、まずはOKっていったとこかな。
今後、一番気になっているのは、ピータの身の安全(笑)
では、気になる予告編を見ようか。
どうやら、ピータは大丈夫そう??
予告編を見る限りでは、レボリューションの方が面白そうだよねぇ。
いや~、やばいな。観たいなぁ~。
公開は2015年11月20日 全世界同時公開。
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「ハンガー・ゲーム2」で国民の反乱への闘志に火をつけたカットニスが、革命のシンボルとして立ち上がる姿を描く。
面白かったけど、今までの3作品の中では、一番中だるみを感じた作品だったなぁ。
第3作目は、「正しいジャンヌ・ダルクのつくり方」
カットニスをシンボルとして祭り上げようとしている参謀の動きが面白かった。

「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」予告編 動画
(原題:THE HUNGER GAMES: MOCKINGJAY - PART 1 )◆「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」DVD
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あらすじ
前作のハンガー・ゲームで、電磁波ドームを破壊したカットニス(ジェニファー・ローレンス)。
それを見ていた国民たちは、カットニスに続いて反乱を起こせと蜂起する。
しかし、スノー大統領(ドナルド・サザーランド)は、国中で起こり始めた暴動を制圧するため、武力行使をし、カットニス、ゲイル、ピータが住んでいた第12地区は壊滅状態にされてしまう。
気を失ったまま助けられたカットニスが目を覚ますと、そこは全滅していたはずの第13地区であり、そこでは、地下で多くの市民が革命に向けて着々と準備を進めていた。
カットニスは、そこにピータがいないことに憤慨する。
第13地区のコイン首相(ジュリアン・ムーア)と、ゲーム・メイカーのヘブンズビー(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、
全国に名の知られたカットニスをシンボルにすべくカットニスに働きかけるが、カットニスには決断ができない・・・。

感想(ネタバレあり) 参謀たちが演出する「革命のシンボル カットニス」
今回は、カットニスが革命のシンボルになるまでが描かれているんだけど、これを見ていると政治の選挙戦(特にアメリカ)をみているような気分になる。
これが観ていて、なるほどなぁ、さすがアメリカだよなぁと思うことしきりで面白かった。
まず、カットニスがシンボルになると決意した時、一番最初にやったことは、衣装選び。
何より見栄えが大事なんだな。
選挙でも、まずやることはポスター作りよね。
着ているスーツとか、ネクタイの色とかいろいろこだわるじゃない。
あれと一緒。
今は亡きシア(レニー・クラヴィッツはどこへ行った??)の提案により、ハンガー・ゲームで重要な役割をした「マネシカケス」をテーマにした衣装を作成。
(だから、原題の「マネシカケス」はとても大事なのに、日本版のタイトルではバッサリカット(笑))
ちなみに、マネシカケスは人の言葉を真似する鳥(架空だよ、もちろん)で、鳥から鳥へつぶやきが伝わっていく。
カットニスがマネシカケスのイメージということは、カットニスの革命にかける思いが、人づてに全国へ伝わっていくということを意味している。

イメージ戦略には、ショートムービーも大切
そして、所信表明をするイメージビデオづくり。
国民たちを、革命へうまく誘導するような動画を作らなければいけない。
最初はスタジオ撮影で、スローガン読ませたり、風を当てて強さを際立たせたり。
まるで棒読みで使いものにならなかったカットニスが面白かった。
ジェニファー・ローレンスって、やっぱりうまい役者さんなんだなぁ(笑)
ここでヘイミッチ(ウディ・ハレルソン)が、戦地へ連れて行けと言った一言が大正解。
このカットニスの分かりやすい感じが、使われてしまう要因なんだなぁ。
カットニスをシンボルに仕立てる会の参謀たち、コイン首相、ヘブンズビー、ヘイミッチ、ビーティ(ジェフリー・ライト)とアフィ(エリザベス・バンクス)・・・。
今のところ、彼らの思惑通りにうまいこと洗脳されていくカットニス。

