アン・ハサウェイ主演の映画「マイ・インターン」をWOWOWで観た。

30歳で大手ファッションECサイトを運営する会社の女性社長と、70歳で入社したインターンの心の交流を描く。


マイ・インターン



満足度 評価】:★★★★☆(4.5)

楽しかったなぁ。
私もベンみたいなお友達が欲しい!!がんばろう!!と思える良い映画だった。


目次

  1. 予告編
  2. 更新履歴・販売情報
  3. キャスト&スタッフ
     出演者
     監督
  4. あらすじ
  5. 感想


「マイ・インターン」予告編 動画

(原題:THE INTERN)



更新履歴・公開、販売情報

・2016年9月29日 WOWOWで観た感想を掲載。

・2019年10月5日 「土曜プレミアム」での放送に合わせて加筆・修正。

現在、DVD、ネット配信、共に販売中。


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キャスト&スタッフ


出演者


ロバート・デ・ニーロ


…(「ピッチ・パーフェクト」など)

監督・脚本

〇ナンシー・マイヤーズ


2015年製作 アメリカ映画




あらすじ


30歳でファッションのECサイトを運営する会社を立ち上げたジュールズ(アン・ハサウェイ)は、毎日、忙しい仕事に追われ、睡眠時間もなく、娘や夫と過ごす時間も作れない。

そんな彼女の元に、70歳のインターン ベン(ロバート・デ・ニーロ)が配属されることになった。

ジュールズの会社が社会福祉の一環として取り入れた新しい制度で、65歳以上のインターンを新規で採用することになった。

その新制度で入社してきたのがベンだった。

初めはベンに対し拒絶反応をしていたジュールズだったが、ベンは会社の社員たちとすぐに打ち解け、仲良くしていく姿を見たり、実際にベンと話しているうちにベンを信頼するようになっていった。

そして、ジュールズはベンにだけプライベートの悩みを打ち明けるようになり…。




感想(ネタバレあり)


イキイキと輝く社長を支えてあげたいと思った70歳のインターン


この映画「マイ・インターン」を観ながら思ったのは、人は、好きなことをしている時が一番輝いているということ。



30歳でアパレルECサイトの社長になったジュールズ。

彼女が一番イキイキとしているのは、サイトがどうすればもっと買ってもらえるかとか、本当にお客さまのために仕事ができているかとか考えている時。

その、イキイキとしている彼女を認めて、自信を持たせ、背中を押してあげたのがベンだった。



映画の中で、ベンがジュールズに対し、「初めて2人で倉庫に行った時、梱包の仕方をスタッフに教えている姿を見て、なんて素晴らしい人なんだと思ったよ」と語りかける場面がある。

ベンも言う通り、お客様のためのことを考えて、もっと向上できるポイントはないかと考えている時のジュールズは本当に素敵。



それを、彼女が自分に自信を持てるようにさりげなく語りかけるところが、ベンの素晴らしいところだった。

この、ベンとジュールズの友情が本当に羨ましくて、私もベンみたいな友達が欲しいと思った



映画「マイ・インターン」



ネットの仕事に70歳は必要ないと思っていた


私もかつてIT会社に勤務していたことがあった。

その会社のメイン業務の一つがECサイトだったので、この業界の辛さは良く分かる。



私も机の上にはジュールズの秘書に負けない書類の山が積み上がっていたし、「書類出して」と言われても、すぐに出てこないような生活をしてた。

だからこそ思ったのは、この業界に70歳のインターンは絶対に必要ない。



今から入ってきてhtmlのタグを覚えるのか?

それとも、一日電話に出ているのか?

ショップの内容も分からないのに、ECサイトの触り方は誰が教えるのか??



