岡田准一主演の映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」をWOWOWで観た。

読書の自由を奪われた世の中から本を守る活動を続ける図書隊の戦いを描く続編。

満足度 評価】:★★☆☆☆

前作の「図書館戦争」に続き、まるでついていけない続編…。

とても退屈だった…。


出演岡田准一、榮倉奈々、松坂桃李、田中圭、福士蒼汰、西田尚美、橋本じゅん、栗山千明、石坂浩二

監督:佐藤信介 2015年製作 日本映画

「図書館戦争 THE LAST MISSION」予告編 動画





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〇 前作「図書館戦争」観ました!!

映画の感想はこちらから →「図書館戦争」読書の自由を奪われた世の中。本を守るために戦う図書館員たちの人間模様を描く。岡田准一主演映画【感想】

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あらすじ


本を守る図書館員の中でも、最前線を守るタスクフォースの笠原郁(榮倉奈々)は、堂上教官(岡田准一)の元、その後もメディア良化委員会による理不尽な検閲から本を守る活動を続けていた。

ある時、笠原の元に、同僚の手塚光(福士蒼汰)の兄・手塚慧(松坂桃李)から連絡が入り、是非、会って話をしたいという。

文部科学省の役人だという慧は、笠原を説き伏せてメディア良化委員の仲間へ引き入れようとしていた。

それを察知した堂上が笠原を助けに行き、その場は落着するが、その後、彼らに茨城へ出張する任務が決まる…。

図書館戦争theLastmission


感想(ネタバレあり) 本屋がなくなっても大して困らないご時世


これは、前作の「図書館戦争」を見た時の感想にも書いたけど、この映画は、図書館を舞台に「読書の自由を守る」図書隊のメンバーたちについて書かれた映画にも関わらず、読書の素晴らしさについては一つも触れていない。

それは非常にもったいないことだと思う。

現在、日本では(日本に限らず恐らく世界中で)読書離れが急速に進んでいると言われている。

多くの町から「本屋さん」が消えていき、一年の中でマンガ、小説を合わせて、一冊も本を買わないという人が急激に増えている。

そんな時代の中、この映画は「人々の読書の自由を守るための戦い」を描いている。

しかし、人々が本を読まないのなら、本や図書館を守る必要がない。

だから、いきなり「本を守るんだ」と言われても、「別に大して困らないんじゃない?」とすら思ってしまう。


図書館戦争theLastmission3

本は端末にダウンロードして読む時代なのに…


さらに、この続編は2015年に製作された作品である。

もちろん、原作はもっと前に書かれた作品だから仕方がないと思う面もあるけれど、今や小説は紙の本を読む時代ではない。

個々人がkindleやiPhoneなどの端末にダウンロードした書籍を読む時代。

もしも、自分がすでに購入してダウンロードしてしまった作品が閲覧禁止に指定された場合はどうなるんだろうか…。

国民全員の自宅にメディア良化委員会のメンバーが各個人の家に押しかけない限り、誰でも読めてしまうのでは??と思ってしまう。


図書館戦争theLastmission2

「本屋がなくなったら困る」というのが大前提の話


この映画で、私が問題だと思うのは、そういう日本の現在の時代背景とか、世の中の流れを一切無視して、この映画が作られているということ。

自分のリアルな生活に一切リンクしてこない。

この映画で描かれているのは、「図書館員」 VS 「メディア良化委員会」であって、一般人はほとんど関わってこない。

もしも、私がこの時代の人間だったとして、既に買って家にある本が閲覧禁止になりました。

そしたら、私はどうなるんだろう。

家にメディア良化委員会のメンバーが押しかけてくるんだろうか。

もしもそうなら、どうやって、私が買ったって知るんだろうか…。

そういう背景を一切省いて描かれているので、映画を観ている私の身の置き場がない。

国民は、どういう状況にいて、どういう立場にいるから、図書館員はヒーローなんだと描いてくれないと、「なにやらどうでも良いことで勝手に戦争をしている」風に見えてしまう。

原作者や監督、制作側にとっては、「みんなが本が大好き」だから、「本を読めないと困る」ことが大前提で描いているかもしれないが、実際は本屋がなくなったって、実生活にそんなに支障はない。

むしろ、政府が本を規制するようになる時代が問題なわけだけど、本を規制したら何が起こって、どんなことが問題になるのかについて一切語ろうとしない。

そうなると、残念ながら物語に説得力を感じない。


図書館戦争4

戦闘シーンが人のサバイバルゲームに見えてしまうワケ


さらに言ってしまうと、戦闘シーンが迫力あるとか話題にしているようだけど、私が観た感じでは、戦争というより、サバイバルゲームに見えてしまう。

どんだけ弾丸を打ち込んでもなかなか人が死なないし、戦闘状態にあっても、みんな綺麗な顔をしている。

どうにも本気度が感じられない。

本気で戦争だというのなら、もっと痛いシーンを見せてくれないと、うまいこと逃げたもん勝ちのサバイバルゲームに見える。

このリアリティのなさも、残念だったことの1つ。


図書館戦争theLastmission4

個人的にカモミールの話に食いついた


前作の「図書館戦争」を観た時に、うーーーん。これは苦手だなぁと思ったにも関わらず、続編の方が評価が高いようだし、もしかしたら面白いのかもしれないと思って観てみたら、続編もまるでダメだった。

きっと相性が合わないとかもあるんだろうけど、かなり残念だった。

ちなみに、私がこの映画の中で一番気に入ったのは「カミツレ」だった。

「カミツレ」とは、日本古来の名前で一般的には「カモミール」として知られている。

最初「カミツレ」でピンと来なかったけど、実物が出てきて、笠原が「カミツレの美味しいお茶が飲めるお店があるんです」の一言で「カモミール」ことだと分かった。

この映画によれば、「カモミール」のアロマは安眠に良いらしいので眠れない人は使ってみるといいかもしれない。



図書館戦争thelastmission6



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