ピータは計算外だったのか、それとも計算ずくだったのか
ここまで来ると、彼ら参謀たちにとって、一番の問題は「人間兵器」になって帰ってきたピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)のこと。
一番最初、カットニスの復讐心をあおるため、助けられたピータを置いていったのは、計算通り。
でも、もう十分役割を果たしたと思われたピータを奪還に行くと、彼が人間兵器と化していたことは、彼らの計算通りだったのか。
これからカットニスには重要な役割を果たしてもらわなければならない時に、今度はピータをどう使うのか。
っていうところで、話は最終話へ。

大女優 ジュリアン・ムーア登場
今回、レギュラーメンバーに加え、新たなメンバーになったジュリアン・ムーア。
第13地区のコイン首相を演じる。
どんなことにも妥協を許さず、常に冷静沈着な指導者コイン首相。
でも、個人的には、ジュリアン・ムーアとフィリップ・シーモア・ホフマンの二人のシーンが多かったので、二人の演技を見ているだけで、幸せな気分になったなぁ。
「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」予告編 動画
(原題:THE HUNGER GAMES: MOCKINGJAY - PART 2)第3作目は、最終章へのつなぎなようなものかな。
シンボルとしてのカットニスの出だしは、まずはOKっていったとこかな。
今後、一番気になっているのは、ピータの身の安全(笑)
では、気になる予告編を見ようか。
どうやら、ピータは大丈夫そう??
予告編を見る限りでは、レボリューションの方が面白そうだよねぇ。
いや~、やばいな。観たいなぁ~。
公開は2015年11月20日 全世界同時公開。
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◆原作本「ハンガー・ゲーム3 上 マネシカケスの少女」
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◆原作本「ハンガー・ゲーム3 下 マネシカケスの少女」
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コメント
コメント一覧 (2)
あらためてこちらにコメントさせていただきます。
はじめまして。
私もWOWOWを観ることが多く、いつも楽しく拝読させていただいております。
「ハンガー・ゲーム」シリーズは映画館で観て、原作読んで、DVDまで買う、
日本では数少ないファン(笑)なもので、今回一つだけ言わせて頂きたくてコメントさせていただきました。
>ピータは計算外だったのか、それとも計算ずくだったのか
ピータはカットニスの復讐心をあおるために置いていかれたわけではなく、
スノー側がカットニスへの精神的拷問として利用する為に、逸早くピータを連れ去ったのです。
確か映画の中でも、マネシカケス(シンボル)になることを拒むカットニスを見たコイン首相が
「だから私は少年(の方)を(助けろ)と言ったのよ」と言う様な台詞があり、
コイン首相はピータを革命のシンボルにしたかったようです。
むしろピータについて計算尽くだったのはスノーで、
人格を破壊した上でカットニスへの贈り物としたのです。
ゲイルが「(奪還が)簡単に行き過ぎた」と言っていたのはそう言うわけです。
初めてのコメントがこんないちゃもんの様なコメントになってしまい、
本当に申し訳ありません<(_ _)>
それではこれからも更新楽しみにしています。
こんな私のグダグダな映画ブログを読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m
読んでいただける方がいるなんて、思っていなかったので、大変嬉しいです (T-T)
「ハンガー・ゲーム」の置いていかれちゃったかわいそうなピーターについて、事情を教えてくださりありがとうございます。
なるほどぉ。そうだったんですねぇ。
スノーは、最初からカットニスに苦痛を味あわせるのが目的だったんですねぇ。
すごく腑に落ちてスッキリしました。
全然いちゃもんなんかではないですよ~。
むしろ、私には想像がつかないことでしたので、この物語を理解するのに、大変助けになりました。
ありがとうございます!
「ハンガー・ゲーム」は、日本では確かにイマイチな感じですが、アメリカでは絶大な人気ですよね。
日本でも、もう少しファンが増えてもいいんじゃないかと思うんですが (^^;
amiさんにとっては、11月20日は、待望の劇場公開ですね。
私も、もしも行けたら行きたいなと思っていますが、是非、劇場で、ファイナルのファイナルを楽しんできてくださいね。
そして、是非、またブログに遊びにきてください。
こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。
P.S.「削除してください」とお願いのありました記事の方は、削除しておきますね。