スピードが勝負の世界だからこそ、70歳のインターンなんて絶対に必要ないと誰もが思うに違いない。

それでも社会奉仕の一環で、入社させるのが義務ならば、「お願いだから私の部下にはならないで」と願ってしまう。



だから、初めのうちはジュールズがひたすらベンを拒み続けている気持ちが良く分かった。

「お願いだから、私の時間を邪魔しないで」そう思ったはずだ。

しかし、ジュールズも私も考え方が間違っていたことに気付く。



映画「マイ・インターン」



豊富な経験が会社の中で必要とされる時


当然、効率よく、仕事をこなせる人も必要だ。

しかし、全員が実務のできる兵隊である必要は無いのだ。

中には、社員のプライベートな悩みの相談に乗ってくれる人がいたり、掃除をしてくれる人がいたり、お茶を入れてくれる人がいても良い。



それは決して、若い必要はないし、女じゃなきゃダメだという理由もない。

むしろ、書類の整理がうまかったり、スケジュール管理が得意なら、人生経験豊富な70歳の方が良い場面もたくさんある。



そして、ジュールズはベンの正直で温かい心に触れ、次第に打ち解けていき、プライベートな話を打ち明けるようになる。



困った時には、「助けてください」と精神的に頼れる存在が必要なのだ。



しかし、若い人たちは皆、自分のことで精一杯で、他人の相談に乗っている余裕はない。

ここで登場するのが70歳のインターンなのだ。



そこで、「IT業界に70歳はNG」と思っていた私も、自分の考えが間違っていたことに気付く



ベンは社員たちの悩みの相談に乗って大人気。

いつの間にか、社内でも一番人気の人になっていた。



この様子を見て、65歳以上のインターン制度良いじゃないか!!とまで思うようになった。

経験豊富なベテランだからこそ思いつくアイディアもあるし、人を見る目も肥えている。

若い人たちでできている会社だからこそ、ベテランから観た視点も大切なのではと思った。



映画「マイ・インターン」



えッ!!デ・ニーロが「普通の人」を演じていることに驚愕!!


その70歳のインターンであるベンを演じたのは、ロバート・デ・ニーロ

今さら、彼について説明することはないけど、私がこの映画「マイ・インターン」を観てビックリしたのは、デ・ニーロが「普通の人」を演じていることだった。

マフィアのボスでもなく、警官でもなく、異常者でも、ボクサーでもない、その辺にいる70歳のおじいちゃんを演じている。



それでも、ジュールズのママの家に泥棒に入る時は「いつもの」デ・ニーロぽかったし、床屋さんで髭を沿っている時はちょっと「アル・カポネ」ぽかった(笑)

いやいや、それでも、いつもの数倍油抜きして、穏やかでにこやかで、規則正しい真面目な普通の男性を演じてるなんて、ちょっとビックリした。

デ・ニーロがこんな風に普通のお爺ちゃんを演じることができるなら、他の俳優さんたちはいらなくなってしまうから(笑)



今さらながら、ロバート・デ・ニーロという俳優の守備範囲のふり幅の広さに驚かされた。



 ↓ 穏やかで温厚な人を演じていることに驚きのロバート・デ・ニーロ
マイ・インターン 穏やかで温厚な人を演じていることに驚きのロバート・デ・ニーロ



必要なのは、自信を持たせて背中を押してくれる人


結局、ジュールズが欲しかったものは、安らぎでもなく、温かい家庭でもなく、睡眠時間は欲しいけど、それでも一番欲しかったのは、彼女に自信を持たせて背中を押してくれる人だった。

本来だったら、旦那がその役目だったんだろうけど、残念ながら役不足なので、そのために神様はジュールズをベンに託したんだろうと思う。



どんな素晴らしいCEOよりも、きっとベンは数倍良い仕事をする。

そう思えた。



そして、ジュールズに一番必要なのは、困った時に、「私は困っています」と手を挙げてみんなに宣言すること

きっと、なんでも自分で抱えてしまうからパニックになる。



でも、きっとこれからは大丈夫。

ジュールズはベンに相談するはずだから。

そして、そんなジュールズの姿を観て、私も明日から頑張ろう~と思った。



ジュールズのように輝く笑顔を毎日持てるように。



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